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あいちゃんの日記帳 2002年02月分

あいちゃんの日記帳

2002年02月の日記


[韓国] TBSの日韓ドラマ「フレンズ」
昨日、今日と二夜連続で放送されたTBSの日韓ドラマ「フレンズ」を見た。最初は、ワールドカップブームをあてこんだ単なる恋愛ドラマだと思っていたけれdが、今夜全部見終わったら、それだけじゃないんだ、と感じた。

智子(深田恭子さん)は旅先の香港でふとしたことから韓国人で映画監督を目指すジフン(ウォンビンさん)と出会う。そして互いに帰国してから電子メールの交換が始まり次第に惹かれあってゆく。韓国で、日本で、二人は出会いとすれ違いを経験しながら、互いの間に立ちはだかる見えない壁、すなわち国の違い・慣わしの違い・実家との関係などで、ジフンは別れを決意し二年間の兵役義務につく。ジブンが兵役義務を終えたとき、智子はジフンとの出会いをきっかけに習い始めた韓国語を生かしてツアーコンダクターとしてソウルに勤務してた。そこで、二人は再び偶然出会う。ジフンは実家の親の会社を継ぐという親の期待に反して映画監督への道を進んでいた。映画と智子と親子関係に揺れ動くジフン、ジフンへの思いはきえるどころかますます強くなる智子。そして、ジフンは自主制作映画で賞を取り、父親もジフンの映画にかける熱意を認め、ジフンは日本へ智子を迎えに旅立つ。東京ではそんなことはしらない智子はツアー会社に勤務し、女性の友人とクリマスイブを過ごそうとするが、デパート勤務時代の先輩の計らいでジフンと劇的な再会を果たす。

あらすじを書けば、単なる恋愛ドラマであるが、台詞の半分くらいは韓国語で字幕付きだし、ロケシーンも日本と韓国くらいが半分ずつくらいだ。

韓国はもっとも距離的に近い外国でありながら、お世辞にもよく知っているとはいえなかった。私の場合も、せいぜいキムチと焼肉くらいしか知らないのが現実だ。

だが、両国は良くも悪くも歴史的にきってもきれない関係にある。実は私はこの秋にソウルに一人旅をする予定だが、このドラマを見るまではなんとなく遊びに行くくらいにしか思っていなかった。しかし、このドラマを見終わったときに、「韓国語も少し勉強してみよう、韓国について少し勉強してみよう」と思ったのである。

物理的距離が近い割に、心理的な距離が遠い国だが、このままではいけない、このドラマはそんな思いを私に強く与えてくれた。
Date: 2002年02月05日(火)


[ADSL] 今日からフレッツADSL・8M
これまで、フレッツADSLの1.5Mサービスを使っていたのだが、今日からフレッツADSL・8Mサービスに切り替わった。8M対応ADSLモデム(1.5M兼用)のほうはNTTから昨日手元に届いたので、昨日のうちに今までの1.5Mのものと取り替えておいた。

午前中にNTTから私のPHSに工事開始通知の電話があったので、午後になってから自宅の妻に電話をしてモデムのACアダプタを差し込んでLINKランプの観察をしてもらった。二~三分ほどまっただろうか、無事LINKランプが点灯して、とりあえずADSLとしてNTTとはつながり、妻にアクセステストをしてもらい無事アクセスできることを確認したので、あとは早々に帰宅して速度を確認するだけだ。

さて、帰宅してから、デスクトップのWindowsXPでクリーンインストールのデフォルトネットワーク設定で、

「ブロードバンドスピードテスト」
http://speed.on.arena.ne.jp/

にて、2.3~3.5M(21時~22時頃)と思ったほどではない。フレッツサイト(プロバイダに出る前のNTT内のフレッツ専用サイトで、プロバイダの速度的影響は無いところ)では、4.2~4.5Mほど。

そこで NetTune (http://members.tripod.co.jp/mimi1014/)でMTUをフレッツADSLご指定の1454に、RWINをMSSの32倍に設定すると、フレッツサイトは変わらなかったけれど、「ブロードバンドスピードテスト」では4Mとかなりの改善がみられた。

実は、日本IBMのサイト内にあった映画のトレーラー(予告編)があって、450K、1.5M、「君はこれが見られるか!2M」というのがあった。1.5M時代は450Kは楽勝だったけれど、1.5Mはさすがに途中でひっかかって止るのだ。これが8Mフレッツになったら、2Mを見てやる!とその挑戦的な文句を受けて立つ気でいたが、残念ながら1月31日でサイトが終了してしまった。残る映画の予告編を集めた大きなサイトはAppleだけになってしまった。

うーん、残念。
Date: 2002年02月06日(水)


[雑記] 宅配便のインターネット対応
インターネットショッピングであるものを発注していて、2月5日に発送したことと、宅配会社の伝票番号とその宅配会社のオンライントラッキングのURLがメールされてきた。

翌朝、宅配会社のWebで見ると配達に出発したことになっていた。昼間は妻がほとんど家にいたのだが、ほんのちょっとだけ用事があって出かけたけれど、戻ってきても不在配達通知書などは入っておらず、念のためでがけに玄関先に宅配会社の人あてにメモを残しておいたが、それにもとくに書き込みなどは無かったので、まだ配達がにきていないものだと思っていた。

しかし夜になってもこないので、宅配会社のWebサイトで追いかけたら不在のため持ち帰りとなっていた。これには正直なところ驚いた。他のライバル宅配会社は留守のときはかならず不在配達通知のメモが入っているのだが、そんなものは片鱗もなく、Webにアクセスしなければ一度配達しようとしたことすらわからないような状態だった。

早速、翌午前中、宅配会社のWebサイトから丁寧な文章でクレームを入れた。もちろん記名で、住所や電話番号も書き、伝票番号を書いてである。そうしたら、午後に妻から電話があり、宅配会社のドライバー氏と上司が荷物をもって謝りに来たという。

メールを出してから数時間もたっていなかったが、この対応の早さには驚いた。メールのなかには、他社比較としてライバル会社の場合の対応も書いたのだがそれが効いたのだろうか、あるいは、普段からこのようなクレームへの対応がきっちりできるようになっていたのだろうか。

ドライバー氏の対応はお粗末だったが、インターネットを通じて入ったクレームへの対応の早さは見上げたものだ。ただ、あえて難をいえば、Webからメールアドレスも間違いなく入力してクレームを入れたのだから、最終的にはメールで報告・詫びがあってもしかるべきだと思わなくもないのだが...。

ともあれ、こうしたインターネットで入るクレームへの対応は大変だと思うが、うやむやにごまかさずきっちり対応してこそ会社の信頼が保てるというものだ。信頼を失った会社がどうなるか、某乳製品メーカーを見れば明らかというものだ。
Date: 2002年02月07日(木)


[XP] 『システムの復元』機能
昨日からメインのデスクトップ(ミッドタワ-)機でちょっと困った&不可解なことが起こった。

フレッツADSLの8Mになってから、もう少し速度があがらないかとあれこれやっていた(断っておくけれど、私はこれ(PC)で飯を食っている人間でありプロフェッショナルなのである)のが、ふと気づくとInternet Exporler 6からWebサイトを見ることができないではないか。しかし、他のPC同士とはNBTでやりとりできるから、スイッチハブの問題ではない。となるとブロードバンドルーターか、ということでルーターをリセット(オン&オフ)したけれど状況は変わらない。見られないのは外ばかりではなく、ブロードバンドルーター自身の設定画面(Webになっている)にもアクセスできないではないか。

WindowsXPのコマンドプロンプトを開いて、IPCONFIGで一旦RELEASEして、RENEWするとルーターからIPアドレスやDNSアドレス(プロバイダからADSLモデム経由でルーターに与えられたもの)は問題なく取得できるから、DHCP DISCOVERやOFFER,REQUEST,ACKは問題なくPCとルーターでやり取りできている。

では...ということで試してみると、telnetやftpはまったく問題なく使えるし、ftpに至ってはIE6でftp://ftp....と入れても問題なくアクセスできる。これはIE6が変になったかと思って、インストールしてあるOperaを起動してみた状況は同じ。Operaはステイタスバーの右側に今何をしているかが表示されるのだが、アドレスの解決のところでエラーになってしまう。

