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あいちゃんの日記帳 2002年03月分

あいちゃんの日記帳

2002年03月の日記


[雑記] 物言わぬ日本・日本人
あからさまに文句を言うのは恥ずかしい、他人と違った意見を述べるのは罪悪である、自分と違う意見を述べたり行動するものは異端児であり存在すべきではない、年上・経験者のいうことにさからうべからず!

誇張はあるものの、今までそしておそらくはこれからも日本では当たり前とされていて、ときに美徳とすらされている、実に下らぬ風潮である。

江戸時代のように鎖国をして他国との関係を閉じて生きてゆくならそれでよかろう。だが、今の日本は対外関係なくしては生き延びられる国ではない。しかるに、対外的にも日本のこのだんまり文化、顔の無い日本人で通そうとしているのは、ほとんど自殺行為ではないのか。

日本に一番近い外国である韓国であっても、自分の意見はもっと主張し食い下がる。オリンピックを始め世界規模のスポート大会で、不当に日本に対して低いジャッジが行われても、日本はろくに抗議しないし、抗議しても却下されたら強い態度を問わず、すんなり一度で引き下がるから、そんなところに慎重な配慮などするわけがない。日本はうるさく言わないからひねりつぶせばよいってなところではないのかしらん。

日本人はもっと自分の意見をもち、自分の主張をする訓練を幼いときからすべきである。その訓練をした結果、日本で生きてゆきづらいのなら、そんな国はとっとと見捨てればよい。そして季節の良いときにだけ遊びに「来れば」よいではないか。生きる土地は地球上全部に広げて考えればよいのである。

自分の意見をもち主張するのは、自分の感情をあらわにすることとは違う。自分の感情をコントロールできず腹を立てて怒鳴り散らすのは、世界のどこをとわず普通はもっとも軽蔑されることで、その点誤解をしてはならないのは言うまでも無い。

『「NO」と言える日本』(盛田昭夫、石原慎太郎共著)という本があった。本の主張は今となってはことごとく見事なまでに外れてうらめにでているが、このタイトルも偏狭すぎるタイトルだ。単にNOを言えるだけなら、餓鬼にだってできる。必要なのは「世界に対して広い視点を持ち、その上で自分の考えをもちそれをしっかりと主張でき、他人(他国)と堂々と逃げずに議論できることであり、そういう国になることと、そういう人を生み育てること」であろう。

逃げるな、事実に目を向けろ、世界に目を向けろ、自分の頭で考えろ、自分の意見を持て、他人と議論することを恐れるな、自分を論理的に主張せよ。
Date: 2002年03月01日(金)


[雑記] マスコミの世論誘導
先日、アメリカで数年をすごしたという人が、『日本のマスコミは、事実だけを伝えればよいはずのニュースで、マスコミの主観的な意見を織り交ぜて事実と意見をごちゃまぜにして世論誘導している。アメリカではニュースの中ではマスコミ自身の意見は言わない』とほざいていた。

前半は、おそらく当たっている。が、後半が当たっているとは到底思えない。確かにニュースの中に意見は混ぜないかもしれないが、日本のキャスター以上に赤裸々に自分の意見を言うキャスターもいるし、何よりマスコミが良くやる手である「事実の一部だけを拡大して報道することで、その拡大の仕方に暗に自分の意志を織り交ぜ世論誘導している」のである。6年もいてそれがわからなかったくだんの奴は、はっきり言うと大馬鹿であると言ってよい。

私がそれを切実に感じたのは、September 11thのあとでNew Zealandに行ったときだ。現地の放送や新聞は冷静にあのショッキングな事件をとらえていたけれど、当事者であるから仕方ない面もあるとはいえ、USA TodayやCNNは、テロから一ヶ月たったあとでも四六時中WAR! WAR! WAR!を叫んでいた。そして繰り返し繰り返し、WTC崩壊シーンを流し、泣き崩れる人を映し出していた。確かに放送されている映像は紛れも無い事実だが、たとえ事実であっても、局部を拡大することでいくらでも世論を誘導できるのである。他のBBCやNZ地元局が冷静な報道を続ける中で、USメディアだけは今にも世界大戦がになりそうな雰囲気だった。

こういうマスコミの誘導に巻き込まれないための唯一の方法は、一つの事象(issue)に対して、できるだけ幅広い情報を集めることだ。それも朝日新聞と読売新聞と毎日新聞と...ではどんぐりの背比べ。もっと海外にも目を向けて、日本各誌の報道、欧米各誌の報道をみて、それぞれがどういう主張をしているか、共通な点は何か、違う点はどこでなぜそれが違ってくるのか、を考えるようにすると、自分の意見というものも育ってくるし、偏った見方の是正につながる。そしてこうして育った意見は、間違いなく世界の場で議論に通用するであろう。

どうして、日本ではこういう教育をしないのか。家庭内だけでは限界がある。インターネットが自由に使えるようになった今、世界の情報を中学や高校で議論の材料に使うのは簡単である。子供たちにはもっと頭を使うことを教えるべきだ。それにこうやって外国語も覚えると教科書だけと違って生きた外国語にもつながるのに、なぜかこういうした動きが全国的におこることがない。

