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あいちゃんの日記帳 2002年12月分

あいちゃんの日記帳

2002年12月の日記


[電子辞書] CASIO XD-R9000のActivator
Longman Language Activator (国内では丸善から4,500円で「ロングマン英語アクティベーター」の名前で販売されている)という辞書の存在は以前から知っていたけれど、これまで手にとってじっくり見たことが無かった。

この辞典は類語辞典のようであるが、単なる類語辞典ではない。英語で文章を書こうと思ったとき、同じ言葉を繰り返して使いたくないけれど、他の言い回しがわからない。そんなときに使うのが類語辞典だが、ネイティブ向けの類語辞典だと類語(必ずしも同じ類の意味とは限らないところが怖い)だけがずらりとならんでいて、どう違うのか英英辞典をひいてもいまいち良くわからないということも少なくない。店頭でみてみると、そういうときに大変強い見方になること間違いないと言えるもので、類語の意味の違い、ニュアンスの違いなどを例文とともに説明されている(もちろん英語での説明だ)。

これは、都内の大きな書店でもなかなか見かけないのであるが、英語を書く機会が多く、なおかつ類義語の使い分けに悩んでいる場合は、ファーストチョイスとすべき類語辞典(といってよいかどうか...単なる類語辞典と一緒にされては製作者は迷惑かもしれない)だと思う。

そのLongman Language Activatorが電子化されて搭載されたのが、Ex-word XD-R9000である。この辞書のもう一つの特徴はリーダーズ英和とリーダーズプラスを搭載したことで、この機種以外だと、SR-T6500があるのみだ。

Ex-word XD-R9000は発表以来気になっていたので、今日はたまたま時間があったので某店店頭でActivatorを中心に操作性を確かめてきた。

結論からいうと、Ex-word XD-R9000のActivatorの操作性については、最悪の最悪であると感じた。

書籍のLongman Language Activatorを見ていただくとわかるのだが、ある語について類語とそのニュアンスや使い方の違いを調べたいと思ったときに、その語でひいてみる。この辞書には1052語(だったと思う)のキーワードがありその語について意味の違いからの類語とそれらの解説をあげているので、キーワードにない語の場合は、どのキーワードを見れば乗っているかという記載(Webで言えばリンクのようなものだ)が書いてある。

これがEx-word XD-R9000では、多種のキーを沢山おしわけないと目的の解説にありつけないようになってしまっている。具体的にはキーワードに無い語をしらべたいとき(現実にはたった1052語のキーワードに調べたい語があるほうが稀だろう)に、その語を入力して検索すると、キーワードへのリストだけが表示される。このリストについてジャンプキーとカーソルキーをつかって目的のキーワードにジャンプする。するとそのキーワードの類語が表示されるがニュアンスとか意味とかいったところは解説に記載されているので、今度は解説キーとカーソルキーを使ってようやく目的にありつけるわけだ。

私は過去Longman Language Activatorのユーザではなかったが、あまりにも煩雑な操作には閉口して、しばらく試したあと店を後にした。

メーカーの設計担当の方は、本当にLongman Language Activatorを使って使い方を調べて見たのだろうか。ソフト屋の私の目からみると、辞書を単なるデータの塊(という言い方は本来英語的にはやや変で、dataそのものが複数形なのである)として扱い、インデックスをつけてデータに忠実に作り上げました、使い勝手は辞書についてよくわかりませんから、そちらについては責任もてません、という風に作り上げられたように見える。

メーカーでは当然量産前にはいくつかのプロトタイプをつくるはずで、その段階で社内で英語に詳しい人、Longman Language Activatorの愛用者に評価してもらえれば、操作性の悪さはすぐにわかるはずだ。そんなことを英語のプロでもない、単なるコンピュータのソフト屋のオヤジである私にすぐに感じさせるほどEx-word XD-R9000のActivatorの出来はわるい。

Longman Language Activatorを主な目的に買うなら、はっきりいってオススメはできない。あまりの煩雑さにActivatorは使わなくなるのがオチであるから、書籍のほうを使ったほうがマシだと思う。実際、私もActivatorについては書籍のほうを買う気になった。

ひょっとしたら、Ex-word XD-R9000のActivatorは、書籍のLongman Language Activatorを買わせるためにあるのかもしれない...。
Date: 2002年12月01日(日)


[雑記] 我が家の昭和猫たち
20021202.jpg 

セブンイレブン限定(だと思う)で、ユージンが販売しているガチャボックスに昭和猫というのがあった。日本猫と昔懐かしい道具たちを一緒にして、ガチャボックスのカプセルに詰め込んだものだ。

この昭和猫の第3週が先日発売され、我が家では夫婦でさっそく集め始めた。第1集は道具などの添え物より猫本体が実によく再現されていて、その出来栄えの良さには夫婦して驚嘆の声をあげたものだ。

次の第2集は猫の出来栄えはあきらかにおちたというか、大雑把になったけれど、その分道具が凄く凝っていた。タバコ屋さんの店先の赤電話と窓口の奥で箱座りして寝ている猫とか、縁台にビールにコップに枝豆とか、同じく縁台に団扇に蚊取り線香豚とか、とにかく小道具の出来栄えは素晴らしかった。

そして今回の第3集。道具はそこそこ、猫もそこそこということで、ついに力尽きてきたかという気がしなくもないけれど、一度買い始めるとやはり全部そろえたくなるのが人情というものである。今のころ四回買って重複なしの四戦四勝状態だが、そのうち重複するものが出てくる。

まあ、どの集にせよフィギュアの猫ちゃんたちはどれも大変可愛いものが多く、箱などにしまいこむのは可哀想である。さりとて、猫のミニチュアフィギュアが置けるような洒落た飾りだななどある訳もなく、その結果小道具はお菓子の缶に入れて収納され、猫ちゃんたちだけがダイニングテーブルの一角を占拠するはめになった。

今日は、久々にすべての猫ちゃんと対応する小道具を出してテーブルに並べて見たのが、この写真である。「ふわー、やっぱり道具と一緒がいいにゃぁ」という声が聞こえてきそうだ。

さて、今回の第3集はシークレットも含めて全部集まるだろうか...?
Date: 2002年12月02日(月)


[PC] 個人レベルでもセキュリティ対策を
セキュリティ対策というと、企業が導入しているFirewallとかIDS(侵入検知システム)とかを連想することが多いと思うけれど、実際にはそれだけではないのはもとより、個人ユーザーのレベルにおいても、セキュリティ対策というのは必須なのである。

Windowsなどのオペレーティングシステムなんて、メーカーや製作者がなんといおうと所詮人が作ったものであり、人が作ったものである以上必ず欠陥は存在するといってよい。だから、MacOSでも、Linuxでも必ずセキュリティ上の問題点(脆弱性)は存在する。ただし、脆弱性が存在する確率はソフトウェアの規模とは正の相関関係があるし、それらの脆弱性は使用するユーザ数が多いほど発券される確率が高くなり、その中にそれを攻撃使用する悪い奴が存在する確率も高くなる。そういう意味では近年のWindows系OSは、Webブラウザなどと一体化しているために、よけいに危険度が高くなる。

その上、昨今ブロードバンドが急速に普及しているが、一方ではセキュリティ対策はおざなりになっていることはまず間違いなかろう。ブロードバンドにPCを直結してなおかつ一切のセキュリティ対策を施していない場合は、やられ放題のいいカモになっていると思って間違いない。実際、以前使っていたブロードバンドルーターのログには外部からのアタックの痕跡が毎日相当数残っていた。

個人的にはブロードバンドのケーブルモデムとかADSLモデムとかからのネットワークケーブルをPCにじかにいれる気には到底ならない。まず、ブロードバンドルーターを挟んで外部からのアクセスは受け付けない、PINGにも応答させないようにするのは最低限であろう。

その上で、今度はセキュリティ対策ソフトにより、ウィルスとパーソナルファイアウォールで防御する。問題はそのソフトで、企業ユーザですら導入はしているけれど、ウィルスデータファイルや検索エンジンが最新に保たれていないところが、過半数を超えるという話も聞いたことがあるのは驚異ですらある。まして、認識と知識の低い個人レベルになったら、と思うと、現実にはかなりの数の被害者が出ているのではないだろうか。

昨今の危険はネットワークにPCをつないだら必ずやってくる、自分としては怪しいサイトを見ているつもりはなくてもやってくると思ったほうがよい。PCのデータを破壊されるだけならまだしも、データを持ち出される危険すら低くないのである。

未対策の方々、ご注意を!
Date: 2002年12月03日(火)


[PC] ウイルス&セキュリティソフト、Norton君vsトレンド君
私が今までアンチウイルス/パーソナルファイアーウォールソフトとして、Norton Internet Security 2002を使っていたが、一年間の無償ウィルスデータ更新期間が終了した。

昔、昔、その昔は、一度ソフトを購入すればウイルスデータは、メーカーが作りつづける限り無料で入手できたが、それでは商売にならないということであろう、現在は先のNorton Internet Security 2002は、最初の一年間を超えて継続したければ、4000円也で権利を購入する必要がある。

この時代、こうしたソフト無しでPCを使うのは自殺行為なので、なんとかしなくてはいけない。選択肢は大きくは三つ。Norton Internet Security 2002のウィルスデータ更新の権利を購入する。あるいは、新バージョンのNorton Internet Security 2003を購入する。そして他社の同類ソフトに乗り換える、のいずれかだ。

常識的にはもっとも安いのはデータ更新の権利を買うことのはずだが、私の場合、ベクターで時々ソフトを購入するということで、ベクターのトクレジ会員の権利を無料で一年間いただけたから、そこから「ウイルスバスター2003リアルセキュリティ」のオンライン版を買うことである。通常のベクターのオンラインダウンロード購入だと4471円だが、トクレジだとダウンロード価格が3557円なので、市販パッケージの乗換え版を5000円程度で買うより随分安い。

というわけで、話はほとんど価格だけで決まったようなものだが、早速ベクターのトクレジから購入した。

実際のウイルスへの対応は大同小異だと思うけれど、パーソナルファイアーウォールのところでは、Norton君のほうが細かな設定が効く。具体的に一番大きい違いは、Norton君はPCにインストールされたアプリでネットワークを使うもの全部について、それぞれ通信を許可するとかしないとかいった設定ができることと、広告ブロックがあることだ。その分、設定GUIはNorton君のほうは重い。

一方トレンド君のほうは、アプリケーション単位でのこうした芸の細かさはなくて、もっと大雑把で、ほんとうに大丈夫かしらん?といった疑問が残らなくはない。プライバシー保護にしても、メールアドレスがWeb経由で外部に流れる前に警告を出せるNorton君とちがって、そんなしゃれた機能は無いし、サイト毎にクッキーを許可したり拒否したりActiveXやJavaを許可したり拒否したりといった、ものすごく芸の細かなマニアックあるいはプロフェッショナルなことは一切できそうもないかわりに、設定はかなり簡単に済むしGUIも軽い。

データ更新にかんしては、LiveUpdate系のオンラインアップデートはトレンド君は毎日のようにあるようだが、Norton君は週に一度しかないから、この時代にはかなり心配になる。もっともWebでのデータファイルダウンロードのところはほぼ毎日アップデートされているので、忘れずにそちらを手動でダウンロードして適用すればほぼ毎日のアップデートとなる。

そういう風に考えると、私の場合はNorton君のほうが良かったような気がするが、一般的に言うなら、設定の手間を掛けたくないならトレンド君、マニアック、あるいはプロフェッショナルライクな細かな設定をしたければNorton君であろう。
Date: 2002年12月04日(水)


[電子辞書] SII SR-T6500
先月(11月16日)から発売されたセイコーインスツルメンツ(株)の新しい英語重視コンテンツの電子辞書「SR-T6500」を購入した。

この電子辞書の詳細は本稿末尾記載のリンクを参照していただくとして、英語関係のコンテンツには他にない特徴をもっている。

>国語関係コンテンツ
  広辞苑(第五版)
  逆引き広辞苑(第五版対応)
  漢字源
  パーソナルカタカナ語辞典

>英語関係コンテンツ
  リーダーズ英和辞典(第2版)+リーダーズ・プラス
  新和英中辞典(第4版)
  コウビルド英英辞典(第3版)
  コリンズコンパクト類語辞典

リーダーズ英和辞典を搭載した電子辞書は他にもあるけれど、リーダーズ・プラスまで搭載しているのは、現時点においては、このSII SR-T6500とCASIO XD-R9000だけである。リーダーズだけでも相当凄いとは思うけれど、リーダーズ・プラスまで入ってその真価が発揮できるような辞書ではないか、と個人的には思っている。

さらにコウビルド英英辞典(COLLINS COBUILD)は、OxfordやLongmanに比べるとその知名度は低いが、語義の解説が単なる説明ではなくて、フルセンテンスでその語の意味と使い方を示していることである。意味はわかったけれど、実際どうつかうのかいくつか例文をみないとわからない、例文のない語もあるし...といったことがありがちな普通の英英辞書と違って、こちらは4億語のコーパスから生きた例文を収録しているということで、語の説明そのものが生きた現実に使われている英語で説明しているので、そのメリットは大きい。その分、OxfordとかLongmanの学習英英に比べると、あくまで生きた英語にこだわっている(コーパスからの収録)ということで、難易度は高めになっている。

筆者自身は、COLLINS COBUILDのファンであり(もちろんOxfordの6th editionも持っていて愛用しているが)この辞書の特徴である前述のことがらが大いに気に入っている。

このCOLLINS COBUILDの特徴を生かすものとして、強力な例文検索がある。メニューの「例文
検索を押すと、「全例文」(リーダーズ英和+リーダーズ・プラス+コウビルド英英+神話英中の4つの搭載辞書を串刺しで検索する)と「英英例文」(コウビルド英英だけから検索)と選べる。さらに入力都度リアルタイムで該当件数が表示されるのは大変便利である。

たとえば、「全例文」にて "take" とタイプすると決定キーを押すことなく「100件以上」と表示され、さらに"away"を含むものということで "&away"を続けてタイプすると「44件」と表示される。表示文字が大きくて一覧性にかけると思ったら、その場で文字サイズキーを押すだけで標準サイズと縮小サイズが切り替わり、縮小になると文字が小さくなる分一覧性が増す。いちいち、設定を呼び出すなんてかったるいことをしなくても良い。

