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おじさん広島一人旅(3日目)

休みの三日間なんてあっという間だ。今日は帰る日だが、目覚ましはちょっとゆっくり目の8時にする。昨夜ベッドに入ったのは22時30分頃でしばらくテレビを見ていたが眠くなったので23時前には眠りに入ったと思う。途中午前4時頃に一旦目がさめた。

筆者は、昔から目の下にパンダさながらの隈がある。疲れていても元気一杯120%のときも同じように隈がある。さすがに10代のころはなかったように思うが、とにかく昔から隈がある。このおかげでどうも写真写りが悪くて、お化けのようにも見えるのであまり自分が写真にとられるのは好きではない。いまさらどうにもならないが、血のめぐりが悪いという話もあって、一昨日と昨日バスにつかりながら、ウォッシュタオルを湯で暖めて目の周りにしばらくの間乗せて見た。なんせ気づいたら二十数年以上という目の隈故、そんな簡単に消えるわけも無いが、気持ち薄くなったような気がする。

それはさておき、昨夜ダイエーで夜食用におにぎりをかって冷蔵庫にいれておいたのだが、食べなかったので、野菜ジュースとおにぎり一つ、それにペットの緑茶を飲んでから外に出る。最終日なので忘れ物点検をして荷物を持ってフロントへ向かう。

今回はリーガロイヤルホテル広島に泊まったけれど、一泊8,500円というビジネスホテル顔まけの安さ。それに24時間のインターネットを使ったので1,050円が加わるがそれでも安い。チェックアウトをすませ、クロークで荷物を預かってもらう。

帰りのフライトは16時だから14時前には市内を出るリムジンバスに乗らないと。だが、それまでたっぷりと時間はある。いくらなんでも、おにぎり一個の朝飯というのは寂しすぎる。ホテルのとなりのサンマルクカフェという、おそらくローカルのコーヒーチェーン店へ足を運ぶ。全国ネットのスターバックスは確かにコーヒーは美味しいが現在の水準としてはやや高めであると思われる。その点、ローカルのチェーンのほうが安いことが多い。トロントだってスターバックスよりティム・ハートンズのほうが格段に安かった。

さて、ここでびっくりモーニングのAセットというのを頼んだ。飲物はほっとコーヒーを選んだが、それにクロワッサン生地に卵サンドの中身をトッピングしたようなパンがついているのだけれど、これが結構うまかった。大いに気に入ったもんね。できれば、これが東京で食べたいぞ~。

コーヒーをのんでようやく頭もはっきりしてきた。さて、まずはバスの時刻のチェックである。このリーガロイヤルホテル広島は非常に便利な場所にあり、紙屋町のそごうのすぐ隣で、空港リムジンバスが発着する広島バスセンターともほぼ隣り合わせ、言ってみればCBDの中でも絶好のロケーションだ。バスセンターで時刻を見ると、13時13分、13時43分というのがあるのでそのどちらかだ。

さて、それまでどうしようか。そういえば広島城がこの近くにあったっけ、ってことで歩いても十数分かからないはずなので、北の方向に向かって歩き出す。すぐに広島城の堀ののところへ出てくるが、そこは多少小さくても城は城で、天守閣までがそれなりに歩かねばならない。

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入り口で360円の入場料を払ってはいると、中は広島城を中心とした歴史博物館になっている。最初はつまんなそうだったが、これが意外に興味深い。ほぼすべての展示には英語による説明もあり(日本語の説明をそのまま訳したのではない、もっとわかりやすくかかれている)、ビデオなどにはヘッドホンで英語のナレーションも聞けるようになっている。ヘッドホンをつけて、一つのビデオ数分を見てみたけれど、いたって簡単な英語なので、機会があればおためしを。広島の中心部は昔は海だったのが、川の流れで土砂が堆積し現在の市街地ができたってのも実はビデオの解説で初めて知った。やはり旅行先では、その土地の歴史を知るのは、訪問地が国内でも海外でも同じである。そういう意味で広島城を訪れたのは正解だ。最上階は広島市内が一望できる。ただ、内部には階段しかなくて、バリアフリーではないのはその狭さからしてもやむをえないというところか。



広島城をあとにして市内中心部に向かう。喉が乾いたので紙屋町の地下街というか、シャレオへ入ってジューススタンドを見つけた。TAMARUというジューススタンドでMIX JUICEを200円で購入。これ、うまいなぁ、安くていいですわ。

今日は気温はさほどではないが、じめじめしているので外を歩くと結構汗が流れ出てくるので、こうしたフレッシュジュースは不可欠である。さて、時計は11時半。歩いていないようだが、二時間ほど広島城内の展示見学も含めて歩きっぱなしなので疲れてきた。海外一人旅を初めた1999年に比べるとスタミナが無くなってきたなぁと実感。

本通りあたりをうろうろしながら、さてお昼は何にしようか…。本通りはアーケードがあって両側の店の冷気が流れていて結構涼しいが、飲食店が非常に少ない。飲食店は本通りから外れた両側にあるのだが、そこを歩くと汗が流れ出てくる。うわ…。

結局、歩き回って暑さでクラクラ、腹へってヘロヘロになっていたので、そのままリーガロイヤル隣にあるパセーラというショッピングビルのレストラン街に行くことにした。たしか、そこにはザ・どんという丼ものの店があったなぁと。そこで「月見かにツナ丼」というものに味噌汁を加えたものを頼んで588円也。ようやく落ち着いたが、まだ暑さでクラクラしている(笑)。しばらくは広島そごうの店内の冷気で頭を冷やすついでにトイレで用を足す。広島そごうのトイレは本館より新館のほうが綺麗なのは余談。

時計は13時になったので、そごうの三階を経由してバスターミナルのエアポートリムジン乗り場に向かうが、そごうから経由するとむしろ歩く距離が長かったかも…。リムジンの待合室でしばし休憩。13時10分ごろリムジンが入ってきた。乗客は少なくて数名程度。リクライニングを倒してお昼寝タイム。飛行機に乗っているのが1時間20分なのに、バスに55分も乗るというのは解せないが、考えてみたら自宅から羽田までも1時間じゃいけない。だが、都心からなら羽田は30分程度だ。やはり広島空港は遠い。

空港ではチェックイン機でチェックイン。同時にクラスJが空いていたので当然アップグレード。たとえ1時間少々でも席は広いほうが楽チンに決まっている。1,000円の差なら当然クラスJでしょう。

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チェックインも済ませたのでお土産購入。まず家族で食べるために、にしき堂でもみじ饅頭をバラで買う。箱で買っても小人数では多すぎるからだ。そして16個入りを会社の義理土産に購入。ほかに自宅用および義父母用として焼きままかりの酢漬けと牡蛎の煮たようなものを買う。どちらも12月までもつという代物。これで一気にバッグが重くなったので、有料ラウンジへ直行。

ラウンジ入り口でボーディングパスとゴールドカード(会社のコーポレートカードである)を出してジュースを一杯無料でいただきながら、ソファに埋もれてJornada 720を出してこれを書き始める。こういうものを書いているとすぐに時間が立つのがいいところ。いつもの一人旅なら紙のメモ帳にメモっているのだが、今回はVodafone 702NKのノート(こいつはOutlookのメモと同期する)、そしてシェアウェアの支出メモを使って行動概略と支出を書き留めていたので、それを見ながら旅行記に書き下ろす。

ふと時計を見ると15時30分になったので、ぼちぼちと思ってラウンジを出る。こういうラウンジが使えるのがゴールドカードの数少ないメリットであるが、残念ながらカード会社のラウンジはセキュリティチェックの外側にあるので、ぎりぎりまでいるわけには行かない。その点航空会社のラウンジはセキュリティチェックの内側にあるので便利だが、こちらの資格をゲットするのはかなりの難関である。

なかへ入って売店をちらほら見るうちに搭乗開始。JAL1612便広島発羽田行きは定刻通り飛び立った。さきほど書いたとおり、往路は無理だったが、復路のほうはチェックイン時に空きがあったので1,000円プラスしてアップグレードした。たった、1,000円であるがやはり楽チンである。従来のスーパーシートは+3,000円でお昼時に軽食、そうでないときは御菓子が出るくらいなので、クラスJはかなりお得である。最初はスーパーシートよりクラスJのほうが良い。

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機内でこの文章を打っているうちに、やがて着陸体制に入るというアナウンスがあり、実質フライト時間は約1時間で到着した。

やはり国内は近いわ…。

(写真はすべてRICOH Caplio GX + ワイコン(DW-4))

おじさん広島一人旅(2日目)

昨夜は、枕が慣れない固めもので、ベッドもどちらかといえば苦手な固めのものなので疲れてはいたけれど、なかなか寝付けなかった。寝付いたらあっというまに朝というわけでもなく、途中幾度か眠りが浅くなったのを記憶している。

旅行のときは、最初の夜とか二日目あたりまではいつもこうなのである。二日目あるいは三日目あたりからベッドと枕に慣れてくるので、海外旅行で一箇所に二泊程度だときつい。日本のホテルのベッドはどこも枕は小さくて固めでベッドマットレスも固めが多い。一方、今までとまった外国の宿は平均的にはマットレスは柔らかめが多く、枕は少なくとも日本のホテルより大きくて柔らかい。筆者の好みとしては当然後者である。

ホテルの電話機を使った自動ウェイクアップコールとベッドの時計の目覚まし時計は7時15分にセットした。中途半端だけれどなんとなく…である。目覚めは超快適とはいわないが疲れはかなりとれた。

今回は朝食無しのプランなので何か食べにでないといけない。身支度をして部屋を出たのが朝8時。広島は川の街でもあるから、筆者的な感覚では川沿いにはカフェがありそこで朝食を…としゃれこみたいところだ。いや、クライストチャーチやブリスベンの感覚だとそうなる。というか、欧米の人は平均的に川沿いのテラスというのが大好きらしい。だが、日本の場合はそういう風習は無いので、川があるからカフェがあるとは限らないというか、むしろそういう場所のほうが珍しい。台風が多い国でもあるので、川沿いは危険であるというのもあるかもしれない。

とにかく、リバーサイドカフェなんてのはどうにもありそうもないし、手ごろな店もないので、とにかく広電にのって広島駅まで向かうことにした。今日は、広島の宮島連絡船も含んだ広電1日切符840円也をホテルのフロントで購入しておいたのである。こうしたチンチン電車というかトラムというか路面電車に乗るのは、都電荒川線を別にすれば函館が以来かもしれない。

プリペイドカードや1日パスといったカードで乗車するときは入り口のカードリーダーに通してから乗車する。そして下車するときにも車掌か運転手のいる出口でカードリーダーに通す。現金の人は出口で均一150円を支払えばよい。

