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あいちゃんの日記帳 2003年12月分

あいちゃんの日記帳

2003年12月の日記


[雑記] 今年もバーバリーでマフってる女子高生
聞くところでは、女子高生の間にバーバリーのチェックのマフラーが流行りだしたのは、1990年代後半の頃らしい。そのときは例によって一時の流行で終わるかに見えたが、実際にはその後冬が訪れるたびにバーバリーのマフラーをしている女子高生が増殖し、下手すれば十人中八人くらいはバーバリー(あるいはそれっぽい柄の)のマフラーをしていたりする。

幸いにして、筆者はバーバリーには縁がないので、当然バーバリーチェックのマフラーにも無縁であるが、中には流行前に本物のバーバリーの例のチェックのカシミアマフラーを入手してぬくぬくした冬を過ごそうとしていた矢先に、女子高生の間に同じ柄が増殖し始めて、せっかくのバーバリーのカシミアを箪笥の肥しにせざるを得なかった紳士もいるそうで、お気の毒としか言いようがない。

女性というのは男性からみると不思議かつ神秘的な種族で、ファッションを例に取れば、他人と同じ格好をするのは大抵の女性は嫌がるし、まして同じデザインで同じものを着ている人を見かけると欝になったり腹が立ったりするそうである。そこまでは程度の差こそあれ男性でも似たようなところはある。不思議なのはそこからで、他人と同じものは嫌がるくせに、「流行」という錦の御旗があれば、他人と似たような(まったく同じではないところがミソかもしれない)格好をすることに躊躇いはないらしい。筆者から見れば、似たような格好も同じ格好も大差無い様に思うのだが、そこは雲泥の差があるのかもしれない。

それにしても、冒頭に書いた「女子高生のバーバリーのチェックのマフラー」だが、一体どこから流行したのだろうか。ちょっとGoogleとかで調べてみようと思ったが、これといったものにぶち当たらなかった。それどころか「女子高生の定番!」と称して、例のマフラーを売り出している通販サイトは山のようにあるのに驚いたくらいだ。

まあ、何を首にまいても良いけれど、制服は学校ごとに異なれども巻いているマフラーは皆同じ、というのは、ちょっと不気味ではある。
Date: 2003年12月01日(月)


[雑記] コーヒーショップのテイクアウトカップ
筆者は仕事などで外出したとき、時折Starbucks Coffeeのようなコーヒーショップに立ち寄ることがある。

店内で飲むときは「店内で」と注文時に明確にしておき、テイクアウト用のカップではなく、店内用の陶器のカップでサーブしてもらう。店の外に持ち出して飲みたいときは当然「テイクアウト」とお願いして、持ち帰り用のカップに入れてもらう。

個人的にはStarbucks Coffeeが好き(何故なら店内全面禁煙だから)なのだが、最近は出かけた先の近くにあるTULLY'S COFFEEがあるから、ここで持ち帰りでコーヒーを買うことがある。ちなみに、Starbucks Coffeeといい、TULLY'S COFFEEといい、SEATTLE'S BEST COFFEEといい、すべてアメリカはワシントン州(ワシントンD.C.とは違う)のシアトルが始まりなのはどういうわけだろう…。それは、ともかくとして、TULLY'S COFFEEとStarbucksでホットコーヒーの持ち帰りを注文すると、サーブの仕方が異なるのが面白い。

どちらもホット用のカップとはいえ、紙製なのでそのまま持っていると熱々のコーヒーの熱が手に伝わり、とてもじゃないけれど、長時間握り締めて持ち運ぶことは不可能である。そこで、両店とも工夫しているわけだが、Starbucks Coffeeのほうは、カップに再生紙で作った薄いダンボール状の断熱用の帯のようなものを通して、そこを持てば熱くないようにしてくれる。一方TULLY'S COFFEEのほうは、なんとなんと驚いたことに、カップを二つ重ねにして出してくれる。

最初はTULLY'S COFFEEのほうの二つ重ねカップに気づかなくて、飲むときの唇の感じがちょっと変だなぁと思っていたのだが、よく見たら二つ重なっていた。これは小さな穴(飲み口)の開いた蓋をしてくれるから、すぐには気づかなかったのである。経費的にどちらが安く付くのかは筆者にはわからないが、想像としてはダンボールタイプの帯のほうが安そうでもあるし、明らかに再生紙なので環境的にもマシのような気がする。

ま、どちらがどちらでもいいのだけれど、それではSEATTLE'S BEST COFFEEはどうなのだろう…とか興味があるのだが機会がないというか店舗数が少なすぎる。関東地区ではたったの7店舗なのだ。

一方、Starbucks Coffeeは、東京都だけで190店舗、千葉県に25店舗、埼玉県に20店舗、神奈川県に47店舗と、東京都とその周辺3県で282件とSEATTLE'S BEST COFFEEの40倍である。また、TULLY'S COFFEEは東京都71件、千葉県8件、埼玉県3件、神奈川県16件とあわせて98件とこれまた多いわけで、道理でSEATTLE'S BEST COFFEEの店を見かけないわけだ。

ま、そのうち試す機会もあろう。
Date: 2003年12月02日(火)


[雑記] 休日のWeb通販
筆者は通販とか大好き(笑)で、近頃はWeb通販などもよく利用する。といっても、怪しげな店とかで利用したことはほとんど無くて、最も取引が多いのは、Amazon.co.jpで洋書を買うことであり最近はソフトウェアとかも扱い始めて物によっては結構安いので、ここで買ったりする。なんといっても1,500円以上は送料無料ってのがあって、ソフトウェアだとほとんどは1,500円を超えるからお徳である。他にはヨドバシ.comとか、アウトドア系衣料のLand's Endとかも使う。

こうした大手のところは、大抵システムがかなり自動化されている。筆者はいわゆるサラリーマンだから、こうしたWeb通販を利用するのはどうしても土日が多くなる。土日だとどこも休みのことが多くて、平日よりは対応は遅くなるのは仕方ないとは思うが、ヨドバシなどは土日でも結構対応が早かったように記憶しているし、Amazon.co.jpも遅くは無い。

土日の発注で出荷が月曜日以降になるのはやむを得ないとしても、メールでの問い合わせに対しても月曜日以降の応答ってのは、利用者としてはちょっと苛立たしい。メールというは不思議なもので、出したら相手は直ぐにでも読んで返信をくれるのではないかという錯覚がある。現在のSMTPに基づくインターネットメールは相手に届いたあるいは相手がメールを開封したということの保証は無い。それどころか途中経路でロストしても、相手が無視を決め込んでいるのか届いていないのかすらわからない。

郵便に比べればはるかにひどいシステムだと言えるが、そういうものであってもつい期待をして相手が直ぐに読んでくれるのではないかと思い込んでしまうことがある。特に、興味を持つ商品についてWeb通販で問い合わせをしたときなどは、回答が待ち遠しいことが多い。ところが、一部大手を除けば大抵のところは土日は対応がお休みのようで、土曜日に問い合わせをしても回答がくるのは翌週半ばだったりする。

当たり前といえば当たり前なのだが、中にはいつ問い合わせても返信が早いところがあると、ついそこで買いたくなる。通販というのはWebの出来栄えや商品だけでは相手の会社の信頼度を知ることはできない。しかしメールでの対応の良し悪しというのは、信頼度を図る限られた手段の一つになりうる。一度ではわからないが、何度か問い合わせるとある程度は想像できそうな感じになる。メールの対応なので多分にオペレーター個人への依存度が高い指標であるが、何もないよりはマシである。

商品が同じで、価格も同じなら、問い合わせて素早く丁寧な返信が帰ってくるところから買いたくなるのが人情である。Webだから発注は24時間OKだとして安穏としていると、人間の対応が悪くて台無しになる可能性もある。Webで24時間営業であるが故に、店舗と違ってメールへの対応もそれにできるだけ近づく必要があるのではないか…。Web通販の運営は店舗とは違う意味で体力が必要だと思う。
Date: 2003年12月03日(水)


[雑記] クレジットカード不正利用対策
先日あるテレビ番組で放送されていたが、偽造クレジットカードによる不正使用が後をたたないため、2~3年ほど前からクレジットカード各社では、クレジットカード不正検出システムというのを導入し始めている。

このシステムは、米国のFair Isaac Corporation製の "Falcon(TM) Fraud Manager"というもので、ニューラルネット(ニューラルネットについては筆者も昔研究したことがあるのだが…)を不正検知に使っているらしい。

カードの利用は一人一人違った傾向がある。例えば、想像するにヨドバシカメラやビックカメラ、サクラヤなどのディスクカウントで使うことが多いとか、デパートで洋服を買うことが多いとか、スーパーでしか使っていないとか、金額はどれくらいのゾーン、利用時間帯や曜日、日にちなどにある程度傾向が出る。これは自分のカードの利用傾向を見てもある程度は見当がつく。