ああ、そうか、お馬鹿な役人の集まりの教育管轄官庁群と、温室育ちでお上に逆らえない教師と、経歴に傷がつくのを恐れて冒険をせず意見をお上にのべない学校責任者たち、受験と有名校合格しか眼に無い馬鹿な親の責任だな.....
Date: 2002年03月02日(土)


[雑記] 諸悪の根源、新聞販売店制度
新聞宅配制度、誰が考えたか知らないけれど、実に新聞発行側あるいは新聞販売店側にのみ都合のよいシステムである。

読者にとっては「いちいちニューススタンド(そもそもそんなものは日本には駅売店くらいしかない)に買いに行かなくても良く、毎日玄関ドアのポストに配達してくれるのだから楽チン」という利便性の良さは確かにある。

だが、その一方で、一旦購読を開始したら、転居するか何かよほどの事情が無い限り、大抵の家庭ではその同じ新聞を購読しつづけることになるから、新聞の販売側には極めて都合が良い。まして、料金自動振替なんかにしたが最後、ほとんど銀行口座を人質にとらえれたようなもので、毎月4000円近くを捨てるのを覚悟せねばならない。

そもそも新聞が公正な報道などしているわけが無い。自社は構成な報道を心がけているなどとほざいている新聞社ほどなおのこと怪しい。そもそも、何を記事にして何を記事にしないかという取捨選択の段階で、新聞編集者の意思が働くし、見出しの取り上げ方でもしかり、取材内容のどの部分を拡大して取り上げるというのはほぼ決定的に新聞編集者の意思の現れとなる。

だからこそ、新聞によって同じ出来事でも取り上げ方に雲泥の差があるし、見出し一つで受ける感じにも相当差が出てくる。

新聞社には新聞社の癖というものがあり、右とか左とかよく言われる傾向では朝日・毎日は左傾、読売・産経は右傾であろう。とにかく、こういう一つのポリシーみたいなものがあるから、長年一つの新聞を読みつづけることは、そのポリシーに無意識のうちに洗脳されることにもつながるので大変危険である。

本来なら毎朝ニューススタンドに足を運び、そこで買う新聞をたまに変えてみることでこうした無意識に受ける影響を小さくすることができる。しかし、人間は本来不精な生き物だから、新聞を毎朝買いに行くなんて面倒であるから、つい同じものを宅配に甘んじることになる。

その宅配先の獲得をめぐって、フリーの悪質な勧誘員の話はよく聞くところだし、下手に解約を申し出るとそれこそヤーサン紛いの販売店のアンチャンが押しかけてきて怖かったなんて話も実際に聞く。そして新聞社に文句をいうと、「それは販売店の問題であり、当社ではそういうことの無いように指導して言るから、文句は販売店に行って欲しい」とそらとぼけられる。

つまり、日本の新聞を駄目にしているのは、実は新聞販売店とそれに依存する個別宅配制度なのである。個別宅配は確かに便利だし、激しい雨の時には配達員の方に感謝しているのは事実だ。問題は、新聞販売店が読者獲得の営業権をもっていることにある。読者はすべて新聞社に対して購読や中止を申し込み、販売店は販売店ではなく新聞社と同一組織の宅配部門にして、いかなる勧誘行為も厳罰を持って(違反一件につき罰金最低数千万円程度)禁止すべきだ。

そうすれば新聞販売店は読者獲得に走ることもなくなる。その分、コストはかなり上がるから、夕刊は廃止して(夕刊購読率は朝刊の1/3ほどらしいので)当然。さらに値上げもやむを得まい。一方でブロードバンドを使って、産経新聞のように紙面全部をネットで見ることができるようなサービスを安価に提供すればよい。

とにかく、読者は新聞をもっと頻繁に変えてみるべきだし、それが簡単にできるようなシステムにすべきだ。読者は新聞社の人質ではない。
Date: 2002年03月03日(日)


[雑記] 最悪の週末 ~花粉症~
昨年、ついに花粉症デビューしてからというもの、年間で一番嫌いな月は「3月!」になってしまった。

東京区部では、今年は昨年より飛散の開始が早くて、慈恵医大耳鼻科の花粉症のページによれば、二月のうちにすでに昨年三月のピーク時に近い飛散量を記録した日があったが、この週末はさらにひどかった。

同Webページによれば、3/1~3の三日間の合計飛散量は、今年の二月全部の飛散量累計とほぼ同程度だったらしい。確かに、金曜日の夕方あたりから、鼻詰まりと鼻水がひどくなり、金土日と鼻詰まりと鼻水で夜中に目がさめてしまい鼻をかんでいたりしたから、翌日は、寝不足で枕もとにはティッシュの山が出来ていた。