この辞書の特徴は、説明書にもあって200頁を超える説明書が添付されていて、各辞書の検索方法など基本的なことは当然として、辞書の附帯情報も書籍の辞書とほぼ同じ物が転載されている。COLLINS COBUILDに至っては英語の解説文と国内発売叛にある日本語解説の両方が転載されそのページ数は20頁にもなるのは、感激ものである。もちろん、凡例など実機で使うときにあったほうが良い情報は、本体のほうにも収録されている。広辞苑に至っては、「付表・出典一覧」が(全部かどうかわからないけれど)収録され、もはや辞書の説明書の範囲を超えている親切さだと思う。

シャープのPW-6800の説明書もOALDのSTUDY PAGEの部分がほぼそのまま入っていたりして、なかなかヤルなと思ったけれど、SR-T6500もかなりのものである。説明書は店頭ではなかなか見ることができないし、そこを丁寧に盛りだくさんに仕上げても、ユーザーのほとんどはみてくれなかったりするなかで、PW-6800といいSR-T6500といい、メーカーの電子辞書に対する信念が表れているように思う。「電子」とはいえ、家電やノートパソコンとは違う、本物の辞書であり、辞書として使われるのだ、だから開発する側としても辞書を熟知していなければならないし、書籍にあるものは極力何らかの形でユーザーに提供しなくてはならないという思いが伝わるような気がする。

コンテンツ的に、学習英和辞典が搭載されていないし、学習英英とはいっても好みが激しくちょっぴり難易度の高いCOLLINS COBUILDが搭載されていることで、英語万人向けとはいえないが、あえてこうしたコンテンツを搭載して製品化するメーカーに拍手を送りたいと思う。

SIIは電子辞書については歴史もあるので、カタログにはでないような使い勝手にノウハウがこめられているようだ。これは東芝のノートPCが地味ではあるがカタログにでない、目に見えない使い勝手というところで他社より評価が高いケースが多いのと通じるところがあるし、実際、SR-T6500を手にしてみて、東芝ノートPCを手にしたときと同じ喜びを感じた。

普通の学習辞書搭載電子辞書から一歩(以上)レベルアップしたコンテンツと使い勝手を望む向きには大いに検討してよいと思う。

[関連リンク]
セイコーインスツルメンツ(株)

SR-T6500

Sekky's Website 辞書関係コンテンツ
Date: 2002年12月05日(木)


[電子辞書] SII SR-T6500(続き)
昨日のSII SR-T6500の続きだ。

このコンテンツの弱点は類語(COBUILD COMPACT THESAURUS)にある。沖縄大学の関山先生(Sekkyさん)が指摘されておられるように、ネイティブにはいいかもしれないが、ESLな外国人には類語としては結構使いにくい。そもそも類語辞典ってのは、意味が似たようなとかそれに近い、関連があるといったことばがならんでいるが、それぞれ意味するところや使えるシチュエーションやニュアンスが違ったりするから、それらをきちんと把握しないと、類語のつもりでオリジナルの語のかわりにつかってみたけれど、とんでもない意味になってしまうとか意味が通らないなんてことにもなりかねない。

これが本辞書では見出し語にもっとも近い意味は"Most helpful synonym"としてボールド体で表示されているが、それ以外は単純にアルファベット順に並んでいるので、意味が近い順にならんでいるような他の類語辞書とは違う。まあ、それぞれジャンプ機能を使って英英か英和で調べればよいという話はあるし、これは製品というよりは辞書そのものの問題だし、組み合わせでコンテンツをおさめるときには出版社との交渉の問題からも、同じ出版社の英英と英和にならざるをえないのであろう。

ならば、いっそ、パソコンのBTOのように電子辞書のBTOというのもあってもいいのではないか。カレッジタイプの英英はこれとあれとそれから選べる、学習英英は...、学習英和は...、大規模英和は、類語は....というようにすれば、手間はかかるがかなり面白いと思う。もっとも手間がかかりすぎて一台あたり希望小売価格で10万円ほどになるかもしれないが、そうなると手は出ないので、これまたこまってしまう。

ともあれ、こうした電子辞書はいつも持ち歩いてこそ意味があるのだが、持ち歩くときに気になるのがケースがないか?ということである。メタリックな外観は傷が目立ちやすそうなので、何かないかと探していたが純正ケースは店頭では見かけなかった。かわりにやたらどこにでも売っているのがSIIのライバルであるカシオのエクスワードの専用ケースである。寸法を比べてみてこれだと思ったのが、エクスワード専用ソフトケース XD-CC1001である。

カシオの方には申し訳ないが、このケースはエクスワードは当然として、SIIのフルキーボードモデル(SR-T6500など)にもあつらえたようにぴったりなのである。本当にジャストフィットで心地よいほどだ。ただ、中身はSIIでもケースにはEX-タグwWordというタグがついているのがちょっとお茶目?であるので、気になる場合は側面の布製タグを切り取ってしまえばよい。実際私も切り取ってしまったので、もはやどこをみてもSR-T6500の専用ケースである。さらに100円ショップやPCショップの小物ソフトケースと違って、両面にプロテクターとしてのプラスチックが埋め込まれているので、保護性能も普通のウレタン製ソフトケースよりは格段に良いはずだ。

セイコーのフルキーボードモデルモデルを使っていて、ケースがないか?と探している方、価格も1000円前後なので試す価値はあると思う。お試しあれ。

[関連リンク]
カシオ計算機株式会社

エクスワード専用ケース
Date: 2002年12月06日(金)


[PC] 無茶高価なMicrosoft Office XPよりもStar Suite 6.0だ!
Sun MicrosystemsがMicrosoft Officeと互換性があるオフィス・スイート・ソフトウェアの製品版であるStar Suite 6.0の販売を開始したのは、今年の6月21日のことだ。

コンシューマ向けとしては、ソースネクスト経由で量販店店頭で販売されている。店頭に閉めている売り場面積はMicrosoft Officeに比べると話にならないくらい少ないが、それでも多くの量販店でみかけるようになった。

Microsoft OfficeはWidnows Operating Systemにがっちり食い込むのは御承知のとおりで、メリットとしてはかなりOS密着でいろいろな事ができて起動も速くなる反面、セキュリティ面ではかなり不安を残す。

また、Microsoft Officeはバージョンが進むにつれてだんだん価格があがってきた。その上、家庭内で複数台PCが普及してきて、OfficeプレインストールでないPC同士で不正コピーが氾濫するようになり、ついに業を煮やしてアクティベーションのシステムを導入した。現在、Office XPで、文書作成・表計算・プレゼンテーション・データベースの四大機能を搭載したエディションの新規ライセンスは何と実売で6万円にも上るから驚きである。これで一人で複数台のPCを持っている人でそれぞれのPCにOfficeを必要とする場合には、とんでもない金額になってしまう。

一方、Star Suite 6.0は、Windows/Linux/Solarisという多種のプラットフォームに対応し、なおかつ市販の1パッケージで1ユーザに対して許容され、1ユーザはプラットフォームを問わず最大5コピーをインストールすることができる。すなわち1人でPCを5台もっていてそれぞれに1コピーずつインストールしても良いし、自宅の自分のデスクトップと自分のノート、会社の自分専用PCにインストールすることも契約内となる。その上、文書作成・表計算・プレゼンテーション・データベースの四大機能を搭載して実売は1万円を切る。単純計算では何と三十分の一の価格ということになる。

互換性は100%完全ということではなさそうだが、OpenOffice.orgがリリースしている無償のオフィスツールであるOpenOffice.org 1.0(StarSuite 6.0はこれと同じソースコードをベースに開発されているが製品版だけあって特に日本語扱いではこなれているらしい)を自分のPCに入れているが、普通の使い方をする限りは実用上ほとんど問題はないようだ。

まして、家庭内でクローズで使うとなると、わざわざ6万円もする高価なソフトをかうことはあるまい。

というわけで、Amazon.co.jpにStar Suite 6.0を発注した。これが意外にも新宿あたりの量販店より価格的には安い(ポイント値引きを考えると必ずしもそうでもなさそうだが)。店頭に無いとか、地方で入手しにくい人などは、Amazon.co.jpからの購入がオススメである。

[関連リンク]
Amazon.co.jp から StarSuite 6.0 を買う

cover
Date: 2002年12月07日(土)


[PC] Star Suite 6.0到着
昨日の早朝にamazon.co.jpに\9,300円也(消費税別)で発注しておいたStar Suite 6.0が、今朝届いた。我が家は都心に近い便利な場所ということもあるかもしれないが、amazon.co.jpへ発注した商品でもっとも早く届いたのは、朝出勤前にWebから発注したら夕方にはペリカン便で届いたという例があった。ここまで早くなくても、翌日に届けば十二分に早いと言えるし、帰り際に店に立ち寄ったり、週末わざわざ買いに出かける手間を考えると、amazon.co.jpは十分に使う価値がある。

さて、届いたStar Suite 6.0であるが、これはSOURCENEXT扱いのものでパッケージはシュリンクラップされている。開梱すると中身は写真のとおりで、
・ユーザー活用ガイド
・インストールの手引き
・ライセンス証書
・SOURCENEXTのシリアル番号とユーザ登録カード
・CD-ROM(1枚)
である。この中に必要かつ十分なもので、Microsoft Officeのように何枚ものCDが入っているわけではない。1枚でWindows、Linux、Solarisへの対応版のすべてが入っている。

まずは、PCにインストールされているOpenOffice.org 1.0.1をアンインストールする。それからStarSuite 6.0のインストールだが、CD-ROMをセットすると自動実行されて、ほとんど入力もなくインストールが開始され、まつことしばしで終了する。Microsoft製品のインストール画面を見慣れた筆者には、えらく新鮮に写る。

GUIはさすがに同じソースコードを元に作られているだけあって、GUIはOpenOffice.orgとほぼ同じで、オプション設定などもほぼ同じようだ。OpenOffice.org 1.0.1では、まだこなれていなかった日本語関係も、パッと見た目には問題はなさそうだ。

いくつかのMicrosoft Officeで作られたドキュメントを開いて見たがとりあえず大きな問題はなさそうである。

これで、5台まで使えるということであれば、家庭内で普通に表計算や文書作成をしている限りは問題ないだろうと思う。ちょっとしたことのために、わざわざ高価なMicrosoft Officeを買うこともあるまい、という気にさせるソフトだ。

[関連リンク]
Amazon.co.jp から StarSuite 6.0 を買う
Date: 2002年12月08日(日)


[雑記] 東京は今年一番の冷え込み
昨夜の天気予報どおり、関東地方は今年一番の冷え込みとなり東京でも今朝未明から雪が降り始めたらしく、我が家でも朝起きると隣のマンションの屋根には雪が積もっていた。雪国の方々から見れば、たった1cmの雪で何を...と思われるだろうが、普段雪がほとんど積もらないところで雪が積もると例え1cmの積雪でも影響は甚大になる。

実際、今日の夕方までで都内において数十名の方が雪で転んだりして重軽傷を負ったという。滑るというのは理由は明らかで、雪が踏み固められて凍りついた路面を歩けるような靴を持っていないからである。スーツ姿の男性が普通のツルツルの底の革靴で危なげに歩いている姿を見かけることが多いが、これは滑って当然、何の不思議もないではないか。さらにあきれたことに、ピンヒールでつま先の底もツルツルのブーツを履いたお姉さまが、ヨチヨチと歩いていたりして、これはもう心の中で念仏を唱えたくなる。

鉄道にしても同様で、ポイント凍結や積雪により電車が正常運行できなくなったり、関東北部からくる中距離通勤電車や山間を通る路線では、そのあたりの厳しい積雪などにより徐行や運休などで影響が広がってゆく。これが朝の通勤ピーク時にはさらに遅延が拡大し、今日のようなことになる。

それならちゃんと備えをすればよいではないか、というのはもっともな話だが、問題は投資対効果である。個人レベルの雪靴などならともかく、道路の融雪装置や鉄道の雪対策となると膨大な費用がかかると思うけれど、それが年に幾度かあるかないかの積雪対策として経済的につりあうかどうかである。多分、絶対引き合わない。だから、本格的な雪対策は特に東京区部などではまずありえない。道路では滑りやすい場所にせいぜい凍結防止剤を撒く程度だろう。個人にしたって、まず雪靴なんか普通には売っていない。北海道へ遊びに行ったときに買ってくるくらいではないだろうか。いいところスノトレくらいしか売っていないが、スーツにスノトレというわけにも行かないだろうから(私は普通はカジュアル通勤だからOKだが)、辛いところだ。仮に売っていたとしても、やはり年に一度か二度履くか履かないかとなると、しまっておく場所も取るし、履きたいときには買ってから随分年月がたっていて合わなかったりぼろくなっていたりすることもありうる。

結局、年に二度だか三度だけ、それも一日か二日だから我慢しようということになる。とはいえ、我慢した結果転倒して怪我をしては話にならないから、そのあたりは痛し痒しだ。結局、公共交通機関に対しては積雪の朝は三十分から一時間ほど早く家を出る。足元は入手しやすいスノトレにして、必要なら革靴やパンプスは持ってゆき会社で履きかえるってのが一番かもしれない。
Date: 2002年12月09日(月)


[雑記] ぬくぬく耳 (1)
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イヤーマフ(earmuffs)というののがある。広い意味では耳覆いであり、空港で整備員が轟音から耳を保護するためにつけているのもイヤーマフなら、小学生がうさちゃんの白いふかふかのものを耳につけてりうのもイヤーマフである。

ここで話題にするのは、寒がり屋の筆者のことだから前者のわけはなく、フカフカ系の後者のことだ。ヘッドホンでオーディオテクニカのATH-FC7は10,000セット限定でフェイクファーの「あったかファーパッド」がついたものを販売しているが、これは純粋にヘッドホンだがある意味では防寒用イヤーマフにもなる。どうせならすぐにだめになるようなアクリルボアではなくて、せめてラビットファーくらいにすればいいのに...とか思うが、とにかくこれはこれで暖かい。

昔のイヤーマフといえば、ヘッドホンと同じ形状のものが主流というかこれしかなかったのだけれど、最近はいろいろなものがある。まずはモンベルの「180'S イヤーウォーマー」なるものだ。

このデザインはこれしかないと思ったら、実はさにあらず。近所のスーパーやら勤務先近くのスーパーの衣料品売り場にモンベルの半額くらいで、内側がアクリルボアで一見あたたかかそう、なので買ってみた。なんといっても1,400円であり、2,000円も安いのだから作りはやはりそれなりである。ネックの部分と耳当ての部分の角度や耳当て部分の形状が微妙に違うようで、おそらくフィット感はモンベルの108'sのほうが上に違いない。