電車は広島駅についた。さすがに朝飯を食いたい。駅の近くならなにかあるだろうと思うが、どうもぴんとくるものがない。仕方なく、駅の地下改札の前にある喫茶店WIENという店のスペシャルモーニング525円を頼む。ミニサラダ、ミニオムレツ、ミニスープ、トースト、紅茶といった普通のモーニング。食べていると、バックパックを背負ったおそらく50代の白人男性が入ってきた。彼が何を頼んだのか興味をもって見ているとなんと和風モーニングだった。うむ、そういうのがあったのね!それにすりゃよかった。彼はバッグからJAPANと書いたガイドブックを撮りだして読みながら食事をはじめた。機用に箸を扱っているが、最近では箸を扱う外国人というのは別段珍しくないことがわかってきたので、とくに驚くにあたらない。

さて、駅の改札(この駅は懐かしい有人改札だ)を入ると9時29分発の快速があるのでそれに乗ることにした。呉まではおよそ三十分程度のはず。電車は四両編成で、東京の山手線に慣れた筆者にとってはちょっとノスタルジックな感じすら覚える。ガタゴトと電車は山陽本線から途中で分かれ単線の呉線に入る。

丁度10時に電車は呉についた。目的地は今回の旅のハイライトである「大和ミュージアム」だ。改札を出て500mほどデッキを歩くと大和ミュージアム。すぐそこは呉のドックの大きなクレーンがいくつも見えている。

入場料は500円である。1日有効で何度でも出入りできる。といっても、何度も出入りすることもない。入るとすぐに、筆者がどうしても見たかった1/10の戦艦大和がある。うぉー、でけぇ、じゃ、じゃ、ジャイガンティック!いや、すごい、言葉にならない。

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この大和を囲むように戦艦大和の歴史、呉の造船の歴史があるが、主には旧大日本帝国海軍の軍用艦の博物館である。ほかに零戦の復元実機もあるし、人間魚雷といわれる回天もあった。すべては悲惨な戦争の歴史である。大和もおよそ三千人の命とともに九州の沖に消えた戦艦だが、1/10のサイズの戦艦大和は美しい。本当に美しい。まさに機能美というのだろうか、戦闘艦は世界に数多くあるが、やはり大和というのはその名を冠した当時の日本の世界最高水準の造船技術をもって作られた美しい船である。悲しい運命を持った戦の道具であるが、これは悲惨な美しさとでもいうのだろうか。いろいろな船を博物館なので見ているが、いまだかつて大和以上に美しい船を見たことがない。

この博物館の最上階には未来ゾーンってのがあって、何があるかと思えば、いきなり宇宙戦艦大和のロボット、アナライザーが出迎えるエリアがある。ストーリーでは宇宙戦艦ヤマトとは、沈没した戦艦ヤマトを偽装につかって作られたことになっている。

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実際に沈没した戦艦ヤマトはかなり悲惨な姿になっている。米軍の攻撃を受けて左舷から傾いて横転し転覆し、三つの主砲塔は海底向かって抜け落ちていったその後船体中央付近の第二火薬庫が誘爆を起こして船体は前後にまっ二つになって深さ三百数十メートルの海底に沈んだ。だから、アニメのように沈んだ大和の外隔を使って宇宙戦艦を作るなんてのは不可能なのである。

大和ミュージアムでかれこれ二時間半ほどすごしたあと、お昼はどうしようかと思ったがそのまま宮島まで向かうことにした。12時51分の快速広島行きに乗ることにするが、その前に駅の自動販売機でオレンジジュース120円を一杯ぐび。ぶはー、うまい。

博物館歩きで疲れたのか、電車で座るとすぐに眠ってしまった。目がさめたらまもなく広島駅。ここで山陽本線の岩国方面行きに乗り換えだ。腹減ったなぁ。電車まで少々時間があるので立ち食い蕎麦でも…と思ったが、おやおや、小銭が品切れで千円札もない。両替をしてもらえばすむが、それも面倒なのでそのまま電車を待つ。13時35分の岩国行きにのり、またもやうとうとして、宮島口に着いたら13時59分。このあたりにくると外国人観光客が目立つようになる。なかには外国人の団体さんもいたりして、おお、いずこも同じだわと妙に感心。

さすがにこれ以上何も食わないわけには行かないので、フェリー乗り場のそばのみやげ物屋併設のレストラン「磯もみじ」でかき揚げうどん580円を食べる。こちらのほうで気づいたのは意外と味が濃いということ。このうどんも関西風というよりは関東風に近いかもしれない。少なくとも関西風の味ではない。ちなみに、サラダバーがサービスでついていたが、バーというのは大げさで昼も過ぎているので、残りはキャベツ&紫キャベツの千切りとポテトサラダだけ。それでも小皿にキャベツ山盛り、ポテトサラダを1スクープ乗せていただく。意外にポテトサラダがうまかったりして!

さて、食べ終わって船の乗り場のほうへ行くと丁度時間となりましたってことで乗船。改札では広電と同じくカードリーダーにカードを通す。所要時間は十数分と近い。それにしても、今日はずいぶん暑くなってきた。瀬戸内だから波は穏やかで緑多い島があちらこちらにある。瀬戸内は日本の中でも美しい風景の一つだと思う。

宮島口のフェリーターミナルを出ると、いきなり鹿がたくさんいる。ありゃ、宮島って鹿がいたんだっけ?人慣れしているから人を見ても驚きも逃げもしない。なかには母子の鹿がいて、母鹿が子鹿の耳を舐めている。その光景を写真にとって、そのまま海沿いの道を厳島神社まで歩く。境内にくると汗が噴出してきた。老人の団体さんがかなりたくさんいる。拝観料は500円で境内は一方通行。

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先の台風14号被害をさけるため回廊の踏み板ははずしてあったというが、今は復活していて、あちらこちらで復旧工事は始まっているが、致命的なダメージはなく、真紅の回廊がと美しいし、大鳥居も悠然と構えている。

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回廊を終えると自動的に境内から出てしまうのでそのまま厳島神社の裏をとおってフェリーターミナルのほうへ向かう。途中、五重塔のほうへ行く道があったので、そちらのほうへ向かってみると、若い女性の一人旅だろうか、同じようにぷらぷら歩く人がいた。外国人なら声をかけるところだが、若い女性の日本人相手というのはちょっと抵抗があるので、そのまま前になったりあとになったりしながら歩く。

さて、かなり歩いて汗も吹き出て疲れてきた。せめて水分と糖分を補給したい。ともって参道で見つけたのがかき氷。いつもなら食べないようなレモンミルクのかき氷を頼む。200円と安いが、冷たさとスキムミルクの甘さが染みる。くわ~。

フリッジマグネットがどこかにあれば買いたいと思うのだが、どうもどこにもフリッジマグネットはない。あるのは置物やキーリング、あるいはストラップばかりでつまらない。フリッジマグネットの良さはいつも目に入って、ああ、あそこへ行ったな、と思い出せることなのに。

宮島口行きのフェリーではおとなしく船室に入って一番前に座って景色を楽しみながら涼しい部屋ですごす。宮島口で売店のトイレに入って用を足したあとうろうろしてみるが、とくにめぼしいものもなくてそのまま広電宮島口の駅から広島駅行きに乗る。ここから西広島までは郊外の区間で専用軌道を走るので速度も結構速い。だが、広島まではおよそ60分の長旅。途中こっくりこっくりしながらも、ぼちぼち夕方のラッシュで車内は混雑してくる。だが、混雑してもこの程度という安心感。これはブリスベンやシドニーのそれと通じるものがある。

広電を降りたのは八丁堀で時刻は18時に10分ほど前。ちょっと早いけれど晩ご版にしよう。しばしあちらこちらをうろうろすると、ガイドブックで見たお好み焼きの店を数件発見。だが、昨日食べたしなぁ、とか思っていると「天下一品」の文字。昨日のラーメンがまずかったので、今日はリベンジ。ねぎラーメンの大を頼む。800円也。出てきたのは京都の天下一品のそれとは微妙に違う。麺はほぼ同じだが、スープのこってり加減が違う。むこうは自然のこってりだが、こちらのは何かあんかけっぽいこってり感で、舌に残る特有のざらつきがない。地方によってある程度好みに合うように変えているらしい。だが、昨日のよりはかなり良い。ゆでたまごがついていたこともあって結構おなか一杯。

八丁堀の停留所に戻り二駅だけ広電にのる。1日パスだから使わないと損だ。紙屋街東でおりて、ダイエーへ向かう。ご当地ものを探すのと、飲物などを買うためだ。だが、このダイエーはかなり小さくて、ほぼ全国ものしか置いていない。うわ、つまらん。ってことで緑茶のペットと昨日と同じ野菜ジュース2パックを買ってホテルに戻る。

バスタブに湯をはって足を伸ばすと、疲れが湯に解けだしてゆく。タオルを暖めて目に当てると気持ち良い。天気予報では明日が午後から崩れてくるらしいので、早めに空港へ行くとするか。そしてゴールドカードラウンジで本でも読んでいるとするかな。

(写真はすべてRICOH Caplio GX + ワイコン(DW-4))

おじさん広島一人旅(1日目)

7日の水曜日の東京は、台風14号の影響が残っていて全般的に速い流れの雲が多くて、時々雨が降ったりした。フィリピンの東方海上では数日前に発生していた熱帯低気圧が台風15号に昇格し、今のところ台湾方面へ進路を向けているようだ。

1日経った8日の今日は朝から抜けるような青空だ。8月中旬に来る台風と違って、同じ台風一過の青空でも暑さはかなりマイルドなもので、秋も遠くないことを感じさせる青空だ。真っ青で雲一つない青空にシドニーを思い出してしまう。東京ではこうした抜けるような青空をこの季節に見ることは稀であり、台風の直後くらいしかない。

9月3日(土)~11日(日)の一週間は筆者のちょっと遅めの夏休みである。今年は子供が高校三年生とあって夏休みといえどもスケジュールには長い隙間がなく、恒例の家族旅行も不可能であり、さらに当初8月上旬に予定していた筆者の夏休みも仕事が忙しくてずらさざるを得なくて、結果的にこの週に休みをとることにした。

こういう半端な時期、世間様では夏休みも大方終わっているような時期に、自分だけ休みをとると、「おじさん海外一人旅」の虫が騒ぎだす。だが、この5月にブリスベンへ9日間の一人旅に行ったこともあって、さすがに1年に二度仕事でもないのに家族をおいて一人旅はまずいし、何より先立つものが無い。そうはいっても、ぼーっと家にいるのもなんとなく納得できない。

最近、外国人とのお付き合いが増えて気づいたことは、自分が結構日本のことを知らないということ。生まれ育った都市やその近郊、そして今住んでいる東京都区内とその近郊以外では遊びに行ったところなんて限られている。北から行くと、北海道(小樽・札幌・函館)、東北(蔵王・追良瀬・十和田(これらは高校時代の修学旅行の話だ))、福島(白河/
二本松)、伊豆箱根(こちらは近いこともあって結構行っている)、山口(萩・秋芳台・秋芳洞)&広島(これらはなんと中学の修学旅行だ)、徳島(友人の結婚式だ)、高知(小学生のころ従妹が住んでいた)、沖縄といったところ。そのうち大半はまだ成人前の話で、家族をもってから行ったのは、北海道、福島、伊豆箱根、徳島、沖縄くらいではないかしら。