このサイト、なかなか私の実感と一致していて、「あー、昨日は最悪だった!」と思って朝になってこのサイトをみると「昨日の飛散量はことし一番多くて...」とかかかれていたりして、「やはり!」と思うことが多い。思ったからといって、花粉症が治るわけではないが、まあ、自分だけじゃないと思うと多少は心が安らぐ。

昨日の日曜日はあるテレビ番組で花粉症を特集していて、症状を根底から和らげるのによさそうなのは「有酸素運動(早朝の30分ほどのウォーキングなど)」と「ヨーグルト」だそうだ。

後者はまだ早いうちに出社して途中15分ほどあるから救いがあるが、前者は困った。なんせ一番嫌いなものが「ヨーグルト」なのである。

うーん、どうしよう。良薬口に苦し、と思って、薬のつもりで一週間食べてみようか知らん。
Date: 2002年03月04日(月)


[ハワイ] テロ以来の日本人観光客
"September 11th" の全米同時多発テロ直後、ハワイへの日本人渡航者数は激減しているけれど、微妙に回復基調にあるのは確かである。ハワイ州経商業済開発観光局(DBEDT)が2001年9月からの日々のハワイ州への渡航者数をWebで公表しているので、その表を使って、Excelグラフとかにして近似してみると良く分かる。

それによると、10~11月は昨年の50%を切っていた。それが12月に入ってから回復を見せ始め、年末年始から2月にかけては、昨年比70%まで回復してきた。

ハワイと一口に言っても、日本人観光客が経済に与える影響は島によってかなり異なる。お金を使う類の観光客が集中するのはなんといってもオアフ、それもホノルルであろう。それがゆえに日本人観光客の激減がホノルルに与えた影響は深刻なもので、商売を続けられなくて廃業したレストランやショップも多いようだ。いつもなら日本人が多数いるワイキキビーチも閑散という。

一方、カウアイとかビッグアイランドなど比較的日本人が少ないところでは、その影響は思ったほどではないらしいが、間接的に州への税収にも影響があるから何らかの影響は否めないだろう。日本人客が少ないのは、単にテロだけの影響でもあるまい。経済状況の悪化がここにも現れているのは間違いないところだろう。

ハワイは別に日本人だけに頼っているわけではないが、現時点において日本人客の比率がオアフでは多いのは確かだし、一人当たりの金遣いの具合からいうと、メインランドの観光客のほうが日本人より消費額が少ない。

実際、DBEDTが昨年8月に公表したアニュアルレポートによると、米国西部からの訪問者の一日平均消費額は$160で、うち43%($69)が宿代、22%($35)が飲食で13%($20)が買い物となっている。米国東部の客は一日平均消費額は$186で、39%($73)が宿代、飲食が20%($37)、15%($28)が買い物である。これらに比較すると日本人は全く違っていて、一日平均消費額が$237(米国客平均より4割近く多い)、宿代に35%($83)、飲食に10%($24)、買い物に33%($79)だ。

つまり、日本人客は米国人客より平均的に高いところに宿泊しているが、食費は相当安くすませ(マクドナルドとかKFCとかアラモアナセンターのフードコートにはやたら日本人が多い)、買い物には米国人の三倍くらいもお金を使っていると言う構図がDBEDTのレポートから読み取れる。

年間にハワイ州にくる観光客が落とすお金は2000年でおよそ110億ドル、うち米国メインランドからの客が65億ドル(60%)、日本が24億ドル(22%)となる。さらにこれから荒っぽく計算すると米国の客が買い物に使うのは17億ドル、日本人は8億ドルである。

つまり人数(米国人は日本人のおよそ二倍)と滞在日数(米国人は平均10日で日本人は平均5.5日)の比率のわりには、日本人は多額のお金を買い物に使っていることがわかる。単純に計算すると、日本人が半減すると言うことはショップにとって平均ですら二割近い減収、ワイキキ近辺の日本人がメインのショップではその影響はとんでもない数字になることは予想に堅くない。

州全体としては大打撃というほどではないにせよ、ホノルル市など日本人が集中するところでは影響は相当大きかったとかんがえられる。お買い物目当ての日本人が減ったハワイというのは、個人的には好ましいことなのだが、市の経済を考えるとよろこんでばかりもいられにあのが複雑なところだ。
Date: 2002年03月05日(火)


[PDA] AvantGoのCustomChannelが使えなくなった
2月13日の『[PDA] 手のひらに世界の濃いニュースを! 』で紹介し、いろいろなPalm関係のサイトでも紹介されているAvantGoだけれど、2月20日をもってカスタムチャンネルが有料化となった。

AvantGoは、PalmOS、WindowsCE、PocketPCなどで使えるクライアントが用意された、一種のオフラインWebブラウザで個人利用は無料サービスとなっている。

千数百も予め用意されたチャンネルがあり、これらはAvantGoのサイトで自分のアカウントでログオンして設定することで利用できる。私が現在購読しているのは、"All the news from Reuters ・US"と"myBBC"である。後者はBBCニュースであるが、購読するジャンルをパーソナライズできるという優れもの。

