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あいちゃんの日記帳 2004年01月分

あいちゃんの日記帳

2004年01月の日記


[雑記] 2004年1月1日
中年と呼ばれる歳になって感じるのは時の流れの早さである。子供の頃は一年というのは非常に長かったように記憶しているのだが、大人になってそこから歳をとるにつれて、一年の長さは年齢に反比例するのではないだろうかとすら感じ始めた。すなわち、四十歳で感じる一年の長さというのは、二十歳のときに感じた一年の長さの半分しかないというものである。

反比例するかどうかは、多分に個人の気持ちに依存しているとは思うが、程度の差こそあれ歳をとると時の流れが加速しているように感じるのということに賛意を示す人は、筆者の周囲には多い。

一般に、楽しいことは早く過ぎてしまい、嫌なことは長く感じるというのがあるが、それもあるかもしれない。就職するまでは一番楽しかったのは大学時代であり、その四年間は年に二度の試験時期を除けば実に楽しかった。楽しかっただけではなくて、非常に有意義であり、その後の筆者の職業を決定付ける四年間でもあったし、またそうして得た職業(=会社ではない)は他の職業を経験していないとはいえ、天職の一つではないかとすら思える。

仕事を振り返るに、新入社員に毛が生えた程度の二十代後半よりは、中間管理職でくだらない仕事も多いとはいえ、それなりの専門知識と経験を持って一つのチームを掌握する立場にあり、責任もあるけれど楽しい仕事でもある。純粋な管理職は筆者が到底望まぬところであるけれど、今のところは管理職半分、専門職半分みたいな形なので、まま楽しめている。これも光陰矢のごとし("Time fles.")というのもやむを得ないかもしれない。

世界情勢は、Sep.11以来アメリカは身も心もハリネズミ状態になっており、個人的には果たしてこれが世界情勢にとって良い方向なのかどうか極めて疑問である。無論テロは憎むべき犯罪であり絶対許されるべきではないが、だからといってやたら他国を戦場と化す権利があるのだろうかとも思う。アメリカ建国以来は内戦(南北戦争とか…)を除けば自国の国土が焦土と化す様なハメになったことがない。だから、自国が戦場となることの悲惨さはアメリカには絶対に理解できないはずである。だが、欧州や日本にはそれがある。だからこそ、一国の暴走は許すべきではないとも思う。

クリスマスから新年にかけての米国はテロの危険が高まっているということで、厳戒態勢が惹かれている。もし、ここでSep.11ほどではないにせよテロが起これば、それを口実にまた世界のどこかを焦土と化すに違いない。彼らは戦争の悲惨さというのを欧州や日本ほどには知らないのだろう、いや、感じることができないに違いない。平たく言えば「他人の痛みが理解できない」のである。

2004年もまだまだ米国に振り回されそうであるが、願わくば少しでも平和に近づいた世界になるように…。
Date: 2004年01月01日(木)


[携帯プレーヤー] iRiver iFP-390T (2)
大晦日に購入したiRiver iFP-390Tであるが、まだ三日目ではあるが快調である。一つ問題があるとすれば、そのユニークな形状である。

MDプレーヤーにせよMP3プレーヤーにせよ、大きくてゴツゴツして不細工なのは願い下げであるのは言うまでも無い。だからといって小さいというのは、逆にそれなりの工夫が必要である。そういう意味では小さい系のデザインや使い勝手というのは日本製のほうが進んでいる。つまらないように見えるところの工夫というのは、"kaizen" (「改善」であるが今や英語としても通じる)の成果であろう。

例えば、筆者愛用の小型TV/FM/AMラジオSONY SRF-M95であるが、これは単三電池2本分くらいのサイズでありながら、TV(VHF)音声/FM/AMの3バンドでデジタルチューニングでジョグダイヤルを採用した非常に使いやすいものだ。これは背面にクリップがついていてポケットなどに止めるためかもしれながい、ポータブルMDのリモコンより大きくて重いから止めても不安定であり、はっきりいってリモコンのクリップと同じようなには使いにくい。だが、ご存知の人も多いと思うが、ステレオの小さなイヤホンのコード絡みを防ぐためにイヤホンをそろえてその根元付近をリモコンのクリップで留めておくだけで、あら不思議、コードは非常に絡みにくくなる。これと同じ使い方がこのクリップにはできるのだ。

そういう意味では、iRiver iFP-390Tを使っているときはいいけれど、使わないとき、つまりイヤホンを耳から外しているときのイヤホンのやり場に困ることに気づいた。電車の中などで観察すると、本体にぐるぐると巻いたり、そのままぐしゃっとポケットやバッグに突っ込んだりする人が多いが、これはどちらも次に使うときに面倒で、とくに「ぐしゃ」の人はコードが絡まること必至である。

iRiver iFP-390Tにも何らかの形でクリップらしきものがあればいいのだが…。だが、それはそれで、断面が三角形という形状からクリップをつけにくいのも明白だ。それ以前にこれをどのように持つかも工夫のしどころだ。Webなどで他人様のアイデアを見させていただいた中にいいのがあった。一つはユニクロのカラビナミニバッグ(590円)がぴったりなのだそうだ。もう一つの案はやはりカラビナを使うもので、カラビナをパンツのベルトループなどにつけるものだ。で、カラビナとiRiver iFP-390T本体のストラップ穴の間を金属環(Wリング)などで繋げば良さそうだ。

そして問題のイヤホンだが、こちらもカラビナにつけたWリングに何らかの小さなクリップ(ただしコードを痛めないようなもので、おしゃれな洗濯バサミの小型版みたいなやつがよさそうだが)を探してつければ解決!しそうだ。

ま、小さいなら小さいの悩みが出てくるというもので、これは趣味としては楽しめる範疇だ。
Date: 2004年01月02日(金)


[携帯プレーヤー] iRiver iFP-390T (3)
iRiver iFP-390Tをどうやって持ち運ぶか? 結局、DIY店で売っている金属リング(Wリング)の大小を組み合わせ、それをカラビナに通した。

もう一つの課題の外したときのイヤホンのコードの絡みであるが、これはイヤホンの根っこをそろえてクリップで留めるのが一番であるのは周知の事実なのであるが、問題はそのクリップである。こういうものを探すのは巷のスーパーやDIY店よりも100円ショップである。そこで、探し見てみたのが最寄のダイソーである。このダイソーは二階建てのゴージャス(笑)で大規模な店であり、100円という価格で考えられる範囲でないものは無いのではないかというくらいだ。

しばらく探し回ったあげく、ちょっと可愛すぎるような気はするがクリップ部分が平らのプラスチックで適度なはさみ具合でコードをそろえて留めるにはもってこいである。ダイソー特製の「花形ファンシークリップ(小) クリップ-146」(6個入り)というやつだ。かなり可愛いのが難点であるが、イヤホン(インナーイヤーのカナル型ヘッドホン)の根っこをはさむには適当である。このクリップのハンドル部分は花形になっていて中央に穴が開いているので、そこに紐を通してカラビナに通してぶら下げてみた。うーむ、ちとかっちょ悪いかも(爆)。しかし、イヤホンの付け根をそろえてクリップで留める効果は抜群であるのは経験済みで、これまた同様に効果を発揮してくれそうである。

iRiver iFP-390Tは、単三アルカリ電池で公称「最長約24時間(単3形アルカリ乾電池, 128 kbps, MP3, Volume 20)」であるが、文字通り「最長」であり通常はそんなには持たない。アルカリ電池なんてのは、それこそピンキリであって100円ショップのものから金パナまで各種あるわけで、価格も激烈な差があるが、性能は価格ほどに差は無いし、製品との相性なんてのもある。

Webを調べたところ、iRiver iFP-390Tは、なんとダイソーの4本100円の電池(4本組の韓国製の青いラインのもの)と相性がよいらしい。さらに見つけたのが、iFP-390T連続再生時間評価というサイトである。

これによればダントツなのは、三洋の2300mAHのニッケル水素電池であるが、あきれたことにこの結果では金パナとダイソーアルカリ電池とほぼ同一成績である。使用可能時間が同じであれば、金パナとダイソーの差は圧倒的である。連続使用であればニッケル水素を使う手もあるが、ニッケル水素は自己放電が想像以上に大きいから、予備を充電して持ち歩き出番が来る頃には満充電には程遠いこともあるから、使い方によって使い分けるべきであろう。だが、単純計算100円で80時間以上使えるダイソーアルカリ電池との相性は特筆すべきであり、筆者も先のクリップとともに買い込んだのは言うまでも無い。やはり同じ韓国製だから相性が良いのか…(んなこたぁあるまい)。

なんだ、かんだ、書いているが実際に通勤に持ち歩くのは月曜日からである(爆笑)。だが、その前に愛用のインナーイヤーヘッドホン SONY MDR-EX70SLがいかれつつあることに気づいた。どうもイヤーキャップの部分が取れやすくなってしまっているのである。MDR-EX51とMDR-EX71という後継モデルが出ているそうで、価格はMDR-EX51が実売3000円少々ということで、どうやら買い替えたほうが良さそうだ。