このシステムは、その傾向から外れた取引が発生すると、危険度(言い換えれば不正使用の可能性)を数値化してリアルタイムで示すもので、その警告度合いに応じてカード会社ではカード所有者本人と連絡をとって取引発生の確認を取る訳だ。

不正利用はこれで100%防げるはずはなくて、そもそも偽造カードが作られることが問題で、簡単に磁気化情報を不正に読み取れてしまう(スキミング)ことに大きな原因がある。一部カード会社ではICカード化なども進めつつあるようだが、店舗での読取装置の普及に難があるし(なんせ対象は世界中だ!)正規の装置で読み取れる以上、他にも読み取り偽造する装置を作ることは不可能ではないわけである。偽造するのはどこかの地下組織がまとめてやるとしても、データ収集だけが比較的簡単になるのは時間の問題であろう。

筆者が日本でカードを使うときに思うのは、サイン照合をする販売店はまず無いことだ。それに比べて海外ではサイン照合をされることが多いし、店舗によってはIDカード提示(観光客ならパスポート提示)を求められたりすることもある。実際、過去にある店舗では、パスポート(このときはカラーコピーの写しだったが)とクレジットカードサイン、写真、私の顔を穴の開くほど比べていたことがあった。(そんなに怪しい風体でもなかったと思うが…)。

ともあれ、何故もっとサイン照合をしないのだろうか?私の知る外国人はサイン偽造(というかサインを真似るというか…)対応策として、カードのサイン欄には "CHECK MY ID" とだけ書いているのを実際見せてもらった。すなわち、このカードを出してサイン照合をしようとすると、サインの代わりにそのメッセージがあるので、サイン入り・写真入のIDカードを提示してチェックを受けるのだという。これはなかなか良い方法であると思うし、ICカードのようなインフラも不要である。ただ、唯一の欠点は、日本では「サイン&写真入り」の公的IDカードというのが一般的ではないことだ。免許証にサインを入れ込めばそれがかなり代替になりうるが、現状ではサイン欄は無いし、そもそも前述のような習慣がないから受け入れられないかもしれない。

まずは、販売店においてきちんとサイン照合する、ある金額(例えば10万円)を超える買い物は自動承認ではなく、人間によるチェックを入れ、さらに20万円とかを超える買い物では、カード会社のオペレーターと利用者本人とが直接電話等で会話してカード会社が本人を確認することである。面倒であるがこれを徹底すれば、偽造カードによる不正使用はがくんと減るのではないだろうか。
Date: 2003年12月04日(木)


[雑記] ああ勘違い
今や携帯電話の普及率は大したもので、全人口比で60%を超えているらしい。都市部の20代~40代の勤労者に限れば、100%に限りなく近いような気がする。当然、夫婦で携帯を持っているカップルもかなりに上るだろう。

勤務先の雑談の中でも、会社の夫あてに、会社帰りの買い物依頼というのが時々メールで飛んでくるなんて話が出た。筆者も例に漏れず時々「牛乳をお願い…」とかいうのが飛んでくる。

先日は、「帰りに牛乳と胡麻をお願い」というのが飛んできた。胡麻といっても白胡麻、黒胡麻、炒ったものや、洗ったもの(?)など意外に種類が多くて『胡麻」だけではわからないので折り返しメールで種類を尋ねてみると、「粉のやつ」だという。

えっ?粉末の胡麻?そんなものあったっけか?といきなり頭の中は「?」マークのオンパレードだ。そこで「それってすでにすってあるやつなの?」なんてやり取りを繰り返した挙句、よくわからなくて筆者が「白胡麻でおひたしのときに使う奴か?」と尋ねたら、すぐさま返事が飛んできて「胡麻じゃないよ、胡椒だよ」という。

ん、ゴマとゴマ?あれ、いや待て、ちょっと違う…、わ、妻が依頼してきたのは「ごま」じゃなくて「こしょう」なんだぁ(大爆笑)。これを読んだのが電車の中で、笑いをこらえるのに一苦労であった。

正直なところ、筆者はもともと漢字とかが苦手で、そのうえ「胡麻」と「胡椒」の最初の一文字は同じなので、つい無意識に「ごま」だと思い込んでしまった。人間なんてのは馬鹿なもので、良く理解もせずに一旦思い込んでしまうと、その思い込みから逃れるのはかなり難しく、この日は身をもって体験した。

しかし、冷静に考えて、胡麻と胡椒を読み間違えるかねぇ…(笑)。
Date: 2003年12月05日(金)


[PC] たまにはプログラミング(1)
筆者の現在の仕事はコンピュータ関係の技術サポートであるが、サポート関係の前はシステム開発をしていた。時間をさかのぼれば、いわゆるプロジェクトリーダーの頃があり、その前は設計をしていて、その前はプログラミングをしていた。当時、仕事のプログラミングではUNIXでC言語(当時はまだC++の処理系はほとんど無かったのである)をつかって、バリバリと一人で何千行ものコードを書いていたこともあった。

さらにその前をたどると、COBOL(およびその系統の言語)をやっていたこともあれば、一瞬だけPascalに手を出したこともあるが、結構長かったのはアセンブリ言語である。といっても、筆者が大学時代とか社会人になって数年以内のことであるから、メインは8ビットマイクロプロセッサのアセンブリ言語だから話は簡単だった。

趣味でデジタル回路の設計をして、自分でプリント基板を起こして、当時で言うマイコンを作り上げて、基本ソフトウェア(Operating Systemなんて大げさなものではなくて、モニターと呼ばれるものを作りこんで、キーボードやディスプレイの制御をしていたわけだ。それだけでは当然何もできないから、Basicライクなちょっぴり高級言語のインタプリタを当時のマイコン雑誌の記事からコードを打ち込んで動かし、今度はそのインタプリタを使って、その言語のコンパイラを記述し、自分自身をコンパイルしてマシン語で動くコンパイラを作り、それでちゃちなゲームなどを作って悦に入っていた。

そういうわけで、筆者の大学生以降の人生の半分くらいはアセンブリ言語でOSつくりから始まったソフトウェア屋として過ごしてきたわけだが、さすがに中年のおじさんともなって仕事でソフトを作ることもなくなりもっぱらユーザの立場に立ってきた。

だが、時にはソフトウェアを作りたいなあ、というよりも、プログラミングしたいなぁ、という欲求にかられることもあった。しかし、趣味の世界であり何を作るということもないので、そのためだけに開発環境のソフトウェアをウン万円も出して買うのは実にあほらしいわけなので、時々ソフトウェア売り場でふとパッケージを手に取るだけであった。

そんなこんなで今まできたわけだが、ごく最近Borland社がCの開発環境(C++BuilderX)やDelphiの一つ前のバージョン(Delphi6 Personal)を無償でダウンロード公開したことを知った。それはちょっとしたCのコマンドラインでのプログラムを作る必要が出てきたということもあって、早速その両方をダウンロードした。

(続く)
Date: 2003年12月06日(土)


[PC] たまにはプログラミング(2)
Windowsの開発環境としては、Microsoft社のものが当然のことながらメジャーであり、Visual BasicとかVisual C++とかVisula C#とかがポピュラーなところで、Visual Basicはとっつきやすいこともあってか、それを趣味で扱う人も多いようだ。だが、Visual Basicが最悪なのはランタイムモジュール(実行時モジュール)が必要なことである。

筆者の好みは、何故かPascalである。Cは限りなくアセンブリ言語に近いのだが、Pascalはもう少し高級であり、型の扱いがいい加減(=アセンブリ的に自由度は高いが、一方ではバグの大きな原因になる)なCとは違って非常に厳密である。BOrland社のDelphiというのは、Pascal系の言語での開発環境であり、BorlandのDelphiはそれにインタフェースビルダーのような、今風にいえばHTMLのWebページをGUI上でレイアウトするような感じでGUIを構築し、それに基づいてイベントドリブン(当たり前といえば当たり前?)なプログラムをObjective Pacalで書いてゆくものだ。

このGUI構築ツールも含んだDelphiのC++版がBorland C++Builderになるわけで、フリーで公開されているPersonal版のC++Builder Xというのは、インタフェースビルダーのようなものは無い代わりにクロスプラットフォームでの開発に対応しているらしい。

ともかく、個人で趣味で使うには、それらが入手可能なので早速ダウンロードしてユーザー登録し、愛用のノートにインストールして使ってみた。

もうCですら離れて久しいので、古いCの本を引っ張り出し、C++Builder Xを使って、ごく簡単なコマンドラインでのソフトを作ってみた。いや、これはいいですねぇ、なかなか使い勝手が良いじゃないのさ。Cそのものではなくて、道具のほうのC++Builder Xのほうの使い方がよくわからなかったが、ヘルプなどを見ながらとりあえず簡単なものはコンパイルして実行できるようになった。