だが、telnetやftpではFQDNからIPアドレスへの解決が出来ているし、コマンドプロンプトでNSLOOKUPをかけても、問題なくアドレス解決が出来る。どうやらブラウザからのhttpによるアクセスだけが出来ないようだ。

心あたりのある変更をすべて元に戻してみたり、プロトコルやサービス、NICドライバを一旦削除して再度入れてみたりしたが、状況は変わらず。ルーターがHTTPを受け付けなくなったのではないことは、他のPCからはまったく問題なくインターネットのWebサイトがアクセスできることで切り分けが出来る。

ここまでやって一度は再インストールを覚悟したが、WindowsXPにもWindowsMeと同じくシステムの復元機能があり、原則としては24時間ごとにスナップショットが取られているので、ちょっと戻せばいいかもしれない、と思いついた。

だが、以前Libretto L2のWindowsMeのシステムの復元では、とんでもない目にあって、復元の最終段階で復元できませんとエラーになり、二度と起動しなくなり再インストール(リカバリ)を余儀なくされたことがある。

仕方ないので、明日土曜日は他の予定を外して丸一日つぶれてしまうのを覚悟の上で二日前のスナップショットを復元してみた。復元はあっという間におわり(それはそうであろう、その間いじったのは一部レジストリとアプリケーション(メールやWeb、Visorとの同期)の実行くらいだから)の実行くらいなのだから。

結果は、奇跡的に助かり元どおり元気にアクセスできるようになった。だが、システムの復元を過信してはいけない。これをやるときは完璧にデータ喪失とクリーンインストールを覚悟すべきであるのは言うまでもないので、念のため。
Date: 2002年02月08日(金)


[PDA] Visr Prism 万歳
私のPalmOSベースのPDA暦はWorkPad c3に始まるのだけれど、c3のあとしばらくWindowsCEに浮気をしていたが、またPalmOSに戻ってきた。

私の場合は、オフラインで内外のニュースサイトのニュースを読みたいというニーズがあったのだが、これがCEだと使えるソフトが非常に少ないし、使えるサイトも少ない。ニュースなんてのは、本来こういうWebサービスがあるからここのニュースを読むのではなく、この報道機関のニュースが読みたい!というのが先に立つべきだ。

これが、PalmOSになるとさすが米国ではトップレベルの市場シェアを誇るPDAだけあって、フリーソフトもニュースサービスも充実している。用途にもよるのだが、PDA単体でメールアクセスなどしない(なぜならノートPCを持ち歩くからインターネットアクセスはそちらに任せられる)から、機敏な動きと数多い気の利いたソフト(フリー・シェア)と情報提供サービスが使えることのほうが重要なのである。

c3のあと、Visor Platinumに戻り、そしてつい最近Visor Prismに乗り換えた。カラーPDAはCLIE T600C、Palm m505、Visor Prismとあるが、まずCLIEは論外だった。

そもそもPDAでマルチメディアをやろうという発想が気に入らないし、PalmOSの本質を大きく踏み外してるような気がするからだ。それに独自のハイレゾはとても見やすいけど、こいつの反射型液晶は大変コントラストが悪くて私の基準には不合格。屋外利用が多い人には好適だが、屋内利用の多い私にはあえて反射型液晶である必要はない。

それに価格の高さだ。たかがPDAに出せる限界は日本円なら本体実売二万円をはるかに超えるなんてのは許せないのである。私はどうせすぐに乗り換えるのだから、投資は低いに越したことはない。一年か二年しか使わないものに、四万円も出せるわけがない。

また、CLIE T600Cを沢ってみて思ったけれど、ボタンが非常に使いにくい。私は手が大きめで指が長いので、妙なジョグダイヤルより上下ボタンのほうが指が楽なのに、こいつの上下ボタンときたら屑である。ないのに等しいではないか。

Palm m505はそのボディはなかなか高級感もあり胴のくびれた姿は奇妙だけれど、大変持ちやすいしボタンの大きさもCLIEとはまるで違って、さすが本家だとうならせる。だが、価格がまだ高い、三万円半ばというのは、PDAに出せる金額を超えている。

それにm505もT600Cも外部メモリが最大128MBというのは私には致命的に少なすぎる。Visor PlatinumではMemPlug CFに160MBのコンパクトフラッシュを使って、"EB Player"で各種辞書(Roget’s Thesaurus[英語類語辞典], ジーニアス英和和英中辞典, Collins Cobuild on CD-ROM[英英辞典]、見出し語100万を超えた英和辞書の英辞郎)を入れるので、たかが128MBではだめなのである。256MBのフラッシュを使いたいと思っているくらいなのだから、メモリスティクやSDカード(最近はover128MBも出たようだ)では用をなさない。

そんなわけで、Visor Prismなのである。まず価格が安いのが良い。透過型液晶は屋外では最悪だけど屋外で使うことは少ないので、屋内では他の二機種よりはるかに明るくてくっきりしている。ボディは大きくて分厚けれど、手の大きな私にはむしろT600Cやm505より持ちやすい。ボディカラーも単なるシルバーより私は好きである。

ああ、Visor Prism万歳
Date: 2002年02月09日(土)


[雑記] 冬季オリンピック・ソルトレイク大会の開会
冬季オリンピックのソルトレイク大会が始まった。この冬季オリン
ピックがソルトレイクで開かれているというのは、皆知っているようだけれど、それじゃあ、ソルトレイクってどこなの?ってたずねられて、きちんと答えられる人がどのくらいいるのだろう。

ソルトレイク、正確にはソルト・レイク・シティ(Salt Lake City)で、アメリカ合衆国のユタ州(Utah)の州都だ。それでは、ユタ州ってどこなの?うーん、日本の外人テレビタレントでもあるケント・デリカット氏の生まれ故郷だ。ああ、でも、これじゃ説明にならないなぁ。

正確なところは、世界地図でも見てほしいと思うけど、サンフランシスコのあるカリフォルニア州の東隣がネバダ州で、そのネバダ州の東隣がユタ州なのだ。緯度は日本だと青森県の青森市とほぼ同じくらい。

ソルト・レイク・シティにはモルモン教の総本山があるのでも有名で、古くからモルモン教の布教のために多くの宣教師が日本を訪れているので、アメリカ内陸部の州としては、珍しく日本のことを知っている人が(相対的に)多いらしい。

冬季オリンピックというと、忘れられないのが1998年長野で開かれた大会の開会式だ。地雷で右手右足をなくしながらも、健在な左手で聖火を持ち義足で子供たちに囲まれて入場してたクリス・ムーン氏の姿を思い出すと、今でも目頭が熱くなる。

あのとき、氏の右側を走っていたのは、目の不自由な少女で、彼女は氏の右手の残っているひじから上の部分をしっかりとつかんで、満面の笑みで氏と一緒に走っていた。過去、多くのオリンピックがあったが、後にも先にもこの大会のクリス・ムーン氏とこの少女
の走る姿以上に感動的なものは無かった。口先で並べた平和とかいった言葉が吹き飛んでしまうくらい衝撃的で、直接心に訴えかけるものがあった。

オリンピックの開会式を見るたびに、クリス・ムーン氏とそのひじまでしかない右腕をつかんで走る少女の姿がまぶたに浮かんでくる。
Date: 2002年02月10日(日)


[映画] Harry Potter and Philosopher’s Stone
今更だけれど、ようやく "Harry Potter and Philosopher’s Stone" を見に行ってきた。外国人の友人と一緒に見に行ったので、もちろん吹き替え版といったものではなく字幕版なのは言うまでも無い。

大体、いきなり見るのに吹き替え版ってのは、かなり失礼だと思う。そりゃ、吹き替え版のほうが楽だけれど、役者さんの声色や台詞の調子がまったく通じないし、しゃべっている日本語だって実は元の英語とはかなりニュアンスが違うことだって多い。ニュアンスが違ってしまうという点では字幕だって同じだけれど...。