さて、昨日朝にAmazon.co.jpに発注した女子十二楽坊のDV+CDのアルバム「奇跡」も、正月三が日であるにもかかわらず本日三日の午後には到着したので、早速WMAに落としてiRiver iFP-390Tに放り込んだ。

通勤が楽しみだ。ふふふ…。
Date: 2004年01月03日(土)


[雑記] ゲーム
筆者は、いわゆるゲーマーではない。だが、PCやゲーム機でゲームをまったくやらないかというとそんなことはない。PCのほうは、それなりのスペックを持ったミッドタワーの自作機があるので、最新のウルトラヘビーなゲームの他はかなり大丈夫なはずであるし、ゲーム機のほうは、PlayStation 2、Super Famicom、Game Boy Advance などはあるわけだ。

普段はゲームはやらないけれど、ときどき衝動的にやりたくなる。PCのほうでは3Dで打ちまくるアクション系が好きで、過去面白かったと思うのは「ハーフライフ」シリーズである。 あれは、ゲームバランスもよくて謎解きの面白さもあり、その後のいくつかのシリーズのあと、「ハーフライフ2」の開発の話を聞き期待していたところへ、昨年10月に「ハーフライフ2」のソースコードが盗まれてネットに流れたという事件がおこり、「ハーフライフ2」のリリースは4月末になったらしい。コードの盗難といっても物理的に物が無くなったわけではないし、バックアップもあるはずなので、開発したものがなくなってしまうわけはないから、延期の理由がよくわからなくて、当事者のバルブソフトウェアも一切口を閉ざしているという。どうにも不可解で、盗難をリリース延期の絶好の口実としたとも考えられなくも無い。

もう一つ好きなのは、最新鋭の空中戦ものだ。この手のゲームは実にバランスが難しい。ゲーム製を高めると、無敵の戦闘機やら無限の弾薬やら子供じみた操縦になってしまうし、一方リアリティを高めると、空中戦以前に離陸から学ばねばならず、着陸に至っては至難の業となり、空母に着艦なんてかなり練習をつまないとできなくなってしまう。筆者的にはどちらかといえばリアリティを高める側に寄っているほうが好きである。ただし、レーダーロックオンの警告音もなく、こちらにミサイルもないような単なるフライトシミュレーター系は好みではない。

最近はPS2のゲームはとんとご無沙汰だ。家庭用テレビを使うゲーム機はどうしても家族とテレビゲームのコンフリクトが起きてしまい、長時間占拠することは難しいからだ。そういう意味ではGame Boy Advanceというのは手ごろである。最近、発見したのは昔気に入って遊んでいた「メタルマックス」の第二シリーズ「メタルマックス2」をGBAに移植したものがあることだ。だが、ネットで見てみると、これがオリジナル開発社以外の手で移植されてバグだらけなのだそうで、これはかなりがっかりである。もうひとつ、やりたいなぁ、と思っているうちに時が流れてしまったのが「MOTHER」である。糸井重里氏プロデュースで話題になったものが、「MOTHER 1+2」としてGBAに復活しているのを知って心が躍った。さて、どこか安いところを探すとしよう(笑)。
Date: 2004年01月04日(日)


[雑記] MDR-EX51SP
ソニーの密閉型インナーイヤータイプ(耳栓タイプ)のヘッドホンMDR-EX70SLの調子が悪くなってきた(イヤーキャップが外れやすくなった……これってヘッドホンを耳から外したときに、イヤーキャップだけ耳の穴に残ったりしないかなぁ……)というのもあって、これの後継モデルの一つであるMDR-EX51SPを購入した。

もともと、音質的には高評価を得ていないMDR-EX70SLの後継モデルだから、期待はしていない。可能であれば他のものが良いと思う。実際問題、音だけ比べれば筆者が持っているオープンタイプのインナーイヤーのSENNHEISER MX500のほうがずっと良いのだが、オープンタイプというか普通のインナーイヤーであるが故に音漏れも心配だし、地下鉄の中では完璧に騒音に負けてしまい英語はおろか音楽も聞こえない。

その点、密閉型のインナーイヤータイプというのは、嵩張らない・外したときも邪魔にならない・軽いという大きなメリットがある。結局のところ、ヘッドホン、特に通勤時などに使いたい場合には、どんなタイプを使ってもメリット・ディメリットがあるわけで致し方ない。

さて、MDR-EX51SPだが、MDR-EX70SLが中低域がこもり気味だったところがすっきり軽くなっていて、一方ちょっとキンキンしたというか、中高域がかなり派手になった感じで、正直なところ好みとはいえないが他に選択肢は無い。カタログスペック上はコードが10cm長くなっただけで後は同じだが、音は明らかに別物である。

このタイプというか密閉型全般の欠点であるが、特にインナーイヤーとか小型ハウジングの密閉型のものの欠点として、コードやハウジング、ヘッドバンドに物や衣服があたったりこすれたりした音が大きな音として耳に伝わることだ。もうひとつ足音など骨伝道の音が大きく聞こえるのだが、こちらは慣れているので大丈夫。前者のほうだが、コードの被服素材が異なっているのか、MDR-EX70SLに比べてやけに大きく響く。MDR-EX70SLと同程度ならと思っていたが、これはMDR-EX70SLでの経験より大きいのでびっくりしている。この手の音で何が近いというと、耳栓をした状態で耳栓を指でこすれば良いのである。あるいは夜ベッドや布団の中で柔らかな枕に耳を押し付けて、ピローケースをつめでごしごしこすってみれば良い(笑)。これは耳栓型である以上構造的な問題なのでどうにもならない。

まあ、筆者的には他に代替案もないことだからこれで行くとしよう。音的には、MDR-EX70SLよりかなしマシであるのだから。
Date: 2004年01月05日(月)


[雑記] MDR-EX51SP (2)
MDR-EX51SPiRiver iFP-390Tの組み合わせは一点を除いて悪くは無い。その一点とは、インナーイヤー密閉型ヘッドホン(カナル型)特有の、コードと衣類のこすれ音である。

以前のMP-F60のときは、リモコンにクリップは無かったけれど、携帯電話のイヤホンマイクについているようなコードクリップがついていてMDR-EX70SLをこれで洋服にとめていた。まあ、これを使いまわす手もあるが、なんせ一個しかない。できれば同類のコードクリップが欲しいけれど、ありそうで無いのがこのコードクリップ単体売り。

仕方ないので、安い雑貨の強い味方である100円ショップを覗いてみた。当然のことながら、そのものズバリのコードクリップはないけれど、文房具で先日買ったファンシークリップの親戚でもう少しファンシーでないものを買ってきた。コードを止めるようにはできていないので、コードのためにはあまりよろしくないけれど、かるく結んでみた。

うーむ、イマイチだけどないよりはマシかなぁ…。ってなことで、結果はまたそのうち。
Date: 2004年01月06日(火)


[雑記] 幼児のお使い番組
世の中には表題のような内容の番組があるようで、一般通行人の扮して小型カメラを持ったスタッフが緊急時のガードを兼ねてだと思うが、本人には気づかれないように付き添うというものだ。

結末は結構感動するものが多いのは事実で、子供も途中でトラブルやアクシデントが起こって泣いたり大人に助けてもらったりして、一つのことをやり遂げたという達成感を得るわけで、番組であるとはいえ子供の得るものは大きいであろう。

しかし、今の日本は昔の日本ではない。都市部だけかもしれないが治安は想像以上に悪化していると感じる。また、周囲の人の互いへの無関心度も驚くほどで、特に住民の入れ替わりの激しい新興住宅地や人口密集地域やその周辺では、道端に人が倒れていてもかかわることを嫌がって無視することすら少なくない。さらに子供相手のみならず大人をターゲットにしても恐喝などで現金や金目のものを巻き上げる例だって増えているように思う。

そう考えると、表題のような内容の番組を、単に感動して涙を流しながら見ているだけでいいのかとも思う。ああいう番組が日本中のどこででも撮れるようであってほしいと願いつつも、現状を考えるとああいう番組を平然と行っていてもいいのかという疑問もふつふつと沸いてくる。

まだ番組で周囲にいつもスタッフがついていてイザというときには何とかできるだろうからいいいのであって、決してあれを真似して幼児をやたらと一人でお使いに出してみよう、なんて安直な考えは止めたほうが良い。一歩間違えれば子供を危険な目に合わせることになりかねない。
Date: 2004年01月07日(水)


[雑記] MDR-EX51SP (3)
MDR-EX51SPiRiver iFP-390Tの組み合わせで、iRiver iFP-390Tをダウンのポケットに入れて歩きながら聞くと、MDR-EX51SPのコードが衣類とこすれて発するガサゴソ雑音が酷いという話の続き。

このガサゴソ音はこすれている場所とユニットの間をぶらぶらさせずにコードクリップなどで衣類にしっかりとめれば、そのガサゴソ音の元ととなる微振動はユニットにまで届かなくなる。このとめる位置が耳から離れすぎていると、せっかくとめてもクリップとユニットの間が衣類とこすれてしまう。

で、問題はコードクリップだが、100円ショップのダイソーの文房具売り場で、何種類かのプラスチッククリップが透明なプラスチックの箱に入っているものを見つけたので、適当な色を選んで買ってきた。ここまでが先日の話の詳細である。

話を引き伸ばすのはこれくらいにして、さて、その効果の程は?