そして、もう一つ、Delphi6 Personalもダウンロードしてユーザ登録し、ありがたくインストールさせていただいたが、こちらは事実上始めてなので使い方からしてよくわからない。ってーんで、Googleで "Delphi" "入門" なんてのをキーワードにしていくつかのサイトを拝見しながら、いろいろやってみた。コンパイル時間は驚くほど早くて、GUI構築は簡単、なおかつランタイムモジュール(DLL)不要というのが素晴らしい。一つ前のバージョンとはいえ、個人でパズルを楽しむようにプログラムを楽しむなら、C++Builder XとDelphi 6 Personalで十分というものだ。

プログラミングはパズルであり、趣味でやる分には結構ハマって楽しい。頭の老化防止にも良いので、これでしばらく楽しむとしよう。
Date: 2003年12月07日(日)


[PC] たまにはプログラミング(3)
筆者は若かりし頃は趣味でプログラミングをしていたわけで、社会人になってその趣味時代の知識・技術がそのまま生きて実利に結びついた。これが幸せかどうかとなると、経験的にはちょっと疑問である。

趣味のプログラミングと違って、仕事でソフトウェアを開発する場合は、利用できるリソース(人・物・金・時間)には制約がある。物や金という点では仕事環境のほうが恵まれていることがほとんどだろう。それは個人環境よりは開発環境や種々のツールにしても絶対金額としての枠が個人の趣味よりはるかに大きいから当然といえる。

だが、時間に関しては疑問だ。仕事では納期があるから、時には徹夜を強いられてでも仕上げないといけないときがあり、一労働者としてはそれは苦痛以外の何者でもない。だが、趣味である分には、大抵の場合納期なんてないからやりたいときにやればよい、気が向かなければやらなくてよいし、時には放棄しても良い。そういう意味ではお気楽であることは間違いない。

趣味でやっていたことがそのまま仕事になるというのは、仕事をやるにあたり新しい技術を一から覚える必要がないという点において楽チンである。特に、その趣味が、履歴書や職務経歴書にかかれないようなものであるなら、時には周りや上司の評価も上がる「かも」しれない。だが、一方では、趣味と仕事の区切りを意識的につけるということが重要になる。とくに、ソフトウェア開発のように、PCなどの道具も必要だが、ロジックを考えるという頭でできる部分については、本当に意識的に切り替えないと、夜寝る前にいきなり「いいロジック」が思いついたりして眠れなくなってしまう。

筆者の場合は、長年の自己訓練の成果で会社を出ると自分でも呆れるくらい会社でやっていたソフトのことは忘れてしまう。これは我ながら見事だと思えるくらい切り替われていた。だから、続いたのだ、ともいえる。これが満遍なく頭に浮かぶようでは、逆にこの業界で長続きはしない(疲れきってしまう)。

仕事は仕事として完全に切り離し、仕事とは全く違った道具立て・世界で趣味でプログラムを作るというのは、パズルを解くような面も多分にあって、なかなか楽しい作業であり、頭の老化防止にはもってこいだと思う。そういう意味で、一つ古いバージョンとはいえ、Borland社が個人が非営利目的・非公開目的での利用範囲と限定して、Delphi6 Personalを無償ダウンロード可能にしたり、C++Builder Xを無償公開したりしているのを使えるのは大変嬉しい。それらを使って、より最新版のDelphi7や高機能版のC++Builderが使いたくなれば、それを買えば良いのである。いきなりそれらを買って埃をかぶってしまうことを考えたら、とてもありがたいことだ。

Delphiというのは、馴染みは薄いかもしれないが(筆者とてそれは同じ)、VBのように「これ以上はVBでは無理」って壁がなく、かなり大きなシステムでも構築できる奥が深い開発環境であり、型の扱いが厳密であり、それがいい加減なCと違って(VBはもっといい加減)アホなバグも出にくいので非常にいいものだと思えている。この際、Microsfot一色に染まらずに、せめて趣味の開発環境くらいはMicrosoftから離れてもよかろう。
Date: 2003年12月08日(月)


[PC] lsass.exeが起動後十数分~三十分くらいCPUを90%以上食う
長いタイトルで恐縮であるが、読んで字のごとくの減少が、いつからかわからないけれど筆者のミッドタワー環境で起こっている。普段は休止(ハイバネーション)を使っているので、気付かなかったのだが、どうも再起動してからしばらく(半時間ほど)動きが非常にスローなので調べてみたらそういうわけだ。

そのPCはWindows XP Professional with Service Pack 1で、Windows Updateの重要な更新はすべて適用してあり、Microsoft Office XPにOffice Updateは全て適用し、あとはいろいろなデバイスやソフトが入っているものだ。そういう環境にしたときは何ら問題なくて、気付いたらそうなっていた。

lsass.exe (Local Security Authority Sub System)というのは、Windows 2000やWindows XPでセキュリティに関連する重要なシステムモジュールだ。これが、起動後三十分ほどCPUの90%以上を占有してしまう(メモリ使用量が増えるわけではない)。マイクロソフト社のKnowledgeBaseを日本語、英語両方で調べたが情報無しである。

Googleで "100%" "lsass" "CPU" というのをキーにして検索すると、多くのサイトが釣れてきて、それらをみると英語サイトでの掲示板には似たような症状を訴えるものがあるが、solutionとしてはどれも決め手のあるものはなく、筆者の場合もそれらのどれも効果がなかったりした。当然のことながら、ウィルスの類は最新のデータファイルを用いて完全にスキャンしたし、スパイウェアの類も "SPYBOT" と "AD-AWARE" の両方でチェックして除去したが効果なし。イベントログにはこれに絡みそうなエラーや注意は出ていない。

再インストールすればその場では解決するのは明らかだが、原因がわかっていない以上再発する可能性は高い。これが呆れたことに、セーフモード(ネットワーク無し)で起動しても、症状は変わらない。それどころか、msconfigコマンドで、「診断スタートアップ」(基本的なデバイスとサービスのみを読み込む)をしても変わらないのには驚いた。「診断スタートアップではRPC以外のサービスは止まっているので、何もできない、何も見えないのだが、それでもlsass.exeは90%以上を消費し、三十分ほどたつといきなりストンと戻る。

ここまでやっても原因がつかめない、何をやっても症状がなくならない現象というのは初めてだ。あとは見かけた情報では、Office Auto Repairが関係するらしいなんて噂だけが頼りなのだが、どうなることやら。
Date: 2003年12月09日(火)


[雑記] 服装観察
通勤電車の中で、どのように時間を過ごすかはサラリーマンにとって結構大きな問題だ。最悪なのは身動きもできない状態で過ごすことで、本や新聞を読むこともできないし、居眠りもできないので、音楽やらニュース(ラジオ)、語学教材(録音を含む)などを聞いているしかない。

筆者の場合は、早いほうの時差出勤をしていることもあって、電車は比較的空いていて、座れることも多い(座るようにしている)ので、比較的選択肢は多い。大抵はヘッドホンをして音楽を聞き(英語関係は勤務先と最寄り駅間の徒歩片道15分を当てているが、これがNHKビジネス英会話にぴったりの時間の長さだ)、ペーパーバッグを読んでいる。だが、疲れているときなどは視線は活字の同じところを漂うだけのこともあるので、そういうときはペーパーバックはリュックにしまいこんで車中服装観察となる。顔を観察するのではなく服装を観察するのである。顔をまじまじ観察すると何かと揉め事のタネになるので、それは避けるほうが無難だ。

服装観察にあたって、その対象として一番つまらないのはスーツ姿のサラリーマン、それも中高年のよれっとした姿である。これは申し訳ないが、ゴミ箱へ投入される直前の紙くずのようなイメージで、中身も洋服も疲れ果てているのが多くて見ていて実に楽しくない。

一方楽しいのは、筆者が男性だということもあるが、やはり若い女性である。ファッション雑誌やテレビの影響で似たような格好が多いのは事実であるが、それでも中身も洋服もよれよれの中高年サラリーマンよりは若さがあるだけ楽しい。スタイルも良いし、少なくとも服装の見た目は綺麗な人が多い(=清潔好きとは別物であることがあるのは驚くべきことだが)から、離れてみている分には楽しい。

特にこの時期は着ている枚数も増えるし、マフラーやショールなどの巻物も加わり、ときには帽子も加わる(これはカジュアルスタイルなら男性だって同じ)から、「ほう、ああいう柄があるんだ」とか「あれはなかなかセンスが良い組み合わせだね」、「ありゃりゃ、もったいない、一つ一つは良さそうなものなのにあれじゃ七色唐辛子だわ」とかいろいろあって楽しいわけだ。