もうひとつ、面白いのはイヤーバッグ(earbags)というもので、スウェーデンで作られたという代物で、ネックバンドやヘッドバンドのない奴である。耳をすっぽり包み込むということでイヤーバッグ。最先端の素材を使っているそうで、東京だと実物を一番簡単に見ることができるのはソニープラザである。こちらは先の180'sに比べるとお安くて1,100円也。もっとも素材にミンクを使ったものは特注とかで価格はWebには載っていない。

これも方式は違うけれど、ラビットファーやアクリルなどの素材のものがスーパーやデパートなどで売っていたりしてなかなか選びがいがある。

特に、これからのシーズン、早朝自転車通勤の人などは耳が切れそうになるほど冷えることもあると思うが、これらのイヤーマフがあればかなりラクチンになるのではないだろうか。

Keyword:イヤーバッグ,イヤーマフ,イヤーウォーマー,earbags,earmuffs
Date: 2002年12月10日(火)


[雑記] ぬくぬく耳 (2)
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騒音からの耳の保護用ではなくて、防寒用のイヤーマフの話の続きだ。

昨日とあるスーパーでネックバンドタイプのイヤーマフを1,400円也で見つけて買ってみたという話を書いた。形状はモンベルの「180'S イヤーウォーマー」に似ているが、耳にあたる部分の形状は耳にあわせた楕円形というよりテキトーな円に近い。

この怪しいネックバンドタイプのイヤーマフを早速今朝ほど使ってみた。結論からいうと大変に暖かい。とっても、とっても暖かい。理由は明白で耳のあたる部分(肌の側)にフェイクファーがあるからで、その部分が空気を含んで断熱層をつくり外側のアクリルの部分が防風になるのでかなりの暖かさを保てる。

毛皮にせよフェイクファーにせよ、コートなどでも同じ事が言えて、毛の部分が外側にあるよりも内側(体の側)にあるほうが圧倒的に暖かい。だから、毛皮のコートなんかも本当は毛皮を内側に(毛皮のライナーのように)したほうが良いと思うのだが、それでは豪華さがなくなるということであろう、見えなければ何十万円の毛皮でも何万円の毛皮でも暖かに値段ほどの差はないから、販売側としては高価な価格を維持するためにも豪華な外観は不可欠なのかもしれない。

それはともかく、とにかくムートンのコートのように内側に毛、外側にバックスキンが来たほうが暖かさには雲泥の差があるわけで、その理屈で行くならば、当然このネックバンドタイプで内側にフェイクファーのある1,400也のものは暖かいわけだ。これがフェイクではなく本物の毛皮ならもっと暖かいのは容易に想像がつくが今のところそういうのは見かけたことがない。本物の毛皮を使ったイヤーマフは、筆者の知る限り一般市販としてはヘッドホンタイプが主流のようである。

さて、実は今日の帰りにもう一つのイヤーマフというかイヤーバッグ(earbags)を買った。購入したのは某所のソニープラザ店頭であるが、ソニープラザのサイトから通信販売でも購入可能で、価格はフェイクファータイプなら1,900円だ。

昨日の朝は怪しいネックバンドタイプの内側フェイクファーのぬくぬく、今日はイヤーバッグ(earbags)をつけてみた。結論からいうと、ネックバンドタイプの内側フェイクファーのほうが断然暖かい。後者も暖かいが北国で寒さが厳しいところだと、これではちょっと厳しいんじゃない?って感じ。この差はやはり肌の側にフェイクファーというかボアというかそういう空気の層が作れるかどうかだ。ひょっとしたらファーをイヤーバッグ(earbags)の内側に貼り付ければひょっとしたら格段に暖かくなるかも...(^^;;

暖かさでは怪しいネックバンドタイプの内側フェイクファーの圧勝だが、装着して歩いたときの装着の安定度ではやはり耳たぶを挟み込んで固定するイヤーバッグ(earbags)のほうがはるかに安定している。ネックバンドタイプのヘッドホンはめがねのように耳たぶの根っこと両耳を挟むバネの力で固定するが、この怪しいネックバンドイヤーマフは耳たぶの根っこで固定するわけではなくて、挟んで固定するだけなので、歩いているうちにどうしても自重で下や後方にずれてきたりして気になってくる。耳たぶが頭にくっついている付き方を見るとわかるのだが、滑りやすいフェイクファーで挟んだ場合、前方には耳たぶがあるのでずれにくいけれど、後方には比較的簡単にずれる。これがネックバンドタイプで耳たぶ付け根固定具がないと、もっと簡単にずれてしまう。これは基本的に人間の耳というか頭と耳のつき方の問題でもあるので、同じように挟むだけで固定しているネックバンドタイプであるかぎり、比較的簡単に後ろや下にずれてしまう可能性は否めまい。

ひょっとしたら一番安定していて暖かいのは、昔ながらのヘッドホンタイプで耳にあたる側にファーがあるものかもしれない。

[関連リンク]
オーディオテクニカ ATH-FC7(個数限定であったかファーパッド付き)
モンベルの「180'S イヤーウォーマー」
イヤーバッグ(earbags)

Keyword:イヤーバッグ,イヤーマフ,イヤーウォーマー,earbags,earmuffs
Date: 2002年12月11日(水)


[雑記] ぬくぬく耳 (3)
20021212.jpg 

昨日の「ぬくぬく耳 (2)」のところで、イヤーバッグ(earbags)を購入して実際につかってみたところ、暖かさでは怪しいネックバンドタイプのイヤーマフに軍配があがり、『ひょっとしたらファーをイヤーバッグ(earbags)の内側に貼り付ければひょっとしたら格段に暖かくなるかも...(^^;;』とか書いたりした。

そこで、思い立ったが吉日で、仕事の帰りに東急ハンズに立ち寄って、皮工芸材の売り場で一番小さいサイズのラビット(レッキス)の毛皮を1,000円也でかってきた。他にもフォックスやらミンクやらいろいろあるが、イヤーバッグ(earbags)の内側に付けようというのだから、あまりに毛足が長いとそれだけで厚みができてしまい、肝心の耳タブが入らなくなる恐れがある。

また耳たぶという敏感なところなので、毛はできるだけソフトなほうがよくて、フォックスになるとラビットより毛が太くなりしっかりする(その分丈夫であるが)ので、ややちくちくする可能性もある。また、毛足が長いのでちょっと邪魔になってしまうことも考えられた。とか、いろいろ書いているが、フォックスを買わなかった最大の理由は、「価格」である。たかがイヤーバッグ(earbags)の内張りのために5,000円もするものは買えぬ。

さて、今日はもう時間がないから、工作は週末にするとしよう。うふふ、楽しみ楽しみ。ふかふか、ふかふか、フカフカ.....

keyword:イヤーバッグ,イヤーマフ,イヤーウォーマー,earbags,earmuffs,ファー,fur,毛皮
Date: 2002年12月12日(木)


[雑記] ぬくぬく耳 (4)
20021213.jpg 

イヤーバッグ(earbags)は、怪しいネックバンドタイプのイヤーマフに比べると、相対的には暖かさ落ちるということで、昨日は東急ハンズにてラビットの毛皮を1,000円也で購入してきた。これをイヤーバッグ(earbags)の内側に入れれば、暖かさは激増すると思われるからである。

ただし、気になる点があって、それはイヤーバッグ(earbags)の装着性だ。ヘッドホンタイプやネックバンドタイプのイヤーマフと違って、イヤーバッグ(earbags)は耳たぶをイヤーバッグ(earbags)の中に入れるようにして、そのあとパチンと上下を頭に押し付けるようにすることで、丁度女性のパッチン髪留めのように耳たぶを柔らかく挟み込んで止めるしくにみなっている。だから、イヤーバッグ(earbags)を装着しての装着安定度は多分に耳たぶの形状依存でもある。

私は耳たぶの下側が小さい金のたまらない耳(=福耳ではない)なので、オリジナルのイヤーバッグ(earbags)のまま使って見ると、耳たぶの上部から斜め上後ろにかけての部分で挟まってとまるだけで、はっきりいってイヤーバッグ(earbags)を紹介している各Webサイトで書いてあるほどのことを筆者の耳では感じない。ソフトにフィットするのはまんざら嘘ではないけれど、頭を激しく動かしても耳から外れないとか、激しい運動でもOKとかいうのは、少なくとも私の場合は当てはまらないのである。もちろん耳の形状や大きさによっては当てはまる人もいるのだろうが、それがどれくらいの割合なのかはまったく不明である。

さて、こんな風にフィット感にはちょっと難がある。いや、ネックバンドタイプのほうが両脇からばねの力でグイと押さえつけるのでぴったりしすぎという話もあって、たとえていうと耳かけ式ヘッドホンと、密閉型の通常のヘッドホンの差くらいのものだ。密閉型のやつになれていると、どうにも耳かけ式は不安定でいらついて頼りない。まあ、そんなたとえが一番近い。

いよいよ本題。まず紙でイヤーバッグ(earbags)の大きさの型をとり、型紙を作る。それをファーの裏のバックスキンにあててマジックで線を入れて、同じくバックスキンのほうからカッターナイフで切って行く。そしてまず中に入れて見るが、やや大きいので少しずつ大きさを切り詰めて行く。

まあ、こんなものだろうというところで、耳にはめてみると、ふわー、あ、あ、暖かい、暖かすぎる。だが、内部に薄いとはいえファーが入ったので、装着しにくくなり以前より装着の安定度が少なくなったようだ。とはいえ、もともと安定感がすごくあるというわけではないから、大差ないといえば大差ない。ただ、SONY MDR-EX70SLというインナーイヤータイプの密閉型ヘッドホンを同時に使うのは、耳穴の延長上のところがヘッドホンの外側が飛び出るので厳しいようだ。

うーむ、元が私の耳には50%程度の成功だから、加工は80%の満足度としても結果的には大して満足度はあがらないような気がする。ちょっぴり残念。

keyword:イヤーバッグ,イヤーマフ,イヤーウォーマー,earbags,earmuffs,ファー,fur,毛皮
Date: 2002年12月13日(金)


[オーディオ] 通勤電車とヘッドホン
昔、通勤電車の車内でヘッドホンからの音漏れがうるさいことからもめて殺人事件にまでなったことがあった。最近は、昔に比べればシャカシャカと派手な音漏れをさせている連中は激減したようだが、それでもたまに見かけるというか遭遇することがある。

ヘッドホンには、密閉型とオープンエアー型があり、また装着の仕方によって耳をすっぽり覆うタイプ、それよりは一回り小さいポータブルに適したサイズのもの、ネックバンドタイプ、耳かけ式、インナーイヤータイプといったところだろう。個人的にはインナーイヤータイプってのは大嫌いである。なぜなら、フィット感にとぼしくすぐに落ちてしまうからだ。電車の中でインナーイヤータイプのヘッドホンをしている人の耳を見て欲しいが、うまくフィットしなくて落ちかけていたり、斜めに向いて装着していたり、中には耳穴に対して直角に突っ込んでいたりする人も居たりするから、これはもうやはりどう考えても使い物にならないタイプだと思う。おそらくは価格が安いということと、小さいということで標準付属品になっているのかもしれないが、こういうものがまかりとおることには大変疑問を感じる。

音漏れの少なさと音の良さでいうならば耳をすっぽり覆うタイプで密閉型がベター(ベストとは言わない)であろうと思う。が、しかし、このタイプは一般に大型であり携帯には不適であることがほとんどだと思う。実際、店頭で見る限りにおいて、このタイプで折畳式で携帯にも便利なんてのは非常に稀である。

電車の車内でポータブルオーディオ装置(カセット、MD、MP3など)を使って音楽を聞いたり外国語のヒアリングの勉強をするには、ヘッドホンもさることながら電車の車両と場所を選ぶの重要である。まず音がうるさいのは床下にモーターのついた車両(電動車)であるから、モーターのついていない付随車を選ぶとよい。そして乗る場所も台車の上をさけて車両の真中あたりが一番静かである。だが、これは地上を走行する電車の場合であり、地下鉄だと当然のことながらどこに乗っても非常にうるさいから、こういう車両の選択は無駄である。私の場合も通勤経路に地下鉄があるからまず車両を選ぶということにはほとんど意味がない。

そうなるとヘッドホン側で対策をするしかないわけだ。まず、使い物にならないのが装着方法を問わずオープンエアータイプのものである。耳かけでもネックバンドでもインナーイヤーでも、このタイプはほとんどオープンエアータイプで外部の騒音が派手に飛び込んできて、外国語のリスニングどころではないし、音漏れもひどいので周囲に大いに迷惑で、下手すれば刺されてしまうかもしれない。

残る選択肢はポータビリティを考えれば、小型の密閉型、インナーイヤータイプの密閉型(SONY MDR-EX70SL)、そして異端児であるがノイズキャンセリングタイプだ。最後のやつは音にかなりの加工をしてしまうし、ノイズとは反対の位相の音を作り出す機構が必要なので、アンプ部やマイクが必要だったりしてどうしても大きくなったり、別にユニットが必要だったりして煩雑なことおびただしいから、ここでは相手にしないことにする(実際、一つもっているからこういうことが言えるのだが)。

いろいろ考えて買ってみたりするが、結局落ち着くのはSONY MDR-EX70SLである。これは私が愛用していて、他にいろいろ浮気しても結局ここに戻ってくるものだ。音に関しては室内で聞くためのMDR-CD780などとは比べてはいけないと思うが、さりとて大抵のポータブルオーディオ付属のものよりずっと良いのは事実だと思う。ノイズキャンセリングタイプのように、音に加工をほどこさないので余計なモジュールも不要である。地下鉄の中での外国語のリスニング練習にも全く問題ないし、クラシックの観賞でも大丈夫。音漏れは全くといってくらい無い。これで音漏れするくらいの音量を出すと、聴覚にかなりのダメージを受けることおそらく間違いないだろう。

keyword:ヘッドホン,密閉型,オープンエアー型,インナーイヤー,ネックバンド,耳かけ,アームレス,SONY,MDR-EX70SL,音漏れ,しゃかしゃか,シャカシャカ,通勤,電車
Date: 2002年12月14日(土)


[オーディオ] オーディオテクニカ ATH-F55
通勤用ヘッドホンの条件に筆者として求める要件で重要なのは、コンパクトさ(折りたたみ可能なこと、軽いこと)と音漏れがほとんど無いことであり、音質はその次である。自宅内で聞くなら、音漏れはたいした問題ではなく音質が最重要になる。