"Harry Potter and Philosopher’s Stone" そのものは、キャストが英国人ということもあって、しゃべっている英語もほとんどはイギリス英語。Ron Weasleyとか、Professor McGonagallとかは、もうどこをどう聞いてもイギリス英語だもんね。

この映画を作るにあたっては、舞台をアメリカのハリウッドの高校にするとか、全編CGにするとか、ハリー、ロン、ハーマイオニーといったこの話の中心になる三名をアメリカの中学生に仕立て上げちゃうといった、下らぬものもあったようだが、監督にクリス・コロンバスが選ばれた時点で、どうやらそんなばかげた話も無くなったようだ。

この原作のほうは、日本でもこれまた驚くほどの売れ行きらしくて、さらにUK版の原書のペーパーバックまで、普段は洋書なんて縁のない町の本屋さんにも置いてあったりするから驚いてしまう。ヒット作で販売部数も多いということもあってか、洋販扱いのペーパーバックにしては、珍しく普通の洋書ペーパーバックより二割くらい安い。UK版はBOOK1~BOOK4まで全部出ているけれど、US版のペーパーバックではBOOK1~BOOK3間でした出ていなくてBOOK4(Harry Potter and the Goblet of Fire)は、US版ではハードカバーしかなかったりする。

もうひとつ、この作品で興味があるのが、AUDIO BOOKのほう。簡略版じゃなくて、全編をフルに朗読しているAUDIO BOOKがあって、朗読者はJim Daleという人。"SALON.COM"から、その一部がMP3にエンコードされていて試聴ができるのだけれど、これがまたすごい。地の文はアメリカ英語で、台詞の部分はイギリス英語の発音になっていたりする。まあ、当たり前といえば当たり前なんだけれど....。

この映画を見た劇場は、ワーナーマイカルシネマ。他の街の映画館と違って綺麗で広いのがなんといってもいい!同じ作品を見るなら、街のうらぶれた映画館よりワーナーマイカルシネマのほうがずっと快適。場所により作品により日にちにより全席指定となるのもいいのだけれど、その分チケット売り場に行列ができるのは難点。といっても、映画を休みに見に行くのなら、その日の1st show、つまり一回目の上映に限る。休みの日は皆出足が遅いから、午前中スタートの回は比較的すいている。これが午後の回になるとかなり混みだすのはどこの映画館でも同じ。

さて、今回ハリーポッターを見にいったついでに、"The Lord of the Rings"の前売り券を買ってきた。ワーナーマイカルシネマのペアチケットなので1,200円/人と日本にしては安い。当日1,800円払うのとはかなり差がでるのだ。

その前に、"Oceans 11"もまた近々その外国人の友人と身に行く予定をしているが、当然ワーナーマイカルシネマだ。見たい作品がここでやっていれば、第一の選択肢は他の映画館ではなくて、ワーナーマイカルシネマになるのは間違いなし!

Date: 2002年02月11日(月)


[雑記] 花粉症の季節
花粉症の季節がやってきた、ルンルン.....なんて、喜んじゃいられない。一昨年までは完全に他人事で、毎年春になると花粉症のニュースがテレビで放送されるのを見て、「大変だねぇ、花粉症の人は!」とか思いながらも、ぜんぜん大変じゃなかった自分なのである。そんな他人事の姿勢についに神様がお怒りになったのか、昨年の三月半ばだか下旬くらいには、鼻水が出始めて目のかゆみが出始めた。

花粉症の鼻水ってのは、結構厄介で、鼻詰まりと同時に襲来する。それも片側だけが詰まるのじゃなくて、両方同時に詰まることが多いから、まるで酸素不足の水槽の金魚のように、口をパクパクとさせて(大げさな)息をすることになる。

さらにその間にも、さらさらの水のような鼻水が、私の優美な形の鼻から流れ落ちてくるから始末がわるい。腕白小僧のように鼻をすすろうにも、両方の鼻が詰まっているから、「ズズズーッ」というわけには行かなくて、ひたすら流れ落ちるのを黙ってみていることになる。

さすがに、いい年をした大人が、鼻水をたらして洋服の袖を鼻水でピカピカにするわけには行かないから、ティッシュで拭くことになる。これもあまり強く拭くと、今度は鼻の下が赤くなるので、ほどほどにせねばならぬ。あまりに、ひどいときにはやはり鼻炎薬のお世話になる。これが、対症療法としては非常に効果的で、飲んでから一時間ほどすると、鼻詰まりと鼻水がすっきり止まる。だが、し
かし、抗ヒスタミン剤の影響で、これが非常に眠くなる。普通の風邪薬程度では眠くならないのだが、こいつはかなり効く。幸い車や自転車に乗る仕事じゃないのだが、会社でパソコンの画面を眺めていると、とても気持ちよくなって、ふと気づくと時計が五分ほどいきなり進んでいたりして、タイムスリップしてしまう。

副作用は眠くなることだけではなく、鼻炎薬は切れたときには飲む前以上に苦痛になる。本質的な原因をなくするわけではなくて、対症療法だから切れたときには、リバウンドというか、とにかく一時的にひどくなるから困る。だからといって、飲み続けるのはよろしくないので、結局12時間効果の続く薬を一日一回だけ飲んで、あとは我慢することになる。

さすがに、今年は昨年の二の舞にはなりたくないので、少しでも症状が軽いほうが良いから、耳鼻科にいって薬をもらってきた。本当ならもっと前じゃないといけないけれど、諸般の理由でちょっと時間がとれなくて遅くなってしまった。

先週末から一日一回薬を飲み始めた。このままの状態が続けば、いいのだけれどなぁ、とか思いつつ、今のところまだ何とか発現しないでいる。といっても、本格的に飛び始めるのは来月になってからで、油断は禁物である。

しかし、日本の国にこれだけ杉ばかり植えるような行政を行ったのは、一体全体どこのどいつだ.....。
Date: 2002年02月12日(火)


[PDA] 手のひらに世界の濃いニュースを!
私はVisorでニュース、とりわけ海外の英語のニュースサイトのニュースを読むのだけれど、その際に欠かせないのが、とあるソフト。

まず、ひとつ目は "AVANTGO, INC. "から提供されているAvantGo というソフトとWebサイト。何が凄いって、ここにサインアップ(無料)して、得られるの米国を中心に英国なども含めた、"CNN" とか "BBC" とか "USA Today" とか "Wall Street Journal" とか "New York Times" とか "Reuters" とか、著名どころのトップニュースが無料で、いつでもアクセスできちゃうんだもんね。

それもデスクに座ってパソコンの画面を見ながら、っていうのなら出来ても当たり前なんだけど、朝、出かける前にちょいとPCとVisorを同期してやれば、もう、これらのVisor用に見やすく編集されたニュースコンテンツがVisorに入っちゃう。そして、それが歩きながらでも(事故にあわないように!)、電車の車内でも、わざわざひざの上にパソコンを広げなくても、新聞を広げるより小さいスペースで読めちゃうのだ。

国際社会に生きるものとしては、これを使わずしてなんとしようか、というくらい凄い。これだけのためにVisorを買っても高くないと思うくらい、凄い。これだけのためにCLIEやPocketPCを買うのは高いけど、これだけのためにVisorを買うなら高くない!(うーん、かなりスタパ調)

AvantGo
http://avantgo.com/frontdoor/index.html

でも、ちょっぴり残念なのはAvantGoでサービスされているコンテンツに日本語はないこと。マルチバイトコードでないとあらわせない日本語(だけじゃないけど)ってのは、やはり壁が高すぎるのか。それに日本のマスコミさんたちは、どうもこういうデバイスにニュースを提供するのはお好みじゃないようで、そのかわり携帯のiモードとかに熱をあげていらっしゃる。いくら携帯のiモードとかが良くなっても、所詮画面が小さいしメモリだってあまりに小さすぎる。数百KBの上記のようなニュースなんて、携帯のiモードとかその類には到底無理。私も昔つかっていたけど、あまりにも短いニュースで、見出しに毛の生えた程度で、役に立たなさすぎて携帯ごとポイしたもんね。第一、携帯に配信されてくるニュースには、"BBC" とか "Reuters" とか "Honolulu Advertiser" とかないじゃんか!