さらに、よく考えてみると海外一人旅はマウイ(2)、カナダ(1)、ニュージーランド(2)、オーストラリア(2)と何度か行っているが、国内のほうは仕事での出張と帰省以外では一人旅をしたことがないことに気づいた。

実は、この春に広島県呉市に大和ミュージアムなるものがオープンしたのを、以前テレビで見てぜひいって見たいと思っていたので、これは良いチャンスであると、この休みを利用して二泊ほど「おじさん広島一人旅」をすることにした。

最初は9/4~6に行く予定だったが、台風14号の様子を見て延期することとして、急遽ホテルの予約を変更(一旦キャンセルして再度予約)、エアーも予約変更した。この期間、実は風邪気味で喉がいたかったので、延期したのは一石二鳥ともいえる。

さて、自宅近くの地下鉄駅から電車に乗ったのが朝9時。フライトは羽田空港11時20分出発のJAL1607便広島空港行きだ。自宅から羽田までは地下鉄&京急を使って1時間半はかからないが近くは無い。この日は京急の羽田空港改札を出たのは10時20分とフライトの丁度1時間前だった。広島到着予定は12時40分だから、所要時間は1時間20分ということになるが、実際に飛んでいる時間はおそらく1時間ほど。

成田から外国に向けて出発するときのようなわくわく感、緊張感は無いのがちょっと残念だが、一方で安心感もあるのも事実。何かあってもここは日本で自分は日本国籍を持った日本人であり、日本語が通じる社会であり、何より生まれ育った国だという安心感は強い。他国に住んだ経験はないが、やはり生まれ育った国という安心感を持てるというのは、日本はすばらしい国だと思うわけだ。

JAL1607便は定刻を少々遅れて出発した。クラスJは取れなかったので席は予約時の24K。これは自分で選んだ席だが、めずらしく右側にした。海外旅行ではほぼ例外なくA側のシートなのだが、今回はぎりぎりで予約変更したこともあって、A側のいいところが空いていなかったのである。

フライト時間が短いので機内誌を読んだり、飲物(紅茶を頼んだ)を飲んだりしているうちに、機体が降下を初めてまもなく着陸である。ニュージーランドの11時間半とはえらい違いである(って比べるなよ、おい)。

空から見る日本列島は美しい。ニュージーランドは日本と気候が似た国であるが、空からみた風景はかなり異なる。ニュージーランドも山は多いが、日本の山のように緑に覆われた山は少なくて、ごつごつした茶色っぽい山が多いから上空からの風景は意外に綺麗ではない。一方日本の山々は緑が多く大変美しい。そんなことを考えながら緑の山々を上空からみていると、いきなり14時方向に滑走路が見えてきた。なんというか、山の中を切り開いて平らなまな板を置いた感じである。こりゃまた、どえらい山の中に空港を作ったもんだなぁ、と関心。実は、広島へ空から訪れるのはこれが初めてであり、この比較的新しい空港も初めての経験である。これで近くに大きな湖でもあればちょっとニュージーランドのクィーンズタウン空港の雰囲気である。

今回は二泊の一人旅で荷物も少ないため全部機内持込にしたので、荷物が出てくるのを待たずにロビーに出られる。まずは市内へのリムジンバスの往復チケットを買わないといけない。案内にしたがって左手に行くと自動販売機があった。片道だと1,300円だが、往復だと2,360円と微妙にお得。ここから市内のバスセンターまで12時55分発のバスで約1時間のドライブだ。羽田も遠いけれど、ここも遠いわ…かなり。広島バスセンターについたのは13時46分だった。

さて、宿はといえば、リーガロイヤルホテル広島である。インターネットの特別レートで食事無しの連泊プランで一泊8,500円。バスセンターのすぐ隣にあり、広島市内ではおそらくもっとも高い建造物の一つであろう。聞くところでは市内では最高級のホテルらしい。フロントへ向かうと、ベルボーイがすかさず近寄ってきて、宿泊かどうかを尋ねて案内してくれる。フロントはちょっと混んでいたが、まもなく案内されてレジストレーションをする。予約時の条件では16Fまでの部屋だったが、可能な範囲で高層階、禁煙ルームをリクエストしておいたら、22Fの部屋に案内された。海に面した側で遠くに瀬戸内海が見える。

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それにしても腹減った。時計を見るとすでに14時をちょっと過ぎている。荷物は部屋において、昼食に出かける。心当たりは無いがとりあえず腹減った。相生通りを超えて本通りのアーケードに入る。東京的な基準では閑散としているが、実際には東京とか大阪、名古屋以外はこんなもんである。というか、海外の都市をみてもこの程度が普通なのであり、東京の混雑が異常なのであることを改めて感じる。やはりある程度人口密度が低いほうが、人間は心理的に安心感を覚えるのである。

本通りのアーケードをあちらこちら眺めながら、東のパルコのほうへ歩いて行き、パルコの南へ回ってさらに東へ行くと新天地のほうになり、「お好み村」の看板を見つけたので、一も二も無く入る。2~4階があるが、まったくわからないので2階の適当な店へ。

入ったのは桃太郎というお店。時間が半端なのでどの店もすいている。頼んだのは桃太郎スペシャルのそば(うどんというのもある)。広島のお好み焼きは生地はほとんどクレープといっても良いくらい。それにたっぷりのもやしや野菜類、豚肉、ゆでた中華麺、卵。ボリュームたっぷりで、あつあつのものをいただく。うむ、ソースがかなり塩辛いというか味が濃いがうまいですな。好みとしてはもう少し薄味のソースでもいいかと。どちらかといえば、やはり大阪のモダン焼きのほうが好みかしらん。いや、別にけなしているのではなく、素直な感想。実際問題、広島で本場のお好み焼きを食べるのは実は生まれて初めてなのさ。正直な感想は一もに二も無く『旨い!!!!』、広島のお好み焼き大好き!!

さて、腹が膨れたので平和記念公園のほうへ徒歩で向かう。ここは昔々中学生時代に修学旅行できたことがある。アーチ型の記念碑の前でしばし黙祷。そしてしばらく見ていると、意外に外国人観光客が多いことに気づいた。白人のおじさんが近寄ってくると、普通に英語で話し掛けてきた。この記念碑を背景に写真をとってくれということだ。修学旅行か遠足の子供たちが空いてからということでしばらく待って二枚ほどとってあげる。撮ったあと、どこから来たのかと聞くと、イギリスからだという。まあ、遠くから広島までご苦労様。ちゃんとした英語をしゃべれるんだねとお誉めに預かる。悪い気はしないけれど、まあ、こちらも昔と違ってネイティブと仕事で通訳無しでミーティングや電話をするくらいにはどうにかなってきたので、あたりまえといえばあたりまえとも言える。

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この平和記念公園のアーチ型記念碑は正面に立つと、アーチの内側に原爆ドームが綺麗に入って見えるようになっている。気づく人がどれくらいいるか知らないけれど…。このあたりは観光客が多いが、なかでも外国人客が多いのは意外。平和記念資料館に50円を支払ってはいると、ここでも少なからぬ外国人がいる。この手の資料館は世界広しといえども、世界中に広島と長崎にしかない。筆者は中学のときのおぼろげな記憶しかないが、その後改装・拡張されたのだろうか、かなり広くて綺麗になっている。

広島に投下された原爆は50kg搭載していた核物質のうち反応したのは5kgだけだったという。たった10%が反応しただけでこの悲劇なのだから、今の核兵器が実際に使われたら…そう思うと、いや正直なところ想像がつかないのであるが、やはり悪魔の兵器である。

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平和記念資料館で広島市中心部の模型があったが、そこで気づいたのは広島市中心部というのは意外に川の多い街ということ。高い建物が少ないから街を歩いていても周囲の山々を見ることができる。緑が多く川も多く自然豊かな街なのだなぁ、とあたりまえかもしれないことを実感。

歩き疲れたので、17時20分ごろ広島パルコの前のスターバックスでアイスラテを頼んで休憩。HIROSHIMA文字入りのタンブラーを探したが売っていなかった。歩き回ったので喉が乾いた。

さて、晩ご版はどうするか。ディナーというのは国内外を問わず一人旅の悩みの種である。宿(リーガロイヤル)の近くのショッピングセンターのなかに回転寿司があって、一瞬心ひかれたが、入っている客が少ないし思ったほどお得価格ではないので回転寿司はやめて、となりのラーメン屋へ。名前は「しなとら」という名前で、頼んだのはしょうゆ味の「しなとらラーメン」と餃子。あっさりした中華そば風であるが、特別うまいわけでもなく、特別まずいというわけでもないありふれた味。餃子のほうははっきり言ってうまくない。昼を食べてからさほど時間も経っていないから余計にそう感じるのかもしれない。

とにかく腹は膨れたので、ホテル隣のそごう地下で飲物など(ペットボトルの緑茶、カゴメの「野菜1日これ1本」の200mlパック、ちょっと腹減り時のために小魚&ナッツミックス)を買ってホテルへ引き上げる。ああ、歩きつかれたなぁ。

部屋に戻って、バスに温めの湯を張りゆったりとねそべる。バストイレ一体型だがバスタブは広くて貝的。いやぁ、気持ちがいいわ、足と体の疲れが湯に解けだしてゆく感じ。いいねぇ。

さて、明日は朝のうちに出て大和ミュージアムへ行き、それから宮島に回ってみるとしよう。

(写真はすべてRICOH Caplio GX + ワイコン(DW-4))

あいちゃんの日記帳 2005年09月分

あいちゃんの日記帳

2005年09月の日記


[雑記] カムバック! Jornada
筆者の手元から、Handheld PC (Windows CE)が消えてから久しい。だが、先日も書いたように、やはりキーボードが使いたいときがある。だが、もはや世界的に絶滅種であるHandheld PCの新機種は存在し得ない。

ノートパソコンは軽量化、バッテリーの長時間駆動化が進み、1kgで実働でも5時間なんてのはむしろ短いほうになってしまいつつある。とはいえ、個人的には現状のパソコンは旅行時に持ち歩くにはでかすぎるし重すぎる。それでも海外旅行のときは何かとあると便利なので、というよりもかなり必須なので持ってゆく。海外にもインターネットカフェはあるけれど、普通にWebブラウズする以外は、危なくて使えない。プロバイダのメールをWebメールとして見るなんてのもやってはいけないことのひとつだ。インターネットカフェでキーボードから入力した内容はすべて盗まれていると思えば間違いないのである。中には、インターネットカフェでオンラインバンキングをやる人もまれにいるようだが、それは完全に自殺行為である。