同じ若者でも男性になると、ちょっと見た目にきたならなしいのも増えるのでちょっと願い下げである。が、しかし、中にはとてもセンスが良くてこぎれいでうまく着こなしている若者もいて、それはそれで同性としてみてても「お、なかなか、やるね」ってのがいて安心したりする。

筆者は決して若者とはいえない年齢であるが、観察されて不快な気持ちになるような服装だけはしたくないと思う。
Date: 2003年12月10日(水)


[雑記] 頭を冷やすな!
「頭寒足熱」という言葉がある。頭を冷やして足を暖めるのが良いなんてことらしいが、本当にそのとおりかというと、個人的には大いに疑問である。

例えば夜眠るとき、筆者はダウン100%のふかふかのキングサイズ(USのキングサイズ、日本にの店舗ではまず入手不可能))のピロー2個をちょっとずらせて重ねて、そこに肩から頭を埋もれさせる。冬場の寝具では掛けだけではなく敷きも重要で、体温は敷布団・マットレスから逃げて行く。だから、肩から上をふかふかのダウンピローに預けることで、非常に暖かになるわけだ。聞くところでは、四千年の歴史のある中国医学では寒いときには、頭と首筋と耳を暖める必要があるそうだ。(顔はいくら寒くても平気だそうな…)

眠るときはダウンピローでふかふかのあたたかだとして、問題は冬場の外へ出るときだ。これからのシーズンは、いくら温暖化している都会であっても筆者のように朝七時前に家を出るとそれなりに結構寒いわけで、さらに若い頃と違って寒さが身にしみる歳になってきた。もはや単にダウンを着ているだけではダメだと悟り、近年は冬場には毛皮(ファー)のマフラーが手放せない。

マフラーというのは適切なものを選んで、首筋が寒風にあたらないようにすれば、少なくともシャツ一枚くらいの体感温度の差は出てくる。ダンディを気取ってだらりと首に掛けておくより、しっかりと巻きつけるほうが効果的であり、さらに素材としては空気を含んで空気の断熱層ができるような素材であればなお効果的である。そういう意味では毛皮というのは、物凄く効果が高い。

さて、残るは頭というわけだが、これが難しい。昔は帽子をかぶるのが当たり前という時代が日本でもあったのだが、いつのまにかその習慣が廃れてしまい、今はうすぎたない野球帽に薄汚れたジャンバーの浮浪者か、若者のニットのキャップくらいしか見かけなくなってしまった。

帽子にせよコートにせよ、室内では脱ぐというのがマナーであるのは明白であるのだが、最近の若者はレストランの中でもニットのキャップをかぶったままのアホもいたりして、蹴りを入れたくなるのだが、まあ、そういうのは蹴りを入れるだけ損なので放置してのが一番だ。君子アホに近寄らず…である。それはともかく、適当な帽子というのがなかなか無い。そもそもかぶっている奴がほとんどいない(女性は結構いる)のだから、商品も無くて当然というのは市場経済の原則で、なんとも困ったものだ。

筆者のような寒がりは、ぜひ冬場は帽子をかぶるべきだと思うのだが、なかなか適当なのが無い。うーむ…。
Date: 2003年12月11日(木)


[雑記] ヨーグルト
かつて筆者が大の苦手としていた食べ物の一つがヨーグルトである。口に入れただけで、胃の中にあるもの全部を吐き戻しそうになるくらい大嫌いであった。それが、花粉症にはヨーグルトが効く「かも」しれないというので、昨年だか一昨年あたりから口にし始めた。

これは、筆者的には天地がひっくり返るくらいの大変な出来事であった。その時から食べられるようになったのは、「明治ブルガリアフルーツヨーグルト(5つの果実)」である。これは、りんご、パインアップル、黄桃、温州みかん、洋梨の五種類の果実が数ミリ~1cm四方くらいの大きさで入っているもので、ヨーグルト独特の舌ざわりと味を少しまろやかにしてくれる。だが、酸っぱいことは酸っぱくて、果実の甘味よりすっぱさのほうが出ているそうで、家族に言わせると酸っぱすぎてダメなのだそうだ。今では花粉症に関係なく、時々スーパーで買って美味しく頂いている。

そして、昨日会社のビル内のコンビニでおやつ代わりに買い求めてみたのが、「北海道乳業 フルーツサラダヨーグルト (定価150円)」というものだ。前者がスーパーでは100円を切るのに対して、こちらはコンビニ価格で150円と結構高いものだ。

開封して驚いたのは、その果実の大きさと量である。はっきりいって果実の容積のほうがヨーグルトの容積より大きい。平たく言えば、ヨーグルト本体と果実で主従逆転の感じだ。現在の商品では、みかん、パインアップル、ピーチの三種類の果肉が入っているのだが、その大きさはブルガリア…の比ではない。みかんは一つの小さな果実(缶詰になっているようなみかんの一つのサイズ)のままだし、ピーチやパイナップルは3cm~4cm角はあろうかというサイズがごろりんちょと入っているのはびっくりした。

ヨーグルトそのものの酸っぱさがあるだけに、フルーツの甘味が非常に強く出ていて全体として非常に甘い。ただし、砂糖の甘さではなくてフルーツの甘さなので心地よい甘さである。高いけれど、これは美味しい!フルーツ果肉ヨーグルトが好きな方はおすすめかもしれない。

さて、次はどういうフルーツヨーグルトを買おうかしら。
Date: 2003年12月12日(金)


[雑記] 天気予報は大はずれ
昨日の金曜日、朝の天気予報でお天気キャスターの某氏は、朝6時ごろの生中継で「今は、まだこんな天気(曇ってパラパラと雨が降っている状態)ですが、これから急速に天気は回復し、昼間の東京は17度くらいまであがるでしょう…」と報じていた。

ところが、それから急速に回復する兆しも皆無のまま、雲は低く垂れ込めて小雨がしとしとと降り、気温は10度を越えることなく夜を迎えた。「どこが『急速に回復し…』だぁ」と思ったのは筆者だけではあるまい。

この日、筆者は仕事で終日外出をしており、ランチタイムには外へ食事をとりに出たのだが、体感気温は風があまりなくてそんなに低くは無かったけれど、一時的な雨上がりの路面と暗い空一面の雲は天候が回復する気配すらないことを顕著に示していた。

昔の天気予報は大いに外れた(笑)わけだが、近頃ではこれほど外れるのは珍しい。予報は雨で実際は曇りだったとか、その逆、あるいは予報は曇りだけれど晴れたとかその逆くらいならあるけれど、雨と晴れの差、さらに気温も予報とは十度ほども違うというのは、予報技術が発達した近頃では珍しいような気がする。

筆者は天気予報が大きく外さないであろうと信じて、朝はほとんどやみかけの霧雨の中を傘を持たずに出かけたら、結局帰り際は雨にあってしまった。幸い外出先から最寄り駅までは濡れずに行けるところだったが…。

ま、こういうこともあらぁな。
Date: 2003年12月13日(土)


[雑記] 早稲田の周辺
最初にお断りするが、筆者はこの歳になるまで、そしておそらくはこれからも早稲田大学やその関連組織とはまるで縁が無い。だから、早稲田のキャンパスの周辺なども最近までまったく知らなかった。

今日は子供が歴史検定試験を受けるというので、その試験会場である早稲田大学まで一緒に行ってきた。総合大学のキャンパスなんてものは、特に歴史ある私立大学のキャンパスというのは、キャンパスの広さの差はあれども似たような雰囲気がだたよっている。筆者も某私立大学を出ているのだが、早稲田に縁もゆかりもないとはいえども何か懐かしい感じがする。

筆者が大学生の頃は、大学の周囲にあるのはラーメン屋、ビリヤード屋、麻雀荘、喫茶店、格安コピー屋が主だったところだった。他の大学ではどうだか知らないが、当時の筆者の通っていた大学の周辺はおおむねそんな感じだ。書店というのはあまり無かったが、これは学生生協の書籍部が結構大きくて品揃えもあり、学生の生協組合員であれば10%OFFで書籍が購入できたので、一般書店で買う必要はほとんど無いから、大学の周辺では学生目当てのまじめな書店の商売はあまり成り立たなかったのであろう。

早稲田を訪れたのはこれで二度目だが、前回、今回とキャンパス周辺をかなり歩き回って、その違いに驚いた。土地柄の差と時代の差のダブルの差である。すなわち、周辺にもっとも数多くあるのがコンビニエンスストアである。とにかく、数が多い。あきれるほどコンビニエンスストアがある。こんなにあって食い合いにならないかと思うくらい数が多い。次に東西線早稲田駅の付近に多いのはファーストフードだ。ラーメン屋というのはこのあたりでは目立つところにはそれほど多くは無かった。