日本語のニュースサイトについてはどうするか、これにはPilowebというソフトと、昔フリー版だったころのPalmscape + Palmscape Cruiser (今はバージョンアップしてXiinoという有償ソフトになっている)を使っているけど、詳しくはまた別の機会にね。

手のひらに世界のニュースを。Visorに今日の世界の出来事を凝縮!
Date: 2002年02月13日(水)


[雑記] アホンダラ鉄道
私は、自宅側:私鉄⇔JR⇔私鉄:勤務先側、と三社線を乗り継いで通勤していて、自宅側の私鉄⇔JRで一枚の定期券、勤務先側の私鉄だけで一枚の定期券の二枚定期券体制なのである。

本来なら一枚にしてくれてもよさそうだけれど、残念ながら二社線までしか乗り継ぎ定期はないらしい。また、勤務先のほうではJRを含む二社線までの定期券だけを現物支給してくれて、あとは実費支給というややこしい体制なので、結果的には、勤務先側の私鉄定期券は自分で買わないといけない。

実は、今朝、その勤務先側の私鉄の駅の自動改札に定期券を差し込む寸前で、有効期限が2月10日で切れていることに気が付いた。休日に使うのは、自宅側の私鉄とせいぜいJRくらいで、勤務先側の私鉄は勤務のときしか使わないから、この土日祝日の三連休には気づかなかったのだ。

仕方ないので、切符を買うことになるのだが、丁度パスネットのカードも切らして久しいので、どうせなら3,000円のを買おうと自動券売機のところへ行った。自動券売機はたくさん並んでいるけれど、皆旧式のやつで、どれもこれも、購入にパスネットは使えるけれど、パスネットそのものを買うことができない。

「なんなのさ、これ!」

って叫びたくなるのを我慢して、じっくり見渡すとずらりと並んだ券売機の端に、かなりぼろくなったカード販売機が置かれている。よっしゃ、これで買えると財布から五千円札を出して、札の差込口に入れようとすると、黄色いテプラが貼り付けられていて、「1,000円札しか使えません」と書いてある。

「なんじゃと~、このばかったれ!」

一体全体、1,000円とか3,000円とかのカードを買うのに今時1,000円札しか受け付けないとは何ごとにやあらむ。まして、ずらりと並んだほかの券売機で、万札とか五千円札とかを受け付けてくれて、そこでもパスネットが買えるならいざしらず、この近辺にはパスネット販売機は、これ一つしかなくて、さらに1,000円札のみときたもんだ!切符の販売機は万札とか五千円札が使える機械があるのに!

これは、結局、改札口の友人窓口で両替してこい、ということか。あるいは、かなり離れた定期券売り場まで両替に行けということか。いずれにせよ、面倒なので、ちょっとしょぼいけれど、1,000円のパスネットカードを購入して、自動改札の中へと入った。

大体、この某私鉄は、高級イメージで売っているわりには、切符販売に関しては非常に稚拙であって、終着駅でJRと接続を持つ私鉄なら、たいていはJRとの連絡切符を売っているのに、このアホンダラ鉄道の切符販売機にはそんな気の利いたものは、ほとんどないのである。ターミナル駅のJR切符売り場は混雑しているし、できればそのまま連絡切符が買えたほうが、特に仕事で昼間外出するときなどは楽なのだが、そんことはどこ吹く風。知る限りにおいて、かれこれ十年以上この状態で、利用者に不便を強いている。

その上アクシデントなんかあって時刻に乱れがでると、すぐにその線全部の電車が各駅停車のみになるというとんでもない怠け者鉄道だ。それほどダイヤが過密なのかと思えば、自宅側の私鉄にくらべれば、ぜんぜん、過密じゃないのだわさ。まったく、どうなっているんでしょうかねぇ、先進のATCとかいって、実は人間が運行コントロールしていたりしてね。

勤務先がこの沿線にあるから仕方ないので使っているけど、絶対この沿線になんか住むものか!まったく、この能無しアホンダラ鉄道め!もっとも路線価だけは一人前以上なんで、私の薄給じゃとても手がとどかないけどさ(苦笑)。
Date: 2002年02月14日(木)


[雑記] まるで、官憲によるハイジャック!
着陸前三十分以内に席を立つと、乗務員業務妨害で逮捕されちゃって最高20年の禁固刑にされちゃうぞ!いや、これは、日本の話ではなくて、オリンピック開催期間中のソルト・レーク・シティに向かう飛行機内の話。

ロスからソルト・レーク・シティに向かう飛行機の着陸二十数分前に、「我慢できないよう、トイレ~!」ってことで、席を立ったら逮捕されちゃった男性が居たそうな。迷惑なのは他の乗客たちで、それから着陸までの間、乗客たちは全員両手を頭の上に載せたホールドアップ状態を命ぜられたそうで。まったく、前代未聞。

ハイジャック映画などでは、こういう光景をよく見るんだけど、このホールドアップを命じたのは、ハイジャッカーではなく、警備のために搭乗していた三名の官憲のうちの一人だというから恐れ入る。

ちなみにこの30分ルールは、ソルト・レイク・シティだけではなくて、ワシントンのレーガン国際空港への便にも適用されるそうなんで、その方面に向かう方はご用心あれ。そうでないと、最低でも一泊食事付きの無料留置所ご招待が、最高は20年間の外出禁止の三食労働宿泊付きの強制滞在が、両手を広げてウェルカムしてくれるらしいからね。

しかし、そこまで、極端に保安を気にするなら、アメリカ国内での今回のオリンピックをはじめ、今後の国際競技大会をすべて開催中止か他の国に移すべきじゃないの?何も意地になって開催しなくてもねぇ。いかにも平和をアピールしたいんだろうけど、これじゃ戒厳令下とかわらんじゃないか。返って逆効果だと思うのは筆者だけかいな?
Date: 2002年02月15日(金)


[雑記] たまねぎと納豆
納豆に含まれる酵素「ナットウキナーゼ」に血栓溶解作用があるのはよく知られた事実で、なんちゃらテレビのサブタイトルだと「血液をさらさらにする!」なんて衝撃的?なものになりそうなものだ。

聞くところでは、この酵素の特徴は「経口摂取」で「即効性」と「持続性」に優れているものらしい。食品としては植物性たんぱく質が多く、価格も安いという極めて優秀なもので、その上上記のような効果があるから、これはもう食べない手はない。けれど、においとネバネバが...ってのはこれまた納豆が嫌いな最大の理由でもある。

もうひとつ、たまねぎというのがある。これまた血栓溶解作用があるということで、特に生で食べると効果的なのだそうだが、たまねぎを生で食べると辛いしくさい(ハワイのマウイでとれるマウイ・オニオンは生で水にさらさなくても甘味があって大変おいしい、日本の市場で見るそれとは雲泥の差)という欠点がある。

この二つを合わせて同時食べるとどうなるか。ものすごいにおいとネバネバと辛味でとんでもないことになりそうに思うだろうが、これが大間違いのコンチキチン。ネバネバはたまねぎを加えることで、かなり無くなり、たまねぎの辛味はこれまた納豆と合わさってまろやかになり、肝心のにおいはというと、倍増どころか相殺しあって納豆のにおいもかなり薄くなり、生たまねぎをたべたあとの口のくささというのもほとんど無くなるのである。生たまねぎが駄目な人にも、納豆が駄目な人も、ひょっとしたら食べられるのでは?と思うくらいになる。

これで、血液さーらさら、になるかどうかは体感ではわからないけど、あきらかに体感できる効果がある。毎夕食(納豆というと朝食を直結しがちだけれど、夕食に食べるのが大切、だって血栓が一番できやすいのは夜だからね)にみじん切り生たまねぎと納豆を合わせたものを食べる。これを数日続けるとある変化に気づくであろう。