筆者は、MDR-EX51SPのコードが二股になっている部分の十数センチ程手前にクリップをつけた、というかコードでクリップを結んでしまった(^^; そして、クリップをダウンジャケットの襟にとめてみた。

結論からいうと効果抜群!今までのガサゴソ不快音が嘘のようになくなる。自分のスタイルに合わせて衣類にとめる場所やクリップの位置を調整すれば良い。MDR-EX51SPやそのロングコード版のMDR-EX51LP、あるいは兄貴分のMDR-EX71SLや他社類似製品で、コードが衣類とこすれるガサゴソ音に悩んでいる人はお試しあれ。
Date: 2004年01月08日(木)


[雑記] 駅弁大会
デパートの催事でやれば必ず人が集まるというのが、北海道の(食の)物産展と、駅弁展なのだそうだ。確かに都内のデパートでも北海道物産展のときは、中元・歳暮のシーズンに対抗できるくらいの人の入りのこともある。

筆者も北海道展のときは結構顔を出すことがあり、週末などは通勤電車並みに込んでいたりするから驚く。しかし見ると価格的には結構なお値段で、筆者などはいつも見るだけで終わっている。さらに他の客に目を向けて観察していると、特定のチョコレート菓子などの有名菓子の類は結構買う人が多いけれど、海産品などは列をつくるほどには売れていないし、見てゆく人は多いけれどかって行く人は稀である。

それに比べると、駅弁のほうは価格的には決して安くは無いけれど、本当にその地へでかけけないかぎりは、駅弁を食べることは普通はできないし、そこまでの旅費を考えれば十分安い(笑)なんてのもあるかもしれないが、とにかく皆さん駅弁をよく買っている。

何気に定番なのは「峠の釜飯」で、筆者はまだ鉄道在来線があってそこで売っていたので、所用であちらのほうに行ったときに買って食べたことがある。決してまずくはないし、それなりに美味しいとは思うが、さりとてそれほど騒ぐほどのものでもあるまいって感じだ。ましてそれを駅弁展で買ったひにゃぁ~とか思うがそれでもそれなりに売れるらしい。

まあ、駅弁なんてのは所詮そんなものかもしれない。駅弁はやはりその地の列車の中で食べてこそ旅心もあって美味しく思えるのである。つまり駅弁の調味料は車窓の風景と旅心なのである。その両者が欠けた駅弁展の駅弁は美味しさ半減のはずだ。そういう意味では駅弁は実際の旅で食べた駅弁ではなく、まだ食べたことのない駅弁にすべきだ。旅先の駅弁の味はは、その旅の思い出とともに大切にとっていたほうが良い。
Date: 2004年01月09日(金)


[雑記] おでんの季節
先週後半あたりから東京は寒さが厳しくなっている。こういうときに恋しくなるのは鍋物だあ!鍋にもいろいろあるけれど、広い意味ではおでんも鍋に入るのだろうか?煮物…じゃぁないし、汁物でもないし……。

ま、分類などはどうでもよいわけで、とにかく鍋料理も恋しくなるけれど、おでんも恋しくなる。おでんねぇ、何か前にも話題にした記憶があるなぁ、とか思ってこの日記帳の検索機能で検索すると、2002年10月15日にちくわぶを話題にしていた。

いくら一年以上前でも同じことを話題にするのは芸が無い。でも、一年たっても嫌いなものは嫌い、ちくわぶなんぞこの世から無くなるべきだ、なんて大げさに思うところは変わりない。おでんといえば、誰がなんと言おうが大根とコンニャクだ。おでん種の王者は大根とコンニャクであり、その他の種は大根の調味料でしかない。芝居でいえばその他大勢、脇役、通行人である。

と、独断と偏見もここまで来るとわれながら大したものだ(苦笑)。
Date: 2004年01月10日(土)


[映画] パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
ある外国人の友人が自国で見てとてもよかったよ!とメールで教えてくれたのが、「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」(原題「The Pirates of the Caribbean: The Curse of the Black Pearl」)という映画だ。

それを聞いて見に行こうと思っているうちに時が過ぎて劇場で見損なってしまったので、今日レンタルDVDを借りてきた。ストーリーや配役などは、ここを見ていただくとして、筆者の感想としては友人の薦めどおり面白い映画だと思う。

「カリブの海賊」というので、単なる海賊の冒険活劇(ふ、古い!)かと思えばさにあらず。のろわれた…というから恐怖映画かと思えばそうでもない。ヒロイン?のエリザベス(キーラ・ナイトレイ)が後半から実にたくましくなるし、終わり近くでのターナーとバルボッサの戦いはあまりにも滑稽であり、全体的にはコミカルな映画といえる。

面白いのは面白いことに間違いないけれど、うーん、素晴らしい!ってほどじゃあない。1,800円をはたいて劇場で見るほとでもないかなぁ、って感じだ。
Date: 2004年01月11日(日)


[雑記] 日本の将来は… (1)
金融広報中央委員会の家計の金融資産に関する世論調査(平成15年)によれば、預貯金残高の平均は912万円(保険や有価証券、信託を除く純粋な預貯金)だという。一方で借入金額の平均は1,247万円なのだそうだ。保険や信託などもあわせた保有金融資産は1,460万円なのだそうで、差し引きはぎりぎりの黒字というところか。

筆者は現在持ち家ではなく、借家住まいである。仕事の都合で東京から離れることはできないし、さりとて東京近郊でまっとうな広さのマンションや戸建住宅が一介のサラリーマンにゼロスタートで購入できるわけもない。もちろん都心への通勤二時間とか覚悟すればなんとかなるかもしれないが、あまりにも愚かなことに思える。

何より、遠くない先、イヤ、今すぐにでも大地震がおきてもおかしくないような土地で最新の耐震構造ではないマンションを購入するのは実に愚かなことだ。完璧に柱一本残さず破壊されればともかく、建物が傾いて住むには危険だが、地震保険では取り壊し&再建できるような費用がでるはずもなく、結局新たな住まいの費用と壊れた建物のローンだけが残ることになる。

筆者自身はマンションが財産だとは思っていない。気持ちとしてはマンションは買い捨てだと思っている。バブリーな頃なら値上がりをまって転売すれば税金がかかっても利益はかなり出たケースも多かろうが、今は購入価格を割るのは当たり前。さらに買ったとしても、マンションの価値を維持するには金がかかる。定期的な大規模補修や設備交換など、一戸建てとは違って自分の支出計画とは違うペースで結構な額の支払が発生する。最初の十年くらいは何事もないかもしれないが、十数年を経たあたりからいろいろ出てくるわけだ。

(続く)
Date: 2004年01月12日(月)


[雑記] 日本の将来は… (2)
まあ、いつ頃どこに家を持ち、子供の教育プラン、子供の結婚、自分たち夫婦が年老いてから住む場所(この場合、場所があるだけではだけめで、長患いでの医療費や介護が必要な前提で必要な要素を考えるべきだ)も考えなくてはならないわけで、不況下のもとでは短期的に手ごろな住まいを買うことだけに執着すると非常に困ったことになりかねない。特にマンションの場合はそうである。

そんなこともあって、社会インフラも含めて日本というのは実に住みにくい国になってしまっている気がする。特に老後については日本の労働人口構成の予測を考えても無茶苦茶であろう。2003年10月16日の日記を見て頂くと「労働力人口を1995年のレベルに保つには、毎年60万9千人ほどの移民を2050年まで受け入れる必要があり、このとき2050年には移民(およびその子孫)の比率は人口の3割を占めるようになるという」と紹介している。これは単に労働力人口を確保するというだけではなく、高齢者を支えるための制度やインフラの充実を図るためにも必須であろう。そうでなければ「2050年には労働者(15~64歳)1.7人で高齢者(65歳以上)1人を支えることになる」のであり、現実にはそんなことは不可能であるといってよい。

だが、日本は昔から仕組みやインフラに関しては「仏作って魂入れず」であり、何か法制度を整備すればそれでやったつもりになる。街を走るバスのほとんどは従来どおりの階段のあるものでノンステップバスなどは非常に少ない。年寄りが高齢者パスで一停留所だけ乗ろうものなら、乗り降りに時間がかかった挙句一停留所をただ乗りする…みたいな眼で見られることだって当たり前にあるという。

地方に行けば地域で面倒を見るなんて風潮も少しはあるようだが、システムとして確立されているわけではないし、その「面倒を見る」では様々だ。昔のような大家族システムはもはや現在の日本ではありえないし、核家族化が進み各世代が日本各地で、いや事によっては世界を舞台として活躍しあるいは住処を構えるようになってきている。そうなれば誰が考えても「遠くの親戚より近くの他人」であろう。それも個人同士の知り合いといった枠では限界があるから、きちんとしたシステムとして成り立たなければならない。