ともあれ、Handheld PCがほしくなった。何がいいかって、当然かつてのHPファンとしてはJornada 720である。昔Jornada 680をつかっていたことがあったが、720は680に比べるとかなり快適につかえる。今は入手不可能なので狙うはヤフオクである。何度か落としそこなって、先日ようやく落とせた。無いのは元箱だけで程度は上々。Pocket WZもおまけについてきたので、早速Pocket WZをいれて、USB接続で母艦とパートナー関係を構築したあと、無線LANカードと有線LANカードのそれぞれをつかってネット接続とネット経由での同期を可能にした。

そして今、この文章はJornada 720で書いている。快適だ。ただ、ひとつ、人間の側の事情が数年前とは変わってしまって、メガネをしないとやや困ることだ。特に筆者の場合、ここ2~3年で右視力は1.2程度を維持しているが、左視力が0.9と左右差が開いてきたので、それを補正するためにもメガネはあったほうが楽なのだ。

メガネをかけていても久々のJornadaは楽しいな。
Date: 2005年09月01日(木)


[雑記] ようやく夏も終わり?
今年の夏は、昨年ほど暑くなかった。昨年は小雨に加えて梅雨時からかなりの暑さとなったが、今年は梅雨は比較的涼しくて、実際に暑い日が続いたのは梅雨明けごろからかなり暑くなったが、その後少々落ち着いた暑さに戻り先月下旬くらいまで続いた。そして先月下旬頃から朝夕がめっきり涼しくなってきた。というか、急に涼しくなったという感じ。

昼間は日差しも強くて暑くないといえば嘘になるけれど、どうにもならない暑さではない。休日に家にいても昼間といえども室温はさほどあがらず、何より外から入ってくる風が先月のように、もわーとした熱気ではなく秋の風だから、窓をあけていればエアコンをつけなくても快適だ。

これからの2~3ヶ月は秋が日増しに深まり紅葉の足音が聞こえ、本州は一年でもっとも美しい時期になる。食欲の秋、味覚の秋、食べ物もおいしくなる時期だ。四季がはっきりした本州だからこそ、季節の喜びというのがある。常夏の土地では味わい得ない感動がそこにある。こういう土地に生まれ育ったことを改めて感謝すべきだろうと、思ったりする。・
Date: 2005年09月02日(金)


[雑記] 夏休み
学生諸君の多くは先月で夏休みも終わり、新学期に向けて学業復帰が始まっているころだろう。筆者は、本来なら8月初旬に夏休みをとる予定だったのだが、仕事の事情でとても夏休みという状況ではなかったので、一ヶ月後ろにずらせたのである。

すなわち、今日の土曜日から来週の日曜日までの9日間の夏休みだ。こういう半端な時期に休みがあると海外一人旅の虫が騒ぎだすけれど、さすがにGWにブリスベンにいったところで、手元不如意であることおびただしいし、一年に二回のおじさん一人旅は家庭的にも物議をかもす。

だが、何もせずじっとしているのもいやである。近年外国人との付き合いが増えるにつれ、自分としてもより日本のことを知っておくべきだと感じるようになっている。まあ、そういうわけ(ってどういうわけだ?)で、当初は4日~6日までふらりと一人で西日本方面にでかけることにしていた。

ところがどっこい、台風14号がやってきた。ちょうど滞在の後半にえらい目に合いそうで、へたすれば帰りのフライトがキャンセルになったりする可能性がでてきた。そこで急遽日程を休暇の後半にずらせた。

え?どこへ行くのかって?それは内緒。
Date: 2005年09月03日(土)


[雑記] Jornada 720
Jornadaを手にして数日が経過した。昔所有していたJornada 680とかMobiel Gear II MC/R530とかはシリアルでPCと接続したが、720の世代になるとUSB接続だ。すでにPCはPocket PCと同期しているので、もうひとつデバイスが増えることになる。

Mobile Gear II MC/R530のときは、ひと工夫しないとネットワーク経由でPCと同期できなかったのだが、720の世代になると最初にUSBかシリアルでパートナー関係を構築しておけば、あとはネットワークカードさえ使えれば何も工夫しなくてもすぐにPCと同期できる。

Mobile Gear II MC R/530のとき購入したPCIのGW-CF11Hという802.11bの無線LANカードがありそれにはWindows CE用のドライバがついているので、そのドライバをインストールして何事もなく認識。もちろん無線LANのセキュリティ(Macアドレス設定など)は済ませた上での話である。本来ならばWEPではなくAES/PSKを標準としている我が家の無線LANにあわせたいところだが、世代差の問題で両立はしないので、やむをえない。もうひとつある無線LANステーションを稼動させた。

有線のほうは、昔10MのPCカードのLANカードをもっていたが、つかわなくなくなって久しいので処分してしまった。だが、やはり有線LANも必要だってーんで、仕方なくバッファローのLPC3-CLTを購入。このカードはメーカーホームページによればJornada 720で動作確認が取れているものだ。

あとはソフトの類。Acrobat ReaderはPocket PC用しかないが、これもちょっと工夫すれば実はHandheld PCでも動くことがわかり実験してみると動いたじゃないの!これと同じテクニックでほかの電子ペーパーソフトもインストールして動くことがわかった。あとはATOK Pocket for Windows CEだ。さすがにもう市販はされていない。使わなくなった人がオークションに出すのをまって競り落とすしかない。

もうひとつ弱点はバッテリー。これはさすがに消耗品だからいずれなんとかしなくちゃいけないが、純正は手に入らない。唯一ROWAだけが720対応で2000mAhの大容量セルで供給しているからこれを買うしかないかな。

Jornadaのいいところは、Mobile Gear IIとかと違ってつくりがよいこと。正直なところMobile Gear IIの作りは結構ひどいものがあって、あれの中古をかってもすぐに機械的に壊れるんじゃないかと、元ユーザーとしては思うわけである。キーがでかいからタイピングには好適だが作り全体がヤワである。そういう意味ではJornadaはしっかりしている。680だとCFとPCカードのギミックのところが弱点だったが720にはその弱点は無い。液晶パネルのヒンジがゆるくなるというケースはありがちだが、手にいれた720はしっかりしているようだ。

この文章も720で打っているが、早くも指は昔の感覚を思い出したようでかなり速い速度で入力ができるようになった。だが、メガネだけはなんともならないなぁ…。
Date: 2005年09月04日(日)


[雑記] メガネ
ここ2~3年位で左右の視力差が大きくなった。もともとは両眼とも裸眼視力で1.2程度をキープしていたのだ。右目のほうは健康診断の視力測定としては1.2だが、左が0.9くらいになっている。さらにそれまで気に求めなかったいわゆる老眼というやつに悩まされつつある。

その結果本を読むとかPCを使う場合は、視力差を埋める意味もあってメガネをかけるほうが楽になった。メガネのほうは視力差が出てから作ったものなので、近くを見る限りはかけているほうが楽チンなのである。

だが、しかし、単焦点の老眼用のメガネであるために、かけたりはずしたりが面倒だし、どこぞに忘れたりしがちだ。近くを広い範囲で見るにはこの単焦点がいいが、平均的には不便なことのほうが多い。その結果、メガネを下げて上目使いで家族の顔をみたりするという、なんとも年寄りくさい振る舞いが出てしまうのに気づいた。

いかんです、こりゃいかんです。50歳まではまだしばらく(といってもさほど長くない)あるとはいうものの、いまからこれではいかんですな。

そこで最近気になるのがテレビでCMをしている銀座輪真の全視界メガネ。会社であれをつかっている人がいるので話をきいたらべた誉めである。もう、いくら貰っているじゃい?ってぐらいの勢い。

というわけで、思い立ったが吉日。買いに行くことにしよう。
Date: 2005年09月05日(月)


[雑記] 歳をとるということ
10年前は考えもしなかったけれど、50歳までさほど長くない歳になると、さすがに実質人生折り返しとあって先々のことを考えるようになる。以前も書いたと思うけれど、就職してなんとか一人で自身をもって生きてゆけるようになるのが、大卒だと25歳あたり。そこから60歳の定年まで35年。平均寿命を思い切って80歳として、その5年前まではなんとか楽しんで生きられるとして、25歳から数えるとちょうど50年が大人としての実働人生である。その半分のところが50歳だ。

歳をとったらどこか静かなところでのんびり暮らすというのはよく聞く願望論。だが、それを実践しているつもりの人というのは、本当の高齢ではなくて、50代、60代のまだまだ元気なさかりの人たちだ。実際のところは、70歳を超えるとさすがに体もガタがくるので、ちゃんとした医療施設からさほど遠くないところでないと困る。また、車がないとどうにもならないようなところは、高齢になって運転できなくなるとこれまた大変困ったことになる。そういうところはバスなんかも無かったり不便だったりするわけだ。

むしろ、思うのは、まだまだ元気な中年あたりのうちに田舎暮らしをして、地方経済の発展に寄与し、歳をとったら都会に戻るほうが便利ではないのだろうか。もっとも、日本の都会構造はバリアフリーとはおよそ無縁なので、足腰のヨワくなった歳よりにはかなり厳しいのも事実。そのあたりさえ、なんとかなれば、実は都会というのは結構いいのではないか。そして、若者と老人が常に職場の近所とか自宅の近所で接点を持つ、心がかようような仕組みを作りこむことで、遠くの血縁者より近くの他人、歳よりの知恵を若者に伝える、若者は日ごろのふれあいを通じて歳よりの世話をよってたかって交互にするという、地域での相互扶助というのが出来上がる。

これからの日本は、もっと抜本的な年齢層ごとの地域配置を考えるべきだと思う。
Date: 2005年09月06日(火)


[雑記] メガネ屋さまざま
数日前に銀座和真の全視界メガネの話を書いた。そして先日、近所の銀座和真へ]行ってメガネを作ってきた。若いころはメガネとは無縁の生活だったが、二年近く前に不自由を感じるようになって老眼鏡を某メガネの大手ディスカウントチェーンで作ったから、今回は筆者にとっては二度目のメガネつくりとなる。ほかにも自分のものではないが、妻が同じくメガネを作るのにいっしょに付き合ったことがあって、それは自宅近所の眼科と隣接したメガネ店だった。

この数少ない経験ですら、メガネ屋により対応はさまざまであることがわかった。一番対応がおざなりだったのが、眼科に隣接した某メガネ店。妻の場合眼科隣接ということもあって、緑内症ではないことの検診のついでに検眼してもらった。そして隣のメガネ屋で処方を元に作ったのだが、メガネが出来上がった時の対応が実に適当。出来上がったメガネのフレームが顔にあっているかどうかを見てくれ、必要な修正を施してくれるのがあたりまえだと思っていたが、その店はできあがったメガネの顔へのフィット具合を見ることすらなかった。