もっとも、早稲田と高田馬場は地下鉄一駅だから、高田馬場も早稲田の庭みたいなもので、そこまでエリアを広げるとこれは筆者の学生時代とは比較にならない都会となってしまい、なんでもござれ…になるのだが。

小学校から大学までの時期で、筆者が一番楽しかったのは大学時代だ。筆者がコンピュータ業界に身をおくきっかけになったのも大学時代のサークル活動だし、その時代に覚えたコンピュータのソフトウェア(アルゴリズムやアセンブリ言語といった基本的なこと)やハードウェア(マイクロプロセッサやTTLによるデジタル回路の設計製作)は、その後の業界生活において筆者の仕事をかなり楽にしてくれた。

そんなことを思い出しながら、直接には何の関係も無かった早稲田のキャンパスやその周辺を歩いていた。やはり、日本の場合、今のところは将来の進路を決定的に決めるのは大学時代の経験ではないだろうかと思う。何をして過ごしてもいいけれど、勉強以外の活動(遊びじゃなくて…)にいかに打ち込めたが大きな判断ポイントになるような気がする。

こういうことを考えるようになったというのは、歳を食った証拠かもしれない。いやだ、いやだ。
Date: 2003年12月14日(日)


[PC] プリンタ商戦
年賀状が発売されるあたりから、パソコン販売店のプリンタ売り場はかきいれどきを迎える。昔は、プリントごっこなどの簡易印刷機が人気を集めた時期があったが、ブロードバンドの普及をきっかけとしたパソコンの急速な普及に伴い、当然のごとく家庭用インクジェットプリンタメーカーも売り込みに励んだ。

日本の場合は、年賀状という一大郵便イベントがあり我が家ですら百数十枚の葉書を消費する。この機会を彼らが見逃すわけも無く、年末の声が聞こえるようになると、もうテレビのコマーシャルでも家庭用インクジェットプリンタのCMが花盛りになる。家庭用インクジェットプリンタは、デジカメの普及により高画質の要求が高まり、同時に高速化も進みさらに低価格化も進んで、パソコンがあればデジカメもあり当然高性能なインクジェットプリンタもあるのが珍しくない状況になった。

家庭用インクジェットプリンタで印刷した写真というのは、経年変化が激しい、平たく言えば退色が非常に激しいのが従来は当たり前だった。だから、写真屋さんでのプリントが一枚35~50円という高価格であるにもかかわらず、手軽で印刷に時間を費やさずに済むことから、結構注文している人は多いそうだ。さらに、ブロードバンドを活用して、従来のフィルムではほぼありえなかったのが、ネット経由で写真印刷・年賀状印刷をしてくれるところも出てきたりしている。

さて、12月に入って大手販売店のプリンタ売り場に行くと、キヤノン、エプソン、HPなど大手からは応援販売員、つまりメーカーの営業員が販売店のハッピを着たり、メーカーのロゴジャンパーを着たりして自社製品の販売に声をからせている。その競争は傍目で見ていてまさに熾烈を極めていて、キヤノン、エプソン、HPと客を三分していたりする。コンピュータ関連業界で仕事をしている筆者としては「ご苦労様」といいたいところだ。

ところで、家庭用のプリンタはパソコン関連機器としては、ハードディスクについで壊れやすいというか寿命が来やすいものだ。これは精密機器であるにもかかわらず、あの価格を考えると当然といえば当然だ。かくいう筆者のプリンタもかなり調子が悪くなってきて、先週末には、年賀状を印刷していて葉書がフィードしなくなってしまった。なんとしたことか、予備インクを買ったばかりなのに…。このタイプのインクを使うプリンタは買い換えるとしてももう販売されてないのである。

とりあえず、インクがもったいないからだましだまし年賀葉書を無駄にしないように気をつけながら印刷し続けたが、いつ完璧にアウトになるかわからない。この際…ってことであきらめて新しいものを日曜日に購入した。そこで見たのが冒頭に述べた激戦風景なのである。

どうにか、古いプリンタとインクでなんとか印刷しきった。万一途中でアウトになっても、新しいプリンタに変えれば差し支えは無いから、安心して印刷を続けられる。なんだかんだと結構プリンタは使っているので、ま、元はとったというところか。
Date: 2003年12月15日(月)


[PC] プリントサーバー (1)
PCなんて、ちょっと前までは家庭に一台もあればすごいという状況だったのが、低価格化とブロードバンドの低価格化にともなう普及と、それをきっかけとしてのインターネットによる企業はもとより自治体なども情報やサービスの提供により、昨今急速にPCが普及してきた。いまや、家庭によっては一家に複数台のPCがある場合も珍しくないし、昔はヲタクのものでしかなかった家庭内LANなんてのも今は当たり前で、無線LANが安く使えるようになったので、ケーブルを引き回さなくてもよくなり、さらに加速されているようだ。

PCは、我が家でも子供用、妻用、夫用(こちらは仕事と趣味もあるので複数台)とそれぞれ持っていても、プリンタは一台というのが一般的であろう。プリンタはそうしょっちゅう使うものではないから、ほどほどの性能のものが一台あれば十分だ。

そこで問題になるのがプリンタの共有だ。昔はプリンタ切り替え機なるものを使っていた時期があったが、それは複数のPCとプリンタが接近して設置されている場合に有効なのであり、妻はダイニングで、夫は自室で、子供も自室で…なんてことになると、いちいちプリンタ切り替え機を操作するわけにも行かない。

筆者のキヤノン製プリンタは、以前のモデルからそうだが「自動電源ON」と「自動電源オフ」機能がついており、印刷指示がパソコン(USBあるいはパラレル)から来ると自動的に電源が入り、印刷完了後指定時間(5分とか10分)経過すると自動的に切れるという優れた機能がある。これによりいちいちプリンタの電源を気にせずとも、オフィスのプリンタと同じ感覚で、ダイニングで使っている無線LANのノートPCからプリント指示が出来るのである。

さて、このように一面では優れた環境になると、問題なのはプリンタ共有である。プリンタ切り替え機というのは論外なので、必然的に何らかのプリントサーバーが必要になる。プリントサーバー機能を提供するために、デスクトップマシンを使うというのはこれまた論外で、そのPCが立ちあがって居ないと印刷できない。オフィスと違って24時間稼動のプリントサーバーマシンを置いておくわけには行かない。

では、どうするか…。まずはこれまでどうしてきたか、というのは明日の話にしよう。
Date: 2003年12月16日(火)


[PC] プリントサーバー (2)
昨日の続き。これまでは我が家のプリンタ共有はどうやっていたかというところで、昨日は終わったので、その続きである。結論から言うとプリンタポート付きの古いブロードバンドルーターを流用していたのである。

現在は、高速なADSLに対応しているブロードバンドルーターを使っているが、その前はアクトンのSMC7004BRという、4ポート+パラレルプリンタポート付きのものを使っていた。これはブロードバンドルーターにパラレル接続のプリンタポートが付いたものだ。プリンタ側はUSBとパラレルの両方があるので、USBは筆者のデスクトップPCに、パラレル側はブロードバンドルーターに繋いで、筆者のデスクトップ以外からはこのSMC7004BR経由でプリントアウトをしていた。

これは現在一万円を切る実売で販売されているプリントサーバー(USB接続)と同じ考え、同じ仕組みであるが、一般的にこの方法の欠点はプリンタ側のステイタスを取れないことである。一般的な家庭用インクジェットプリンタのドライバをPCにインストールすると、PC側ではインク残量や、用紙セットあるいは用紙のサイズなど種々の情報を表示したりすることができる。これは印刷データはPCからプリンタに送られるが、その逆方向のデータの流れでプリンタから用紙サイズやインク残量などのデータをPCが得ているから、つまり双方向のやりとりをするから可能なのである。

ところが市販の一万円前後の安価なプリントサーバーはそれができない。せっかくキヤノンのインクジェットプリンタには自動電源オン・オフ機能があるのに、インク切れなどを知ることができないのはちょっとなぁ、って感じだ。それでも共有できないよりははるかにマシなので、その状態に甘んじていたのが実態だ。

さて、筆者はこのたびプリンタをキヤノンのPIXUS 860iというものに買い換えた。これでLサイズ写真がふちなしプリントできる!とか、CD-RやDVDに直接プリントできる!なんて喜んだわけだ。同じように従来のプリンタ(BJ F660)と同じ手法をとろうとすると、本来保証外のUSB+パラレルという使い方をしたためか、もともと厳密には互換性に乏しいパラレル(セントロニクスインタフェース)の宿命か、印刷できなかったり、異様に印刷が遅かったりする。