戦後の混乱から奇跡的な高度経済成長を成し遂げその反動での自然破壊、少子化が進み、気づいたら経済的にも反動が出て不況のどん底で、高齢者は激増し、労働力人口は減少の一途でお先真っ暗。日本に補充移民政策が導入される可能性はほとんど考えられない。残る道は国としての滅亡しかないではないか…。

(完)
Date: 2004年01月13日(火)


[雑記] 羽毛ソックス(ダウンソックス)のススメ
ここで言う「羽毛ソックス(ダウンソックス)」とは、アウトドア用のそれではなくて、欧米でいうところのベッドソックスの話である。

筆者の場合、眠りにつくときに足先が冷たくて眠れないということはないけれど、足先は暖かくするほううが明らかに良く眠れるのは間違いない。さりとて多くの冷え性の女性のように、普通のソックスをはいて眠るのは、どうしても締め付けがちになり血行を妨げたり蒸れたりするので好ましくない。実際に試しにソックスを履いて眠ってみると筆者的には大変不快であった。

そこで眼をつけたのが、足をソックスのようにしめつけず、さりとて簡単に脱げ落ちるでもない羽毛のベッドソックスである。足を冷やすとなかなか眠れない人は多いと思うが、逆に冷え性ではなくても足先を暖めるとあきらかに寝つきが良くなるようだ。それも、アンカや電気毛布などで人工的に加温すると逆効果となり熱すぎたり、低温火傷の原因になったりして好ましくない。その点、羽毛布団同様に羽毛で優しく足先を包めば、自分の体温で暖める(体温を逃がさない)ことができる。

筆者は、3年前の冬(2001年2月)から、某通販(というか正確な店名を忘れてしまった)で処分価格の格安980円(9,800円の間違いではなく千円札でおつりがくる額)で購入したものを愛用している。ダウンの量は少なめであるがその効果は劇的なものがある。このダウンソックスは今年で三度目の冬になるわけだが、もはやこの手のもの無しで冬の夜の安眠はありえないといっても過言ではない。

さて、最近、某デパートでドイツのブライディング社製ダウンソックスなるものを見つけた。先のリンクをクリックするとGoogleで検索した結果が出てくると思うが、筆者はデパートで実物を見た。これは、もうとんでもなく物凄いのである。何が凄いってダウンの量が凄い。本当に羽毛布団を足にまきつけるとこうなるのか、ってくらいのものだ。価格が4,800円と、三年前に購入したものの五倍くらいの値段だが、三年前のはさすが980円でちょっと中身の羽毛のかさがなくなってきて、温かみが減ってきたと感じているところだった。

4,800円といいう価格にまだ迷っているのだが、いや、これは暖かそうである。寒がり筆者には好適ではないか。しかし、これを履いて寝ている図を想像すると、なんだか両足にギプスをされて寝ているような感じなのがいただけない。色が白ってのも難点といえば難点だが…。うーむ、どうしたものか。
Date: 2004年01月14日(水)


[携帯プレーヤー] iRiver iFP-390Tで録音!?
MP3プレーヤーをMPMAN MP-F60から、iRiver iFP-390Tに乗り換えた理由の一つに、「録音機能」がある。

カタログ上は、MPMAN MP-F60iRiver iFP-390Tは、双方ともボイスレコーダー機能、FM放送録音機能があることになっている。だが、内容的にはどちらも本当に音声録音程度のものでしかなくて、内蔵マイクもかなりヘボイ。外部入力が一切無いために、MPMAN MP-F60を手にもっていてちょっと持っている手の指を動かしたりしても、ガサゴソと雑音が入る始末。FM録音はいくら所詮ポータブルとはいえ、録音したものは電話に毛が生えた程度のモノラル録音だ。

その点、iRiver iFP-390Tは、MP3エンコーダーを内蔵しているから、いわゆる128kbps/44.1kHzのレートでFM放送をステレオで録音することも出来るし、内蔵マイクはモノラルではあるが音的にはMPMAN MP-F60よりかなりマシである。

何より大きな違い、つまり、MPMAN MP-F60にはなくて、iRiver iFP-390Tにあるのがライン入力からの録音機能である。惜しいのは、マイク入力がないことだ。

だが、ライン入力があれば外部マイクをつなぐのは不可能ではない。もちろん通常のマイクの出力レベルは-50dB程度、ライン入力が-10~0dB程度だから、比較にならないほどマイクの出力レベルが低くそのままでは録音できない。ライン出力レベルへ増幅するマイクアンプか、マイクアンプ内蔵のマイクしかない。後者は市販品は知る限りにおいて小型のものは存在せず、某社のMP3プレーヤー用オプションとしてのみメーカー直販サイトで買えるだけだ。だが、アンプ内蔵マイクとなるとマイクを選ぶことができないから、外部マイクの価値が半減する。やはり必要なのはマイクアンプ、それもできるだけ小型のやつだ。

で、そういうのを探すと、小型といえるかどうかは意見のわかれるところだが、乾電池駆動なのうなものが知る限りにおいて大手から二種類ほど出ている。SONY MX-50AUDIO TECHNICA AT-PMX5Pである。特に後者はいくつかのWebを見てみたが評判がよろしいようで、電池は単三アルカリを4本使用で60時間ほど持つというし、当然ACアダプタ付きでデュアル電源というものだ。

AUDIO TECHNICA AT-PMX5Pなら、いろいろつぶしも聞きそうだし、MP3レコーダーに限らず他のレコーダーにも使える。ちなみにこれらのポータブルミキサーであるが、皮肉なことにMPMANのサイトの中で紹介されていた(苦笑)。

まあ、iRiver iFP-390Tだけを考えるとアンプ内蔵マイクみたいなやつがいいのだが、いかんせんそれだとつぶしがきかないというか、さきも書いたとおりマイクに好きなものを使えない。一方マイクアンプを使うとポータビリティに難が出てくる。どちらからを立てればどちらかが転ぶわけだが、AUDIO TECHNICA AT-PMX5Pはなかかなか魅力的ではある。

Date: 2004年01月15日(木)


[携帯プレーヤー] AUDIO TECHNICA AT-PMX5P
AUDIO TECHNICA AT-PMX5Pという、二電源(単三電池×4本、または付属ACアダプタ)の4chポータブルミキサーにマイクを突っ込んで、そのライン出力をiRiver iFP-390Tにぶちこめば綺麗なステレオ録音が可能になるじゃん!なんて考えた。

この考えに基本的に誤りはないので、実際のAUDIO TECHNICA AT-PMX5Pを見に行ってきた。昨日帰りがけに某量販店に立ち寄った(このあたりが都会で働く人間のメリットである)たけれど、実機は出ていなかった。しかし、箱に入った状態のものがショウケースに置かれていた。この箱からすると、いくら緩衝材のことを考えてもそれなりに大きい。従来のデンスケ(古い?)みたいなレコーダーとペアにするならちょうど良いとは思うのだが、いかんせんiRiver iFP-390Tは小さい。下手するとiRiver iFP-390Tの外装箱の大きさの一回り小さいくらいが、このミキサーの大きさであろう。

そう考えると、いくらマルチマイクが使えて、マイクが選べてもあまりにもアンバランスである。さらにいくら簡易タイプとはいえ、こういうミキサーを使うとレコーダーが欲しくなったりして、さらに…と少ない小遣いに対して非常に危険な香りが漂ってくるので、AUDIO TECHNICA AT-PMX5Pは眺めるだけにして、当面手は出さないことにした。

ではiRiver iFP-390Tで外部マイクでステレオ録音はどうするのか?結果から言うと、某社製のアンプ内蔵小型マイクを発注した。それが何か興味がある方はご自身でWebを検索しまくって探していただきたい。

まあ、大きさのバランスを考えるとちょうどよさそうな感じに落ち着いたということか。
Date: 2004年01月16日(金)


[雑記] 食の北海道展
池袋の東武百貨店で1月8日から20日まで「食の大北海道展」というのが開催されている。東京のデパートで北海道展というと、初夏とか秋あたりが多いような気がして、冬に開催される北海道展というのは珍しい。

デパートの催事でやればヒットするというのは、東京だと北海道展と駅弁展だという。折りしも京王百貨店新宿店では「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」というのをやっていて、こちらも結構な人気のようだ。

筆者家族が昨年春に函館を訪れて五稜郭観光をしたあと、五稜郭近くの三越の二階喫茶店で休憩をしたときのことだ。妻が若い女性の店員に、「このあたりで美味しいラーメン屋さんはないですか?」と尋ねると、彼女は「私たちは、この先の五稜郭近くの『あじさい』というお店によく行くんですよ」と教えてくれた。早速、教えてもらった情報を頼りに尋ねてみたのが、麺厨房あじさいである。

店のオススメは函館塩ラーメンだというので、それを注文して食べたのだが、これが実にうまい!やや塩味が強くてちょっと塩辛いといえなくも無いが、さっぱりとした透明なスープであるが、非常にコクがある。麺は細めのものでやや固めの茹で上げだ。このラーメンが忘れられなくて、今回の東武百貨店の催事に行ってきた。実は、昨年春の池袋東武の北海道展にも出店しているのだが、そのときは食べるチャンスが無かったというのもある。