それは何かというと、「朝のめざめが良い、良く眠れる」ことである。朝、なかなきられなくてウダウダしている人でも、かなりすっきり目がさめるようになるだろう。これは私だけではなくて、妻も同じことを言っている。数ヶ月ほど生たまねぎ納豆を食べなかったら、朝目がさめてもなかなかおきなかったのだが、再開して三日目ほどからは、またすっきり起きられる、ほんとうにシャキン!と目がさめて、なおかつ寝足りた感じになり非常に快適なのである。

血液さらさら効果はともかくとしても、良く眠れてすっきりおきられるようになるのだから、試して損はない。朝、起きられない人、お試しあれ。
Date: 2002年02月16日(土)


[PDA] 最強携帯辞書になったVisor
3rdパーティ製SpringBoardであるMemPlug CFを使い、160MBのCFを積んだ私のVisorは、ついにこれまで私が持ったPDA・携帯電子辞書の中では最強のマシンになった。

Visorには、一応簡易辞書がついているけれど、これはあまりにもヘボすぎて役に立たないことこの上ない。で、ヨドバシのポイントで入手したのが、"Palm 辞スパ[統合版]" というやつ。これの英和と和英はやはり役立たずだけれど、Visor付属のものよりはマシで、漢字辞典と国語辞典がついているからまだマシであるから、CFに入れて時々使っている。

だが、何より役に立つソフトウェアは、"EB Player"という、なんとPalmで電子ブックを検索しようというものだ。それも現在のバージョンは複数の電子ブックを扱えるから凄い。PalmOSのきつい制限ゆえに、機種や外部メモリの種類に依存するところもあって、全部の電子ブックが全部の機種で動くわけじゃないけれど、さきの "Palm 辞スパ" 以外に、私のVisorでは次のようなものが動いている。


■英英辞典:COLLINS COBUILD on CD-ROM v1.2

現在は新しいものになっており入手はかなり難しいだろう。


■英和辞典:>英辞郎

@niftyのフォーラム(@nifty会員のみがアクセス可能)で無料配布されている収録語数約100万語の英和辞典。プロの通訳者・翻訳者のグループ(EDP)が、翻訳や通訳の仕事に使うために作ったもので、今でもどんどん語数が増えている。入手は@niftyの会員になるか、上の「英辞郎」Webへのリンクから、有償でCD-Rで入手するかしかない。


■英和辞典:CD-ROM版ジーニアス英和・和英辞典

電子辞書というと研究社のものが多いのだが、内容が古いのと用例・用法がいまいちで、私の大嫌いな辞書だが、大修館書店のジーニアス(書籍版は第三版が出ている)は、用例・用法が豊富で非常に役に立つ辞書なのである。


■類語辞典:Roget’s Thethaurus

Web(ftp)で公開されているものを、FreePWINGでEPWING形式に変換したもの(1000カテゴリ,30126語)がFreePWINGのサイトから入手できるのである。概念別分類語彙集であり、英文を書くときは非常に重宝する。書籍版は6th Editionが出ていて、こちらは1075カテゴリ、330,000語


検索速度と検索機能の豊富さでは、PCに劣るのは言うまでも無く、市販の電子辞書にも譲るが、しかし、市販の電子辞書で自分にとって必要なこれだけの辞書を搭載したものは存在しないのである。その結果、Visorは世界でもっとも自分にとって重要なPDA兼辞書になった。

これらの辞書(BuckinghamEBCompressor.exeで圧縮した後)と他のデータや読み物なども多く入っているので、160MB-CFの140MB以上をすでに使用している。つまり、この使い方をするには、最高128MBのメモリスティックしかないCLIEは論外で、かろうじてパームコンピューティングのm505がSDカードで128MB超えの可能性を残しているだけだ。

ちなみに、私はモバイルPC(Libretto L2)には、"OXFORD ADVANCED LEARNERS DICTIONARY" (英英辞典)、"BOOKSHELF BASIC Ver2" (小学館国語大辞典、プログレッシブ英和・和英中辞典)、"AMERICAN HERITAGE 4th EDITION" (英英辞典)、"英辞郎、和英辞郎" (見出し語100万の英和辞典と同系列の和英)、"COLLINS COBUILD E-DICT" (英英辞典)、"研究社英和活用大辞典"をインストールして使っている辞書・辞典マニアである。

辞書・辞典に関しては実際のところ、他にも "EB Player" で動くことを確認したり、動くようにしたものがいくつかあるのだが、全部入れると到底160MBでは収まらないので、やむなく上記四つに絞っている。できれば256MB以上のCFがほしいけれど、今は財布が許さないからこれで我慢している。

とにかく我がVisor万歳!
Date: 2002年02月17日(日)


[映画] 「金熊賞」って......(^O^;
今朝のWeb・TV・ラジオニュースは軒並みベルリン映画祭で、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し(英題 "Spirited Away")が「金熊賞」を受賞したっていうので持ちきりだ。

恥ずかしながら、映画の賞にはあまり興味がなくて、音声だけで「金熊賞」ってのを聞いたときには、字面の想像がつかなくて、「禁隈」「菌隈」「菌熊」「キンクマ(一文字違うと....)」とかが頭を駆け巡った。

我ながらなんと貧相な想像力だとうと思うが、TV画面を見て「金熊賞」だとわかったが、それにしてもあまりにも妙な日本語じゃないのさ?と不思議に思った。ゴールデンアローとかゴールデングラブならまだわかるけど、金の熊って.....。

ロイター通信ドイツの報道記事を見て、それが "Goldenen Baren" (Barenの"a"はウムラウト付きの"a")であるとわかった。なるほど、金の熊なのね.....。ドイツ語に堪能な方はこのロイター通信ドイツの報道記事をお読みくださいな。

でも、なぜ、「熊」なんでしょう?どうやらベルリン映画祭の賞名はベルリンの象徴である「熊」にちなんでつけられたらしくて、「金熊賞」「銀熊賞」なんてのがあるらしい。ちなみに「銅熊賞」ってのはないみたい。

この「千と千尋の神隠し」だけれど、もちろん筆者は劇場でみました。いろいろあろうけども、個人的に宮崎アニメファンとしては、絶賛するしかない!ってのが率直なところですが、声優さんには申し訳ないけれど声がイマイチだなぁ、ってところ。声が映像の感動をかなり下げちゃっているかな。

そういう意味では、「もののけ姫」のように早く英語吹き替え版ができないかなぁ。それで「もののけ姫」のDVDのように多国語版がでるのをまっているんですが!
Date: 2002年02月18日(月)


[雑記] ハリーポッターと賢者の石、英国版と米国版
映画版「ハリーポッター」を見に行ったのは先週だったけれど、ペーパーバックの原作本はかなり前に「ハリーポッターと賢者の石」、「ハリーポッターと秘密の部屋」、「ハリーポッターとアズカバンの囚人」の三冊を、Amazon.co.jp から購入していたけれど他のペーパーバックを読んでいて手付かずだったのを、つい先ほどまずは一冊目を読み終えた。

購入した当時の価格は、それぞれ658円、753円、658円と市販の洋販扱いのものは、US版、UK版ともに各1200円と二倍近い値段になっている。私がAmazon.co.jpから購入したのは、オリジナルのUK版ではなく、残念ながらUS版である。ちなみに、Amazon.co.jpでUK版を買うと、それぞれ904円、904円、904円、1055円とUS版ほどではないが、若干お得である。

今となっては、よく知られているとおりUS版は "Harry Potter and the Sorcerer’s Stone" (ハリーポッターと魔法の石) とタイトルが変わっている。なぜタイトルが変えられたのか、いろいろな噂をきくけれど、いまいち定かじゃないけれど、アメリカ人には "Philosopher" って言葉が難しすぎる(重過ぎる)のではないかと懸念したって話もある。

けどね、この場合 "Philosopher" は哲学じゃないのよん、"Philosopher’s Stone"、つまり賢者の石ってことで一組の言葉で、錬金術に不可欠な物質とされていたものなんですね、だから "Sorcerer’s Stone" じゃ、まるで意味が違うんじゃないの?