それ以外に、AvantGo内で用意されているわけではないが、ある程度文字中心でPalmに向いているものをCuston Channelとして登録して使っていたのが、Honolulu Advertiser、Maui News, Honolulu Starbulletinというハワイの朝刊紙、マウイ島ローカル紙、ハワイの夕刊紙のニュースサイトである。

ところが、先に書いたように、もともと個人用途で無料だけれど企業サイトがAvantGoのコンテンツとして使う場合は有料になっていのが、あまりにも守らない企業が多いものでついにシステムから変更されてしまい、一つのサイトで9クライアント以上のユーザを持つサイトでカスタムチャンネルとして提供する場合は、AvantGoに対して費用を払わなくてはいけなくなったようだ。

さあ、困った。このままでは、ハワイのニュースをPalmで読むことができなくなってしまうではないか。PiloWebという手もあるが、あれは階層構造は二階層までしかサポートしてないからここではつかえない。

そこで、探して見つかったねぇ!いいものが。XiinoやAvantGoと同じような一種のHTMLブラウザですが、なかなかの優れものを見つけた!

それは何か?次回のお楽しみに。
Date: 2002年03月06日(水)


[PDA] iSilo on Palm
さて、AvantGoのカスタムチャンネルが使えなくなり困ったのが、ハワイの情報源である "Honolulu Advertiser"(朝刊紙)と"Honolulu Starbulletin"(夕刊紙)、そして大好きなマウイから発信されているマウイローカルの"Maui News"である。

いままで、これらのサイト(のPalm向けに文字がほとんどの)コンテンツをAvantGoのカスタムチャンネルで使っていたので急遽代替手段を見つけなくてはいけない。

Webをさんざん歩き回った挙句に見つけたのが、iSilo(アイサイロ)である。これは、デスクトップ用のiSiloXという巡回ソフト(実際にはWindowsのGUI用、Windowsのコマンドライン用、Linux用、FreeBSD用、MacOS X用と非常に多く取り揃えられている)で、巡回したHTMLコンテンツを、専用の形式に変換して、それをHotSyncでPalmにおくりこみ、"iSilo for Palm OS"で読むというものである。

似たようなコンセプトに、私も使っているがXiinoというものがある。こちらのほうが巡回設定はもっと単純で細かな指定はできないのであるが、そのかわりオンラインブラウズができる(私は使わないけど)という点が異なり、どちらも有償ソフトである点は同じである。

さて、iSiloであるが30日間トライアルができるので、早速さきの三つのサイトなどを設定して巡回してみたがなかなか調子が良い。AvantGoやXiinoと違ってとまどったのは、巡回の深さである。AvantGoやXiinoは指定したページだけなら"1"を指定するが、iSiloは"0"を指定する。つまりトップを一階層目としたときに、三階層目まで巡回させたければAvantGoやXiinoでは"3"を、iSiloでは"2"を指定する。最初これがわからなくて、巡回後のファイルサイズが数MBにもなって驚いたのだ。

まだ、iSiloを使い始めて4日目だけれど、なかなか調子が良い。動作についてもXiinoははっきりいってかなり重いが、iSiloはなかなか軽い。HTMLのテーブルもXiinoは私が試した範囲ではかなり崩れてしまうが、iSiloはかなり大丈夫である。

問題はiSiloには日本語版はないことだ。といっても、WebページのコードがShift JISならば問題なく巡回し表示できる。EUCを使っているYahoo JAPANのようなサイトは残念ながら文字化けで読めない。もっとも英語サイトを読む分には大して不自由はないけれど。

ともあれ、iSilo、お勧めの一本である。
Date: 2002年03月07日(木)


[雑記] 今週はひどい....花粉症
先週金曜日、土曜日、日曜日と大量に花粉が飛散し、金曜日夕方から日曜日にかけては最悪の週末だったのは、前に書いたとおり。

火曜日はその余波でまだIgE抗体活躍中らしくて、鼻水・鼻詰まりは健在でなかなか厳しかった。

水曜日はというと、東京は午前中が雨で花粉飛散も少なくて週末の余波も抜けて極めて快適であって、医者からもらっているアレジオン20だけで非常に心地よくすごせた。

木曜日も調子よかったのだけれど、夕方くらいに会社でクシャミが数連発出たのをきっかけに、鼻詰まりと鼻水が襲ってきた。その後自宅に帰るまでの電車の中でもハンカチを手にもちっぱなしでないといけなかった。

実は、週末のように数百個/cm3/日もの飛散が観測されると(慈恵医大耳鼻科の花粉症のページ)、アレジオン20だけではぜんぜんダメなので、火曜日に通院して医師に相談してそういう症状の強いときに併用服用する抗ヒスタミン剤のニポラジンをもらっていたので、それを今週初めて服用。

そして今日。朝から調子が悪い。鼻詰まりと鼻水攻撃が週末なみに続くので、慈恵医大のページを見ると、やはり昨日の飛散も500個近い数字。

私の場合、この慈恵医大の数字と自覚症状が実にぴったり当てはまるので、「やっぱりなぁ」って感じ。今日も朝からかなり来ていて会社で鼻水・鼻詰まりがひどく週末並になってきたので、やむなくニポラジン服用。