一方、銀座和真のほうはかなり丁寧だった。まだ注文した全視界メガネはできていないが、検眼はやはりプロのメガネ屋だけあって納得のできる丁寧なものだった。というか、普通にあたりまえの丁寧さなのかもしれないが、経験の範疇ではかなりいいものだった。遠近両用の境目の無いタイプのレンズでフレームをTVのCMでおなじみの上下するものにしたのだが、店頭でレンズをあわせるための特製メガネ(これもちゃんと上下するようなものがついているやつがある)で試してみると、この6mmの上下が格段に楽チンなのは驚いた。

境目の無い遠近両用レンズで3グレードくらいのレンズを試させてもらったが、違いは遠くを見る上部の左右の端部分の歪みの大小である。高いものと安いものではかけてちょっと遠くを見渡すとすぐにその違いに気づくくらいだ。だが、どうせまたある程度で合わなくなるのだから中間のものを頼むことにした。

室内で近くのものを広い視野である程度長い時間見たいときには、単焦点のものは非常に便利である。だが、遠くをみたり近くを見たりするどちらかといえば日常のシーンでは、やはり遠近両用のほうが圧倒的に便利というものだ。

ともあれ、メガネが出来上がるのが楽しみだ。
Date: 2005年09月07日(水)


[雑記] 来る、きっと来る
あるホラー映画で使われた曲ではなくて、「たけしの本当は怖い家庭の医学」のほうである。内容的には専門家の監修のもとで…とされているので嘘はないとは信じるのだが、それを番組にした段階で結構針小膨大になっているような気がしてならない。

冊子版家庭の医学書を見ていると、健康なはずの時であっても、素人からみるといかにもぴったり当てはまる病気があるもので、それが具合の悪いときとなるとなおさらである。筆者の妻の場合も、かなり昔にアフタ性口内炎になったときに、家庭の医学書をひっぱりだしてあれこれ検討した結果、かってに「ジフテリア」の恐れがあると決め込んでしまったことがあり、筆者が帰るなり妻が青い顔でそういうことをいうので、口の中を覗きこんで一目瞭然のアフタ性口内炎だとわかった。

冒頭のブラックホスピタルも「悪魔が目覚めた瞬間だったのです」「最終警告だったのです」とかいうところは当てはまるものがあったりするわけだ。もちろん、これを見て笑い飛ばすのは簡単であるが、予防的・早期発見的に考えて参考にしておくのは重要であろう。この手の情報はやたらに怖がるだけではまったく意味が無く、むしろ視聴率と利益目的の連中の思う壺である。それらを知識として頭に格納し、何かのときに引き出して「もしかしたら…」ということで専門家に相談するきっかけにすればよいのではないか。

体を甘やかさない、酷使しすぎない、体からの警告に耳を傾けるのは重要だと思う。さらにより幅広い知識と豊かな経験をもちきちんと患者の相談に耳を傾けるホームドクターを持つのが大切なのだろう。実のところ、この良いホームドクターというのが難しく、事実上ほとんどいない。日本の保険制度ではいくら患者の話を聞いても収入にはつながらない。それよりは、適当に診断して処方して数を稼ぐほうが商売的には良い。

結局のところ自分で用心するしかないといえ、用心にも限界があるし、用心しすぎるのがストレスになり病を引き起こすという逆効果もあるので難しい。
Date: 2005年09月08日(木)


[PC] Jornada 720の環境
ポータブルテキスト入力マシンとして中古をオークションで入手し、まずはテキストエディタということでPocket WZをインストールし、IEEE802.11bの無線LANカードを引っ張り出してドライバをインストールし、10MbpsのPCカードタイプのネットワークアダプタも引っ張り出しセット。

本来ならこれでOKのはずだが、人間欲がでるものである。Adobe Acrobat Reader for PocketPCをちょっと一工夫でJornada 720で動かし、同じ理屈で他のソフトもひとつ動かした。これで大分環境充実したはず。

だが、さらに使いよくするため&中古でありバッテリーの寿命が不明なので、予備バッテリーを買おうと思ったがすでにHPは販売終了。ROWAのJornada 720用のバッテリーを入手。こちらはHPオリジナルのものより二割ほど高容量になっている。まあ、この二本があればふつうには楽勝であろう。

さて、筆者的にはもうひとつどうしてもほしいのが辞書。EPWINGやそれに変換した字書類をこいつで使いたいわけだ。幸い、Buckingham EB Player for Windows CEは昔にダウンロードしライセンス登録しておいたので、今でもインストールさせすればすぐに使えるはず。早速CABファイルをJornada 720にインストールして辞書データをCFにコピーして…。うむ、うむ、やはり画面がPocketPCよりでかい分、辞書には圧倒的に有利だ。

そうなると大容量CFがほしい。1Gは不要だが512MBはほしい。調べてみるとTranscendの80倍速のものが税込み・送料込みで5,400円とkakaku.comの最安値より安いので即効で購入した。

このあたりまで装備してかなり実用的なものになったのだが、速度的にも昔使っていたJornada 680よりかなり速いのでストレスなく使える。手に感じる触感もMobile Gear IIやSigmarion IIのような安っぽさが無いのがこの時代のHPの良さである。

予断だが、Jornadaのヒンジがゆるくなったときは、バッテリーを抜いたところにみえるネジを閉めてやれば改善することがあるらしい。筆者のJornadaはぜんぜんゆるくないが、ぴったりとあうのはHP100LX, HP200LX同様にトルクスNo.6なので、それで軽く締めてみると三つのうちひとつがそれなりに緩んでいたことがわかった。締めるとヒンジも心持ちよりしっかりしたような感じ。

PocketPCで使っている機能のうちPDA機能はVodafone 702NKに移行したので、それ以外のところはJonrda 720でカバーするというのも手かもしれないなあ、とか思い始めた。
Date: 2005年09月09日(金)


[雑記] 緑内症の検診
中年もど真中にになると、三十歳のときのようにどこを叩いても健康の音しかしないようなことはなくなって、病気ではなくてもどこかそこかに不都合が出てくる。先日メガネの話を書いたとおり、いわゆる老眼が出てくる。

老眼だけではなくもっと気にしなくてはいけないのが緑内症の早期発見。幸いにも筆者の記憶する限りには両親には緑内症はない。だが、両家の祖父母になるとこれはわからないというのが正直なところ。

緑内症は放置すると失明しか道はない。だが、早期発見すれば進行を抑えることは可能なので、唯一取りうる対策は定期的に検診を受けることしかない。本来なら毎年検査すべきだが、二年前の秋に検査したあと、昨年は受けなければなぁとか思ううちに今にいたってしまった。そこで今年はこの夏休みを使って検査を受けた。結果は問題無しで、毎年検査していれば良いだろうとのこと。ちなみに、筆者のこの行きつけ眼科(というほどかかっていない、目の病気は小学生の時の結膜炎以来無縁なのだ)はサラリーマンにはありがたい土日も普通通りに診療している。

眼に限らず、本来ならば中年過ぎれば定期的に車検ならぬ体点検すべきだろう。だからといって、会社の健康診断に毛が生えた程度の半日人間ドック(会社の補助が出る)もなぁとか思う。会社の健康診断メニューは、体重・身長測定、血液検査(生化学、血算のなかで主な項目のみ)、心電図、レントゲン車での胸部レントゲン、胃腸科医院での腹部超音波、同じく胃腸科医院での胃レントゲン(台に乗ってバリウム飲んでぐりぐりと向きをかえるやつ)、簡易聴力検査、視力検査、簡単な内診である。これで異常がみつかるようなら、結構大変じゃないのかと思うくらいのものだが、やらないようりやったようが良い。ただ、この程度の健康診断でOKだからといって、本当に体がOKとは限らない。もっとも、長いフルコースのドックで検査して問題無くても心身ともにパーフェクトとは限らない。だから、健康診断なんてのは異常がなかったのではなく、調べた範囲においては異常がみつからなかっただけである。

そういう意味では緑内症も同じ。緑内症の兆候の有無を調べた結果その部分においては異常が見当たらなかったというだけ。ただ、受診するほうもそれを調べてほしかっただけなのでそれで問題ない。

日ごろ、何かあるとすぐ医者に行く人のほうが、体の丈夫さを売りにして医者なんか無縁という人よりも結果的にほどほどに健康な状態を長く維持できるという。後者のほうは気づいたときは悪魔の最終警告も無視していて…ってなことが少なくないらしい。というわけで、丈夫だと自分の体を信じている人はご用心。
Date: 2005年09月10日(土)


[雑記] 団塊世代の定年退職と高齢化社会
多くの日本企業は60歳定年制を設けているようで、筆者の勤務先の会社も例外ではないが、平均寿命が伸びている現在では60歳で定年というのもいささか早すぎる。

あと数年以内にかなり多くの人が60歳定年を迎えるそうで、それが団塊の世代として二本の成長を支え技術を育ててきた世代でもあり、その世代が職場から消えることで技術の伝承ができなくなるという巷では2007年問題とか言われている問題があるらしい。その一方で、少子化と人口の高齢化が進み、労働力不足、福祉財源不足、福祉人材不足が深刻な状況を迎えつつある。

ここはやはり先日書いたように、働き盛りの中年とその前後を何らかの形で地方の労働力とする手段が必要ではないか。その年代を地方へ呼ぶことで、一生の中で一番金のかかる時代を比較的生活費の安い地方ですごし、子供たちを自然豊かな環境で育てることができる。

学校を卒業した若者は都会に魅力を感じるだろうから、都会での労働力として活躍の場を作ると同時に、都会在住高齢者向けのボランティア活動も行っていただく。また、高齢者は医療面や生活面で便利な都会に移ってもらい、若者たちのボランティア活動にも助けられ、その一方で自分たちの持つ伝統技術・知識を若者に伝えてゆくのである。

このサイクルがうまく回るような仕組みができればなぁ、とこのところ真面目に考えることが多い。自分が中年真っ只中であるというのもあろうが、そういう年齢になることで自分のことだけではなく、社会全体のことにもようやう目が向くようになってきたというのもあろう。

今の社会は老人や老人一歩前の世代と若者の接触というのがほとんどない。だから、若者は老人との接し方がよくわからないで戸惑うし、せっかくの知恵も伝承されずに消えてしまう。なんとも残念なことではないか。若者と老人が元気な社会であってこそ活力のある社会であると言える。
Date: 2005年09月11日(日)


[雑記] 微妙に異次元空間
この8日~10日まで「おじさん広島一人旅」をしてきた。仔細はまた別の機会として三日、事実上は丸二日間だけであるが、広島ですごした。仕事などは一切関係無くて完全に自由な一人旅としての貴重な丸二日間である。

東京暮らしが二十年を超えようかという筆者がそこで感じたのは、同じ日本ではあるが微妙に雰囲気が違う、ちょっとブリスベンやクライストチャーチを想起させる雰囲気はちょっとした異次元空間のような感じだった。