ともあれ、私は、US版の、それも "Harry Potter and the Sorcerer’s Stone" しか読み終えていないので、UK版との違いは「賢者の石」の英語だけにとどまらず、英米文化の違いからくる表現や単語の違いにも及んでいるらしくて、たとえば、US版ではhighwayなのが、UK版ではmotorwayになっていたりするらしい。これはちょっと興味がある。できればUK版もAmazon.co.jpから購入して、読み比べたいところだ。まるで違いを探すクイズのようだけれど。書籍版だけではなくて、完全朗読版にもUS版とUK版の両方がある。前者はAmazon.co.jpから、後者はAmazon.co.ukから購入可能で、US版は "Jim Dale"さん、UK版は "Stephen Fry"さんの朗読である。

ちなみに、BBC NEWS (29th November 2001)によれば、オーストラリアでは、セブンスデー・アドヴェンティスト協会系の学校が、ハリーポッター本を焼却したそうで、理由はハリーポッター本が子供たちをオカルトの世界に興味をひきつけてしまうのだという。またアメリカでは、ある協会がハリーポッター本は神への冒涜だとして焼却したという。他にもいくつか各国で似たような話を耳にしたことがある。この調子だと、宮崎駿氏の「魔女の宅急便」(映画)も上映禁止とかビデオやCDの焼却廃棄処分とかになりかねないのかしらん。いずれにせよ、私のような無宗教の凡人には考えられないことだ。

ちなみに、5冊目のタイトルは、"Harry Potter and the Order of the Phoenix" であるが、まだ作者の意向で販売されていないのだそうである。ハリーポッターシリーズは後になるほど、ページ数が増えてゆくのだが、果たして "Harry Potter and the Order of the Phoenix" は、いかに?
Date: 2002年02月19日(火)


[ADSL] ルーターのスループットが8Mの足を引っ張る
今月6日にフレッツADSL1.5Mから8Mに移行して、二週間がたった。速度測定サイトでのピーク速度は4.5Mほどだけれど、平均的には2.7~3Mくらいと、思ったほどではないねぇ。NTTに聞いたわけではないから、線路長はわからないけれど、収容局からの道のりだと0.7kmほどなので、比較的大きな道路沿いの我が家は線路長にしても1kmは無いでしょう。

聞くところでは、eAccessやACCAのモデムでは、モデムにリンク速度が表示されるらしいけれど、NTT東日本のモデムにはそんな機能は皆無。なんとか、知る方法はないものかとWebを見ていたらあったよ、ありました。とある方法を使えば見ることができるとわかり、早速やってみました。

その結果、驚いたことに、下りのリンク速度は 8000kbps、つまり8Mと表示されました。ってことは、ADSL8Mサービスの上限の8Mでリンクしているわけだ。さらに、ということは、モデムからPCとソフトまでの環境を整えれば、実測6Mくらい行ってもいいのではないか!

そこで考えたのは、まず常識的に足を引っ張っているのはルーターのスループット。まだ1.5Mのサービスが始まってまもなく買ったもので、WAN側は10BASEなので、おそらくスループットは数Mもないでしょう。

本当にルーターが足を引っ張っているかどうか、それにはルーターをすっとばして、PCをADSLモデムにつなげばよろしい。そこで、WinowsXPはPPPoEをサポートしているので、早速設定して、ルーターを飛ばして、モデム~100Base-Tスイッチハブ~PC、とつないで再度測定。

その結果、ルーターを使っているときは、2.7Mほどだったのが、ルーターを飛ばしたとたんに、5.4Mほどでるようになったのには驚いた!

こりゃー、ルーターがヘボなんだ! こうなればルーターを買い換えるしかない、ってことで、スタパ斎藤氏じゃないけれど、ヨドバシパーソナルストアが俺を呼んでいるぜ!ってーんで、即発注したのが、昨年11月にでたばかりの COREGA BAR SW-4P Pro というWAN側100Base-T、テスト環境で65M、ftp実測でも30Mが出せる
という代物。そもそも、ADSLモデムが10Baseなんで、30Mなんてのは無駄なんだけれど、この先FTTHとかになってまたルーターを買い換えるのも悔しいし、速い分には問題ないってことで、カートに入れてクレジットカード番号入れて、送信をぶったたいた!

さて、ルーターを交換した結果は? まだ、手元にルーターが届いていないからわかんないのね。でも、さすがヨドバシ、発注数時間後には発送通知メールが届いたのには、びっくり!

ふふふ...
Date: 2002年02月20日(水)


[ハワイ] ハワイ離れのココロ
昨年の秋までは、私はハワイ、とりわけマウイが大好き、どこよりも大好き!なおじさんだった。今でも大好きだけど、「一番好き」といえる自信がなくなってきた。

それは昨年10月にニュージーランドへ行ってからかな。クィーンズタウンに滞在して、オークランドに滞在してから、「一番好きなのはニュージーランド」に変わってしまったみたい。

理由のひとつは食べ物。はっきりいってハワイにおいしいといえる食べ物は無い。もちろん高いお金を払えば別だけれど、庶民的感覚で支払って食べられるものには、どうにもアメリカ的なものが多くて、まずいとは言わないけれどうまいともいえない。ハワイの中で相対的においしい料理ってのはあるけどね。

一方ニュージーランド、短期だけれど滞在してみて、食文化はアメリカ(ハワイ)よりずっとまともで健康的だと感じた。フードコートでローストラムとか食べても、フレンチフライのてんこ盛りじゃなくて、ゆでた緑黄色野菜とポテトが沢山、ほんとうに沢山盛ってある。

どうもハワイで観光旅行に行くと野菜不足になっちゃう。意識的にチャイニーズとかで緑黄色野菜を取らないと、体が壊れちゃいそうに思えてきちゃう。アメリカ人は平気なんですかねぇ。あんなものばかり食ってさぁ。

ハワイは遊びに行くには楽しいところ。物価はかなり高いけれど、東京よりは安い。でも、住むとなるとねぇ...。そういう意味ではニュージーランドにぜひとも半年くらい滞在してみて、本当に住みやすいかどうかを体験していたい!と近頃、むしょうに感じるようになってきた。

ふう。
Date: 2002年02月21日(木)


[ADSL] フレッツADSLで実測6.5Mを記録
2月20日に書いたのだけれど、我が家では、収容局までの道のり距離が700mのフレッツADSLを使っている。しかし、8Mにしても実測でピークでも4Mを超えるくらいしか出ないし、普通は2.7~3Mくらいとあまり速くないので、ためしにルーター「SMC7004BR」を抜いて、WindowsXPと直結したら5.4Mほど出た、ってなことを書いた。

そして、スタパ斎藤氏じゃないけれど、スループットの良い高速なルーターをWebで探してみつけたのが、「BAR SW-4P Pro」だ。これだ、これだ、これっきゃないぜ!ヨドバシパーソナルストアへ発注だ!と速攻でキーボードとたたき、届いたのが昨日の夜。

まず、PCと1対1でつないで、ルーターの設定をすませてしまい、「SMC7004BR」を外して、「BAR SW-4P Pro」を入れる。一旦モデムの電源を切って再度投入して、さあ、開始!