ニポラジン服用の基準は、私の場合きっと飛散数が500個前後かそれ以上ってことだろうなぁ。症状でいうと電車の中でハンカチが手放せない、会社でティッシュが手放せない状態で、なおかつ鼻詰まりと鼻水同時攻撃がひどいとき。そこまで行かないで我慢できそうなときは、当然飲まずに眠前のアレジオン20服用のみ。

はあ、早く4月にならないかなぁ。
Date: 2002年03月08日(金)


[PDA] 洋書をPalmで読もう!
私は通勤時や電車に乗るお出かけ時にはいつもそのときに読んでいるペーパーバックを持ち歩いている。

今読んでいてほぼ終わりに近づいているのが、ARTHUR GOLDENの "MEMOIRS OF A GEISHA"という、外国人作家の書いた京都のとある芸者の回想録(風の小説)。日本では確か文芸春秋社から「さゆり」というタイトルで和訳が出ていたと思う。

この本の書評はともかくとして、いつもいつもペーパーバックを持ち歩くわけではない。いつもVisorは持ち歩いているがペーパーバックは持っていない。

うーん、Visorでペーパーバックというか英語の書籍が読めればねぇ...。と思っていいネタとリーダーソフトがないかと探して見つけたのが、Palm Reader Proというリーダー。

もともとはPeanutpress.comという電子本出版社があったのをPalm, Inc.が昨年買収したものだ。Peanutpressのサイトには、上記のPalm Reader Pro(有償版)やPalm Reader(無償版)といったeBookのリーダーソフトのほかに、電子本コンテンツのダウンロード販売がある。

このコンテンツはなかなか充実していて、無名の作家とか著作権の切れた作品ばかりを集めたものとは違って、さすがに有償で買う電子本だけのことはある。私の好きな "Anita Shreve"の作品も数は少ないがちゃんとある。

電子本というと不正なコピーの流布などが問題になるが、ここのシステムは面白い。電子本のコンテンツを購入するにあたり支払いは当然クレジットカードで行うのだが、そのクレジットカードで電子本をダウンロード購入すると、ダウンロードした電子本は、購入に使用した自分のクレジットカード番号と名義でロックされている。

これはなかなか良く考えたもので、専用のキーでロックしてもキー毎誰かから不正コピーをもらってくれば流布されてしまうが、その解除キーが自分のクレジットカード番号と名義そのものだと、さすがに他人には渡せない。実にうまく考えたものである。

また、Webサイトには自分のアカウントが設定され、一度ダウンロードしたものは、なんどでもダウンロードしなおすことができるし、クレジットカードを紛失して番号が変わったりしたときでも、再度設定しなおしが可能なのである。

シェアウェアをダウンロードしたけどキーを紛失したなんてのはよくある話だけど、クレジットカード番号ならその心配もないし、他人の解除キー(クレジットカード番号と名義)を渡そうとも思わない。

さて、このPalm Readerの特徴をあげると、無償版でお試し電子本をダウンロードしてみるとわかるが、ところどころが文字化けしてしまう。これは英語のPalmOSと日本語のPalmOSのフォントの差なのでどうにもならない。この文字化けが有償のPalm Reader Proを使うと、実用上差し支えないくらいに少なくなる。というのも、専用のフォントも一緒に購入することができるからだ。フェイス三種類×サイズ四種類=合計十二種類のフォントが選べるので、内蔵フォントだけを使う他のリーダーよりかなり見やすくなる。

また、もうひとつProの良いところは、辞書がついていることだ。標準では12000語、オプションで58000語、あるいは16万語のWebsterの英英辞典が購入できる。そして他のPalmのリーダーない点は、Proで英語の電子本を読んでいて調べたい単語に出くわしたときには、スタイラスでその単語にタッチしていれば自動的に辞書電子本が起動されて検索結果が表示される。ちょうどPCのAcrobat eBook Readerと同じ操作感覚である。ただし、先のフォントはここには適用されてないので、見出し語の音節のつながりを示す太いハイフンが内蔵フォントにはなくてここが文字化けしたりするが、実用上はさしつかえない。また、辞書だけ引こうとしてもPalm Reader Proを立ち上げてからでないと使えないので、他の用途には即時性にかけるかもしれない。が、いちいちコピーペーストしたりしなくても読んでいる電子本の辞書が引けるのはとても楽チンである。

え?英和辞書はないのかって?だめだめ、辞書を使うなら英英辞典を使いなさい....。
Date: 2002年03月09日(土)


[英語] 読めるけど書けない?
現在四十代以前の人はぎ無教育で中学校で三年間、さらに大半は高校三年間、さらのその中の大半は大学の一般教養課程で二年間は英語に接しているはずだ。

だから、大抵の人は最初はとまどいがあっても辞書があれば、苦労しながらも英語をなんとか自分なりには解釈できる....はず....いや、できなくてはならないのである。