昨日の日記では、インナーイヤータイプで通勤用としてはおそらくベストチョイスといえる、インナーイヤータイプでなおかつ密閉型であるSONY MDR-EX70SLのことを書いた。それでは、オーバーヘッドタイプでコンパクトで耳をすっぽり覆う完全密閉型はどうなのかというと、このタイプは実はもっていないので書いていないのである。

ヘッドホンで私が好きなメーカーはソニーとオーディオテクニカである。ソニーは価格が安いものを買うとそれなりのものしかないが、ある程度出せば筆者にとっては結構良いと感じられるものもあるわけで、MDR-CD780は、その音の良さだけではなく25mm厚の低反撥ウレタンクッションを使ったイヤーパッドは快適この上ない。ホームオーディオ用ヘッドホンとしては今までの中で最大のお気に入りである。

オーディオテクニカのほうは、経験的には装着感に優れたものが多いようで、コンパクトタイプの装着感はかなり良い。ただ、耳たぶを押さえつけるサイズのオーバーヘッド密閉型であるATH-FC7 (あったかファーパッド付き)は悪くないがその構造上の問題、つまり耳たぶを押さえつけるサイズであるがゆえに、一時間くらいしていると私の場合は耳たぶが痛くなってくるので短時間なら良いが...というところだ。音は最初はイマイチだったが、使いこなれてくると、つまりエージングが進んでくるとなかなか良い感じになってくる。出力音圧レベルが104dB/mWと高めであり、ポータブルMDのように非力なアンプでも十分駆動できるのが嬉しいところだ。

だが、やはり一時間もすると耳たぶが痛くなるというのは問題だ。そこで新たに今持っていないジャンルであるオーバーヘッドの密閉型で耳をすっぽり覆うタイプのコンパクトなものを探し始めた。このタイプはなかなかコンパクトなものが少なくて、とくに最近は流行じゃないということからか、きわめて種類が少なくなっている。そこで数少ない中からオーディオテクニカのATH-F55を買い求めた。

標準のATH-F55は、シルバーの安っぽい感じで、他には迷彩とかZEBRA模様とかあるのだがこれは好みにではない。唯一マシに思えたのがSBKモデル、つまりスケルトンブラックだ。スケルトンってのが気に入らないが、まあ仕方ない。(実際のところ標準のシルバーよりさらに安っぽく見えるではないか!)

某量販店にて購入し早速着用してみる。ありゃ?耳を覆うイヤーフィットのはずなの、なぜ耳たぶがヘッドホンと頭の間に挟まるのだ?と思ったら左右逆であった(笑)。間違いないように装着すると、ちょうど何日か前に紹介した「イヤーバッグ」のように、イヤーパッドが頭の皮膚にあたり、耳たぶはユニットとイヤーパッドの間の隙間に入り込むようになって、適度なオーバーヘッドのばね圧力できつすぎず柔らかすぎずの適度なフィット感。これが、さすがオーディオテクニカの装着感だと思わせるものだ。この状態だと完全密閉型になり難聴を招かない程度の音量で聞く限り音漏れは皆無である。まずは、フィット感と音漏れの少なさでは合格。コンパクトさにおいても、折りたためるし、プラグの先を差し込んでおける穴(プラグレスト)もあったりして細かい配慮が嬉しい。コードがユニット本体ではなくて、フレームのほうから出ているのはちょっと意外だが、そのおかげで、コードが耳の下にまつわりついてうるさくなることがない。

次に肝心なのは音質だが、これは買った直後では高音域の解像度が全然足りない。正直なところかなりガックリする音で1,000円程度の安物といい勝負かもしれない。そこで少々音量をあげて頭から外して二時間ほど鳴らしっぱなしすると、微妙に変わってきた。どうやらこれもエージングでかなり音が変わるタイプかもしれないが、最初の印象からすると、MDR-CD780ほどのものはない。まあ、値段が倍も違うから当たり前といえば当たり前だが、希望小売価格では5,000円を超えるのだから、もう少し良くてもいいじゃん...と思うのは私だけ?まあ、音質は好みと何を聞くかにもよるので筆者のこのコメントだけ判断するのはよろしくなかろう。

他にATH-F55の特徴は出力音圧レベルの高さにある。108dB/mWとATH-FC7 (あったかファーパッド付き)の104dB/mWをさらに4dB/mWも上回っているし、SONY MDR-EX70SLの100dB/mWを8dB/mWも超えているので、その差は歴然たるものがある。SONY MDR-EX70SLで丁度良かったボリューム位置でATH-F55につなぎかえると、音が大きすぎて耐えられない。すなわちボリュームを絞って同じ音量が得られるなら、そのほうがバッテリーの持続時間も長くなるというものだ。

このヘッドホン、オーバーヘッドの密閉型で耳をすっぽり覆うので、夏は厳しい可能が高いが、冬場は完璧にイヤーマフのかわりになるだろう。そういえば、このヘッドホンは昨年末にかえば「あったかファーパッド」がついていたんだっけ...。うーむ、どうせなら去年買っておけばよかったなぁ。「あったかファーパッド」だけ売り出してくれないかな。できればリアルファー(本物の毛皮)を使って...。オーディオテクニカさん!

でも、最近はこういうタイプのポータブルヘッドホンは流行じゃないからなぁ。そうか、予備のパッドを買ってきて、先日のラビットファーをつけてしまうということもできるかも....。はて、でも、予備のパッドって売っているかしら。カタログ上はあることになっているけど、見たことが無いぞよ。どこかで売っていないかなぁ。

[リンク]
オーディオテクニカ
http://www.audio-technica.co.jp/

オーディオテクニカ ATH-F55
http://www.audio-technica.co.jp/products/hp/ath-f55.html

オーディオテクニカ ATH-F55SBK
http://www.audio-technica.co.jp/products/hp/ath-f55ms.html

GoogleでATH-F55を検索する

keyword:ATH-FC7,ATH-F55,MDR-CD780,オーディオテクニカ,ヘッドホン,密閉型,通勤,電車,音漏れ,イヤーパッド,イヤーマフ,毛皮,ファー
Date: 2002年12月15日(日)


[雑記] 公立学校の教室冷房の功罪
本日の読売新聞の報道によれば、文部科学省の公立小中高校の教室の冷房化計画が、財務省や与党議員から異論が相次ぎ、どうやら実現が怪しくなってきたようだ。報道詳細をここに書くわけには行かないので、各マスメディアのWebサイト内で記事検索をして探し出して読んでいただきたい。

この厳しい財政状況でそれが本当に国が優先してやるべき教育事業なのかどうか、という財務省の疑問はもっともな話である。冷房自身が不要というのではなく優先度を考えると、他に金を使わなければならないところは沢山あるはずだというのはうなずける。冷房云々より先に老朽化した施設の更新や、関東地区においてはいずれ来るべき大地震に備えて、国として人類として最大の宝物であり保護すべき対象である子供達の安全を学校内において確保するのは最優先課題であろう。極論すれば年寄りだけが助かって子供が全滅しては国は滅びるのである。

そういう意味では、公立小中高校において教室冷房化というのはかなり優先度が低い。私立学校ではとか、家庭では、とかいうのはそもそも比較にならない。私立学校は親が施設負担金を学費とは別に毎年十万とか二十万円以上支払って成り立っているわけであり、何よりも学校そのものの基本設備が平均的な公立小中高校とは比較にならないほど充実しているケースのほうが多い。こうした基本設備の更新や充実をさしおいて冷房化というのは、単なるご機嫌取り行政としか思えない。

教室の冷房化なんてのは、文部科学省が考えなければならない数多くの問題の中では、かなり優先度が低いのではないか。文部科学省は教室冷房なんて考える前に、日本の教育そのもののゆがみに対してカリキュラムなどといった小手先ではなく、教育システム全体に手をつけるべきなのだ。学力テストという結果だけで低下しただの上がったのと一喜一憂しているようではまるでダメダメである。そもそも「学力」とは何なのか?もしも学力テストで測定できる点数が学力だと思っているとしたら、とんでもない間違いである。小学校や中学校での学習は高等教育に必要な基礎を作ることと、なによりも「学ぶことの面白さ・楽しさ」を教え身をもって感じさせることだ。

さて、もうひとつの異論である「甘やかし」ではないかという議論。東京の一部地域では夏場冷房のない室内温度はピーク時では40度近くになることもあるのだ。冷房の効いた部屋でお仕事をされている議員さんは、そのような環境でじっくり物を考えたり、書類を書いたり(パソコンではなく手書きだ、きっと汗で書類がよれよれになるだろう)することができるだろうか。それが問題なくできるようなら企業や役所には今だって冷房なんぞ無くても良いはずだ。

これは本質的には地球全体の環境問題であり、冷房を使うと廃熱で気温があがる、気温があがると冷房を使わざるを得ないという悪循環にはまっているのが今の日本の都市なので、これをどこかで断ち切る必要がある。冷房は必ずしも必要ない。それは筆者も認めよう。だが、校舎の南側には裸の広い校庭が広がり、屋上は太陽熱でカンカン照らされ、ガラス越しには夏の強い日差しが差し込む、これでは悪いとわかっていても冷房は必要だといわざるをえない。

気温を下げてくれる天然のエアコンは何か?それは植物である。昔、田舎のほうの学校が比較的涼しかったのは、今のように気温が高くなかったのもあるが、木造校舎で冬は寒いが夏は風通しがとてもよくて、校舎の周囲にも大きな木が沢山あり、日差しのピーク時には校舎が木陰になったりして室温上昇が防げたのである。

そこで提案。同じ金を使うなら、都市緑化運動もかねて校舎の周りに常緑樹を沢山植える。それこそ林の中に校舎があるくらいにする。そうすれば植物がもたらす自然の涼やかな空間の中に校舎が入り、天然のエアコンの気持ちよさが生まれるだろう。また、教室そのものも廊下側は壁ではなく開放可能な窓にする。最近の校舎は廊下側は二箇所の扉以外は壁のところが少なくないようで、これが通気性を悪くしている原因の一つだ。

維持費を考えると長い目でみると絶対学校緑化のほうが安く尽くし、自然の素晴らしさの片鱗なりとも子供達が知ることができる。これができるなら、校庭を全部つぶして林にしてもよくらいだとすら思う。

さて、お役人さん、議員さんたち、いかがだろうか? あなた方が幼い頃過ごした田舎の学校、それを思い出さないだろうか。

keyword:文部科学省,学校,冷房,教室,教室冷房,公立,小学校,中学校,高校,小中高校,田舎,都市緑化,エアコン,環境問題,廃熱,教室の通気性
Date: 2002年12月16日(月)


[オーディオ] ATH-F55は結構ひどいかも
日曜日に、折りたたみ式密閉型ヘッドホンのATH-F55 (オーディオテクニカ)を購入し、月曜日、火曜日と二日間通勤に使ってみた。ちなみに通勤経路にはターミナル駅での乗り換えと地下鉄が含まれている。

結論からいうと、前述のように騒がしい場所で使うには、ATH-F55は、筆者の意見ではかなりヘボいといってよい。正直なところ私の場合は大枚四千円以上をゴミ箱に捨てたようなものであるといっても過言ではない。

エージングが進んでいないとはいえ、低音と中高音がまるで乏しく中低音だけがこもったような音である。中高音だけにパワーがあるような音楽ならともかくとして、例えばSARAH BRIGHTMAN、IZZYとかいった女性の透き通ったボーカルや、オーケストラなどには全くもって不向きなことこの上ない。

ためしにイヤーパッド(ユニットにゴミが入らないように?スクリーンが貼り付けてある)を外して装着してみると、この超かまぼこ状態が改善される。これはユニットと耳との距離が近くなるのが最大の理由だと思われるが、スクリーンがないことの影響もあるだろう。

騒がしい経路を通勤するときの用途としてATH-F55を評価した場合、最大の問題点は妙な外音の透過性にある。どういうことかというと、低いほうと高いほうについては遮音性が高いのだが、数百Hz~1KHz程度の部分、つまり前述した一番盛り上がった部分の周波数が外音についてもガンガン入ってくる。人の声より低い周波数の音を中心に通ってくるから、こもったような妙なざわめきだけが耳に飛び込んでくる。

このように中低域の外音が入ってくるわりに、それ以外は遮音効果が高いので相対的にその部分だけが強調されさらにハウジング内で響いてこもるような感じになり、これが通勤リスニングのときのものすごい邪魔者となってしまい極めてストレスがたまる。音を出さずに装着したままで、雑踏をあるくと、それが凄く良くわかる。ポータブルヘッドホンに音質は期待しないとはいえ、あまりにもひどいではないか。どうやら、こうした雑踏や雑音の多いところで使うものではなく、比較的静かな屋外で使うものらしい。

ということは、私の用途では糞の役に立たないということになり、どうやら、ATH-F55は購入二日目にしてお蔵入りになりそうだ。オーディオテクニカともあろうメーカーの汚点ともいえる作品だと筆者は思う。もっとも、リリースされてから時間もたつからぼちぼち製造完全終了になるころでもあろう。

ちなみに、SONYのeggo (MDR-D66SL) はどんなもんだろうか....。こちらはATH-F55ほどの悪評はないみたいだが...。

まあ、とりあえず明日はATH-FC7に戻ることにしよう。ATH-F55は、オーディオテクニカらしく非常に心地よい装着感があるだけに残念でならない。

[リンク]
オーディオテクニカ
http://www.audio-technica.co.jp/

オーディオテクニカ ATH-F55
http://www.audio-technica.co.jp/products/hp/ath-f55.html

オーディオテクニカ ATH-F55SBK
http://www.audio-technica.co.jp/products/hp/ath-f55ms.html

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keyword:ATH-F55,オーディオテクニカ,ヘッドホン,密閉型,通勤,電車,音漏れ,装着感
Date: 2002年12月17日(火)


[オーディオ] ATH-F55とATH-FC7
オーディオテクニカのポータブルヘッドホンATH-F55(SBK)を二日間通勤往復時に使ってみて、雑踏や電車の中ではざわめきや雑音の中低音部だけがこもったような音で飛び込んできて、これが女性の静かなボーカルやオーケストラのリスニングには極めてストレスとなると昨日の日記帳に書いた。