当然のことながら無事につながる。さて、速度は、ってーんで、「ブロードバンドスピードテスト」で測定したね。その結果、22時51分という込混み合う時間帯であるが、5.7Mを記録した。

やったね、WindowsXP側は何の調整もしていないけれど、5.7Mだぜ、ヤマちゃん(古い!)。そういえば、3月号のASCIIでは6.4Mを記録したなんて記事があったけど、なんとかこれを越えないか...と欲望がむくむくと股間を、いやさ、頭をもたげた。

そして、今朝6時。いつもの時間に起きて、Palmに流し込むAvantGoやPiloWebやXiinoのコンテンツを巡回するためにPCをオンにして、まず、真っ先に「ブロードバンドスピードテスト」で懲りずに測定したね。その結果、ついに、フレッツADSL 8Mサービスで、ついに6.5Mを記録した。

もう、発狂したんじゃないかと自分でも思うくらいに狂喜乱舞。ああ、これで花粉症なければもっとハッピーなのに.....。
Date: 2002年02月22日(金)


[英語] 英会話を学ぼう
英語と聞くだけで体中の毛が逆立つ人も、世の中には沢山いると思う。もともと学校の科目には好き嫌いはあってあたり前なのだけれど、昔から日本の学校教育は、どう控えめに考えても「その科目を嫌いにするために」あるとしか思えない。

たとえば、体育。私は学校の体育が大嫌いであった。もともと運動オンチであり、きわめて運動神経のニブイやつで、集団の球技とかが特にだめだった。ソフトボールでは外野でひたすらボールが飛んでこないことを祈り続け、バレーボールではサーブの時以外は極力ボールに触らないようにした。とにかく、学校の体育では「体を動かすことの楽しさ」や「スポーツの楽しさ」に触れようといった教育を受けた記憶がない

私が、学校の授業の体育で、初めて「これは楽しい」と思ったのは、大学の一般教養の選択科目でとった「フェンシング」だった。先生がオリンピックチームのコーチということもあって、へなちょこ一般教養科目の学生なら一人で数名をあいてにしても、ぜんぜん平気という人であったが、とにかく楽しかった。先生も「楽しむ」ことと「フェンシングの基礎の基礎」をうまく教えてくれた。さすがオリンピックコーチ、只者ではない。

もうひとつ、たとえば英語。私が最初に英語に触れたのは中学一年生。このときの先生がとてもユニークな人で、一月に一回くらいは授業をまったくやらずに、楽しい話をしてくれた。ビクターのマスコットになっている"His Master’s Voice"というタイトルで、蓄音機に耳を傾けるフォックステリアの「ニッパー」の話も始めてこのときに聞いて、すごく感動した記憶がある。この先生は、「あい、あむ、あ、ぼーい」のべたべた日本語で押し通す先生が多い中で、当時はまだLL教室なんてないので、LLテープレコーダーを持ってきて、教科書準拠のテープをつかって一人ずつ発音させて、聞き比べさせたりしたし、いろいろ楽しく工夫をしてくれた。この先生のおかげで英語が好きになった。

しかし、その後授業以外では英語に触れる機会もなかった。それが、再び英語に目覚めたのは、1997年にマウイへ行ってから。このとき、レストランのボーイ氏がとてもフレンドリーだったけど、自分に会話力がなくてあまりお話できなかったことや、同じマウイで天体観測ツアー(山ではなくラニウポコの浜辺に望遠鏡を置いての観測)で説明にきてくれていたハワイ大学の先生に他のツアー客が誰も話しかけないので、一人ほぼ独占して話していたこと、その先生と最後に交わした暖かい握手、これらが忘れられなくて、英会話の勉強を始めた。

英語、やはり、自学習には限界があるってことで、通い始めたのが英会話学校のAEONで、1998年6月からずっと続けているので、4年近くになるわけだ。やはりそれなりに効果はあるものであって、まず外国人に話しかけるのに何のためらいも無くなった。逆に英語で唐突に話しかけられても、まったく動じずに応答できるようになった。これは大きな収穫である。何より大切なのは、やはりネイティブの先生と話す機会を多く持てることだろう。

もっと安く上げるには、独身の方ならネイティブのボーイフレンドあるいはガールフレンド、独身でなくてもネイティブの友達を作ることだろう。これが一番安上がり。もっと完璧を期するなら、異性のネイティブと恋に落ちて結婚してしまうことである。こうなれば、ほぼ完璧。まあ、半分冗談だけど、本当に愛し合っているなら良い方法だと思う。

ところで、日本人は受験で長文読解とかいろいろやるので、読むのは辞書を使えばかなりの人は実はちょっと思い出せば読めるようになる。しかし、書くのは別。別に文学作品を書くわけでもなく、ちょっと英文でメールが書ければ事足りることがほとんどなんだけれど、これがなかなか機会がないことが多い。だが、実はよく見ればメールに関しては機会は山ほどある。

とにかく、話す・聞く・書く・読むに関しては手段はいくらだってある。問題はきっかけと継続の情熱だけ。私のようにとにかく旅先でコミュニケーションをスムーズにしたい、ネイティブの友達と話がしたいとかいった、自分なりの強い思いがあればそれでOKだと思う。

Let’s try!
Date: 2002年02月23日(土)


[雑記] 春が嫌いになった
昨年三月に花粉症を発症してからというもの、今まで好きだった春が一気に嫌いになり、大嫌いだった梅雨がやや好きになった。というよりは、早く春が過ぎて夏にならないかしらん、って感じになった。

今年も今週になってから出始めてきた。昨年から参照している慈恵医大耳鼻科の花粉症のページによれば、21日(木)の品川の聖路加での花粉飛散数は132.4個/cm2/日、そして22日(金)にいたっては207個/cm2/日というとんでもない数。

このサイトの2001年品川の観測と比較すると、昨年三月ですら200個を超えたのは五回しかないのに、すでに突破してしまった。どうりで、昨日・今日とかなり来るわけである。

花粉症、英語で言えば "hey fever" (原因が花粉だと判明する以前は枯れ草によって起こると思われていたので枯草熱、つまり hey fever と呼ばれていたことに由来する)、もう少し医学的に正確に言えば、"pollen allergy" である。

花粉症は都市部に住む日本人の得意技かと思えば意外にそうでもなくて、私の大好きな土地、ハワイにも花粉症というのがあるらしい。ハワイに住むあるアメリカ人の知人は、マンゴの花粉アレルギーだそうで、ハワイでマンゴの花が咲く四月から五月にかけては、目ははれぼったくなり、知人の配偶者に言わせると「生まれて間もないトカゲの赤ちゃんの目のよう」らしい。(笑)

いや笑い事じゃない、涙目(watery eyes)、腫れぼったい目(swollen eyes)、鼻水(running nose)、鼻詰まり(stuffy nose)、くしゃみ(sneezing)と各種取り揃えております状態になるのである。もちろん日本の花粉症もハワイの知人のマンゴー花粉症も...である。

出来そうで、出来ないのが花粉症の根治治療薬。対象両方としては抗ヒスタミン剤配合の鼻炎薬とか医師の処方による第二世代の抗ヒスタミン剤などがある。前者では昨年は藤沢薬品工業株式会社持続性プレコール鼻炎薬の団体購入パッケージ版みたいなやつを買っているのだが、これは確かに対象両方としては良く効く。ただ、この手の薬の常として常用は禁物なので、一日二回服用のところを一回で我慢したりする。抗ヒスタミン剤の常として眠くなるのと、鼻水以外の分泌液の分泌も抑えてしまうので、のどというか口というか乾きやすいのが欠点。

後者は今年シーズン前から耳鼻科にかかって服用を始めたのが、いわゆる第二世代抗ヒスタミン剤で市販の第一世代に比べると眠くなるといったインペアードパフォーマンス(作業能率の低下)が起こりにくいとされている薬で、私の場合処方してもらっているのがアレジオン20。私の場合眠くなることはないけれど、効き目はイマイチかもしれない。"better than nothing"ってなところかしらん。

ともかく、今のところIgE抗体の過敏反応によるアレルギー症状の根治策のための恒久的薬品は無いようで、とりあえず我慢するしかないようである。ちなみに、某北米の友人によれば、日本で驚いたのが白いマスクをしている人が多いこと。最初は銀行強盗かしらん、と思ったというくらい。彼のすんでいた地でマスクという文化がなかったのか、欧米全体で一般の人がマスクをすることがまずないのかその点は不明だけれど、私はマスクというものが大嫌い。息苦しくて窒息しそうになるし、第一うっとおしくてかなわない。

やはり我慢あるのみ。
Date: 2002年02月24日(日)


[映画] オーシャンズ11
「オーシャンズ11」を見てきた。鉄壁の警備を誇るラスベガスのカジノの金庫から現金を奪うという言って見れば単純なストーリーで、実際、映画も非常に単純で複雑な背景設定などは一切ない。

派手なアクションがあるわけでもないし、カジノの金庫へ忍び込むシーンも手に汗にぎりドキドキ、ハラハラというわけでもない。最初から、最後までジョージ・クルーニーの一人舞台で、そこにブラッド・ピッドとジュリア・ロバーツが華
を添える。