週末の北海道展は非常に混雑しているのはわかっているから、今日は朝はごく軽くで済ませ、東武百貨店が開店する午前10時のちょっと前には地下入り口にたどり着いた。だが、おどろくなかれ、すでに入口・エスカレーター・エレベーターは長蛇の列なのだ。なんとか、10階催事場までたどり着き、他の店には眼もくれず「あじさい」に向かったが、すでに結構な人数が並んでいた。

しばしならんで食べたのが、「函館塩ラーメン」である。あの「あじさい」の味が口のなかに広がった。人間の味覚の記憶なんてかなりいい加減なものだが、それでもあえて言うなら、函館本店の味より塩味が薄くしてある。あのままでは東京だと確かに塩加減がきついかもしれない。だが、ちょっぴり残念なのは、薄くなったのは塩加減ばかりではなく、コクも少し失われているように思う。ま、本店で食べるのが一番美味しいのはよくある話であるが、催事場でこれだけのものが食べられればかなり上出来ではないだろうか。最近某所で某店の函館塩ラーメンなるものを食べたが、えらく不味かったので、この「あじさい」の塩ラーメンを食べられたのはとてもよかった。

さて、今度は博多トンコツラーメンを食べたいぞ!
Date: 2004年01月17日(土)


[雑記] ボーダーレスの地球
2002年秋から世界中を恐怖に陥れたSARSの流行、そして地味ではあるが時々世界のどこかで万単位の数の鶏を犠牲にする鳥インフルエンザなど、昔は聞かなかったような伝染性の病気の話を聞くことが多くなった。

生きとし生けるものはすべからく進化を続ける。人類だって進化といえるかどうかは別にしても環境適応して変化しているわけで、それはウィルスだって細菌だって同じだ。結核菌は良い薬ができた一方で、それらの抗結核薬全てに対して耐性を持ち、患者の体力だけが勝負で死亡する可能性が非常に高いものだって出てきている。

鳥インフルエンザは今のところ鶏から人に感染することはあっても、人から人に感染した例はないらしい。だからといって安心できるわけではない。鳥から鳥、鳥から人へと感染するうちに変異が起こり、人から人への感染力を身につけることも考えられ、そうなると世界的な大流行は避けられそうも無い。

今の時代は、物理的にも論理的にも国と国と距離は非常に短い。一番距離感があるのは、政治家同士、異なる宗教・民族の心と心であろう。インターネットの普及により言語の問題を除けば、情報はあっという間に世界中に広がるし、それどころか、世界に向けて個人が情報を発信するような、昔は考えられなかったことだって実に簡単にできるようになってしまった。少なくとも情報に関してはボーダレスである。人と人との移動に関しても、一部の国を除けば、交通機関の発達でどんなところでもせいぜい1日あれば行けてしまうし、2日もあればおつりがくるであろう。これは、大抵の伝染病の潜伏期間の範囲内で、万一感染していても症状が出て隔離可能になるまえに他国に入国してしまうわけだ。

食料と資源・エネルギーにしてもそうで、特に日本という国は輸入無しでは今や存在すらしえない脆弱な吹けば飛ぶような国であり、はっきりいって地球的にはどうでもよいちっぽけな存在でしかない。

今や、日本の将来を考えても、世界の将来を考えても、世界政府的な政策で動かないと弊害ばかりが生まれる。何事にせよ「対岸の火事」ではすまないにもかかわらず、私たちや日本政府は暢気この上ない。労働力にせよこのままの日本の人口推移では日本経済と福祉は崩壊する。それこそ50歳以上を姥捨て山にでも捨てない限りは、もはや日本人だけでは国は存続し得ない。なのに、なんと暢気なことよ。

筆者は日本の自然、四季、風景が大好きだ。世界にも例をみない美しい国だ。だが、そこに住む日本人は、井の中の蛙で都合の悪いことには耳を塞いで死を待つのみとなっているのは、なんとも悲しいことである。
Date: 2004年01月18日(日)


[雑記] 他人の痛み
誰でも、一度や二度は熱を出したことがあるはずだ。筆者だって、ここ数年は徹底的な手洗いとうがいの励行と、日ごろからの用心、妻が作ってくれる栄養バランスの良い愛妻弁当のおかげで風邪一つひいたことがないもの、やはり過去には39度を越える熱を出した経験は幾度かある。

大人で39度を越えると、もう起きていることは不可能で、とにかく布団に入らないといられない。それも熱が上がっているときだと寒気がしてどうにもならないし、トイレなどに起きようものならクラクラして歩くのすらおぼつかない。当然、腹など減るはずも無くて水とかお茶、あるいはスポーツドリンクを少々飲むのが精一杯だ。こういうときは人間気弱になるもので、もうダメだ、まだやりたいことは沢山あるのに、この世とお別れか…とか思ってしまう。同時に、周囲で元気に動き回っている家族がひどくうらやましかったりもするわけだ。

それでも面倒をみてくれる家族がいればいいけれど、独身の一人暮らしだとこれは冗談ではなく命にかかわることになる。そこまで行かなくても、食料が無くなる、あるいはそういう状態のときに口にできるものが無くなることは大いにありうるわけで、筆者も一人暮らしの時には「やばいかな?」と思ったら、スポーツドリンクやすぐに食べられて消化の良いもの、果物などを買い込んで電話をベッドサイドに引き寄せて、万一に備えて財布と保険証なども手元のバッグに入れて…なんてこともあった。

数日後に回復して元気になれば、そんな辛いときのきとはケロリと忘れてしまう。なんとも身勝手な話だが、ま、それが正常な精神状態というものだ。世の中には、稀に病気一つしたことないなんて、本人が思い込んでいるだけのはずだが、とにかくそうした強気な人が居るのも事実だ。そういう人は他人の具合の悪さがまったく理解できない。下手すれば「病気になるのは根性が足りないからだ…」とか無茶を言う。ま、風邪ぐらいなら確かに普段の用心でほとんど防げるわけなので、用心を徹底する根性が無いからといえなくもないが、病気になってしまった人に対してそういう言葉を投げることはないであろうと思う。筆者は幸いにもそういう経験はないが、筆者の知るとある人はそれでひそかに涙を流したそうだ。

命にかかわる病気から回復して、そのときの医者や看護士の暖かさが忘れられず、医学の道を、あるいは看護の道を志した人も多いと聞く。

これからのシーズンはインフルエンザや悪性の風邪などが本格的に流行りだす。下手すると鳥インフルエンザウィルスも人間から人間に感染する力を身につけ、多くの被害者がでるかもしれないし、SARSだっていつなんどき日本に入り込んでもまったく不思議ではない。

とにかく自分の体への用心を怠らず、苦しむ他人への暖かい気持ちを忘れないようにしたい。え?なぜ、突然こんなことを書くかって?いや、実は、土曜日の夜から子供が熱をだして寝込んでいるのである…。たいしたことがなければ良いけれど…。
Date: 2004年01月19日(月)


[雑記] インフルエンザ
昨日の日記で「いや、実は、土曜日の夜から子供が熱をだして寝込んでいるのである…」なんて書いたけれど、日曜日の夕方だか夜だかには39.5度の高熱となってしまい、親としてこれが心配せずにいられようか、という状態になった。

我が家は一家全員が12月にはインフルエンザの予防接種を受けていた。予防接種していたからかからないというものではなくて、予防接種をしていてもかかるときはかかるのである。ただ、予防接種済みか否かでかかったとしてもその症状の軽い・重いにはかなり差があるようだ。

月曜日になって、妻が子供をかかりつけの病院につれてゆき、かかりつけの先生に診察してもらった。インフルエンザの検査をすると「ビンゴ!」であったそうで、さっそくインフルエンザ治療薬のタミフルカプセルを処方された。

医学の進歩というのは驚くべきものがあり、ちょっと前ならインフルエンザはおとなしく寝ているのが一番の薬という状態であり、対症療法はあっても治療薬というのは存在しなかった。しかしインフルエンザ治療薬、つまりインフルエンザウィルスの増殖を抑える薬の登場でこの状況が一変した。

発症後2日以内投与という制限はあるものの、適切な時期の範囲内で投与すれば、つまり熱が出たらできるだけ早く医師の診察を仰ぎインフルエンザの確定診断を得た後の投与であれば、個人差はあるのだろうが、その効き目は劇的なものがある。あれほどあった熱が夜には37度ほどになり、翌朝は平熱の36.5度くらいまでに下がった。本人は日曜日にはあれほど苦しがっていたのに、昨日の夕方くらいにはかなり元気を取り戻していたから、その効き目に驚くばかりだ。……と、思ったのだが、実際のところは最初にタミフルカプセルを飲ませたのは月曜日の夕方であり、そのころには熱もかなり下がっていたというのが真実だった。つまりはタミフルカプセルが効くより前に予防接種の効果がそれなりにあったということになる。