そして、今日からはまたATH-FC7が復活した。このATH-FC7は、オーバーヘッドの密閉型であるが、耳をすっぽり覆うのではなく耳たぶの端にのっかる「耳のせ」型であるので、長時間(といってもせいぜい一時間程度)装着していると、どちらか片方の耳たぶが痛くなってくるのは、オーディオテクニカらしからぬ装着性の悪さである。

音のほうは、私が聞くジャンルにおいては使い込むと最初の癖が段々取れてきて、購入当初にくらべるとかなり素直になってきた。高いほうの解像度は室内リスニング用の中級ヘッドホンに比べれば全然たりないけれど、このクラスのポータブル密閉型としては良いほうではないだろうか。筆者の中で絶対尺度ではランク的に中の下であるが、同価格帯同スタイル同用途としては上の部類に属すると思う。ただし、装着性を除いての話だ。また、こちらのほうは、雑踏の中や通勤電車の中でも中低音~中高音あたりまで満遍なく音が侵入してくるので、ATH-FC7にあるようなひどく不快な感じはまったくしない。

一方ATH-F55が耳をすっぽり覆いオーディオテクニカらしい装着性の良さで経験した中では、SONY MDR-CD780を除けばこのクラスとしてはダントツでつけ心地が良いが、聞き心地のほうは今までいろいろなヘッドホンを使ったけど、おそらく最悪の部類である。室内で使っている分には高いほうが出ていないとか低いほうがこもっているとかいう話はありうるが、屋外の雑踏や通勤車中では音の評価以前に、強調されて耳に飛び込む中低音の外来ノイズは大変重要な問題であり、それがあるがゆえに、屋外雑踏や通勤電車の中での用途としては評価するに値しない代物だ。このひどさが、SBKモデル(スケルトンブラック)特有で他のカラーでは問題ないのかどうか不明だ。

ATH-F55の装着性の良さに、ATH-FC7の音があれば、このクラスとしてはかなり良いものになるのに残念である。もっとも、ATH-F55をばらしてハウジングを改造するという楽しみ方は残されているかもしれないので、ATH-F55を買って後悔し別のに買い換えた人はつぶすつもりでチャレンジする価値はあるかもしれない。

でも、やはり気になるのは、SONY MDR-D66SLである。

[リンク]
オーディオテクニカ
http://www.audio-technica.co.jp/

オーディオテクニカ ATH-F55
http://www.audio-technica.co.jp/products/hp/ath-f55.html

オーディオテクニカ ATH-F55SBK
http://www.audio-technica.co.jp/products/hp/ath-f55ms.html

オーディオテクニカ ATH-FC7
http://www.audio-technica.co.jp/products/hp/ath-fc7.html

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SONY
http://www.sony.co.jp/

SONY MDR-CD780
http://www.ecat.sony.co.jp/avacc/headphone/acc/index.cfm?PD=816

SONY MDR-D66SL
http://www.ecat.sony.co.jp/avacc/headphone/acc/index.cfm?PD=811

keyword:ATH-FC7,ATH-F55,MDR-D66SL,MDR-CD780,オーディオテクニカ,ヘッドホン,密閉型,通勤,電車,音漏れ
Date: 2002年12月18日(水)


[オーディオ] コード巻取り密閉型ヘッドホン Panasonic RP-HT870
またもやヘッドホンの話。ATH-F55(SBK)は、おそらくはハウジングがあまりにもひどいために、音を聞く以前に雑踏や電車の中では耐えられないという話を書いた。そして、ATH-FC7に逆戻りしたわけだが、ATH-F55(SBK)に比べたらかなりマシとはいえ、装着感はイマイチで耳たぶが痛くなるし、音もうーん、ってところがあって、気に入ったヘッドホンかといえば、はっきり言うと気に入らない部類だ。

どうも、コンパクトタイプで折りたたみ式の密閉型ヘッドホンにはまっとうなものが少ないか、私のあたりが悪いのか、audio-technicaといえども、コンパクトで折りたたみ式の密閉型はやはり得意じゃないのか、そのあたりは定かではないが、とにかく筆者としては当たりがわるい。

このあたりで、貧乏くじから逃れるべく三度目の正直ということで、ドラスティックにメーカーを変えてみた。今まで音の出口の製品にはまったく手を出したことがなかったPanasonicである。候補に上げたのは、RP-HZ850(RP-HT850のコードが50cmと短いタイプ)とRP-HT870である。この両者の情報をWebで探してみたが、通信販売や商品紹介のサイトはあるが、個人が感想などを書いているところはほとんど無かった。特に、RP-HT870に至っては皆無といってよかった。

店頭でみてみると、ヘッドバンドの部分のデザインと構造、ハウジングの色を除けば、ソニーのMDR-D66SLに、大変よく似た大きさと形状である。ユニットはMDR-D66SLが40mmなのに対して、RP-HT870RP-HZ850は38mmである。MDR-D66SLのほうは、量販店店頭価格でも8,800円と高いので、ちょっと試しに買うには勇気がいるが、Webの情報を総合すると高音がよく出るシャリ気味だが、低音は比較的押さえ気味ということらしい。まあ、MDR-D66SLのほうは、またいずれということで、Panasonicのほうにチャレンジすることにした。

店頭で、上記二機種のどちらにすべきか迷ったが、パッケージやWebにある「周囲に配慮のボーカルスルーフィルター搭載」というのが、妙に中低音だけ外来音が伝わってくるATH-F55(SBK)のトラウマがあって、どうしても不安を拭いきれない。これはMDR-D66SLのほうも「外部音を採り入れられるサウンド・イン・ダイアフラム採用」というのがあって、これもまた価格のみならず同じトラウマで徹底試聴しないかぎり踏み切れない。

とういうわけで、半ば自動的にRP-HT870に決めた。これはリンクをたどって商品紹介をみていただくとわかるが、コード巻き取り機構を内蔵しているという、他社には(知る限りにおいて)類をみないものだ。たしかにポータブルオーディオ用としては50cmの長さのものが多いが、これはリモコンをつける位置によってやはりこれでも長すぎたり短くて足りなかったりする。その点、この機種はコードの長さが0cm~120cmまでおよそ3cm刻みで長さを調整できる。これは別の理由(後日記載)もあってちょっと嬉しいかもである。

さて、RP-HT870ともうひとつのある品(後日記載)を購入していそいそ帰った。まず、構造のほうは全体的に安っぽい。このあたりは、やはりaudio-technicaのほうが一枚も二枚も上手である。とくにヘッドバンドやハウジングとヘッドバンドをつなぐ部分のプラが妙に安っぽくてすぐにパキンと行きそうな(あくまで行きそうな気持ちがするだけであり、実際の強度とは何ら関係がないので念のため、特に最近のABS樹脂は非常に丈夫になっているので...)感じ。また、コードがやけに細い。コード巻き取り式で細いコードを引っ張るからやはりここでも不安が頭をよぎる。これまた不安な気持ちになるだけであって実際の強度とは関係ないので念のため。だが、もし物理的に壊れるとしたら、やはりこの見た目に不安な部分ではないかと思う。とくにコードリールのところはどんなものだろうか。まあ、価格が安いからだめになったら買い換えればよい、と思えば気楽である。数万円のゼンハイザーじゃないのだから....。

肝心の音のほうだが、筆者が二敗したaudio-technicaの安いポータブル密閉型よりはるかに良い。もちろん、室内での愛用となっている、SONY MDR-CD780に比べたらかなり落ちるが、かなりオーバーヘッドのポータブル密閉型としては、まあ、まともである。ちょっと中高音から高音が出すぎるような気がしなくもないが、それも疲れるほどではない。惜しいのは低いほうが買った直後の状況としてはかなり弱いことである。

ポータブルオーディオではイコライザを内蔵したものは少ないくて、せいぜい低いほうを持ち上げる(これは多くのポータブルオーディオについている)ことが出来る程度なので、高いほう弱いのは補正のしようがないので困ってしまうが、低いほうが弱いのはポータブルヘッドホン一般に共通する弱点なので、ポータブルオーディオ側にも前述のとおりのバスブーストのような機能が装備されているので、まあ、なんとかなることが多いから、高いほうが弱いよりずっとマシであろう。ちょっと低音を持ち上げてやると、高いほうがきついけれどそれでも大分マトモ。今まで購入したポータブル用オーバーヘッド密閉型ヘッドホンとしては一番良かった。

このRP-HT870は、今後のエージング次第だが、どうやら、MDR-D66SLには暫く手を出さずにすみそうだ。

keyword: オーディオテクニカ,ソニー,パナソニック,audio-techinica,SONY,Panasonic,ATH-FC7,ATH-F55,MDR-D66SL,RP-HT870
Date: 2002年12月19日(木)


[オーディオ] AIWAの格安ヘッドホンって...
某巨大掲示板で昨年夏ごろから、話題になり始めたローエンドのオーバーヘッド密閉型ヘッドホンがある。プランドと価格で私自身全く気にもとめなかったのが、AIWAのHP-X121という、定価2,000円、実売では現在1,500円を切るというなんともローエンドなヘッドホンである。

某掲示板に限らずインターネットで"HP-X121"を検索するといくつかひっかかってくるが、どれも悪評は少ない。もっとも価格を考えれば最初から誰も期待しないのは容易に想像ができるから、どうせだめに違いない、なんと言っても定価2,000円のヘッドホンだからなぁ、という思いと、実際には想像したより良かったというギャップが評価を上げているのであろう。中には改造について掲載しているサイトもあったりして、まあ、2,000円ならつぶしてもさほど惜しくないか、という意識もあって思い切った加工ができるのであろう。

私の過去のヘッドホン購買記もそうだけれど、良いとか悪いとかは音質はもとより装着感にしても個人差が非常に大きいし、音質に関しては好み以上に尺度の差が大きい。また、曲の嗜好によってもヘッドホンには向き、不向きがあるから、どこぞで良いとか悪いとかいう評判があっても、それがそのまま自分に当てはまると限らない。

また、当たり前だけれど、5,000円クラスと評判が高い機種と、30,000円クラスと評判がイマイチな機種では、普通は後者のほうが表現力があり音質も雲泥の差がるというものだ。その上、ヘッドホンやスピーカーには特にエージング効果というものがあり、こなれてくると柄リと音が変わるものがある。もちろんあまり変わらないものがあるが、全く変わらないというのはまず無いのではないか。まあ、常識的に2,000円のヘッドホンの音と30,000円のヘッドホンの音を素直に比べようとしたって比較の土台にすらないわけで....。

そうしたことを全て承知の上で考えるなら、HP-X121ってのは面白そうである。Webをいろいろあたると装着感がよろしくないらしく、イヤーパッドにもう少し厚みが欲しいのだそうだ。中には、別のメーカーのふかふかパッドをつけているなんて方もいらして、大きさがあうのかどうか興味があるところだ。他には、デザインと色がダサいなんてのもあって、塗装のハウツーを公開しておられるサイトまであるし、3mというケーブルは長いので短いのに変えるなんてのもある。ただ、短いのに変えたところで、これは折りたたみ式のモデルではないので携帯するにはちょっと不便だし、ハウジングもでかいので電車の中ではちょっとねぇ、って感じにもならないでもないんじゃないかなぁ。これがでかくてもaudio-techinicaとかゼンハイザーならいいけど、AIWAじゃあねぇ、ってミーハー心も働くし。

まあ、自宅用としてはあまりチープなものを買おうという気は全くなくて、あえていうならフル密閉型のaudio-technicaの中級機が欲しいとも思ったりする。特にアートモニターシリーズは割と好きな音がする。店頭の試聴機は十二分にエージングされていることを承知して試聴すると、アートモニターシリーズなんかに色目を使いたくなる。

さる量販店のオーディオコンポ売り場のヘッドホンコーナーでいくつか試聴してみた。ATH-A500という実売一万円を切るモデルから始まって、一万数千円のATH-A700、二万円をぎりぎり切るATH-A900と試聴してみた。ATH-A500とそれ以外ではちょっと聞けばすぐにわかるほどの違いがある。ATH-A700ATH-A900では、ATH-A500ほどの差はないがやはり明らかに差が音にでるし、これはチタンハウジング採用のATH-A1000に至ってはますます明らかで、音の透明感が増してくる。まあ、仮に買うとしたら、費用と性能バランスの問題でさすがに40,000円近くするATH-A1000は問題外。まあ、いいところ、ATH-A900ATH-A700あたりだろう。どちらも筆者的には好みで納得できるタイプだ。ただ、重量的には前者のほうが60g重い350gなので、この差は大きいかもしれない。まあ、妥当なところでは、ATH-A700かしら。

あ、いかん、いかん.... (^^;

keyword:AIWA,HP-121X,audio-technica,ATH-A500,ATH-A700,ATH-A900,ATH-A1000
Date: 2002年12月20日(金)


[オーディオ] 通勤車中に最適な高音質ヘッドホンは?
SHARPの1ビットポータブルMDプレーヤーMD-DS8を購入してから、音の出口が木になるようになった。このMDプレーヤーはヘッドホンに4極を使用しているもので、付属ヘッドホンは確かにクリアであるが、オープンエアーのインナーイヤーで音漏れが結構あるし、低いほうがダメダメで、さらに致命的なのは私にはこのサイズはでかすぎてすぐに耳から外れてこぼれ落ちるので、投げつけたくなってくるという最悪中の最悪。いくら音がクリアでも、モバイルオーディオでヘッドホンがポロポロ外れるのは論外だろう。

ちなみに、このMD-DS8はたかがポータブルオーディオなどと見くびるととんでもない。下手な安物のコンポのCDプレーヤーなんかよりずっと真面目に鳴るから、うーむ、ポータブルオーディオもここまで進んだか、と関心させる一品であると思う。

ヘッドホンのほうに話を戻すと、そもそも通勤や通学でのモバイルオーディオに使うヘッドホンの条件は、人により異なるだろうが、私の場合は次のようなものだ。

・音漏れが少ない(ゼロということはありえない)
・地下鉄などの外来ノイズの侵入が少ない
・頭の向きを変えたりしても外れにくい
・軽量かつコンパクトであること、あるいは折りたためること
・耳のせ(イヤーコンシャス)タイプは耳たぶが痛くなるので不可

まず、これらは最低限の条件だが、一番目と二番目と三番目の条件でMDR-EX70SLみたいに密閉型インナーイヤータイプ以外はメーカーを問わずアウト。そして一番目と二番目の条件でネックバンドタイプや耳かけ式を含むオープンエアータイプや背面開放型もアウト。