なんとかならないかと思って探したら、全てを解決できるようなものが見つかった。一つは新潟キヤノテックから出ているキヤノンのプリンタ専用のプリントサーバーで "Wireless-Print11" というもの。もうひとつは先月末に出ているらしい、キヤノンの "WP-20" というものだ。どちらもUSB接続のキヤノン製プリンタを、ネットワーク越しにプリンタステイタスをとることができる機能を提供してくれる。つまりPCにプリンタを直付けしたのと同じようになるわけで、これはむちゃくちゃすばらしい。さらにUSBにはプリンタだけではなくUSBストレージもつなげることができて、これもネットワーク越しに共有できるというものだ。

前者のほうは某大手販売店に売っていたが後者はまだ店頭に出ていないのか、複数の大手販売店や通販サイトでは在庫ありとして見かけることができなかった。違いはほとんどないと思われるが、前者はUSB1.1対応、後者がおそらく2.0対応であろう。とりあえずプリンタしか使わないから、前者でもよい(後者のほうが価格は安い!)ということで、即座に入手できることに重きを置いて入手した。

というところで、続きは明日。
Date: 2003年12月17日(水)


[PC] プリントサーバー (3)
さて、ようやく新潟キヤノテックの "Wireless-Print11" の話にたどり着いた。まずは、今までプリントサーバー代わりでのみ使っていたアクトンのブロードバンドルーターを取り外す。

いつも思うのだが、この手の小物の電源は大抵ACアダプタである。一つや二つならいざしらず、数多くなるとパソコン用延長ACタップの周辺がとんでもないことになる。実際、筆者宅でも、パソコンの後ろにACアダプタがごろごろ転がっている。Palm(Palm m515とVisor Prism)のクレードル用が合計2個、PCアクティブスピーカーが一つ。ブロードバンドルーターが一つに、8ポートスイッチが一つ、オンキョーのUSBサウンドデバイスが一つ、etc…。会社のPCだと外付け周辺機器はほとんどないから比較的マシであるが、家庭用PCはひどいもんだ。そういう意味ではノートは実にすっきりしている。

とにかく、パソコンの後ろに頭をもぐりこませてごそごそしながらACアダプタを外し、代わりに "Wireless-Print11" のACアダプタを取り付ける。説明書に従って専用無線LANカードを差込む。今回筆者は有線LAN接続なのだが、有線の場合も無線LANカードを取り付けろ、と書いてある。どうも妙な仕様だ。

"Wireless-Print11"は無線・有線のプリントサーバーで、無線のほうはアドホック、インフラストラクチャ、そしてアクセスポイントと三つの使い方ができるが、筆者はすでにステーションを持っているので、そのまま説明書どおりデフォルトのインフラストラクチャにするわけにはゆかない。デフォルトだと暗号化無しのツーツーになってしまうから、インフラストラクチャモードにして、つまり自分は無線クライアントにしてしまう。これなら、単に接続先が無いだけですむ。無線LANは非常に便利な道具であるが、それなりにきっちり対策を打たないと、自分のPC内のデータが覗かれ放題・攻撃され放題、回線を勝手に使われ放題になってしまうので注意が必要だ。

購入したバージョンの "Wireless-Print11" は、850iには対応しているが860iには対応していないので、まずは新潟キヤノテックのサイトから、最新版のファームウェアとユーティリティをダウンロードして、ファームをアップデートする。

まずは、メインのデスクトップではさほど苦も無く "Wireless-Print11" で、双方向での PIXUS 860iを認識できるようになった。つまりプリントサーバー経由でインク残量やプリンタステイタスが見られるようになった。メインのデスクトップはもともとUSB直結だったので当たり前といえば当たり前だ。

次に他のマシンにも同様にインストールして行く。基本的に問題は無かったが、妻のノートPC(dynabook V4)では、"Wireless-Print11" は認識してくれるが、その後「Wireless-Print11からデバイス情報が取得できませんでした」とエラーダイアログが出てしまう。同社サイトのFAQでは、セキュリティソフト(XPの場合はインターネット接続ファイアウォールも含む)やアンチウィルスソフトを止めてくれなんて当たり前のことしか書いてない。

さて、何が悪いか。筆者のノートPC(Panasonic CF-T2)は無線LAN経由でセットアップしたが問題なかったので、dynabook V4も同じ手順でやったところ前述のとおりだ。とりあえず、どこかでタイムアウトでも食らっている可能性も高かろうということで、dynabook V4で同じ手順を踏んでみたがだめだった。そこで、無線LANを停止させて有線LANでつないだところ一発でOKだった。うーむ、何故だ…。

ともあれ、まあ、全部のパソコンでプリントサーバー経由で無線LANが使えるようになったのは素晴らしい!キヤノン製のプリンタを使っている方で、プリントサーバー越しにもインク切れなどのステイタスを見たいが…と言う方は検討の余地があるだろう。もちろんキヤノン製のWP-20もブツが入手できるならそちらのほうがUSBはおそらく2.0だし、希望小売価格も安いので良さそうではあるが…。
Date: 2003年12月18日(木)


[雑記] 師走
何故か今年の12月は無茶苦茶忙しい。いつもなら平穏な師走なのに、今年はPalm m515の12月のスケジュールはぎっしり埋まっていて、ちょっと時間とってデスクでやりたい仕事ってのが全然できない。なるほど、これが「師走」というものか…、と今更ながら感心する次第。

師走というか年の瀬を感じるのは、商店街やスーパーマーケットの食品売りがクリスマス関連商品と正月用品で埋まり始めたときだ。衣料品売り場は季節先取りだから、本当の年末になるとすでに冬物は処分状態になっていて、年が明けると早くも春物になるから、これはちょっと年の瀬とはズレている感じ。

もう一つはテレビ番組。何がつまらないって、年末から正月の特番ほどくだらないものはない。いつも楽しみにしているレギュラー番組はこの時期は全てなくなっていたりしてがっかりすることも多い。師走で忙しいのだから、のんびりテレビなんぞ見ているんじゃねぇ!ってところか(笑)。

余談だけれど、米国は感謝祭からクリスマスまでが、バーゲン時期であり日本で言うと師走みたいにどこもにぎわうようだが、昨今の日本はクリスマス前一週間あるいは十日から年末までであろう。そして中国文化圏では日本の正月明けあたりから、日本で言う旧正月までがあちらの正月なので、米国+中国文化圏+日本と三者が合同で仕事をするときには、事実上12月から翌年の2月までは仕事にならないとも言う。

閑話休題。とにかく、なんだかわからないけれど、予定表が埋まってしまって身動きの取れない12月もまもなく終わろうとしている。筆者はその多忙な中を水曜日まで休暇をとり…というか正確には多忙になる前に入れた休暇予定だ…混雑する前にちょっと旅行に出かけるが、その後は、年末30日まで仕事予定が詰まっている。

ふう…
Date: 2003年12月19日(金)


[PC] lsass.exeが起動後十数分~三十分くらいCPUを90%以上食う(2)

12月9日の日記で「[PC] lsass.exeが起動後十数分~三十分くらいCPUを90%以上食う」という話を書いた。その後いろいろやってみたが効果なしである。これが解決できないというのは、筆者の本職の名誉にかかわることでもあるが、いくらWindows (といっても筆者の場合はServer系のエンタープライズ向けだが…)相手が本業だとはいえ、本業においてすらその相手は所詮他人様の手になる巨大で複雑なOperating Systemである。

問題のlsassというのは、Active Directory傘下においてはそれなりに重要な役割を果たすし、もちろんローカルシステムでもこいつがまともに動かないと、Winlogonがまともに動かないために、システムは最悪は再起動を繰り返すことになる。実際問題、マイクロソフト社の技術サポート情報を見ると、lsassのメモリリークやハンドルリークといったものが多く見受けられる(苦笑)。

とりあえず、ブートしてログオン後スタートアップに登録したプログラムが全部起動した後あたりから、lsassのCPU usageが急速に高くなる。tasklistコマンドに"/M"スイッチをつけてみていると、lsassが利用しているDLLが表示されるが、とりたてて妙なものもなさそうだ。いったい、このlsassの何が遅いのか…。

まずは、パフォーマンスが遅いときの調査はパフォーマンスモニターである。これは使い方によっては非常に有用なツールである。この場合はシステムのパフォーマンスを落としているプロセスはlsassだとわかっているので、パフォーマンスオブジェクトはProsessを選択し、インスタンスにlsassを指定する。問題はカウンタだが、まずはCPU関連を見てみる。すると、食っているのはPrivilegedではなく、Userのほうだとわかったが、これだけではあまり助けにはならない。次にIO関係を見ると、これがかなり多くreadとwriteではreadのほうが多い。
他にもパラメータを選んでいってもよいが、次のツールを使ってみる。

bootvisという今はダウンロードできなくなった(ハイパースレッディングのPentium4だとまともに動かないからか?)マイクロソフト製のツールを使う。これはハイバネーションからのレジュームや起動時の内部シーケンスを最適化して速度を上げようという代物だが、解析だけでもOKだ。

これでブートシーケンスを見ると、CPUの具合やディスクの具合が実に良くわかり、CPUを食っているのとディスクアクセス、それもreadの多さとCPU負荷とが見事に比例している。確かにこの間にフロントベゼルにあるHDDアクセスを示すLEDはかすかに連続的に点滅している。うーむ、これは結構根深いようだ。ひょっとしたらハードウェア関連(BIOSも含む)か?