インフルエンザウィルスの予防にはうがいと手洗いの励行、人ごみを避けるなどがあるが、なかでもうがいにはコツがある。水うがいでもしないよりマシであるが、カテキンを含む紅茶、緑茶、烏龍茶などでうがいすると予防効果が期待できるのだそうだ。オフィスで紅茶などのカップに少量のみ残し、それでうがいをすればよいのである。なんでも、緑茶であれば日常飲用する濃度の四分の一ほどの濃度でもインフルエンザウィルスの感染を防ぎ得るのだそうだ。詳細は「インフルエンザ」「カテキン」をキーワードにして検索すると山ほどの検索結果が得られるので、そちらで見ていただきたい。

別にインフルエンザ予防に限らないけれど、十分な睡眠、適度な運動、バランスの良い適量の食事は欠かせない。そして、出来れば流行期には人ごみをさけ……これは都会の電車通勤サラリーマンには不可能だが……、茶でうがいをすること!が予防の秘訣か。なんか、当たり前のことばかりであるが、当たり前のことを当たり前に継続して続けることというのは実は非常に難しいのである。
Date: 2004年01月20日(火)


[雑記] ゲートアイ
ゲートアイというのをご存知だろうか。筆者はあるテレビ番組でその存在を知ったのだが、アンデス電気株式会社というところが製造販売している防犯カメラである。

防犯カメラというと玄関先の壁などに取り付けるものが一般的である。このタイプの難点はマンション、とりわけ賃貸マンションに取り付けるのはほとんど無理ということである。もちろん家主の了解を得れば不可能ではないが、退去時には原状復帰の必要があったりしてなかなか面倒なのも事実であり、筆者宅も防犯の観点からなんとかならぬか…と思っていた。

マンションの室内への侵入経路では圧倒的に玄関ドアが多い。ピッキングの類が一番多いが、中には無施錠なんてもの意外と少なくないそうで、ちょっとゴミ捨てに出た隙になんてケースなのかもしれない。危ないのはこうした侵入だけではなくて、宅配便を語ってドアを開けさせたりする強盗や押し売りも居るそうで油断がならない。

ゲートアイというのは、一切の工事無しで取り付けることができる優れもので、モノクロ映像のコンポジットビデオ信号が出力されるもので、普通の家庭用テレビやビデオに接続できる。だから、特別なモニターテレビを買わなくても、手ごろな場所にテレビさえあれば良いのである。我が家の場合は、ダイニングのインターホンの室内ユニットのそばに液晶テレビが置いてあるので、それに繋げばインターホンで話をしながらテレビでその様子を見ることができるのである。

もうひとつ、これの優れているところは、カメラの監視範囲内に6秒以上の動的反応を感知した場合には、自動的に来客チャイムを鳴らすことができるということだ。四六時中これが必要かどうかわからないけれど、なかなか優れた機能である。

で、このゲートアイだが、お値段はいくらかというと定価で25,000円だ。普通の量販店の防犯カメラ売り場ではあまり見かけないのであるが、東急ハンズではこの価格より安くで買える。

防犯カメラというのは、そこに存在するだけで防犯威力があるのは間違いない。泥棒はピッキングに強い鍵に交換され、なおかつ防犯カメラまであるような家は防犯意識の高い家であると判断するらしくて、彼らにとってそういう家に入る危険を犯すよりは、他にいくらでも無用心な家があるのでそちらで楽に商売すれば良いということらしい。

防犯カメラがあるから安心してはいけない。あくまで、泥棒や押し売りに対する無言の圧力程度に思っておけばよい。そういう意味ではゲートアイは価格的にも許せる範囲だ。
Date: 2004年01月21日(水)


[雑記] 年度末
日本の会社の多くは3月が決算月で、FY(会計年度)は4月から翌年3月までのことが多い。こういう会計年度を取っている会社では、正月休みを終えると急に忙しくなってくる。特に、筆者のような中間管理職は多忙になる。

まずは、来年度の予算策定である。バブルな頃で経費にはあまりうるさくなかったころ(筆者はそのころは管理職ではなかったが)ならともかく、今はどの会社も経費には非常にうるさいのが普通である。バブル崩壊で懲りているのか、会社の成績は上がっても、経費の紐が緩むことは無いどころか、ますます厳しくなってくる。

話はそれるが、景気は回復基調にあるそうだが、それを実感しているサラリーマンは少ないのではないだろうか。というのも、さきの経費削減傾向が緩まないのと同じく、給与についても紐はますます厳しくなりこそすれ緩むことはない。平たく言えば、会社の儲けが増えても従業員への還元はさほどではないということだ。景気回復を感じるのは会社の経営陣だけであり、大多数の従業員の財布は不景気時代から抜け出せない。ということは、すなわち消費が増えないこことになり、消費が増えない限り最終的には回復基調やらの景気もしばらくするとまた下降することになる。最終的には消費者が物やサービスを買わない限り、結果的には企業は儲からない、企業が儲からないと税収も増えない、ということになる。そういう意味で、企業がサラリーの紐を引き締める一方というのは、回りまわって自殺行為ということだ。短期的には経営にはプラスであっても、グローバルな観点で見て長期的にはプラスになる要素はない。

さて、決算を迎える第4四半期では、次年度予算策定以外に自分の部署や自分自身あるいは部下のレビュー・評価をしなくてはならない。それが終わるか終わらないかで、翌年度の実施計画を立てて、部下の目標まで落とし込まねばならないから、まったく眼の回る忙しさになる。

そもそも筆者はこうしたマネジメント業務が大嫌いでありつくづく向いていないと感じる。すなわち一年で一番ストレスのたまる時期でもある。こういう時期に、いかにストレスを溜めずに仕事を楽しむか、これはなかなか難しいことであるが、サラリーマンには不可欠の技術でもある。
Date: 2004年01月22日(木)


[雑記] 暖房効きすぎ
この時期にデパートへ行っていつも感じるのは、「暑い!」ってことである。店員さんの多くは、男性ならシャツ姿だし女性ならブラウス姿だったりすることが多いのだけれど、一方客のほうは大抵の場合は店員さんより厚着のことが多いので、相対的には客のほうが暖房効きすぎだと感じることになる。

一口にデパートといっても地上入口付近で勤務する店員さんの場合は、寒風にさらされることも少なくないのだが、上層階に行くにしたがって暖房の効き方も強くなり、店員さんも一階あたりではスーツだったのが、上層階ではブラウス一枚だったりして、客のほうはコートを縫いでもまだ暑いと汗がにじむこともある。

汗がにじむというのは多少誇張があるかもしれないが、大抵のデパートの冬場の上層階は暑すぎる。暖気は上に行くという物理の原則を忠実に反映しているだけなのか、構造上やむを得ないないのか、設計の手抜きなのか、設備をけちっているのかわからないけれど、とにかく平均的には冬場のデパートは暑すぎる。

同じように冬場なのに暑くてかなわないのが通勤電車の中。筆者は時差通勤で早くに自宅をでているからさして混雑もしていない時間帯だが、朝の乗り換え先の某私鉄の車内は汗がにじみ出るほど暑い。さりとてコートを脱ぐ荷物になって邪魔になるから、どうにも困る。筆者は寒がり屋のほうだが、暖房の効きすぎってのは困ってしまう。冷房効きすぎってのはバブル崩壊以来、適度な温度になってきているように思うが、暖房のほうは相変わらず効きすぎのことが多い。シートのヒーターなんても加減知らずで、暖かいのを通り越して熱いことだってある。

暑さ寒さの感じ方は人それぞれなので、すべての人を満足させるような冷暖房はありえないとは思う。が、しかし、もう少し利用者のことを気にした温度設定にしてほしいと思う。
Date: 2004年01月23日(金)


[雑記] あ、よだれが…
いつだったか忘れたけれど、ポカポカ陽気の日の電車の中のこと。暖かな日差しも手伝って座っている客には船を漕いでいる人も少なくなかった。筆者は立っていたのだが、ふと前に座っているうら若き女性を見ると、彼女も例に漏れず睡魔に勝てずこっくりこっくりとやっていた。おっさんの居眠り姿は醜いものだが、勝手なもので若い女性の居眠り姿はとても素敵なことが多い。

まあ、この天気だから眠くなるわなぁと思って女性を見ていると、閉じたように見える口の端から暖かな日差しを受けて銀色に光る細い一本の糸が垂れてきた。さよう、涎である。男だろうが女だろうが、若かろうが年寄りであろうが、涎というものは出るときには出てしまうものである。その銀色の糸は重力に引かれて女性のバッグの上に落ちた。そのとき、女性はふと目覚めて自分の口の端が湿っているのに気づいたらしく、あわててバッグからハンカチを取り出して、口の端からあごをぬぐい、バッグにおちた涎も拭いて、恥ずかしさからだろうか、ずっと顔を伏せたままだった(実はまた眠っていたのだったりして…)

さすがに筆者は記憶の限りは電車の中の居眠りで涎をくったらしたことはない(たらしそうになったことはあるかもしれないが…)のだが、普通に家で布団に寝ているときは別である。