といっても読めるから書けるわけではないのは、聞き取れるから話せるわけではないのと通じるところがある。よく私が耳にしたのが「英語は聞き取れれば話せる、読み取れれば書ける」(これはすなわちTOEICという何故か日本企業だけが信奉していて英語圏の企業では相手にされていないという英語レベル判定もどき試験の屁理屈でもある)というのだが、私に言わせればとんでもない誤りである。

予断だが、私のまわりにはTOEICのスコアは低いけど英語ネイティブとスムーズにコミュニケーションできる人もいるし、逆にスコアは700点overだけれど、まるっきりコミュニケーションできない人もいる。TOEICとはあくまで自己判定・自己満足でおわるべきものだ。

閑話休題。書くことについても読めれば書けるわけではない。当たり前だけれど、書くことの練習をしないとだめなのである。書くための道具として何をつかっているだろうか?

「和英辞典だけ」という方は今すぐその考えを改めるべきであろう。和英辞典、確かに日本語を英語にする大きなヒントがある。しかし、日本語を英語にするときに大切なのは、文意を英語にすることであって字面を英語にすることではない。和英辞典も無理やり日本語字面を英語に当てはめていることもあって、そこから得られるのはあくまでヒントだけ。

和英でひくといくつかの英語が出てくるので、その英語を必ず英和辞典、できれば英英辞典で確認する。そしてもっとも適当な語や言い回しを使うのは当然中の当然、当たり前の中の当たり前。

さらに実際にはそれだけでは不十分で、英語にはコロケーション(語と語のつながり)というものがある。その用法を解説した辞典が必要で、私は研究社 「新編 英和活用大辞典」のCD-ROM版(EPWING版)を使っている。

見たこと無い方は書店で中をみてくださいな。このでかい辞書を引くのはさすがに不便なので、私はPCで使えるようにCD-ROM版を使っている。これと英辞郎があればばっちりである。

おっと、もうひとつ、英語では同じ言い回し、同じ語を繰り返し使うのを避ける傾向があるので、必要なのが類語辞典。お勧めは慣れが必要だけれど、概念ごとに分類しているRoget’s Thesaurus。Web書籍販売とかで検索してみるとわかるが安いのである。ただ語義の差とかまでは触れていない、ひたすら似たような意味の言葉だけを集めているので、英英辞典で比べる(英和辞典はだめ)のは必須だけれど。

あとは、英語ネイティブの友達を作ってメールのやりとりをする!英語のペーパーバックをひたすら読む(それも古典ではなく現代に書かれた現代を舞台にしたものでないとだめ)ことで、かなり書くことになれてくるはずである。
Date: 2002年03月10日(日)


[雑記] 花粉症の辛さ、私の場合
花粉症と一口に言うけれど、今現在発症していない人にとっては、「たかが花粉症、鼻詰まりと目が痒いくらいで大騒ぎするんじゃねぇ!」と思っている御仁もいるかもしれない。実際、一昨年までの私がそうであった。

が、しかーし、昨年ついにこの世界にお呼びがかかってからというもの、そうした馬鹿にした感覚というのはとんでもない間違いであることを、昨年の春、今年の春と思い知ってしまった。

何が、辛いって、まずは、鼻詰まり。

ひどいと両側が完璧に詰まってしまい、その上鼻水が垂れてくるから、もうどうにもならない。鼻が詰まっているから鼻をかもうにもかめない。こういう状態のときに無理して鼻をかむと耳をいためてしまうのがオチである。

これが家の中ならまだしも、相対的に症状がひどくなるのは通勤電車の中。もわーと暖かくて、狭い場所に人が多いから人にくっついている花粉も車内に増える一方で漂い続けるかもしれない。とにかく、花粉が多いと車内でハンカチあるいはちり紙が欠かせない。

そしてもうひとつは夜の鼻詰まり。花粉症でない人にはわからないかもしれないけれど(そうやってタカをくくっていると明日突然発症するかもしれないぞ!)、夜中に何度か鼻詰まりで目がさめるのである。目がさめたとたんにクシャミが連発したりして尋常ではない。その結果当然寝不足になり朝も朦朧としている。

「みじん切り生たまねぎ+納豆のあえもの」を毎夜食しているので、これの睡眠誘発効果で睡眠が深いからまだ救いがあるようなものの、夜中に目がさめるのが体力的にも一番辛い。

慈恵医大耳鼻科の花粉症のページ飛散観測の累積グラフ)を見ると、昨年とはずいぶん花粉飛散の立ち上がりが早くて、飛散量も多い(累積カーブが急峻)であることがわかる。

希望的観測では、そろそろ花粉飛散量もピークを超えつつあるかもしれないという見方もできるようだが、まだまだ油断は出来ない。

なんせ、東京は三方を花粉源に囲まれているので、どこから風が吹いても花粉が飛んできてしまうから逃げようがない。このときばかりは、半導体工場のクリーンルームで仕事をしている人がうらやましい....。できれば、クリーンルームで寝泊りしたいかも...と思う今日この頃である。
Date: 2002年03月11日(月)