それを切り分けるために、ディスクの空き領域にXPをもう一つインストールしてみる。とりあえず最低限のインストールをしてみてたが異常なし。つまり少なくともハードウェアには異常は無いことがわかる。そこで、各種デバイスのドライバを入れてゆくが、現状使っている全てのデバイスのドライバを入れても問題なし。

そこで悪魔のささやきが聞こえてきたのだが、「修復セットアップをかけてみたらどうだ?」。ここまで調べて確定的な原因がわからないのだから、あとは再セットアップしかない…と思っていたところだ。で、やってみると…、見事STOP ERROR。つまりブルー画面。STOPコードは7Eで、セーフモードだとOK。うーむ…やられた、やはり悪魔か。

気を取り直し、暫定的に入れたほうのXPを立ち上げて、もう少し使えるようにしてから、DriveImageをインストールして、起動しなくなったC:ドライブのXPを含むパーティションすべてのイメージコピーを他のディスクドライブ(いつも50GBくらいは空きを別ドライブにつくるようにしている)に入れて、再インストールしたあとでも必要なデータ、特にDocuments and Settings や他のフォルダの必要なものをとりだせるようにしておく。筆者は大抵のプログラムとデータ(My Documentsも含む)はC:以外のドライブに入れている(これは常識であろう!)のでさしたるものはないが、それでもなくなると復旧は可能だがめんどくさいものもある。

結局、現在は暫定環境で、最低限のものだけが動くようになっていて、肝心のNHKラジオのビジネス英会話の自動録音だけはできるようにした。何が困るってこれが動かないのが困るのだ。

さて、本格再インストールは正月にでもやりますか…。
Date: 2003年12月20日(土)


筆者旅行のため数日休載
家族のJALマイレージが今年一杯でexpireするために、JAL国内線特典航空券を使って某所に行ってまいります。仔細は戻りましてからとなります。
Date: 2003年12月21日(日)


[旅行] 沖縄
「筆者旅行のため…」なんて書き残したまま、音沙汰なしになって一週間以上経過した。どうせ、また「おじさん○○○一人旅」でもしていたんだろう、なんて思われるかもしれないが、さにあらず。実は12月21日から12月24日まで休暇を二日間追加してクリスマスを前に沖縄は那覇に遊びに行っていたのである。

実は、筆者自身は沖縄というところには行った事が無かった。正直なところ、「行きたいぞぉ!」って行ったわけではなくて、妻と子供のJALマイレージが今年一杯で失効する分が結構あり勿体無いことと、丁度JALがWeb経由での国内線特典航空券予約に限って、通常往復15,000マイルのところ、12,000マイルにディスカウントしていたというのもあって、家族三名が各自にマイレージを使っての旅行だ。で、どうせなら、一番遠そうな沖縄はどうだ?ってことになったわけだ。同じマイル消費なら遠くへ行かなくては損だという、ケチな根性でもある。

Webで家族が各自のマイレージを使って特典航空券の予約をするときには、Webでは有料航空券のように、シートマップでの座席指定ができないし、さらに三人それぞれのアカウントでログインして、三回同じ手続きを繰り返すため、結果的に席はバラバラ。そこで予約終了後、国内線特典予約デスクに電話をして、座席変更を依頼してならんだ席に変更してもらった。

ちなみに宿は沖縄都ホテル。予約は「旅の窓口」というWebサイト経由で朝食付きのファミリールーム(最高4ベッド)だ。

[12月21日]

JAL933便(羽田08:15→那覇11:00)で一路那覇へ。ちなみに今回は都営浅草線で京浜急行直通羽田空港行きで行ったが、昔から浜松町の乗り換えが嫌いで、東京モノレールも嫌いだったので、この経路はなかなか快適だった。

この日は、国際通りのあたりをうろうろして、我が家得意の街歩きとスーパー巡りであった。しかし、那覇まで行って、ダイエーとかJUSCOとかに行くかね。おっと地元スーパーで安里の「りうぼう」ってのも行ったが…。

もちろん、「ゆいレール」にも乗った。ゆりかもめより小さな二両編成で最高時速60kmくらい、平均では40kmくらいでのんびりと走る。あ、こちらは、無人じゃなくて、ワンマンね。

[12月22日]

前日の間に、ホテル(沖縄都ホテル)のツアーデスクで、琉球バスの中部ツアーを予約しておいたので、それで一日沖縄本島巡り。

沖縄都ホテル(08:30) → 琉球バス本社 → 国道58号線 → 琉球村 → 万座毛 → 海洋博公園(昼) → 名護パイン園 → 高速自動車道 → 東南植物楽園 → プラザハウス → 琉球バス本社

普通なら、万座毛とか美ら海水族館付近の海とか見ると、うわぁ綺麗!と思うのであろう、筆者の心はその風景をみて、すぐに大好きなマウイに飛んでしまい、万座毛では「マウイに '帰りたい' よう!」と思ってしまった。



ま、琉球村はもういいや、東南植物楽園はどこへ行っても魚粉肥料の臭い臭いが立ち込めて閉口してしまい、おもったよりチンケでチャチなので、ここももういいや。万座毛はとても綺麗だけど筆者的にはマウイを思い出しちゃうし、どうせならマウイのほうがいいなぁ、パイン園も広大なマウイのパイン畑を見たあとだとちょっとチンケすぎ…。美ら海水族館はとてもいいけど、うーん、葛西臨海水族園のほうもいいかなぁ、とか思うし…。

12月でも最低気温17度程度ってのは過ごしやすい。けれど、不動産は首都圏ほど高くは無いけれど、かなり高い。那覇のとなりの浦添市内のライオンズマンションは新築で専有85平米で3500万円!だとさ。

[12月23日]

ゆっくり朝を食べて首里城へ。タクシーの基本メーターで行けてしまう。ホテルの玄関前には常にタクシーがとまっているので楽チン。

ここも、再現建築であるが、再現がかなりしょぼいのだろうか、くらべちゃいかんとは思うが、京都や奈良の重厚で繊細な古いけれど優美で繊細な雰囲気が無くて、さりとて雄大さにかけているので、どうもピンと来ない。申し訳ないのだが、なんだ、この程度かってのが正直なところ。

ただ、これは観光ポイントとしての話であって、琉球の歴史を振り返るとき、この場所は実に素晴らしい場所であることは間違いなく、琉球の歴史に興味を持つきっかけになるだろうと感じる。ここは観光するところというよりは、琉球の歴史を学びつつ静かに昔に思いを寄せる場所としては非常に素晴らしい。

午後から、街に出て、待ち歩きやお土産を買ったり、市場通りをゆっくり見て回ったり…。夜はオーストラリア以来のステーキを食べたがうまかった。

[12月24日]

早めに空港に行って、スーパーシートの空きがあったので、速攻アップグレード。往路はエコノミーであったが、やはりスーパーシートがいい!ってーんで家族全員一致で一人4,000円也。

復路のJAL904(13:50→16:00)はB777で、スーパーシートは2-2-2が二つの12席のみ。そこに常時二名のアテンダントが居て、飲み物などもこちらから言うまでも無くおかわりをもってきてくれたり、子供が寝てしまったらピローを出してくれたりして、何よりシートが楽チンで、大名気分。

国際線だと自費でビジネスなんて基本的にありえないので、いや、良かった!

