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燃油特別付加運賃に思う

原油の高値安定が続いてるおかげで、国際線航空運賃への燃油特別付加運賃も高値安定です。JALの場合、オセアニアでは片道13,600円、すなわち往復では27.200円となり、家族三人ではなんと81,600円にもなります。

原油価格の推移を見てみると、1999年1月には円建ての日本到着価格で8,143円だったのが、2006年8月にはなんと6倍以上の52,330円となっており、円安とあいまってさらに加速しているように見えます。大型ハリケーンによるアメリカの自身での精製能力不足や、イラク情勢の不安定さ、さらにOPECの供給能力の減少による影響でどうにも天井が見えないようです。さらにかつては供給国であった中国が経済発展により輸入国に転じるなども原因の一つのようであります。

数十年という中期的な見方をするならば、供給可能な原油は減少することは疑いないとされちえるようで、現実的には現在経済的に使える技術をもってして利用可能な原油の量には限りがあることは疑い無いですね。電力は徐々に原子力に切り替わりつつありますが、自動車や船舶、航空機の燃料は今のところ有望で経済的な代替策はありません。特に航空機になると代替策は皆無といってもいいでしょう。

ところが現代は航空機や船舶を使った物資や人の移動は年々活発になっており、需要は高まる一方です。それこそドラえもんの「どこでもドア」でも発明されない限りは、有効な代替策は無いままになってしまいます。物資輸入大国である日本が受ける影響は益々高くなります。脱石油とかいっても、航空機や船舶が石油に依存する限り日本の経済は決して安定は迎えられないでしょう。

それが、身近なところで短期的には「燃油特別付加運賃」という形で現れています。この先あまり明るい材料はありません。一時的には回復もあるでしょうが、私達の石油依存が続く限り私達の子供や孫の世代まで文明的な生活を続けることができるのでしょうか。JALの運賃のページを見ていてそういう不安が沸いてきました。節約は寿命を延ばすことはできますがやがて迎える最後の時期をなくする効果はないという意味では究極の対策にはなりえません。本質的な対策は現時点では全く無いといっても過言ではないでしょう。

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