となると、残るは密閉型インナーイヤータイプを除けば、装着感を考えると現状では普通のオーバーヘッド密閉型(耳をすっぽり覆うタイプ)しかない。このタイプはハウジングが大きくなるのでどうしてもコンパクトさが失われがちである。

そんな中でモバイルオーディオ用に開発されたひとつであるMDR-D66SLがあるが、試聴するもどうもシャリシャリしていて音が荒いように感じる。音のわりには値段が高すぎる。この価格のおとじゃぁないよなぁ、って感じ。

では、私の手持ちのオーバーヘッドポータブル密閉型を独断と偏見で感想をあげてみると...(どれも24時間以上の強制エージング後)

ATH-FC7

低音がむちゃくちゃ強い。MD-DS8でバスブーストを0にしても強すぎて、マイナス1とかマイナス2とかあればそれにしたいところ。中音も結構強いが、高音は相当弱々しい。

ATH-F55(SBK)

低音弱し、高音なんて無いに等しい、中音だけが無茶強い。なんか短波放送か中波放送をポータブルラジオで聞いている感じ。その上、外来ノイズの中音だけがハウジングで強調されて、これをつけて通勤すると気持ち悪くなってくる。おぇ~。

audio-technicaはあるレベル以上は良いものが多いが、Webなどの情報をみてもポータブルタイプはみな糞のような感想しかないが、その傾向にはうなずけてしまう。

RP-H870

コード巻取り式という画期的なもの。見た目は2,000円くらいの安物にしか見えないのが悲しい。とくにアーム(バンド)の部分がむちゃくちゃ安っぽい。安物の防寒イヤーマフみたい。音のほうは前二品よりはマシだが、低音がむちゃくちゃ弱い。ATH-FC7と好対照でバスブーストを最低でも1にしてようやくバランスが取れるが、ソースによってはそれでも足りない。高音も足りないけれど前二品よりはずっとマシ。とりあえず、この三品の中では一番増しだが、見てくれと作りこみは店頭でならんでいるのをみても2,000円とかそれ以下の安物と大差なし。

どうも5,000円とかそれ以下では、まともなポータブル密閉型は店頭をみてもなさそうである。やはりヘッドホンだと10,000円以上出さないと、筆者の好みのものはなさそうだ。そんな中で、気になるのがMDR-7506というもの。試聴したことないけれど、評判は悪くないようだ。耳をすっぽり覆うのでハウジングが大きくなりポータビリティでは問題があるが折りたたみ式だから、まだ許せるかもしれない。だが、問題はコードだ。カールコードなのである。アメリカのスタジオモニターとしては相当のシェアを占めるらしい。スタジオモニターってのは音のあら捜しをする意味もあるので、普通のリスニング用には向かないことが多いと思うけれど、こいつは比較的そうでもないらしい。とても気になる存在だが、やはりカールコードってのにためらいがある。モバイルオーディオではコード改造必須の品かしらん。それにちょっと図体がでかそうだし。

基本的にはハウジングの大きさ・素材・価格と音質は反比例関係にあるのは間違いなくて、自宅室内なら問題なくても、モバイルオーディオとなると大きさとそれから派生するポータビリティやコード長・形状が問題で、そうした矛盾する条件の接点を探すのがむつかしい。そういう意味では、MDR-EX70SLはひとつの回答だと思うが、感度がちょい低めなのと低音がききすぎるのが気に入らないとはいえ、オーバーヘッド密閉型以外では多分選択肢はこれしかない。ベストなのではなくて、他に選択肢がないだけの話。

ふう、どこかにコンパクトで装着感が良くて高音質なオーバーヘッド密閉型はないものかしら....。

そうか、ATH-F55(SBK)は、このクラスにしては装着感がかなり良いほうなのだが、音があまりにもひどいので、ばらして、HP-X121のユニットを移植する(できるかどうかわからないけれど)という手もあるかも。このままだと、ATH-F55(SBK)は捨てたも同然になってしまうし、このコンパクトさはなんとか生かしたい。HP-X121のユニットは口径38mm、ATH-F55(SBK)は40mmだから、なんとかなる...かな。

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Date: 2002年12月21日(土)


[オーディオ] ATH-F55 + HP-X121
オーデまィオテクニカのオーバーヘッドタイプのポータブル密閉型ヘッドホンATH-F55(SBK)が、筆者が聞くジャンルと好みと使い方においては、最悪であることはこれまで何度か書いた。

一方、アイワの定価2,000円、実売では千円台半ばという格安の密閉型ヘッドホンが、値段の割にはかなり良い音を出しているらしいというのも、これまた一昨日の日記に書いたとおりである。そして昨日の日記末尾に書いたように、両者のユニットサイズは2mm違いなので、うまく分解できればユニットの入れ替えも可能かもしれないとも書いた。

思い立ったが吉日というわけで、新宿ヨドバシに入って実売1,480円也のHP-X121を買ってきた。プラグは金メッキすらほどこされていない代物で、装着感はさすが実売千円半ばで、価格どおりかそれ以下のかけ心地の悪さである。だが、その音はエージング前であるが、ATH-F55(SBK)の何倍もまともな音がでる。というか、ATH-F55(SBK)が酷すぎるのであるわけだが、とにかくまともである。もちろん、この価格としてはという話であり、話の比較範疇としてはせいぜい数千円どまりのヘッドホンの話である。二万円とか三万円もするヘッドホンとの比較ではないのはいうまでもない。HP-X121は、パッと聞くとまともに聞こえるが、やはり解像度に於いてはこのクラスなりのものでしかないわけで、細かな荒さがしをすべきターゲットではない。

では本題で、まずは、HP-X121の分解だが、こちらは実に簡単でイヤーパッドを外して、ハウジングに貼り付けられている薄いスポンジの糊付けされていない部分をめくるとビスが二本かくれているので、それをはずとユニットが取り付けられている部分とハウジングに別れる。ユニットの配線を半田で外す前に、紙に端子位置とコードの色(極性)を絵を書いて控えておく。極性を間違えないためであるが、私が買ったものでは、右の+が赤、左の+が青、-(グランド)が両方同じ金色であった。ユニットは周囲をゴム系ボンドでくっつけてあるので、先の尖った工作用ピンセットなどでユニットを傷つけないように、ボンドを削ってゆき有る程度けずったら反対側(耳が当たる側)から押せばユニットが外れる。

ATH-F55(SBK)の分解はちょっと厄介だった。イヤーパッドをはずし精密ドライバーで二箇所のねじをはずす。だが、これだけではハウジングは分解できない。二箇所細長い穴があり、ここをルーペで覗き込むと、クサビ状にはめ込まれて固定されているのがわかるので、ルーペであかるいところで観察して、その長方形の穴の中のさらに小さな穴にはまるような器具を探し出して(私は六角レンチの一番細いものを使った)ハウジングを壊さないように外す。ちなみに、このユニット交換ではこの段階が一番大変な作業で、ここであせるとATH-F55(SBK)を壊してしまう。そしてユニットをさきほどと同じ要領で外す。

あとは、交換してボンドでユニットを貼り付けてハウジングを組み立てれば終わりだが、私はあの中低音だけが響いてくる不快さをとりさるために耳の側にある二つの大きな穴を覆っている紙をとりさり、かわりに分厚いフェルトを貼り、また、ハウジングの耳と反対側のF55と書かれた部分の側に屈曲した穴がハウジング内と外部をつないでいる(ここから微妙に音が出入りする)も接着剤をつけてフェルトで塞いだ。もちろん、組み立てる前に音が正しくでることを確かめるべし、である。

さて、とりあえずHP-X121のユニットがATH-F55(SBK)のハウジングに移植されたので、エージングはまだであるが試聴してみる。

す、すごい!ATH-F55(SBK)のモコモコは影も形もない。低音の伸びと高音の伸びがとてもよくなった。まだ暴れ気味であるが、これはエージングすれば多少おとなくなるのではないかと希望を持つが、仮に暴れがおさまらなくても、手持ちの5,000円前後のポータブルとしては多少ドンシャリであるが、ダントツの良さである。

いや、これは、なかなか快適である。ATH-F55(SBK)を買って、あまりの酷さにゴミと化しているが、さらに千数百円を投じて復活させて見よう、失敗すれば七千円足らずの本物のゴミが出来てしまうというリスクを自分で負えるしという覚悟と、工作技術にチャレンジ精神があるなら、これは絶対試す価値がある。

keyword:ATH-F55,audio-technica,オーディオテクニカ,HP-X121,AIWA,アイワ,密閉型,オーバーヘッド,分解,改造,ユニット,ドライバ,移植,ポータブル
Date: 2002年12月22日(日)


[オーディオ] SONY MDR-7506
アメリカのスタジオモニター用ヘッドホンとしてかなりのシェアを占めているらしいのが、ソニーのMDR-7506だ。

国内外のWebサイトではなかなかの評判のようで、それらを総合すると非常にストレートな音であり、人によっては聞き疲れするからリスニングには向いていないという。その御意見はもっともな話で、耳をそばだてて音の荒さがしをするヘッドホンと、鑑賞するためのヘッドホンとでは違っていて何ら不思議ではないと思う。

だが、これが気になって仕方ない。どこかにないかということで昨日新宿ヨドバシへいってHP-X121を買ったときに、オーディオ売り場(高級ヘッドホン売り場)にて試聴してきた。店舗には悪いけれど、ここのヘッドホン試聴ってのはお世辞にもまともとはいえない。無いよりはマシということで、参考の参考の参考程度にしかならない。まあ、他のヘッドホンとの比較がちょっぴり、ほんのちょっぴりできるかな、と言う程度。秋葉のDynamic Audioあたりに行けば少しはまっとうな試聴ができるらしいが、そこまでわざわざ行くのもめんどくさい。

評判通り、確かに非常にはっきりした音であるが、筆者の感じでは決してドンシャリではない、出るものが出ているって感じで、とても好みの音である。これを聞いてしまうと、アーディオテクニカのアートモニターの高級品もくすんでしまう。だが、あくまで筆者の好みであって、人によっては聞き疲れのすると感じる音に違いない。どちらかといえば音楽と真剣に向き合う時のヘッドホンであり、何か書きものをしながら聞き流すといった向きでは人によっては厳しいだろう。そういうときは、私の場合はMDR-CD780が好適で、この低反撥クッションのイヤーパッドは快感でありイッちゃいそうな心地よさである。

というわけで、どうしてもこれが欲しくなった。だが、このヘッドホンは米国で販売されている業務用なのでなかなか入手は困難だったらしいが、近頃は静かなブームらしくて、だからこそヨドバシなどでも販売している。だが、店頭価格は17,800円と結構高い。どこか安いところはないか、と、ネットを探し回ってようやく見つけたのが、サウンドハウスというところ。ここは「業務用音響機器、楽器・照明機器の輸出入、及び販売」ということでショールームは成田の駅からタクシーで5分というなかなか不便なところにある。ここでMDR-7506は、かなり安いがそれは正規代理店の輸入品ではなく、同社の独自輸入によるものらしい。

結局、スタパ斎藤氏ならぬ、注文ボタンを「ポチっとな」である。ヨドバシには申し訳ないが試聴だけさせていただいた。まあ、普段いろいろ買い物を沢山しているのでお許し頂きたい。

ところで、このヘッドホン、写真をみると結構でかそうだがフォルダブル(foldable:折りたたみ式)であり、たたむと意外とコンパクト。装着したときも、厚みが非常に薄い上に黒いボディに黒いヘッドバンドなので思ったほど目立たない。これはカールコードの処置させなんとかなればアウトドアにも使える...か...も...。昨日新宿駅構内で、audio-technicaのアートモニターATH-A9Xというどでかいシルバーメタリックのピカピカのヘッドホンをしているお兄さんがいたが、さすがにあれはむちゃくちゃ目立つ。現在のアートモニターシリーズは厚みがかなり抑えられているが、それでも外で装着するにはちょっと勇気がいるが、MDR-7506は、それに比べれば大分おとなしいといえる。問題はコードの処理だけだが....。

ともあれ、来るのが楽しみだ。

keyword:SONY,ソニー,アメリカ,USA,U.S.A,スタジオモニター,業務用,MDR-7506,MDR7506,サウンドハウス,soundhouse,逆輸入
Date: 2002年12月23日(月)


[オーディオ] ソリッドオーディオプレーヤーの限界
筆者は、これまでCreativeのNomad II Sports (64MB内蔵メモリ,WMA/MP3)、MPMAN F-60(内蔵128MB,MP3,FMワイドバンドチューナー,ボイスレコーダー内蔵)を所有し、いずれも愛用してきた。しかし、SHARP MD-DS8を購入してからMDに逆戻りした。そこで思ったのは、WMAやMP3などの圧縮オーディオフォーマットを利用したポータブル・デジタル・オーディオプレーヤーというのは、当初考えたほどのメリットは無いようだということだ。

筆者が感じるポータブル・デジタル・オーディオプレーヤーのメリットは、プレーヤー(あるいはメディア)への曲のコピー時間がMDと違って圧倒的に高速なことである。CDからMDにコピーするには通常は実時間がかかるが、WMAやMP3だとその何分の一とか十数分の一といった時間で済む。また、編集も非常に容易でPC上では各種ソフトウェアがそろっている。ビットレートを落とせば長時間録音も可能ということだ。

しかし、MDLP対応プレーヤーやデッキが当たり前になってくると、長時間録音というメリットはあまり差がなくなり、いくつものアルバムを取り替えて聴きたい場合などは、曲の入れ替えにPCが必要なポータブル・デジタル・オーディオプレーヤーは面倒でタマらない。また、有る程度以上のクラスのヘッドホンを使って聴くと、SHARP MD-DS8とMPMAN F-60ではその差は歴然たるものがある。もちろん両者の録音機材・圧縮コーディックなどの影響は大きいが、やはりMPAN F-60とかは、実用玩具の域を脱していないのではないかと思われる音質である。もちろん、流し聴きには十二分なものであるが、SHARP MD-DS8はオーディオ機器と呼べるだけのものを持っているが、MPMAN F-60にはそれが無い。

音質だけではなく電池寿命でも格段の差があって、SHARP MD-DS8ではLP4モードでアルカリ電池を併用するとメーカー発表数値では最大で180時間持つ。私がテストした範囲でも一週間ほど朝晩合計二時間から三時間ほど使っていた状態で、ヘッドホンのエージングのために大き目の再生音量でSPモードでリピートでまわしっぱなしにして丸一日ほど回っていたから、これはかなり凄いといえる。一方でMPMAN MP-F60は公称で8時間。カタログ値同士の比較では22.5倍の開きがある。MD-DS8のほうを、通常の内蔵電池のみでSPモードで駆動するとカタログ上は32時間だから、実際に使っているモードの比較でも4倍の開きがある。この差は当面縮まる気配はないだろう。