[PDA] Palm Reader Proで読んでいます
先日紹介した、Palm Reader ProというPalmOS用のeBooks (電子書籍) リーダーで読める本、無料サンプルじゃない本を買ってみました。

購入はダウンロード購入で、、Peanutpress.comから買った。

"Anita Shreve"の"Fortune’s Rocks"にしようか、"Nicholas Sparks"の"Message in Bottleにしようか迷ったけれど、今回は前者にして読み終わったら後者にすることにした。

もちろん、Palm Reader Proだから、別売りの"The Webster’s New World Compact School and Office Dictionary"もリーダーソフトといっしょに購入したのでそれも使ってみた。

この58000語のSchool and Office Dictionaryだが、正直なところこれでは語彙数がやや少なくてヒットしないことも少なくない。これには載っていなくて、Palm辞スパに載っているのもあったりしてちょっとがっくりである。

eBooks用の辞書としては、これじゃなくて、Webster’s New World(tm) College Dictionary, Fourth Editionのほうにすればよかったかしらん。でもこちらはUS$23.95と高いのよねぇ。eBooks用にUS$23はちょっと高いような気がするなぁ。

まあ、辞書が本筋じゃなくて小説を読むのが本筋だからこれは二の次として、Palmで読むペーパーバックのほうだけれど、こちらはなかなかよい。多少薄暗くてもVisor Prismのバックライトでバッチリだし、ペーパーバックはかさばるけど、Visor Prismはペーパーバックよりずっとコンパクト。フォントをいっしょに購入しておくとフォントサイズも四種類の大きさがあるので、そのときの体調や気分に応じてフォントの大きさ(四種類)やフェイス(三種類)買えられるのは内蔵フォントだけを使うリーダーではできないこと。

あとは、Peanutpress.comでどこまで在庫(?)を広げることができるかが課題だろう。いくらリーダーが良くても読みたい本がないのでは役に立たないからね。

幸い昨年はかなり売れゆきが良かったそうだから、まだまだ期待できるかも。でも、日本語の本はだめだろうねぇ。日本はこうした電子出版にはまだまだ懐疑的な市場だから。
Date: 2002年03月12日(火)


[雑記] 花粉予報は役に立つのか?
毎年春が近づくとテレビの天気予報や、Webサイトなどで良く見かけるのが「本日の花粉予報」の類である。

花粉症を発症して初めてわかったのだが、はっきりいってこの手の予報というのは、かなり役に立たない。

何が役に立たないといって、シーズン中はほとんどの予報は「非常に多い」(50個/cm2/日以上)になっているのだけれど、花粉症持ちに言わせると、50個と100個では症状の重さが違うし、まして、50個と、今年ピーク値の約500個では天国と地獄ほどの差があるのに、予報は「非常に多い」だけだ。私の場合50個前後だとアレジオン20の服用継続でかなり抑えがきくが、500個にもなると私だけではなくてたいていの人は薬も追いつかないであろう。第一家の中に居ても絶え間なく鼻水と鼻詰まりに襲われたくらいであるから、十把一絡げに「非常に多い」で済ませて欲しくない。

非常に多いことなどはシーズン中ならほぼ毎日が非常に多いことは、花粉症持ちならたいていはわかっていることである。問題はどの程度非常に多いかなのである。

去年をみても、今年をみても50個を下回るのはシーズン始めとシーズン終わりくらいのものであとは100個前後かそれ以上で推移していおり、今年などは200個前後は当たり前という世界だ。

思うに、あの花粉予報というのは、深刻な花粉症でない人が「花粉症の人は大変だねぇ」と他人事のように思うためにあるのではないか。
Date: 2002年03月13日(水)


[PC] やってきました DynaBook V4/493PMHW
我が家の据え置きPC(ミッドタワー)は二台あって、一台はIDE-RAIDを組んでハイパワーにしたもので普段私がつかっているもの。もう一台はGateway GP7-450であり、所有者は私だが娘と妻が使っているものがあり、これら二台をスペースの都合でキーボードとモニタを同時切り替えで使っている。

しかし、どうも最近私がPCを使う時間と妻が使いたい時間が重なるようになってきて困るようになってきた。

そこで妻と相談の結果、妻用に省スペースとしてA4フルサイズノートを買うことにした。私はノートPCは東芝以外は存在し得ないと思っていて、VAIOなんざぁ論外中の論外で他社も論外という、ノートPCに関する限り絶対的に揺るぎ得ない東芝ノートPCファンなので、今回もためらうことなく東芝から選んだ。

見かけや内蔵ソフト、スペックには出てこないものが、ノートPCの経験の長いメーカーである東芝のノートPCにはあるからだ。それも使ってみないと気づかないようなところで、カタログ+α程度で評価記事を量産している雑誌の評価ではおそらく見えてこないものだ。

今回は、単体ですべてクローズできるように、持ち運びは家庭内くらいしか考えないので迷うことなくなんでも搭載したA4フルサイズの DynaBook V4/493PMHWである。