筆者は寝入るときはサイドスリーパー、つまり横向きになって眠る癖があるので、そのまま眠ると、ときに涎がくったれて、可憐で柔らかなダウン100%のピローのピローケースにシミを作ってしまう。海外で使うのと同様に、ピローを白無地のピロープロテクターに入れてから、さらにカラーのピローケースに入れているのだが、そのピローケースを取るとそこはどこかの惑星の地図となっているのである(爆笑)。

程度の差こそあれ、大抵の人は枕に涎をくったらした経験があるはずで、こういう涎のシミを防ぐには、プロテクタやカバーをほぼ毎日のように頻繁に洗濯しない限り避けられないし、さらにプロテクタを通り越してピロー本体も地図が出てきた居たりする。中には夏の汗じみもあるかもしれないが…。

これは別に恥ずかしいことではなくて、どこかの国の可憐なお姫様だって夜中には涎をくったらすのである。ただ、上げ膳据え膳生活だと片っ端から洗濯したり取り替えたりするので、そういうのがわからないだけだ。

ここしばらく東京は寒い日が続いているが、ポカポカ陽気で涎をたらして昼寝をできるような季節までまだ三ヶ月ほどは寒さに耐えねならない。早く暖かくならないかなぁ。あ、でも、その前に最低最悪の花粉の季節を乗り越えないといけないのか…。(T_T)
Date: 2004年01月24日(土)


[雑記] アメリカ英語とイギリス英語
先日、あるロンドンっ子の男性と二人で飲む機会があった。彼は日本びいきな人で、五年前に一度来日して仕事で一年ほど滞在したあと一旦帰国し、三年前から再来日して仕事をしている。

日本が好きというだけあって、器用に箸を使うし、居酒屋メニューでは大抵のものを食する。刺身はもちろん大好きだし、大抵の外国人が口に入れたがらないタコも好物だという。では、わさびはどうかというと、ホースラディッシュに似た風味で大好きだというから、タコのわさび和えをオーダーしたら「美味い、美味い」といってニコニコして食べていた。

そんな彼も、外国人の多くが食べることができない「梅干」「納豆」はダメだという。確かに梅干は恐ろしく塩辛くて酸っぱくてとても人間の食べ物とは思えないし(筆者自身は食べることができるが好きではない)、納豆に至ってはあの臭いは食い物の臭いとは思えないくささだ(これまた筆者は食べることができるが、大好きというほどではない)から、やむを得まい。

過去に他の英国人とも何度か話したことがあるのだが、フランクな会話の中では彼らはアメリカのことをあまり好ましいとは思っていないようだ。特に英語のことに関しては、Englishといえるのは英国人の言葉であり、アメリカ人のは英語ではないと極端なことを言う人すらいた。確かに、アメリカ英語は簡単かつ少ない語彙で会話を済ませようとする傾向があり、スラングも非常に多く、教育程度の高い英国人から見れば、そういう言葉をしゃべるのは教育程度が低いと見られることがあるという。これは友人のカナダ人も似たようなことを行っていて、アメリカ英語を覚えるのはスラングや流行の言い回しは、理解できても自ら話す必要は無いし話してはいけないともいう。彼らから見たらネイティブでもないのに、妙に砕けたアメリカ英語を話そうとする日本人はかなり不気味に見える。たとえてみれば、日本語ネイティブでもなくテレビタレントでもない外国人が、学生言葉を平気で当たり前に場所がらをわきまえずに使うようなものだと思えばよかろう。確かに、かなりヘンではある。

日本では戦後アメリカ英語が英語教育の中心になっているが、世界の多数の英語圏の国の英語は英語(イギリス英語)がベースである。筆者自身もそういう環境で英語教育を受けてきただけであり、正しい英語であれば別にアメリカ英語でも問題ないはずだと信じている。信じてはいるが、しかし自分としてはよりイギリス英語のほうに寄りたいと思うわけだ。

ま、イギリス英語だのアメリカ英語だのと文句を言う前に、一人前に離せるようになれというのは道理でありもっともだ。だが、一人前に話せるようになってから、アメリカ英語をイギリス英語に直すのは至難の業だ。そういう意味では修正は早いほうがよい。
Date: 2004年01月25日(日)


[PC] ブロードバンドが70%以上?
ネットレイティングス株式会社の発表によれば、2003年12月の調査で一般家庭からのブロードバンド(同社の定義では実測128kbpsを超える接続速度が出ているもの)接続が70%を超えたという。

ちなみに2002年12月は42%、半年後の2003年6月では56%と確実に右上がりで記録を伸ばしている。単純に128kbpsを超える接続ということの比率であれば、今年後半にはぼちぼち頭打ちを記録し始めるのではないか。但し、その内容というか接続速度のアップは見込めるはずで、例えばフレッツADSLでは1.5Mや8Mから24Mや40Mへ、あるいは光ファイバー接続のBフレッツへと少しずつ移行が進むのではないだろうか。

ただ、一般家庭の利用を見ると、現時点においては高速接続が必要なリッチコンテンツ、例えば映画やドラマなどを家庭のPCで鑑賞するというのは、残念ながらコンテンツ提供がまだまだ少ないし、ユーザー側においても現状ではテレビは居間の大画面などで家族で鑑賞できるようになっているが、PCはそんな風にはなっていないのが普通なので、自ずから個人鑑賞が主体になっているのではないか。個人的には、ブロードバンドで見る映画よりは、買うにせよレンタルするにせよDVDのほうが自由度が高いし、PCはもとより一般のテレビに接続されたDVDプレーヤーで見ることができるメリットは大きいと感じる。

筆者や筆者の家族の使い方を見ていても、メールとWebが大半でオンラインゲームはしないし、それで映画やドラマを見ようとも思わず、せいぜい映画の予告編を見るくらいある。こういう一方的に提供されるコンテンツよりは、友人や遠隔地の家族とブロードバンド経由で高速・高画質のリアルタイムテレビ電話的な使い方のほうが楽しそうではある。パソコン通信華やかなりし頃は、チャット(この場合パソコン通信を使った文字でのリアルタイムおしゃべり)が流行った時期があったが、それの実写版というか映像付きなんてのも可能やもしれぬ。

女性にとっては、リアルタイムの高画質テレビ電話もどきってのは、結構大変かもしれないが、メリットも多かろう。筆者も友人と電話で話していて、言葉だけではうまく説明できない!なんてことがたまにあるから、そういうときに便利だ。また、TVのCMで、一人暮らしの娘と、家族が夕食の席をネット経由で共にするなんてのがあるが、実用度はともかく発送としては面白い。これからますます核家族化が進むであろうから、遠隔地の家族と簡単に(これが重要、特に高齢者にも簡単に黒電話と同程度の操作で使えるようになること!)使えれば、これはかなりメリットは多きかもしれない。

さて、その日は何時来るのだろうか。
Date: 2004年01月26日(月)


[雑記] 周囲を読めない輩が増えた
以前、知人と夕食を共にしたときに、「最近の若い連中には自分のまわりを見ない奴がふえた」と彼がぼやいていた。仕事でも一人の世界に入り込んでしまい、協調が取れない奴が微妙に増えてきているというのだ。

仕事ではないが、街を歩いていると違う意味で周囲に注意を払わない奴が増えた。普通はぶつかりそうになるまえに、相手が避けようが避けまいが自分は多少なりとも避けようとするものだが、一切自分から避けようとしない輩が極端に多くなったようだ。

いつぞや自分からぶつかりにくる女に出会ったなんて書いたことがあったが、そういう特殊な例は別にしても、普通に歩いていて自分から避けようとしないで、こちらが避けても相手が避けないから避けきれずに肩が触れてしまうことはある。

いつだったか、筆者は当人ではないが前述のような例を某所で見かけた。避けなかった男は自分の非はどこ吹く風で、ガンをつけるべく振り返ったのはいいが、ぶつかった相手はすでに人ごみに中に消えていたようで、たとえてみれば振り上げた拳のやりどころがないって感じで、ちょっと間抜けな雰囲気ではあった。冷静に見てくだんの男が自らも避ければ別にぶつかることはないはずだったのだが…。人口密度の高い都会では、こういうささいなことから、殴り合いになり喧嘩になり、ときに殺し合いにまで発展するわけで、実にアホらしい。

混雑した人ごみで、他人を避けながら速く歩くにはそれなりにコツがある。バイクを運転しているのと同じで、常に周囲に注意を払い、自分の進路に入ってくる障害物(他人)を察知し、現在の相手の歩行速度と進行方向から自分との衝突可能性を計算して自分の進路を補正する。そのときには、逆に補正後の進路に新たな障害がないか、あるいは障害の可能性が無いかを計算するのである。これは行ってみれば、イージス艦みたいなことをやっているともいえる(笑)。たまに、ふと注意がそれたりすると、例えば可愛い女性に気を取られたりすると、ニアミスを起こすことになる。

ともあれ、仕事にせよ、街を歩くにせよ、一人だけではなく周囲には他人がいるわけで、他人を無視しての自分の存在というのは、社会生活を営む上では存在し得ない。街をあるくほうはともかうとしても、仕事で他人のことを考えないやつというのは、どうにもやりにくい。そういうやつらはとっととクビを切ってもよい!と断言する。
Date: 2004年01月27日(火)