仕事できていれば多分そんなことを感じる暇も無く、駅と宿と仕事場の間を行き来するにとどまり、そこには自分にとっての日常しかないわけだが、仕事を離れて違う土地に一人で来ると、何か普段とは違う世界に迷いこんだ感じだ。

もちろんここは厳然たる日本国領土であり日本の本州にあり日本語が通じるところであるが、狭い日本とはいえ、やはり「東京という特殊な土地」を離れて、より普通の日本を感じることができる。東京に長らく住んでいるとそこれがあたりまえに思えるが、世界的に見てもかなり特殊な街だ。東京の都心は非常に広い。山手線の内側を単純に都心部としても、その広さは他の都市に比べると恐ろしく広い。

広い街ではあるが、その広さを埋めてなおあまるくらいの人がそこにひしめいているわけで、この人口密度が東京の特殊性を加速する。人口密度だけ言えば体感的には香港だって相当なものだが、街の面積としては東京のほうが圧倒的にでかい。ほかの国で言えば一つの大きな街にあたるエリアが一つの新宿やら池袋やらのゾーンとして都心にかさなりあうようにひしめいているのが特殊なのだろう。

だが、たまに東京を離れ、海外あるいは国内でもよいが、できれば一人で好きなように歩き回れる時間を他の都市ですごすと、東京の特殊さがそこを離れて初めて体感できる。最初はそこから離れるのが不自然で不便で居心地が悪いが、いくどか繰り返すと、むしろそうした特殊な喧騒から離れることのほうのほうが快適になる。

それは、君、君が歳を食ったからだよ、といわれればそれまでだ。実際それは否定するものではなく、多分歳をとって世界的にも大都市といわれる都会ではない、もう少し小ぶりな都会を求めるようになってきたのかもしれない。今回の広島の旅では、この街はそういう点で非常に手ごろな規模であると感じた。
Date: 2005年09月12日(月)


[雑記] 人口過密な東京
昔は、出張や旅行から東京に戻ったときの東京の街の喧騒にとてもほっとしたものだが、ここ数年の間にだんだんそういうことを感じることが少なくなってきた。これは種として海外一人旅で、適度に都会、適度に田舎な街の心地良さというのを知ったことと、何より都市を取ってきたということがあろう。

都会で生まれ育った人間にとって、完全な田舎暮らしというのはかなり難しいと思う。農業に転向するといった一大転進をするならともかく、ちょっと静かな暮らしにあこがれてできるようなものではないと思う。都会には都会の苦労があるが、それとは別種の苦労が田舎暮らしにはあるはずだから。

筆者の場合、完全に田舎転進しようなんてこれっぽっちも考えていない。やはり都会が筆者の生きる場所だと思っているからだ。だが、それにしても、東京はちょっと人が多すぎる。都内はどこへいっても溢れるほどの人がいる。そういう人の多さに息苦しくなってくる。人には人と人との間の適切な距離というものが必要である。道路も住宅も狭い。物価は、これは日常生活に関して言えば、意外と高くない。決して安いとは言わないが、住宅費ほどには高くない。やはり人が多すぎるのが問題である。

この人口過密は首都圏壊滅になるような天災もしくは人災(テロか戦争)でも起こらない限り解消しないのではないか。いや、歴史をひもとくとそういう悲劇が起こっても性懲りも無く過密状態がひどくなるばかりになる。いいかげん、まじめに考えないと、ほんとうに悲惨なことが起こることは間違い無い。
Date: 2005年09月13日(火)


[雑記] フジ
フジといっても日本一の山のフジではなく、リンゴのフジ。先日のプロジェクトXでリンゴのフジの話をしていたので、とうとつにこのタイトルを思いついた。

筆者が一人で海外旅行に行くと、地元のスーパーで必ず一度は買うのがフジリンゴである。オーストラリアでも、ニュージーランドでも、マウイでも滞在中一度は買っている。日本のリンゴはどれも大きくて一人で食後にちょっと食べるには持て余すことが多く、家族で切り分けて食べるのに丁度良い。それに比べてむこうのFUJIは小ぶりであり、一人でガブリかかじるのの手ごろな大きさなのである。

甘味も強くて果実の硬さも丁度良い。だが、最近はもう少し果実が柔らかめのジョナゴールドとかも見うけられる。日本だと王林などもあるがこれはあちらでは見たことが無かった。リンゴのフジは、内外でほぼ同じ味が味わえて手軽にそのまま食べられる数少ないものだ。もちろんほかにもバナナとかオレンジがあるが、あれはそもそも日本では輸入の果物だ。日本で多く栽培されて出回っているもので、あちらでも地元で栽培されている果実
で同じ味わいのものってそうそう多くない。みかんではニュージーランドで食べたマンダリンが日本のみかん以上に甘味が強くジューシーで皮も薄く美味だった。

夏はぼちぼち終わりに近い。これからはリンゴの美味しい季節になる。願わくば異常気象がリンゴを襲わないことを。
Date: 2005年09月14日(水)


[雑記] エスカレーターは歩くな!
韓国で上りエスカレーターから転落した男性が重体だと報道されたのは先日の話である。ニュースによれば東京消防庁の集計だとエスカレーターでの転倒事故は年間千件を超えているという。

エスカレーターといえば、エスカレーターの脇を歩いて上る・下りる人は必ず居る。時には施設側も「急いでる方のために右側一列をお空け下さい」なんてアナウンスを流しているのを聞いたことがあるが、エスカレーターメーカーによれば本質的には、エスカレーターの上では人は静止しているという前提で作られているそうで、動いているエスカレーターの上をさらに多くの人が歩いて上り下りするのは想定外だそうだ。

動いているエスカレーターの片側をさらに歩いて上り下りするのが当然になってくると、駅等ではエスカレーターの片側はがらがらで空いているのに、その反対側では歩かない人(ごく当たり前の人ともいえる)が長蛇の列を作っていたりするわけで、なんともナンセンスだ。

さらに何らかの理由で片側の腕が使えないとか片側の腕に力が入らないような人の場合、エスカレーターで不自由な腕の側にたつことは非常に危険である。そういう場合は利く腕の側に立つことになるが、それがいわゆる歩くの側だと歩く人に露骨に嫌な顔をされたり時には黙って押しのけられるようなことすらあるように聞く。なんとも危険な話だ。

自転車やエスカレーターといった身近な移動手段は非常に手軽なのだが、それだけに危険への配慮がおざなりに鳴りがちだ。自分が転んで死ぬのは勝手だが、他人を巻き込むこと、他人に怪我をさせることがあることは十分に認識すべきだろう。
Date: 2005年09月15日(木)


[雑記] 気持ち良い天気
昨日(9月15日)の東京は、久しぶりに非常にさわやかな天気だった。雲は多少あるけれど晴れといって差し支えない天気で、正午過ぎの日差しはさんさんと輝いていたが、もう真夏の酷暑を思わせるそれではなく明らかに秋の日差しだった。

筆者自身は、寒いのは苦手で冬場は東京にいても厚手のダウンジャケットや、ファーのマフラーが欠かせないほどの人間だが、暑いのは比較的平気だった。「だった」と過去形なのは、近年の東京の高温多湿は限度を超えるもので、ハワイのように強い日差しだがからりとして気持ち良いというものとはほど遠く、筆者自宅付近でピーク時には40度近い気温になり空気はもわ~と体を包み込むような低温サウナ顔負けのようなものは日常活動の環境として限界を超えているからだ。

閑話休題。ともあれ昨日はとても気持ちの良い天気で、久々にすっきりと心の中まで綺麗になりそうな気持ち良さだった。年中こういう気候だとかなり過ごしやすくて、仕事の効率もアップし、世間でも人間同士のもめごとも減るのではないか。昨今の東京のようにあまりに蒸し暑いとどうしてもイライラしてくるし、ちょっとしたことで腹が立つことが多くなってしまうようだ。

この気持ち良さもせいぜい二ヶ月ほどで、そのうち筆者の苦手な冬がやってくる。
Date: 2005年09月16日(金)


[雑記] 銀座和真の全視界眼鏡
十日ほど前に遠近両用眼鏡で、最近TVでコマーシャルしている銀座和真の全視界眼鏡の話を書いたのだが、自宅最寄の銀座和真でその眼鏡を作ったのが先日出来上がった。

筆者は子供の頃から視力はよいほうで、乱視は無く両眼ともに1.2~1.5で推移してきた。だが、視力が良い人のほうが老眼を速く感じるようになるとの言葉どおり、二年ほど前から近くの小さい字が見えなくなっていわゆる老眼鏡を作った。近いところを広い視野で見たいときには、普通の専用老眼鏡のほうが断然良い。だが日常生活で近くを見たり顔を揚げて話し相手の顔を見たり遠くを見たりするときにはかけはずしがきわめて面倒だ。

何より、混んだ電車の中でかけたりはずしたりするのがやっかいなので、電車の中で本を読まなくなって危機感を感じてきた。文庫本なら比較的問題は少ないが、ペーパーバックで活字の小さめのものは地下鉄のちょっと暗めの車内ではかなり厳しくなってきたのである。

というわけで、遠近両用でなおかつ6mm上下する全視界眼鏡という眼鏡にして常用をはじめた。現在は左目のほうがちょっとだけ視力が落ちているとうことで、左眼遠部用だけ1段階の近視用をいれてバランスをとったので遠部も楽になった。遠近両用の眼鏡を常時かけることのディメリットは焦点が合う視野の範囲が狭くなることだが、一方で電車の中でペーパーバック相手に苦労していたのがアホみたいに感じるという良い点もある。

銀座和真独自の6mm上下だが、これはかなり効果的。通常の遠近両用だと近くを見るときは視線さげなくてはならないので、本を読むときなどは時には不便なこともあるし、PCの画面などを見るときは顎が上がり気味で見ないといけない。しかし、全視界眼鏡だと眼鏡を上げると近部を見る部分(レンズの下部中央)が眼球の前あたりにあがってくるので、わざわざ顎を上げてレンズの下部で見るようにしなくても、レンズのほうが適切な位置にあがってくれる。

これはまさに発明!である。筆者は銀座和真のまわしものでもなんでもないが、従来の延引両用で近くを見るのが不便な人は試してみる価値がある。
Date: 2005年09月17日(土)


[PC] DELL直販のPDA良し悪し
筆者が愛用しているPDAのメインは、一年少々前の昨年(2004年)6月に買ったDELL AXIM X3iである。この一年の間にX30シリーズが出て、現在はX50シリーズとなっている。X3iも出てすぐ買ったわけではないのであるが、半年毎に新しいモデルに変わっている。

良し悪しは別にして、このように次から次への新しいモデルが出てくるのが、PCやPDAではあまり前であるから驚きはしないし落胆もしない。だが、DELLならではかもしれないが、ダイレクト販売ならではの欠点もある。