私は通常の音楽はSPモードで、英語関係はLP4モードで使っているが、これはなかなか快適であり、通勤のお供を取り替えるときも、朝のあわただしいときにPCとプレーヤをつないで操作する必要はなくて、必要なMDだけを選んでバッグに放り込めば良い。録音時には確かにMDは時間がかかるが、一旦録音してしまえば、あとは手間入らずで入れ替えは瞬時に終わる。

そんなわけで、Nomad II SportsもMPMAN MP-F60もつ買わなくなってしまった。とくに前者はクレードルも買ったのに、今は本体は綺麗に箱に収められていて、オークションとかに出すの面倒で押入れの肥やしになっている。MPMANは今しばらくは手元においておこうと思うが、使うかどうか怪しいものである。

筆者の気のせいかもしれないが、WMA/MP3プレーヤーも一時ほど各社からは新製品が出なくなってきたように思う。量販店ではまだ有る程度の売り場を占めているが、客はやはり昔ほどそこに寄らなくなってきたように見える。どうも、筆者の独断と偏見では、このポータブル・デジタル・オーディオプレーヤーの市場はこのまま衰退してゆくような気がする。なんせ、MDに比べて絶対的に誇れるメリットが少なすぎるのであるから、それはそれで運命かもしれない。

keyword:ポータブル,デジタルオーディオ,MP3,WMA,MPMAN,F-60,SHARP,MD-DS8,MD,電池寿命,駆動時間,コピー時間
Date: 2002年12月24日(火)


[オーディオ] 改造版ATH-F55の実力は?
昨日、AIWA HP-X121のユニットを移植されたaudio-techinicaのオーバーヘッド・コンパクト密閉型ヘッドホンATH-F55(SBK)だが、今日は移植手術後始めての外出である。

これまで何度か書いたけれど、ATH-F55はコンパクトのフォルダブル密閉型オーバーヘッドヘッドホンとしては、この価格帯としてはかなり装着感が良い。イヤフィット設計とやらで、ユニットとイヤーパッドの間に耳たぶが入り込む感じになるが、耳をすっぽり覆いこむタイプで密着性が高い。だが、低価格帯ということが幸いしてかハウジングがABSの柔らかで華奢なものなので、適度の遮音性が保たれていて、音量をあげてガンガン聴かない限りは車中のアナウンス(ヘッドホンを通して聴くとこの車中や駅のアナウンスが必要以上にでかい音量であるのに気づくであろう)などは聞き取れる。だが、常識的な音量で聴いている限りは、音漏れはほとんどない。

改造ではハウジングの小さな穴と耳側の直径8mmほどの二つの穴をフェルトで塞いだのだが、これが非常に幸いして、歩いているときに雑踏の足音や話し声が篭ったような感じで中低音だけが極端に聞こえてくるという非常にストレスのたまる状態はほとんど解消された。そして音のほうも、高音がほとんど出ていなかったのもかなり解消されて、この大きさ、装着性、そしてまあようやく価格なりの音?がでるようになった。そもそも、元のATH-F55が酷すぎるのであるが....。

音がまともになり、篭ったような外来透過音がかなりマシになると、デザイン的にスケルトンブラックなんぞにしたことをちょっと後悔したりしている。スケルトンでなければ、ハウジングの内側にフェルトを貼り付けることができるのだが、スケルトンであるがゆえに無様な内側細工はできないのである。せめてスケルトンでないパールブルーにすべきだったが、残念ながらパールブルーはもう製造が終了しているのである。あとは、センスの悪いゼブラ模様とか迷彩柄とかいったものしかない。このヘッドホン、本当のところ予定していたほど売れたのかしら?と疑問になったりするのだが...。

まあ、しかし、電車の中でみると耳かけしきのアームレスタイプを使っている人が多い事。さらに、女性ではバッグの中に放り込んだこのタイプのヘッドホンを取り出すと、両耳のコードが耳かけ部分に複雑に絡まってしまっていて、なかなかほどけなくて、解いているうちに二駅くらい過ぎたりして、まあ、お気の毒にと思ってしまう。余談であるが、インナーイヤータイプやアームレス耳かけ式のヘッドホンコードが絡まらないようにするには意外と簡単で、リモコンのクリップ(洋服などにリモコンを止めるクリップ)に、ヘッドホンの量耳分をそろえて、ヘッドホン近くのコードを二本まとめて挟み込むのである。言葉で書くとわかりにくいけれど、やってみると非常に簡単であるにもかかわらず、クリップからコードが外れない限りはその効果は絶大である。毎日、毎回絡んでいる方、ダメ元でおためしあれ。

keyword:audio-technica,AIWA,オーディオテクニカ,アイワ,HP-X121,ATH-F55,耳かけ式,インナーイヤー,コード,絡まる
Date: 2002年12月25日(水)


[オーディオ] 通勤車中のオーディオ
筆者は昔から、通勤のお供にヘッドホンステレオカセットプレーヤーやらWMA/MP3プレーヤーやらMDプレーヤーやらをつれている事が多かった。昔は手ごろなヘッドホンが無かったので、インナーイヤータイプのヘッドホンを使っていたが、地下鉄の轟音の中では音楽の弱音部(クラシックなどは特に)はまったく聴き取れず、まして語学を車中でなんてのは不可能な技でたまるのはストレスだけという情けない状態だった。

最近のトレンドをみると、密閉型ヘッドホンは一割いるかいないかで、九割以上はオープンエアータイプでそのうち四割がインナーイヤータイプ、残り六割が耳かけ式ヘッドホン、というのがざっと筆者が受けた感じだ。筆者はどれも使ったことがあるが、オープンエアータイプのインナーイヤーや耳かけ式は地下鉄の轟音はもとより通常の電車の中でも乗る場所によっては、聞き取れるのは音が強くなった部分だけという情けない状態だ。にもかかわらず、多くの人がこのタイプのヘッドホンをして地下鉄の轟音の中で澄ました顔をしているのはどういうわけだろうか。経験的には、英語などの語学音声は走行中はまず聞き取れないし、音楽も本当に音がでかくなった部分だけしか十分には聞こえない。もう、音質とかそういう問題ではない、聞こえるか聞こえないかといった基本的な問題だ。

もちろん音量をあげれば聞こえるようになるが、音漏れが激しくなり周囲への配慮を考えるとそんなことはすべきではないし、何より自分の耳に非常によろしくない。ヘッドホン難聴を防ぐにはオープンエアータイプを使うべしなんてもっともらしいことを言う耳鼻科医のコメントをメディアで読んだことがあるが、あれは都会の通勤状況をわかった上での発言ではあるまい。地下鉄の轟音に巻けないような音量でオープンエアータイプを聴いたら、それこそ間違いなく難聴なるだろう。

そうなるとやはりこれまでにも書いたように密閉型という選択肢になるわけで、ソニーのMDR-EX70SLといったユニークな密閉型インナーイヤーヘッドホン(音は評価するまでも無い程度のものだが遮音性と音漏れの少なさではピカ一だろう、ただ衛生面ではかなり不安が残り、はっきりいってかなり不潔だと思う)とか、大して音がよくないカマボコ特性のフォルダブル密閉型ヘッドホンなどのお世話になるわけだ。

これらだと外来雑音が相当減るので、相対的に本来の音楽の音量をかなり下げられる。当然耳への負担も減少するというわけだ。もちろん密閉型でガンガンむちゃくちゃ大きい音量で聴くのは論外の論外で、それこそ間違いなくヘッドホン難聴への道をまっしぐらだろうが、筆者はそんなことはしない。

だが、今でもときおり遭遇するのは、こちらが密閉型ヘッドホンで手ごろな音量(車内アナウンスが聞き取れる)で聴いているときでさえ、シャカシャカ音の音漏れが私の耳に届くようなオバカさんだ。思わずその方向の耳のヘッドホンを外して、音源がどこか確かめてしまうと、想像どおりのオバカさんだったりする(苦笑)。密閉型ヘッドホンをしている人間にまで聞こえるシャカシャカ音なんてのは、ヘッドホンをしていない普通の人にとってはげろゲロの苦痛であり、その馬鹿者を即刻車外に放り出したくなるであろうが、怪我をしたくないとか死にたくないから黙っているだけだ。そういう迷惑を考えない連中に限って、文句をいわれたら逆切れすることも多そうで、日本の安全なんて所詮神話にすぎずN.Y.やシカゴといい勝負なのではないかしらと思ったりする。

話がそれたが、電車の中で自分のストレスを減らし、他人にも迷惑をかけないためには、やはり密閉型のヘッドホンしかないと思う。ノイズキャンセリングヘッドホン(SONY MDR-NC20)も筆者は一つもっているが、その音は筆者的にはなんだかなぁ、というゆがんだもので、ヘッドホンに電池が必要というのも不経済である。MDプレーヤーよりヘッドホンの電池寿命のほうが短いなんてのは洒落にならないではないか。MDR-NC11をつけている人は時々みかけるが、リモコンに加えてさらにユニットが間に入るのはちょっと論外。長いコードより始末がわるではないか、と思ったりする。

だが、コンパクトなフォルダブル(折りたたみ)密閉型オーバーヘッドのヘッドホンでは、少ない経験でも、あるいはネットの評判などを見てもまともなものが非常に少ない。昨日改造した、audio-technica ATH-F55 (オリジナルは音が篭りまくりのひどいもの)に、AIWA HP-X121 (実売1,480円で装着感は最悪だが、音は前者よりマシ)のユニットを移植したものが、かなりマシである。もちろん、せいぜい数千円の範疇での価格ゾーンでの話しで、ATH-A100Tiとかいった高級タイプと比較するつもりはないし、そんなことをするのは大馬鹿ものの無知な奴のすることだ。

まあ、ここしばらくはATH-F55改造版を使って見るとしよう。え?RP-HT870(Panasonicのコード巻き取り密閉型)はどうしたかって?まあ、オリジナルのATH-F55やATH-FC7よりマシなんだけれど、耳のせタイプの密閉なんで装着感がいまいちなのと、改造版ATH-F55のほうがかなりいいんだもん....f^^;

keyword:ヘッドホン,通勤,電車,音漏れ,シャカシャカ,オープンエアー,ヘッドホン難聴,密閉型,インナーイヤー,迷惑,遮音,しゃかしゃか,ATH-F55,HP-X121,MDR-NC20,MDR-EX70SL,MD-DS8,SONY,AIWA,SHARP,ソニー,アイワ,シャープ
Date: 2002年12月26日(木)


[オーディオ] SONY MDR-7506到着!
20021227.jpg 

サウンドハウスに発注しておいた、ソニーの海外向け業務用ヘッドホンMDR-7506が、一昨日到着した。

一昨日は所用のため帰宅が遅かったので、その日は開梱せずに翌朝出勤前にダンボール(これが大きさの割に思いっきり軽くて持ち上げたら拍子抜けするくらい軽い)を開けて、中身の物理的な破損がないことだけを確認し、時間切れで出勤。昨夜帰宅後、いそいそと取り出してみた。

同じ業務用でも国内版のMDR-CD900STは白い素っ気無い箱「らしい」が、こちらは店頭で吊り下げて販売できるようなパッケージである。だが、箱の中のヘッドホンは、なんとつやつやした布(シルク...の訳はない合繊である)を土台にして収まっており、それだけで高級感がある。恐れ多くて取り出すのももったいないけれど、収めたままでは使えない(笑)。

おそるおそる取り出すと、箱の見えない内部にコードのカール部分とポーチが入っている。まずは、何もつながずに装着するが、うーむ、無茶苦茶快適な装着感である。側圧も筆者には強くも無く弱くも無く実に手ごろで、ヘッドパッドの厚みと柔らかさも手ごろだ。遮音性はさすが業務用スタジオモニターヘッドホンだけあってかなり良い。ATH-F55は改造により困った感じの外来音侵入はだいぶん減ったけれど、それでもまだ残っているので、それとは比較にはならない。実売価格にしてみるとたったの二倍半くらいしか違わないとは、とても信じられない。

面白いのは、さすが業務用で、箱にはSERVICE MANUALというか、分解図とパーツリスト(パーツ番号付き)がついているので、パーツさえ入手できれば器用な人なら自分でもメンテナンスできる。

音のほうはエージングも済んでいないことを承知で言えば、一言「びっくり!」である。今まで聞こえなかった音が聞こえてくるとはこのことだ。SARAH BRIGHTMANの息継ぎの微妙な音なんぞ今まで耳に入らなかったのが聞こえてくる。それもノイズとして聞こえるような嫌な感じではなく自然に耳にはいってくる。低いほうから高いほうまで滑らかに伸びていて、ソニー特有のドンシャリもあまり感じない。箱から出してすぐの状態では低いほうがちょっとで過ぎる感じはするが、決して不自然ではない。

このヘッドホンをポータブルMD(SHARP MD-DS8)で鳴らしてみたが、こういうすごいヘッドホンを綺麗に平気で鳴らしてしまうこの1bitアンプ搭載のポータブルMDもすごい奴である。インターネットでも評判は上々らしいが、4極接続でなく3極接続でもかなりのものだ。手のひらサイズでここまで鳴らすか!という感じ。

これが一万円強で購入できるとは.....、いやはやなんとも素晴らしい。

keyword: ソニー,SONY,海外,スタジオ,業務用,プロ用,プロ,MDR-7506,MDR7506,7506,逆輸入,サウンドハウス
Date: 2002年12月27日(金)


[英語] Longman Language Activator (2nd Edition)
"Longman Language Activator"という辞書をご存知だろうか。私も名前だけは知っていたが、中身を実際に手に取ることができたのは比較的最近の話だ。最近、新しい版「Longman Language Activator Second Edition」が出た。英英辞書などを豊富に扱う大手書店などでは店頭でも丸善扱いのものがあるはずで、日本語書名として「ロングマン英語アクティベータ 第2版 の名で発売されている。先日、仕事帰りに都内のある大手書店の辞書売り場に、この新しい版が一冊だけ出ていたので、速攻で買い求めた。価格は丸善扱いの版で定価4,200円(税別)である。