[雑記] 牛肉 ~霜降り肉と赤身肉~
アメリカでBSEを発病した牛が『正式に』発見されたことから、アメリカからの牛肉輸入がストップし、牛丼屋は商品の見直しを迫られている。一方、マクドナルドは以前からオーストラリア牛肉(オージービーフ)なのだそうで、原則としては直接的な影響は無いらしい。

牛肉といえば、日本で高級とされているのは、いわゆる「霜降り」である。面白いことにマグロでも刺身として高級なのは脂が混じったトロである。何故か、赤身肉に白い脂がまだらに混じった汚らしい肉がお好みらしい。

筆者は、マグロにせよ牛肉にせよトロとか霜降りは嫌いである。とりわけ牛肉の霜降りなんてのは身の毛もよだつほどで、高級なすき焼き店やしゃぶしゃぶ店で食事などができないといってもよい。もっとも、貧乏サラリーマンなので、高級な店でのすき焼きやしゃぶしゃぶなどに縁がないのは幸いであるが…。むしろ、安い輸入赤身肉を使った、食べ放題のしゃぶしゃぶ店なんてほうが体質にあっている(笑)。

肉の美味しさは誰がなんといおうと赤身にある。実際、旨みのもとであるイノシン酸やグルタミン酸を多く含むのは赤身肉である。筆者の場合、300gの赤身ステーキはレアかミディアムレアにすれば非常に美味しく楽に食べられるが、霜降りになるとこれだけ食べることができないか、胸焼けがしてしまうであろう。

舌触りの滑らかさという点では、確かに霜降りのほうが当たりが柔らかだし食べやすい。が、脂肪と赤身を分離できないから、脂肪の取りすぎ、とりわけ体にあまりよろしくない不飽和脂肪酸とやらを多く含むのだそうで、これは成人病に要注意ということにもなる。もっとも、高級な霜降り肉をフンダンにたべらられるような裕福な方は、それはそれで本望かもしれないが…。

ともあれ、舌触りだけで食べるのが霜降りで、本当の牛肉の美味しさがわかるのは赤身である。だから、霜降りをとりわけ好む日本人は、やはり本当の牛肉好きではなく、仮面牛肉好きなのであろう。
Date: 2004年01月28日(水)


[雑記] 家計簿ソフト
筆者宅では日常の家計は妻が主管であり昔ながらの家計簿をつけている。これはもともと筆者が独身時代につけていたものであるが、筆者は中学生になったときから、小遣帳をつけており、独立生計を営むようになってから家計簿に移り、結婚してからは主権を妻に渡して筆者は小遣帳に戻った。筆者の年齢から考えると生まれてからこれまでの三分の二は、きっちりと小遣帳をつけていたことになる。手段としては昔は当然ノートだったが、今はパソコンでつけている。

さて、そのパソコン家計簿についてだが、クレジットカード支払の消し込み機能や収入・支出のスプリット機能などについて、日本の家計簿ソフトはほとんど対応できていない。筆者が始めて家計簿ソフトっぽいものに手を出したのは、HP100LXで使ったPocket Quickenである。アメリカ製のこのソフトは、アメリカではサラリーマンであっても申告納税なので記録は重要な意味をもつという背景を表している。

それはともかく、筆者が不便に思うのはクレジットカードの返済(消し込み)である。大抵の日本の家計簿ソフトは、クレジットカードの利用(買い物)と返済を関係付ける機能が無いか、買い物を記録した時点であらかじめ設定された支払日に自動的に記帳されるというものだ。筆者が求めるのはそういう両極端ではなくて、郵送されたりインターネットで確認できる明細を見ながら、利用記録明細にチェックを入れることでそれが返済として記録されてゆくというものだ。別に難しい機能ではないとは思うが、アメリカ人はとにかく明細と名のつくものは穴の開くほどチェックする一方で、日本人はカード明細ですらマトモにチェックする人が少ないという事情を反映しているのかもしれないが、重要な機能だと思う。

もう一つはスプリット機能だ。単純なところでは、スーパーやコンビニのレシートをそのとおりにつける機能に近いもので、これは一部の家計簿ソフトではレシート入力なんて機能名で実装されているものもあるが、やはり不十分である。筆者がPalmで使っているSplash Moneyのスプリット機能はかなりの優れもので、預金口座から引き出して一部の額を買い物の税金に、一部をその買ったものそのものの金額として記帳し、残った部分を別の口座に預金なんてことを一つの明細記録として入力できてしまう。これは非常にありがたい機能である。

とにかくよくできているのはHP100LXやHP200LXで使っていたPocket Quickenであるが、日本の家計簿ソフトは、まだまだ幼稚なおもちゃの域を脱していない。
Date: 2004年01月29日(木)


[雑記] 家計簿ソフト ~Microsoft Money 2003~
筆者の場合、PC用の日本版家計簿ソフトウェアは片っ端からダメだったわけであるが、それでも何かないと仕方ないということで、「ひかる」を使っていた。これはそれなりに良くできたソフトウェアではあるわけで、下手なパッケージソフトよりずっとよくできている。

だが、いくらよくできても、昨日書いたような不満は変わらないわけだ。そこで、他に何かないと探してみたら、実はこれがあったのである。それも灯台下暗しで、自分が所有している "Microsoft Money 2003" (正確にはプレゼントに当選してもらったものであるが正規ライセンス品であるのは当然だ)である。

これをもらったときには、一度インストールしてみたが、よくわからなくてアンインストールしたっきりになっていた。それを今一度復活させてみたのである。

"Microsoft Money 2003" は、単なる家計簿ソフトというより、資産管理ソフトといってもよいもので、機能の差は他の家計簿ソフトとの価格差が物語っている。実際問題、単に入出金がメモ代わりにつけられれば良いという人は、それこそフリーで使える家計簿ソフトで十分であり、一万円も出す必要は無い。筆者だって、頂き物だから使おうという気になるわけだ。

このソフトは高度で多機能なだけあった、最初の敷居が高い。他のソフトに比べたらかなり高いと感じる人は多いのではないか。だが、筆者のようにPocket Quickenや、Palm用のSplash Moneyを使っていると、多少はなじみやすいところもあるようだ。

この手のソフトは大抵体験版があって、それも30~50日程度が多い。それで一ヶ月使ってみろというわけであるが、すでに他の家計簿ソフトを使っていて乗り換えようという方は、一ヶ月待たずとも、暇なときに既存の家計簿ソフトの記録から過去一か月分くらいをさかのぼって入力してみれば良い。中には過去データは入力できないものもあるが、こういうのは論外で筆者的には糞ソフトであるから無視して、とにかく過去一ヶ月くらい入れてみる。面倒ではあるが、そうすると必要な機能が備わっているかどうか、使い勝手などは大体わかる。

こうやっていろいろ試した結果、本日、"Microsoft Money 2003" に落ち着いた。すでに "Microsoft Money 2004" が出ているが、大した変更でもないので今回は見送ることにして、バージョンアップはすでに開発が行われているらしい "Microsoft Money 2005" を検討対象にしよう。

"Microsoft Money 2003" (あるいは "Microsoft Money 2004")は誰にでも薦められる家計簿ソフトではないが、既存ソフトの多くに筆者のような不満をもつ方は大いに検討の余地がある。それどころか、一か月分を入力してみて、オンラインバンクとの連動(明細取り込み)などもやってみて、これは実に良くできたソフトであることがわかってきた。最初の壁は高いが、なかなか素晴らしい。
Date: 2004年01月30日(金)


[映画] Finding NEMO
公開後結構時間がたってしまったが、"Finding NEMO" を見てきた。本来なら字幕版を見たいのだが、遅い時間のショウしかなくて、不本意ではあるが大嫌いなとある馬鹿が吹き替えをしているのに眼をつぶって吹き替え版を見てきた。

ストーリーは別段何の変哲も無いもので、映画を見なくても最初から結論はわかっているという童話のようなものであり、この映画がストーリーをわくわくしながら味わうものではないのは明らかである。

この映画を見てわかったのは、この映画の存在価値はそのCGによるアニメーションの凄さにある。PIXARによるCGアニメーションは、第一作がかのTOY STORY、それからBUG'S LIFE、そしてTOY STORY 2、第四作がMONSTERS. INCであり、これらを思い出すとその技術の進歩もわかろうというものだ。

そして今回のFinding NEMOである。この美しいサンゴ礁の海、なんと素晴らしい映像だろう。そして水槽、たかが水槽、されど水槽で、小さな(といっても日本的基準では相当でかい水槽だが)水槽の中で展開されてゆく物語の絵も実に素晴らしい。PIXARの本領発揮とはまさにこの映画のことではないだろうか。

冒頭では悲劇から始まるが、悲劇はそのときだけだ。あとはときにわくわくしたり、ときに感動したり、あるいはハラハラしたりという中で心温まる出会いがあるが、悲しい別れというのはもうやってこない。だから、安心してその美しい映像を楽しめる。

この映画、映像コレクションとしてDVDになったら買ってみたい映画の一つだ。
Date: 2004年01月31日(土)
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