近頃見た強盗映画といえば、「バンディッツ」があった。こちらのほうは、予想外の結末に、見る前以上に面白いと感じたが、「オーシャンズ11」のほうは、ちょっとがっかりというところか。

けれど、ほぼ最初から最後までラスベガスのカジノを舞台にして話が進み、きらびやかなカジノや、冷血なホテル王と彼が握っている巨大な力、ラスベガスのカジノではどこにいても、監視されていて、どこにいても隠れられない、どこもかしこも監視の眼と監視装置がさりげなく光っているところなどは興味深い。

私は、ジョージ・クルーニーのファンなので、最初から最後までそこそこ楽しめたので、彼のファンという人には見逃せない一本に違いない。けれど、後々、DVDになっても別段欲しいとは思わない一本だ。
Date: 2002年02月25日(月)


[PC] WindowsXPでの問題点
近頃、私のWindowsXP(結果的には自分でアセンブルしたミッドタワー)が、いまいち快調ではない。一つは休止状態からのレジュームに失敗することがあること、もうひとつは時々Explorerが30~数十秒にわたって止ってしまうことだ。

休止状態からのレジュームは、毎回失敗するわけではなくて、失敗することがある(当然のことながら美味く行くことのほうが多い)ということで、症状的にはどうなるかというと、電源を投入し、BIOS画面を終わってからハイバネファイルを読んでいる最中の、モノクロゲージが100%に到達し、これから画面がGUIモードに切り替わろう、というところでそのままだんまりを決め込むのである。

それとは逆に、休止に入るときに失敗することは無い。Windows2000時代は問題皆無であったら、ひとえにWindowsXP本体、もしくは何らかのデバイスドライバに起因する問題ということになる。マザーボードがIDE-RAID内蔵のABIT SA6Rというマイナーなものだったするのが難である。RAIDドライバーやマザーボード搭載チップセット用のIDEドライバを変えてみたり、グラフィックカードのドライバをXP対応のメーカー提供最新版に変えてみたりといろいろやっているが変わらない。

Event Logにもそれらしいエラーや警告はない。正確にいうとエラーは出ているがそれらは原因がわかっており承知しているのであまり関係ない。

もうひとつのExplorerの一時停止であるが、こちらはもっとわからない。何かのタイミングでデスクトップの再描画が発生したときに、稀にExplorerの動作が最長数十秒にわたり停止し、その間何が起こっているのかタスクマネージャーを出そうとしても、タスクバー上にカーソルを持ってゆくとビジー状態になってしまい右ボタンでタスクマネージャーが選択できない。Ctrl-Alt-Delもこの間は不幸にして受けてつけてくれない。Explorerのプロセスが何かのタイムアウトを待っている感じだ。この状態から復帰した後に、Event Logを見てもそれらしいエラーや警告は起こらないから困ってしまう。

いずれもWindows2000では全く起こらなかったことだ。可能性として考えられるのは、デバイスドライバの問題、デバイスドライバ同士の相性の問題あたりが一番可能性が高そうだが、まだ、切り分けには相当手間がかかりそうだ。

まあ、重大な影響があるわけでもないので、当面は(自分を)だましながら使うのが一番平和かもしれない。その間に少しずつ原因追求するしかないような気がする。
Date: 2002年02月26日(火)


[PDA]スタイラスに耳掻きを
愛用のVisor Prismには当然のことながらスタイラスがついている。昔風に言えばタッチペンみたいなものだ。Visorのスタイラスは中央部が金属で両端が樹脂製になっており、それぞれクルクルまわすと外れて、先端部を外すとリセット穴に差し込む細長い針状になっており、もう一方を外すと、樹脂製のプラスドライバの先端が現れる。

リセット用器具がついているというのは、製品やソフトウェア(OSとアプリケーション)の安定性から言えば、およそ馬鹿な話であり、何かあったらリセットしろなんて玩具ならまだしも、プロが大切なデータを扱う道具としてははっきり行って落第だと断言して間違いない。

それはともかくとして、このスタイラスは中央部が金属であるがゆえに、適度な重さがあり大変使いやすい。私が他に持っているPDAといえば昔のCASSIOPEIA E-55 (Palmsize-PC)、Mobile Gear MC/R530であるが、どちらもスタイラスは一体成型の樹脂製で軽くて使いにくいことこの上ない。軽ければ良いと思っているのか、あるいは特許でも絡んでいるのかわからないが、とにかく使いにくい。

さて、このVisorのスタイラス、ポイント部分で耳を軽くホジホジすると、適度な堅さ故に気持ちよいのである。だが、先端がしゃもじ状ではないから、耳掻きの代わりにはならない。そこで、提案。

Visorのスタイラスに耳掻きを!

何をアホなことを...と我ながらあきれるのだが、しかし、ここにあれば耳掻きを探す手間もないし、Action Namesで予定を睨みながら、あるいは、AvantGoでBBC NEWSとか、Honolulu Advertiserとか読みながら、耳をホジホジできるではないの!

作ってくれないかなぁ。
Date: 2002年02月27日(水)


[雑記] ファンタジーブーム?
昨年末から大抵の書店で平積みになっているのが、ハードカバーの和訳版「ハリーポッター」シリーズの三冊。これが原書ブームも呼んでいるのか、およそ洋書とは無縁の街の本屋さんにまで、洋販経由で入っているUK版の「Harry Potter」シリーズ四冊も老いてあったりしてびっくらいこいでしまう。

映画館ではぼちぼち「ハリーポッターと賢者の石」の上映も終わりを迎えようとしているが、次にギョーカイが狙っているのは「ロード・オブ・ザ・リング」。それが証拠に本屋の平積み(雑誌じゃないよ)コーナーを見よ。長い間日の目をみなかった文庫販とかハードカバーがいきなり平積みになっているではないか。それだけではなくて、映画や原作の関連書籍まであるし、「ハリーポッター」ほどじゃないけれど、原作本のペーパーバックも置いてあったりする。

「ハリーポッター」は原作は日本で言えば小学生中学年から高学年向けのものであり、原書のほうも英語は易しいものだ。難しいのはよくわからない魔法関係の薬草の名前とかだったりする(笑)けれど、そんなものは無理やり日本語にしても分からないことに変わりないので、気にする必要は全く無い。とにかくあれは子供向けのが大人にも受けただけ。

一方「ロード・オブ・ザ・リング (The Lord of the Rings)」のほうは、そこまで児童書というわけではない。また、"The Load of the Rings" は、実は "The Hobbit" という話がさきにあって、それが人気が高くて続編の要望が強くて、作者氏が続編として書いたのが "The Load of the Rings" ということらしい。だから、本当なら "The Hobbit" のほうから、読まないといけない。

原書のほうは、"Harry Potter" シリーズに比べたら相当長いし、英語のほうも "Harry Potter" ほど「とても簡単」とはちょっと言いにくい。実はハリーポッターのほうはUS版を1~3まで(4のUS版ペーパーバックはまだ出ていない)買ったけど、"Memoirs of Geisha" をまだメインに読んでいるため、ハリーのほうは二巻目途中。"The Hobbit and the Lord of the Rings" は、興味をそそられてペーパーバックのBOXED SET (四巻セット)を購入し、まだ、冒頭をちらちら読んでみただけ。

どうも、ハリーポッターの日本語版はとっても、とっても読みにくくて仕方ない。何か日本語が変なのである。不自然というか無理やり子供向けの言葉を使っているというか、とにかく、素直に文字が頭に入らない。その点英語版(私が持っているのはUS版なので正確には原書ではない)のほうが、英語も易しくてそのまんま頭に入る。ちょっとがんばれば中学生にだって読めること間違いない。

ともあれ、ロード・オブ・ザ・リング、果たして二匹目の土壌になるかしらん。すでに米国では年末公開が予定されているハリーの二作目もあり、まだまだ余談は許さない。このファンタジーブームどこまで続くか知らん。
Date: 2002年02月28日(木)
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