それは専用オプション機器の購入が不可能になることだ。特にPDAについてはDELLはずいぶん冷酷であるといえるので要注意だ。実際にDELLのWebサイトを見てみると、本体そのものはX50シリーズしか出ていないのは当然だとしても、X3やX3iに関してはオプションなどカケラもない。

たとえば、追加で標準バッテリーを買いたい、大容量バッテリーを買いたい、折りたたみキーボードを買いたいと思っても、もはやWeb上はどこにも存在しないのである。これが一般のメーカーであれば、仮に製造終了になっていたとしても流通在庫を探す手があるが、直販だけで販売されていた製品となると、メーカーの直販サイトに乗っていなければすなわち購入も不可能というわけだ。

これが、Jornada 720のようにサポートも終了しているものなら、納得できるがいくらなんでも1年前にメーカーサイトから普通に購入した製品のオプションを、普通にWebから買えないというのは納得できない。こういうところでコスト削減をしているのかもしれないが、消費者としてDELLを買うなら、最初に買うときに今は必要で無くても必要「かも」しれない専用オプションはすべて買っておくべきだ。といっても、困るのはバッテリー。特にリチウムイオンとなると可能な限り安全のためにも純正を使いたいわけだが、それもときにかなわぬとなるといったいどうすれば良いのか。バッテリーは修理扱いで買える可能性もあるのだろうが、その他のオプションは…。

やはり、所詮DELL、価格だけに惹かれて買うとあとできっと後悔するメーカーだと思う。
Date: 2005年09月18日(日)


[雑記] 日ごと暑くなる
先週前半の東京は非常に涼しくて秋晴れの空が大変気持ち良かった。だが、それから一日少しずつ日中の気温があがってゆき、今日の午後は自宅居間のエアコンを久しぶりに使った。エアコンの室外温度表示を信じるなら、午後2時頃の自宅ベランダは33度だった。

せっかく涼しくなって気持ち良くなってきたのになぁ。だが、天気予報では明日からの東京は曇りがちで気温も30度には届かないらしい。まあ、確かに暑くは無いだろうが、気持ち良い秋晴れの涼しい日ではない。

秋張れで湿度が低く適度に風があって涼しい日なんて、秋という季節において数えるくらいしかない。そういう日は、休暇をとってでも秋の日差しを楽しみたいものだ。
Date: 2005年09月19日(月)


[PC] PDA外部メモリの暗号化
PDAというのは便利なものであり、ついいろいろなデータをコピーして持ち歩きたくなる。実際、そうすることで便利なことも多いのだが、セキュリティという面ではかなり危険であるといえる。

企業で社員として仕事をしてる一環で、暗号化もせずPCあるいはPDAを持ち歩いて情報漏洩が起これば大きな問題となり、当事者(社員本人、管理者である上司、経営者、法人)は何らかの処罰を免れ得ない可能性が高くなる。

誌化し、個人がプライベートで管理する情報には通常はこのような情報漏洩に対する規制や罰則は無い。たとえば、個人のパソコンの中にある住所録(住所、氏名、電話番号、ときに生年月日やその他の個人情報)を盗まれたとしても通常は誰も処罰されない。それがウィルスやスパイウェアにやられて漏洩したものであれば、漏洩した本人(正確にはそのPCの所有者)すら漏洩に気づかなかったりするのは問題だし、それについての警戒意識があまりにも低すぎる。インターネット常時接続という便利さだけが先走りして、必要なセキュリティ教育がおざなりになっており無法地帯と化しつつあるのがインターネットであることすらわかっていない。

PDA(Pocket PC, Handheld PC)も同じことだ。内蔵メモリは限られているから、どうしてもコンパクトフラッシュやSDメモリカードに何らかのデータを記憶させることになる。だが、それらをプレーンなEXCELファイルなどで置いてはいけない。EXCELファイルなどは特に危険で、パスワードプロテクトをかけたままではPCと同期できないからパスワードをはずさざるを得ないこともあるので、PCと同期させるファイルは事実上無防備になる。

その手段として外部メモリの中に指定した容量の暗号化仮想ドライブを作るソフトを使う手がある。見かけは一つのファイルだが、それは最新の暗号化手法により暗号化されており、キー(パスワード)をいれてマウントすることで暗号化ドライブにアプリケーションから透過的にアクセスできるという優れもの。

ソフトのタイトルは「Sentry 2020」というもので、デスクトップ版(Windows PC)、Pocket PC版(Pocket PC, Handheld PC)がある。大切なファイルはこうしたソフトで暗号化した仮想ドライブの中に保管する、さらにPDAは起動パスワードを設定するなどの配慮はしたいものだ。
Date: 2005年09月20日(火)


[雑記] 眼鏡その後
銀座和真の遠近両用&6mm上下機能付きの全視界眼鏡を買ってから、単に近くのものを見るときだけではなく、かけっぱなしにすることが多くなった。

会社の中でもそういうことが多いのだが、なぜかあまり「おや、眼鏡をかけるようになったのか?」という明らかな声は少ない。いくら遠近両用で一見すると老眼も入っているようには見えないとはいえ、歳を考えれば誰でも「ははーん」とわかるから木を使っているのかもしれない。

ところが最初の一声はほとんど無いのだけれど、筆者よりやや年下の一人が「ねえ、ねえ、老眼ってどんな風になるの?」とぬかしやがった(笑)。ほかにも「常時かけるようにしたのですか?」とかいうのもあったが、平均的には皆さん気づいているが特に関心もないって風で、ちょっと期待はずれ。本当は全視界眼鏡を自慢したかったのに(笑)。

今まで一番長時間かけたことのある眼鏡といえばサングラスなので、まだまだ眼鏡をかけることに慣れていない。だが、裸眼視力が右1.2で左0.9だから遠くの小さいものをみるときに、右目だと焦点があるが左目だと見えないことが多いのが、眼鏡ではその分補正しているので左右で遠くも近くも同じように見えるのはやはりらくだといえる。

眼鏡をほぼ常時かけるようになって嬉しかったのは「パスネット」裏面の残高印刷がくっくり見えるようになったことかしらん(笑)
Date: 2005年09月21日(水)


[PC] ぱーそなるたのめーる
たのめーるというと、寒い駄洒落のコマーシャルで有名になったもので、大塚商会が運営するオフィスサプライ用品やオフィスPC用品の法人向けWeb通販サイトである。

つい先日知ったのだが、これの個人向けのものがあり、その名も「ぱーそなるたのめーる」だ。何で知ったのかというと「IBMホームページ・ビルダーV9 謝恩キャンペーン版 バージョンアップ版」の安いところを探していたときに、ここの会員価格(会員登録無料)が安いので始めて知った。

個人向けのサイトのほうは、文房具、PCソフトだけではなく、他にも種々のものを扱っておりなかなか愉快である。まあ、安いものがあればお買い得って感じで、とりあえず探しみる価値はある。
Date: 2005年09月22日(木)


[雑記] 北海道物産展
東京のデパートで行われる催事で、ほぼ間違いなくヒットするのが北海道の物産展だそうだ。筆者や妻も最寄のデパートで北海道物産展があるとよく行くのだが、いつも必ずといってほど沢山の客でごったがえしている。

ただ、何かが安いという意味での催事ではなく、北海道まで行かなくても北海道のものが買える(中にはそうでないものも結構あるそうだが…)ことにあり、売られているものは結構高いことが多い。弁当の類も千数百円以上するのが普通で、海産物なども結構お高い。

筆者は最寄デパートで北海道展のあるときは、朝の早いうちに家族と出かけてラーメンを食べてくる。お気に入りの函館のあじさいは滅多に出店しないのだけれど、他の店でもとりあえず食べる。正直なところ有名店と呼ばれるところでも、少なくとも物産展で食べて「これはうまい!」と唸るようなものはほとんどない。贅沢なのかもしれないがそれがいつわらざるところだ。

今日は、池袋東武百貨店まで出かけて江別市の銀波露の「醤油らぁめん」を食べた。とんこつ醤油のスープで濃厚で胡麻の風味が効いているのがポイントだ。とんこつ系は大好きだがここは筆者の好みではいまいちだった。

池袋東武百貨店のは二週連続の催事でラーメン店は週代わりなので来週もまたいってみようかしら(笑)。
Date: 2005年09月23日(金)


[PC] iPAQ hx2410
DELLのAximはすぐに純正オプションや消耗品が買えなくなってしまうということを書いた。実際問題、筆者があればいいなぁ、とか思った折りたたみ式キーボードも入手不可能で、もともと直販しかなかったら流通在庫もへったくれもなく、機種寿命も短かい上に折りたたみキーボードなんて酔狂なものはオークションなどにも出てこない。

DELLがPDAをこのように冷酷に扱うのは、DELLはPDAをPCの周辺機器として扱っているからではないか。DELLのWebサイトを見るとわかるが、商品の分類はデスクトップ、ノートブック、サーバー、プリンタ、周辺機器となっていて、PDAはモニタやメモリなどと同類で並んでいる。要するにメインで使うものではなく、単なるオマケなのです。

そういう点では、HPはちょっと違う。個人向けデスクトップPC&ワークスステーション、ノートブック&タブレットPCについでPDAは独立した最上位の分類項目として挙げられている。商品としては旧COMPAQの流れであるPocketPCのiPAQシリーズだが、HP95LX/HP100LX/HP200LXから始まるPDAの歴史の長さを持った会社であり、単にPCを売るための道具やオマケ機器の一つしてしか考えていないDELLとはかなり違う。さらにHPはPDAについてもノートパソコン同様にビジネスの道具としてきちんと捉えている側面も持っているのがDELLとの大きな差である。周辺機器についても、直販だけではなくある程度一般の販売店でも扱っているので入手性はDELLよりはよいと思われる。

いずれにせよDELLのPDAは二度と買わないだろうな。HP100LX、HP200LX、Jornada 680、そしてJornada 720という筆者のHPのPDA使用歴から行くと、次はiPAQかなぁとか思う。もし、今買うなら間違いなくhx2410だとは思うが…。
Date: 2005年09月24日(土)


[雑記] モバイル逆風
日本に限らず世界的にどこの企業でも情報漏洩やセキュリティへの対策がより厳しくなってきている。一昔前は大抵の職場においては、個人持ちのPCやPDAやデジカメなどを持ち込んでも何もいわれなかったところが多かったと思うが、今はそうではない。

Googleなどを「PC」「PDA」「持ち込み禁止」などで検索すると結構沢山ひっかかる。そのうちのいくつかをみても職場で持ち込み禁止になったなんて日記やらブログがやらにヒットする。また、オークションでPDAを売りに出している人のコメントの中には、「職場でPDAが持ち込み禁止になったので…」というのもたまに見かけたりする。

セキュリティのことを考えれば、職場のネットワークに会社の承認していないデバイスを接続するおはNOであるというのは理解できる。自宅のホームネットワークに知人が大勢やってきて、勝手にいろいろなものを繋ぎ始めたら、そのネットワークの所有者であり管理者である貴方はどう感じるか?たとえはぴったりではないが、似たようなものだ。漏洩とか言う前に何をするかわからない!というのがあろう。

