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大学は未履修に対し厳しい姿勢を!

31日の報道によるば山形大学医学部では調査書に虚偽の履修記載があった場合は合格を取り消すと発表したそうで、他学部でも追従の方向のようで、個人的には非常に歓迎すべき方向であると考えます。

今回の未履修騒動にはいろいろな要因があると考えられます。お役人が机上だけで考えた下らぬ「ゆとり教育」、少子化による生徒獲得競争の激化、大学進学率の上昇、大学入学試験の小科目化、高校の予備校化による進学率向上とネームバリュー向上による生徒獲得などなど。

本質的には高校教育で何を教えるのかという基本的な方針を見失っている日本の教育行政が原因だといえます。進学だ何だと親が騒ごうが、高校は日本人としての教養を広く身につける最後のチャンスであることを忘れてはいけません。それをきちんと考えれば、日本史、世界史、地理、政治経済など非常に重要な科目であることが理解できます。これらは受験とは切り離して本質を教えるべきであり、年号・人名・地名などを暗記すれば履修できるような安直なものであってはいけません。

大学側は、学部や専攻に必要な科目は難度を高くし、それ以外の教養的なところは履修をしたことを確認する程度、つまり普通に高校で勉強しているならば全員が80点以上を取れる程度とし、逆にそれに満たなければ無条件不合格くらいでいいでしょう。私立大学だから英語と数学だけで入学させるなんてことは本来許されてはいけないと考えます。

まあ、いずれにせよ、日本の教育行政を根幹から見つめなおすよいチャンスであります。問題は、政治家・役人・国民がそのチャンスを生かせるかどうかです。

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