[オオゴマダラ]
沖縄都ホテルの建物の地下一階から駐車場(屋外)へ出ると、すぐ左手に「ちょうちょの家」というのがあって、この日本では沖縄方面特有だという大きい蝶の「オオゴマダラ」が飼われている。

中へ入ると、卵・幼虫・蛹・成虫(蝶)の全てを同時に目の前で見ることができて、これはかなり素晴らしい。蛹は驚いたことに金色、まさに黄金に輝いているのである。

まずは、これが蝶。



続いてこれが幼虫だが、白と黒の縞模様と体側部の赤い大きな日の丸、そして頭部に三対、尾部に一対の黒い立派な角が特徴だ。



そしてこれが黄金虫ならぬ、オオゴマダラの蛹。



幼虫の食草はホウライカガミに限られ、これは日本では沖縄方面にしかみられないとのことだが、昨今では本島では自生しているホウライカガミを見ることは稀になってきたのだという。

このオオゴマダラの卵~成虫全部を目の前で見られただけでも今回の旅の価値はあった。
Date: 2003年12月29日(月)


[雑記] ハワイで感じること
筆者はハワイが好きである。といっても、年末になるとミーハーな芸能人が大挙して押しかけブランドショップや豪華ホテルの立ち並ぶワイキキは嫌いである。それよりは、シーズンオフのマウイ島のラハイナが好きだ。とても静かで日本人も少なくなり、その名が示す「過酷な太陽」は、筆者の心の故郷だと言っても良い。

とにかく、筆者はハワイが好きだ。ハワイの人々、ハワイの自然、ハワイの気候がとても気に入っているが、どうしても気に入らないことがある。それはハワイがアメリカ合衆国だということである。

筆者は別に親米派でもなければ反米派でもなく中立であるが、アメリカという国は日本人の筆者からみるとどうしても理解に苦しむ日常生活の一部がある。それは食生活だ。カロリーが高く、高脂肪な料理の中毒状態と化して不健康な人々が多く居る。だから、世の中のサプリメントやエクササイズ器具などは皆米国に端を発している。

そんなにサプリメントやエクササイズ器具に頼らずとも、もっと低脂肪で低カロリーでバランスの取れた食事に変えて、車に頼る生活から少し離れて自分の足を使うだけで、ずいぶんかわるはずだと想像する。だが、何かにつけ無意味にアメリカの真似をしたがる御馬鹿さんが多い日本もその傾向が段々顕著になりつつあり、いまや都会はジャンクフードで汚染されてしまいつつある。

ハワイへ行くとでっぷりと太った人が多いのは、一度行った人ならよくわかるだろう。だが、ニュージーランドでは、太った人はもちろん居るがあそこまでデブデブなのは滅多に見かけない。普通に街のレストランやスーパーを見ても、食生活はハワイのそれよりかなりバランスが取れていると思う。古来、ハワイアンはあんなデブッチョではなかったという。それがアメリカの統治下になり、食生活のアメリカ化に伴い肥満化が進んで現状に至るのだという。

いくら日本がアメリカの物まねが好きだといっても、さすがに食生活が根底からアメリカナイズされることは今のところはなさそうだ。ケーキ一つ、チョコレート一つとってもアメリカの多くのものは単に激甘だけなものが多いが、一方で欧州のチョコレートなどは、アメリカほど甘くは無くもっと繊細な風味を持っているものが少なくない。筆者の知るロンドンっ子も、アメリカのチョコレートはやたら甘すぎて好きになれない…と言っていたが、筆者も同感である。これはイギリスの血を引くニュージーランドやオーストラリアでも同じだ。オーストラリアとニュージーランドを比べれば、大陸文化ということだからだろうか、ややアメリカに近いものを感じなくもない。

ともあれ、ハワイは好きだ。あの太陽と自然とロコの人々が大好きだ。残念なのはそこがアメリカ合衆国であることだ。
Date: 2003年12月30日(火)


[携帯プレーヤー] iRiver iFP-390T
ここで言う携帯プレーヤーは、MP3やWMAといった圧縮デジタルオーディオを内蔵メモリやメモリカードあるいは超小型の内蔵ハードディスクに格納して、手のひらサイズで再生できるプレーヤーのこと、一般にはMP3プレーヤーとか呼ばれているものだ。

筆者が始めてMP3プレーヤーを買ったのは、2001年1月のことで「Rio 600LE」というやつだ。だが、これがとんでもない代物で、購入した翌日に付属のソフトケースに入れてダウンジャケットのポケットに放り込んで通勤途中で聞いていたら、突然「ぶつん」と音がしてそれっきりウンともスンとも言わなくなり、即座に初期不良交換。そしてその翌日だか数日後だか忘れたが、またもや「ぶつん」という断末魔の悲鳴と共にお亡くなりになった。店員によればこの機種ではよくある話なのだそうで、さすがに頭に来てCreative Nomad II Sport (64MB)に差額を払って取り替えてもらった。

こちらはRioと違って快調で、もう金輪際絶対Rioは買わないことを決めたわけだが、そのNomad II SportsはMP3/WMAとマルチフォーマットなのは良いのだが、メモリは外部メモリの64MBスマートメディアのみで、電池は単四が二本と不経済、そしてやはりFMチューナー機能があればなぁ…ってことになり、その一年後の2002年1月に韓国生まれのMPMAN MP-F60に乗り換えた。

MP-F60はなかなかデキブツで、ボイスレコーダー+FMチューナー付き。ただし、対応フォーマットはMP3のみで、電池は単三が1本でよいが公称8時間と心もとない。これに128MBのスマートメディアを使っていたが、これにも欠点がある。電池駆動時間が短いこと、リモコンに液晶表示がない、リモコンを服やバッグに止めるためのクリップがないことだ。

実際電池は結構早くなくなし、リモコンのクリップってのはついていないとリモコンがブラブラして実にうっとおしくて、コードとリモコンの自重でヘッドホンが引っ張られて耳からとれそうになる。

そんなこんなで最近気になっていたのが、iRiverという会社の製品。日本製になるとどうしても著作権保護にうるさくて、こちとら違法コピーはしないが、手持ちのCDをPCにジュークボックスとして室内で聞いたり、出かけるときにはMP3/WMAプレーヤーに入れて外で聞いたりという生活にはうっとしいだけである。また、国内の大手は関連メーカーに音楽会社を抱えていることもあって、この方面には積極的ではないからいい製品は出てこない。結局、主力は韓国製やアメリカ製だったりする(笑)。

そういうわけで、iRiverのiFP-390Tというやつを本日購入した。これは、なんとエンコーダー内蔵というもので、太めの携帯MDプレーヤーのリモコンサイズでありながらLINE入力がついているし、当然ボイスレコーダー(この機種のボイスレコーダーはちゃちなボイスレコーダー専用機よりいいらしい)、FMチューナー(ワンタッチで録音可能!)付き、MP3/WMA/ASFのマルチフォーマット対応で、電池は公称24時間持つという。

断面は三角形で、携帯MDプレーヤーのリモコンに餌をタップリ与えて太らせたらこんな感じ(笑)かというものだが、実はそれはリモコンではなくて本体である。本体はMP-F60に比べると設定内容もかなり多機能である。ネックストラップがついていて首から下げられるようになっているけれど、これで首から下げて液晶表示をすると…うわ、眼との距離が近すぎて焦点があわない(爆)、近視ならいいのかもしれんが…。あえて欠点を上げれば、設定画面などではかなり豆粒大で、中年を超えてときに "A pair of reading glasses" が必要になる眼にはつらいときもある。普通の音楽プレイの画面は問題ないから、まあ良しとすべし。

似たような機種としてはRio SU30ってのがあってこちらは機能的にもほぼ同じだが、USBに直接差し込める、いわばUSBメモリのようなスタイル。ただし電池は充電式。充電式電池ってのは結構曲者で、ある程度駆動時間があるなら、単三が1本で済むなら筆者としては単三のほうを選ぶ。さらに、iFP-390Tは単三の充電式電池(ニッケル水素など)にも最新ファームウェアでは対応している。iFP-1XXシリーズは録音できないタイプでこちらでも良いのだが、電池カバーが外れて電池が抜け落ちたケースが少なくないらしいこと、USBケーブルの機器側が特殊な端子で市販ケーブルが使えないことでiFP-3XXシリーズのほうが良い。電池カバーは構造がまったく違うので抜け落ちる心配はまず無いこと、USBケーブルはiFP-3XXシリーズは、市販のmini-Bタイプのものなのだ。

買ってみてわかった便利なことは、初期設定に絡むところだが、PC側のManagerのほうから、FMチューナーのプリセットができ、局名がアルファベット数字で6桁以内で入力できることだ。つまりいちいちチューナーでプリセット操作(これがどのチューナーでも結構面倒だ)ではなく、キーボードから "NHKFM" "82.5" とか入れるだけで、即本体反映されるのでこれは画期的だ…と個人的には思う。

たかが携帯プレーヤー、されど携帯プレーヤー。HD搭載のものも悪くは無いが、やはり衝撃には決して強くないこと、駆動時間があまり長くは無いこと、重くなりがちなことがあるので、筆者の場合はフラッシュメモリタイプのほうが性に合っている。

iRiver
http://www.iriver.co.jp/

iRiver iFP-390T
http://www.iriver.co.jp/product/index.php?p_name=iFP-300

iRiver iFPシリーズ FAQとかまとめ
http://i_kama.at.infoseek.co.jp/
Date: 2003年12月31日(水)

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