さて、この持ち込み禁止がさらに進むと、個人所有の情報書き込み可能な電子機器は一切持込不可とかになりかねない。ということは、ノートPCやPDAはもとより携帯電話やデジタルカメラ、ボイスレコーダー、録音可能なデジタルオーディオプレーヤーやレコーダブルMDプレーヤーなども該当する。下手すれば電子機器は一切持込不可となって、腕時計まで不可になったりしかねいかもしれない(笑)。

冗談はともかくも、PC、PDA、デジタルカメラ、フィルムカメラ、ボイスレコーダー、録音可能な機器、携帯電話などで個人所有のものは一切不可になる可能性もある。それはそれで一つの結論だし、仕事中にこれらが必要ない(仕事で必要であれば職場で用意されるだろう)のもまあ理解できる。だが、職場と自宅の往復は別だ。その時間は仕事の時間ではないから、PDAでブログを読もうが、ケータイで2chを読もうが勝手であるし、車中で英会話の学習だってしたい。したがってこのような完全禁止を徹底するために何が必要かというと、職場入口で従業員の個人所有物を安全に保管できる金庫(ロッカー)であろう。

それでも、スケジュール管理とかは困る。今更紙の手帳などあほらしくて使えない、PDAは今や頭脳のガイブストレージだという人だってかなりいるはず。だが、個人携帯は使えない、会社は経費の関係で全社員に携帯を貸与などするわけもない。

想像すると個人の立場では明るい話は一切見えてこない。セキュリティで一番の穴は人間であることは疑いないが、それは安直に禁止すればよいというものではなく、安直な禁止というのはむしろ逆効果であり必ず闇の世界を生み出す。闇の世界を生み出さないためには、一定のルールのもとで認めるべきだ。たとえば、個人携帯やPDAを使うのは休憩時間に限り、使用するのは隔離された場所(愛煙家の喫煙室のようなもの)に限り、社有物は媒体を問わず一切その部屋に持ち込み禁止で、従業員同士の会話から漏れるのを防ぐために個人ブースになっていなくてはならない。その部屋は半透明ガラスで覆われ、内部からは外は見えないが、外からは内部が良く見えるようにする。たとえば、こんなふうなことを考えて一定の範囲で認めるようにしないと余計にまずいことになると思う。

セキュリティは厳しくすれば良いというものではない、何ごとにもバランスがある。PDAを禁止するな個人持ちの手帳も禁止すべきであろう。紙だって簡単にスキャンしてばら撒くことはできるといえばできる。PDAのデータは暗号化でき強力なパスワードをつけることができるが、紙のデータにはパスワードは付けられない。単純に紛失時の安全性という点では、協力に暗号化とパスワードで保護されているPDAより紙の手帳のほうがはるかに危ない。PDA持ち込み禁止(社内ネット/PCとの接続禁止はうなずける)をするなら、社有・個人を問わず紙データの社外持ち出しも禁止すべきだ。まあ、こんな風に考えるとセキュリティというものにはバランスが大切だ。
Date: 2005年09月25日(日)


[雑記] MVNO
MVNOとは何か?Mobile Virtual Network Opratorの略で直訳すれば移動体仮想ネットワーク事業者ということになるが、これじゃあ全然意味がわからないじゃない。早い話が、PHSとか携帯電話とかの無線通信事業者からそのインフラを借り受けて独自のサービスを提供する事業者のことだ。

その中で最近興味を持っているのが、So-netのbitWarpとか、@niftyのmobile pとかいった、専用のPHSカードを使って定額制でデータ通信が出来るシステムだ。他にも京セラのKWINSとか、日本通信のb-mobileなどがあるようだが、個人が手ごろに使えるとしたらbitWarpか、mobile-pだろう。

筆者は@niftyのユーザだから、使うとしたらmobile pが第一候補だ。価格的にはPDAのみで使うならbitWarp PDAの128kbpsで月額2,100円というのが一番リーズナブルだ。ただし、これはPCでは使えない。所定の認証を受けた機種のPDAでないとダメという難点がある。PCで使うと10.5円/分の料金がかかる。それでは制限のないほうはというと、32kbpsで5,565円、128kbpsだと8,925円といきなり跳ね上がる。

一方mobile pのほうは、筆者は@niftyのブロードバンド契約があるので32kbpsで3,360円/月、128kbpsで6,195円となる。PDAで使うとbitWarpより割高だが、PCでも使うとなるとこちらのほうが安いわけだ。だが@nifty会員でないと使えないので、それを考えると@nifty会員以外にはメリットはほとんどないかもしれない。

筆者の場合、@nifty会員でPDAとPCの両方から使いたいわけなので、mobile pが比較的適当な選択肢となる希少な例かもしれない。まあ、いずれにせよメインで使うわけでは無いし、時にPC、時にPDAと不定な使い方でメールがメインなので、まあ、これもありではないか。
Date: 2005年09月26日(月)


[雑記] 煙草と医療費
喫煙が直接的には喫煙者の健康を害し、医療保険を圧迫する要因の一つであるのは明らかで、間接的には副流煙で周囲の人の健康をも害しているのもこれまた明らかだ。

そういう意味で、喫煙者と非喫煙者の医療保険の自己負担額に差が無いとか、生命保険でも一部を除けば差が無いというのは理解不能であり、これこそ不平等であると断言できる。

だからといって、喫煙者の保険料率を上げるというのは、喫煙と非喫煙を客観的に数値的証拠でローコストで継続的に確認できる手段もなさそうだから、現実的とは思えない。喫煙をしたり禁煙をしたりを繰り返す人などは処理がやっかいだ。

だが解決方法が無いわけではない。煙草に対して使用目的を決めた高額な税金をかけるのである。徴収した税は医療保険の財源とガンなどの研究費に充当する。とくに医療保険への充当は重要だ。そうすれば、ヘビースモーカーほど負担額は高くなるが一方で医療保険負担への寄与度も大きくなる。欧米の国々のように煙草一箱(20本)を200円台などではなく、800~1,000円にすればよい。それで禁煙者が増えれば、相対的に喫煙を直接・間接の原因とした医療も減るわけで医療保険にもプラスの効果となろう。

とにかく、国は今のまま喫煙を無策に放置するのはいい加減考え直してほしい。郵政民営化などよりはるかに重要な問題だが、未だに誰も手をつけようとしない。まるでアメリカの銃所持の問題のような感じだ。断固として国から煙草を廃止する方向に動こうとする政治家は居ないのか?それほどJTが怖いのか?それほど煙草農家の票を失うのが怖いのか?政治家諸君、考えたまえ。
Date: 2005年09月27日(火)


[雑記] 鉄道の喫煙車両に割増料金を導入せよ
先日、ある鉄道会社のターミナル駅のこと。入線しの特急列車が入線すると車内整備が始まった。私が立っていた場所はたまたま禁煙車両と喫煙車両の間で、両方の車両の車内整備の様子を見ることができた。

禁煙車両のほうは、窓枠やシート下、シートポケットなどの空き缶や空のペットボトル、ごみなどを回収するだけですぐに終わったのだが、喫煙車両のほうはなかなか終わらなかった。というのも、シートの肘掛に設けられれている灰皿をとりだして吸殻をいちいち回収しているのである。禁煙車両は一人の人が整備しているだけだが、喫煙車両のほうは二人が整備を行っても禁煙車両よりはるかに時間がかかった。

これを見て思ったのは、ターミナル駅でこれほど手間のかかり方が違う、さらにタバコのヤニで喫煙車両の汚れ方はひどいのに、特急料金は同じだということだ。これは少々不公平であり喫煙席は割増料金を適用すべきである。あるいは、いっそ飛行機のように全席禁煙にしてしまえば話は簡単なのだ。全席禁煙にして、一編成に二箇所くらいの割合でモス・バーガーのような喫煙ブースをもうけ、清掃費などは受益者負担の原則とするため喫煙ブースの利用は有料にすればよい。これは昨日書いたタバコ税と医療費の関係と同じである。非喫煙者に比べて明らかに余分にコストがかかるなら、そのコストは喫煙者が負担すべきなのである。

鉄道会社の皆さん、ぜいとも考えていただきたいものだ。
Date: 2005年09月28日(水)


[雑記] 小田急ロマンスカー
小田急ロマンスカーの新型車両であるVSE(50000系)に乗る機会があった。VSEは内装に木を利用したもので、客室の窓枠付近、テーブルなどが木でできているというものだ。

車内に入るとその雰囲気は近代的な特急列車とは裏腹に何か落ち着いた日本的なものを感じる。だが、その一方で大変に困ったことがあることがわかった。この車両の天井はいわゆる網棚(網ではないけれど…)から上が丸いカーブを描いた天井になっており、網棚のすぐ上には照明を内側に抱きこんだものが張りだしている。

これが実は最大の問題であると感じたのだ。具体的には頭上の網棚が非常に小さいのである。ちょっとしたかばんでも安定して置けないほどの狭さで、無理においても転がり落ちてきそうなのだ。

ほかに収納できそうなところもないので、これはどうやらデザインを優先するあまりに、実際の利用シーンを考えなかった結果ではないか。ロマンスカーを利用する以上、通勤客というよりある程度荷物を持った客が多いのはあたりまえだが、それにもかかわらず荷物収納スペースが事実上無いというのはどうにも困ったものだ。
Date: 2005年09月29日(木)


[雑記] 最高裁判所判事の退職金減額へ
ニュースによれば、最高裁判所判事の退職金が来春から引き下げられることになったという。最近の最高裁判所判事の平均退職金は6,200万円であるのを、およそ三分の一の2,300万円にするという。

最高裁判所の判事の給与は独立性を保つためということで、引き下げが禁止されていたそうだが、他の国家公務員給与が引き下げられる中で、最高裁判所判事給与も例外ではないという判断を最高裁が下したことから、給与は0.1%引き下げ、退職金は大幅引き下げとなったということだ。

実際問題、2,300万円というのは退職金としては高すぎるといえる金額ではない。まあ、大手企業に長年勤めてほどほどに出世した場合よりも多いことはおそらく間違い無かろうが、まあ心情的に許せる範囲だ。だが、6,200万円となるとこれはいくら職務が厳しいとはいえ高いなぁと思える。

退職金が下がっても国家公務員として貰える恩給は民間の年金より高いわけで、民間の年金がそれだけではたとえ無借金で持ち家だとしても夫婦が暮らしてゆくのは厳しいものがあるのにひきかえ、国家公務員は贅沢はできなくてもそこそこ暮らしてゆけるのだ。国家公務員の特権階級的な高額な退職金というのはあまり感心できたものでもない。そういう意味では今回の退職金引き下げの決定はいいことだと思う。
Date: 2005年09月30日(金)

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