この辞書は、あえて分類すればいわゆる類語辞典で、それも英語学習者(ELT)用のもので、英英の類語辞典で、丸善版には日本語による使い方小冊子がついているが、辞書本体は英国で販売されているものと全く同じペーパーバック版で、それに小冊子とケースがついているだけだ。

英英の類語辞典といっても、ネイティブ用に単に類似語義の単語が並んでいるだけでは、私達外国人にはそのニュアンスの違いがなかなか理解できない。類語はあくまで類語であって同義語ではないのであるから当然である。類語辞典で調べて類語の中から適当に選んで使ったりすると、書き手(話し手)の意図とは大きく異なる意味にとらえられてしまったり、相手に大変失礼になったりする。日本語でも事情は同じだが、大半の日本在住の人は日本語ネイティブなので、方言を除けば言葉のニュアンスなどは理解できるが、同じ事は英語ではまず無理であろう。だから、こうした辞書が必要だ。

丸善版のカバーに印刷されている辞書紹介から引用すると『Activatorは英語を書いたり話したりする上で、伝えたいことを的確に表現することばが見つからない、頭に浮かんだことばが状況や文脈に合っているかわからない、類語のニュアンスや用法の違いを知りたい、という時に頼りになる辞典です』とある。

すなわち和英辞典のように知らない単語を探し出すのではなく、自分が知っている言葉の中からもっとも近そうな言葉を選んで、そこから調べ初めて、本当にぴったりした表現を探し出すことを強力に支援してくれる辞典である。

例えば、「ガツガツ食べる」というニュアンスで「食べる」ことを伝えたいときに、自分の語彙にはその言葉がないとしよう。そのとき、頭には基本語である "eat" が浮かんだら、この辞書で "eat" を調べる。すると、14通りの意味で類語が分別されており、それらをみて最も近そうな分類は、"3 to eat a lot or too much" であることがわかる。その中にはいくつかの語や成句があるが、それらをみて "pig out" や、"make a ping of oneself" が適当ではないかとわかる。さらにそこにある例文から使い方もわかる。

こうした説明は866語に対して懇切丁寧に記述されているので、通常の使い方としては、自分が知っている語を巻末indexで調べて、それがどの基本語の説明にあるかを調べて、基本語にたどりつき、そこから言いたいことに近い意味を持つ語を調べるというわけだ。

筆者は別段英語を生業としてるわけでもなく、単に趣味にしているだけであるが、英語を表現するにあたって、愛用のいくつかの英英・英和・和英以外に必須なのは「研究社 新編 英和活用大辞典」であるが、あらたにこの「Longman Language Activator」が加わることになりそうだ。

大手書店以外では手にとって中を見るのは難しい可能性が高いが、英語で表現する必要がある機会が多い人には4,200円は決して高いものではないと思う。

[リンク]
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keyword:ロングマン,Longman,アクティベータ,LLA,Longman Language Activator,類語
Date: 2002年12月28日(土)


[オーディオ] 耳かけ式ヘッドホン
[オーディオ]なんてジャンルタイトルつけておいて、「耳かけ式ヘッドホン」はないだろう、と思う。まあ「オーディオ」の解釈次第だけれど、今は死語である「ハイファイ・オーディオ」(笑)の時代に生きていた筆者としては、やはりチト違うのではないかと思うが、この際そんなことはどうでもよい。

筆者も一つこの耳かけ式をもっている。それは筆者のWebサイトの本家「あいちゃんの部屋」(最近まるっきり更新しとらん、なんせ「旅路の部屋」のほうに興味が行っていて...)に、第31回 ヘッドホン三種というタイトルで書いている、SONYのMDR-Q33FというMDR-Q33SLのフカフカファーパッド付きのもので、Q33自身はもう販売終了商品だ。

どうも他社に比べるとソニーはヘッドホンですから商品の入れ替えが激しいように思う。ヘッドホンなんてPCのようにそうそう新しいテクノロジーは出てこないわけで、消費者の飽きをさけるためのものだろうか。だが、そのために、MDR-D77のような良いものがすぐに無くなってしまうのはどうかと思うのだが....。

このMDR-Q33Fは、耳かけ式で装着にはちょっとコツが必要だ。特にふかふかパッドをつけているときは、そのままアームをずらせてひょいと掛けただけでは密着感が無くて、耳たぶでぶらぶらしているような不安な感じだけれど、耳にのせたあとユニット本体の位置をばねの方向にねじって戻すようにするとユニットが耳のほうにしっかり押し付けらてフィット感が非常によくなり、ひょいと乗せただけだと出てこない低音がしっかり出てきて全体的に音圧もあがるので、ボリュームも下げられそれだけ音漏れも少なくなる。

少なくなるとはいっても、所詮耳かけ式のオープンエアーなので、電車の中で座ったときにとなりの人にシャカシャカしないようにするには注意が必要なのは言うまでも無い。もっとも、シャカシャカは聴く曲のジャンルにも寄るのでなんともいえないが...。モバイル状態でのヘッドホンというのは非常に微妙で、遮音性&音漏れの少なさ、なおかつ非常時の緊急アナウンスや呼びかけなどが適度に聞こえないと困るという、相反する条件をかなえるのが難しい。その上音質を求めると、もう選択肢は世の中には存在しないといっても良い。どこかで、どれかの条件についてあきらめあるいは妥協が必要なのである。

耳かけ式ヘッドホンの中で、私が今まで目を向けることも無かったのがJVC(ビクター)で、このメーカーには「アウトドア用密閉型耳かけ式(HP-AL500)」というこれまた筆者的には不思議なものが存在している。JVCのWebページではここここここに商品紹介がある。実物を見ていないので良くわからないけれど、どうもでかいらしい。だが、ちょっと気になる...。インターネット上の評判では、耳かけ式としては音漏れや音質はかなりマトモらしいが、なにせでかいという...。そうなると実物も見て見たいというのが人間の心理。怖いもの見たさというやつである。

まあ、音質に関しては、手持ちのものでは解像度の高さではアメリカから逆輸入のSONY MDR-7506が一番だと思う。極端にいえば楽器一つ一つの音が聞き取れるくらい(極論だが)ような感じで、だからといってそれらがバラバラではなくきちんと滑らかにつながっている。SONY MDR-CD780は低反撥ウレタンパッドがイッてしまいそうな快感だが、全体的に滑らかな音で低いほうから高いほうまで癖がなく伸びていて、クラシック系には非常にいいのではないかと思う。

ポータブルではaudio-technicaのATH-F55(改造)が一番だ。オリジナルのままでは篭りまくりの音でひどいもので金返せといいたくなるが、これにAIWAのHP-X121のユニットを埋め込んだら、かなり良くなった。前出のヘッドホンのような解像度の高さはないけれど、ハウジングも多少細工したこともあって篭りが一気になくなり、数千円台のポータブル密閉型としては、トップクラスの音ではないかとひそかに自負できるくらいになった。密閉型はこの季節は良いが、夏場は困る。まだ、寒いけれど夏場を考えると密閉型&インナーイヤー(やはり不潔だ!)以外で音漏れの少なくて音質の良いものを探さなくてはと思っている。

そんなこともあって、HP-AL500に興味があるのだ。

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Date: 2002年12月29日(日)


[雑記] 日本人なら醤油とだしにこだわろう
筆者は関西地方に生まれ育ち、社会人になってからはずっと東京都在住である。その範囲内での話だが、日本の味の原点の一つは、「だし」と「醤油」ではないだろうか。海外旅行から帰ってきたときに、味でもって日本を感じるのは筆者の場合は「だし」の風味と「醤油」の風味である。

しかし、昨今インスタントだしと脱脂大豆(要するに大豆脂の絞りかすの屑大豆)で作った格安の醤油もどきが横行し、本来のだしの風味と醤油の旨みを知る人が非常に少なくなったのではないかと危惧している。とくにインスタントだしの弊害はかなりのもので、カツオだしをとって味噌汁や料理をつくる主婦・主夫がいったい全体の何パーセントくらいいるだろうか。とくに都市部のサラリーマン家庭に限定すればどれくらいの割合の家庭で、きちんとカツオや昆布でだしをとって料理しているのだろうか。

それが非常に少ない割合であることは、スーパーへ行けば容易に想像がつく。売り場の棚(業界用語ではゴンドラという)に占めるインスタンドだしの棚の数(同じくフェイスという)は、かつおぶしの棚の数に比べたら非常に少ない。インスタントだしのほうは各社の商品が場所を競っていて、棚の場所も人目につきやすい視線の高さのちょっと下くらいに並べられていることが多いが、かつおぶしは最下段に押しやられていたりする。

都市部の家庭ではこうした調味料などはスーパーで買うことが多いだろうから、都市部の家庭の大半は恩スタントだしの愛好家であることが想像がつく。また、味噌売り場を見てもその傾向はさらに顕著になり、大体並んでいる味噌の半分以上はだし入り味噌という、いかがわしい代物だ。

それがゆえに、今の家庭では「だしは顆粒や粉をお湯に溶かして得るもの」であり「味噌汁とはだし入り味噌汁を湯に溶かして得るもの」になっているような気がする。実際、子供達の中には、きちんと昆布やらかつお、あるいはだしじゃこでとっただしと化学的な混ぜ物無しの昔ながらの味噌で作った味噌汁を不味いとか生臭くて気持ち悪いというのも少なくないらしい。

我が家では、妻は結婚以来原則としてだしはインスタントはつかわず、かつおだし、あるいは昆布とかつおでだしをとって料理や味噌汁を作っている。それが故に我が子も昨今の子供達とはちがって、インスタントだしを使った味噌汁はまずいという。実際、天然だしになれていると、いかに最新技術で作ったインスタントだしといえども、味がくどくて気持ち悪いのは否めない。緊急時にはやむをえないとしても、こうした気持ち悪いものを常用するのは、味覚の破壊につながること間違いあるまい。

だしと同様であるが、もっと日本の味覚を脅かすのが大手メーカーの量産格安醤油である。脱脂大豆を使いふみ不足を化学薬品で補い、量産するためにろくにねかせることなく出荷されたそれは、化学合成の味しかしない。

醤油の味の良し悪しは、生醤油をなめてみればわかる。スーパーの安売りで百円台で販売されている大手メーカーの量産化学醤油と、1リッターで600~1000円程度の本格醤油の両方を少量小皿にとり、指をつけてなめてみればよい。前者は、ぴりぴりするような刺激的な味で塩辛さしかないが、後者は塩辛さと旨みが融合して非常にまろやかな風味を作り出している。また、両者は焼き物につかってみればその香りの差は明らかで、化学醤油に近い前者は過熱により化学的につけた香り(というよりにおい)が飛んでしまい昔ながらのいい醤油の焼ける心地よい香りが残らないが、後者にはきちんとそれがある。

我が家も何年か前にこうした「まっとうな」醤油に切り替えてから、今まで使っていた量産格安醤油がいかにひどいものであるかを思い知っている。百円台でなくとも丸大豆使用をうたった大手メーカーの量産醤油(格安品より百円ほど高い)でも、化学醤油の味を脱していない。多少はマシという程度である。

国際が進む時代だからこそ、日本人としてのアイデンティティを保つのが重要になる。それは味覚においても重要で、日本人としての日本の風味を守り伝えてゆくのは非常に大切な責務だと思う。百円をきるハンバーガーを美味だと感じ、インスタントだしを美味だと感じ、百円台のバーゲン化学醤油のピリピリ味で当たり前になっているようでは、日本の味は守りきれないと思う。

美味しい野菜を手に入れるのはかなり難しくなってきたが、おいしいだしと美味しい醤油はまだまだたやすく手に入る。だしはめんどうだという方、せめて顆粒や粉ではなくだし素材が不織布の個別包装に入れられて水に放り込んで火にかければだしがとれるようなものをつかっていただきたいと思う。また、醤油もいちど600円くらいは出して昔ながらの美味しい醤油を使って欲しいと思う。これだけで和風料理の味が格段によくなること間違いない。

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Date: 2002年12月30日(月)


[オーディオ] ヘッドホンのコードのからみ
ポータブルMDプレーヤーを使っていて、かなり多くの方に共通の悩みはヘッドホンのコードのからまりであろう。特にインナーイヤータイプ、耳かけタイプをお使いの方は、毎朝電車に乗ってから、ゆでかたまった蕎麦のようなコードの塊と格闘しているのではないかしら。

実際、通勤電車の中ではコードの絡まりと悪戦苦闘している人を非常に多く見かける。気のせいかもしれないけれど、特にヘッドホンをごしゃっと他のものと一緒にバッグにしまうことが多い女性の割合が高いよいうな気がする。

このところ私は、audito-techinica ATH-F55(これのユニットを取り出してAIWA HP-X121のユニットを入れたもの)を持ち歩いている。これは折りたたみ式のオーバーヘッドタイプで耳をすっぽり覆うタイプで、コードそのものは50cm程度なのでほとんどからまることはない。ヘッドホン本体のほうが、インナーイヤータイプなどよりはるかにでかいので、からみまらないのである。

からまると悲惨なことになるのが、耳かけ式のヘッドホン。ただでさえ絡まりやすいアームレスなのに、耳かけ部分があるから、これにヘッドホンのコードがからまり、もうわけのわからない状態になり、ほどくのにインナーイヤータイプの倍の時間がかかる。

インナーイヤータイプにせよ、耳かけ式にせよ、からませない一つのアイデアはヘッドホンの両耳用を揃えて手に持ち、そのヘッドホンの付け根から3cmほどのところをリモコンのクリップではさみこむのである。あまり付け根に近いとコードをいためてしまうかもしれない。ただ、これもヘッドホンのクリップから外れなければ....の話なので、バッグのなかでもまれているうちに外れるようであれば、やはりダメ...なのである。

もう一つのアイデアは、MDプレーヤーのケースでaudio-technicaなど市販のものを買い求めること。巾着式ではあまり役に立たないが、audio-technicaのケースは、四角形の2面がファスナーで、一面は蝶番、もう一面はベルクロ止めのフラップになっている。このフラップ部を一旦はがしてヘッドホンを通してベルクロを止めればどうか、とうことだ。実際これは結構効果があるし、プレーヤーの保護にもなる。

というわけで、JVC HP-AL500も楽にとまってからまないであろう。え?何?HP-AL500?そうなのさ、まだ冬だけれど夏にはATF-55(改造)の密閉はさすがに暑いと思われるので、今から調達しましたとさ...。

keyword:ヘッドホン,コード,絡まる,からまる
Date: 2002年12月31日(火)


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