これにしたのは、無線LANと有線LANの両方内蔵であること、CPUの2ndキャッシュが512KBと大きいこと(これは非常に処理速度の差にあらわれる)、大体必要になりそうなものをつんでいること(USB,IEEE1394,PCカード,SDカード,ビデオ出力,ワイアレス(赤外線ではなく無線)マウス,DVD/CD-R/RWのマルチドライブ、USB-Floppy Disk)、最初からメモリもXP実用最低限の256MBをつんでいることである。

ヨドバシのインターネット通販で12日朝発注してその日の夕方には発送され、13日の朝には届いた。発注してから到着するまでほぼ24時間というスピーディーさには毎度感激である。

とりあえず昨日は動作確認をしただけなので、パーティションのきりなおしや、ヨドバシのポイントで手にいれた無線LANアクセスポイントの設置などは週末であり、本格的な評価もそれからになろう。

とりあえずの感想。でかい!なんでもついていて超便利!ノートとしては速い!といったところ。
Date: 2002年03月14日(木)


[PC] DynaBook V4/493PMHW と 無線LAN
さて、DynaBook V4/493PMHWモデルは通常のネットワークインタフェースと無線LANの両方を内蔵していて、プレインストール状態で設定さえすれば使える状態になっている。

これを使わない手は無いとI.O.DATAのWNB-11/AXPをポイントでゲットしておいたのを、昨夜我が家のホームネットワークにつけてみた。

アクセスポイントの設定はメインのミッドタワーから行う。もちろんSS-IDを独自に設定し、暗号化をアクティブにし、さらに無線LANの相手をMACアドレスで制限して、あらかじめ設定した無線LANクライアント以外からの接続は拒否するようにセットした。

これはとても大切なことで、無線LANのアクセスポイントを購入したままで使うと、その近所の電波が届く範囲内ならば無断で自分のネットワークが使われてしまうのである。ネットワークが使われるだけならまだしも、セキュリティ面でも問題外・最高度の危険な状態なので、無線LANを購入したまま暗号化やMACアドレス制御もせずにつかうなんぞもってのほかである。

無線LANを暗号化・MACアドレス制御なしでお使いの方、あなたのホームネットワークは他人に他人が無断で侵入しているかもしれませんよ!!!!

それはともかく、DynaBook V4は無線LAN内蔵で外部には一切アンテナの類の出っ張りはないので、バッテリー駆動にすると、マウスはワイアレスマウス付属だし、LANも無線ということで、マウスをつかっても完全なコードレスが実現できるマシンだ。

コンピュータの専門家として理屈ではわかっているが、いざ、一切コードがないマウスとPCを目の前にして、その状態でインターネットアクセスが出来てしまうというのは、なんとも不思議、理屈でわかっていてもやっぱり不思議。

なんかアラジンの魔法のランプの世界、かわいい魔女ジニーの世界、奥様は魔女の世界、ハリーポッターの世界である。

いや、不思議、不思議。
Date: 2002年03月15日(金)


[雑記] ひどすぎる日本語訳 ~ハリーポッター~
どういうわけだか分からないけれど、おそらくはブーム、流行ということで「ハリーポッター」シリーズの翻訳本が相変わらず売れているそうだ。

我が家には「賢者の石」「秘密の小部屋」の和訳本があり、US版であるが原作(米語翻訳というほうが正しい)がある。英語版を読んでから日本語版を読むとわかるけれど、この日本語訳は実にひどい日本語で、下訳がそのまま日本語としての見直しもされずに間違って本になってしまったような感じだ。

翻訳者は英語力はあるかもしれないが、日本語表現力に欠落するといっても過言ではない。文学翻訳者に必要なのは単に英語力だけではない。英語力以上に日本人のベテラン作家と同じくらいの日本語表現力が必要なのである。しかし、件の本はこれではまるで学生が宿題でやってきた翻訳に毛が生えたようなものだ。

とにかく読んでいて疲れてしまう。英語版のほうが実にすらすらと頭に飛び込んでくるのに加えて、日本語版のほうはぜんぜん頭にとびこんでこない。どうにも日本語がスムーズじゃないのである。

これまで多く海外作品の翻訳物を読んだけれど、ここまでひどいのは初めてである。これがベストセラーになるとはいったいぜんたいどうしたわけだ?

日本語版で満足ができない人、できれば、オリジナルのUK版を読んでみるがよろしい。日本語版の出来の悪さがしみじみと理解できるであろう。
Date: 2002年03月16日(土)


[映画] Monsters, Inc.
家族で "Monsters, Inc." を見に行ってきた。最近私はワーナーマイカルシネマのファンになったので、劇場はもちろんワーナーマイカルシネマである。

ここのいいところは、なんといっても劇場内がきれいなこと。劇場はアメリカンスタイルだけれど、規模はとってもかわいい(日本の劇場としてはかなり大きい)ミニサイズだ。

知人のカナダ人に言わせると、係員のバイト君はマナーもよくプロフェッショナルで、なにより清掃が行き届いていて大変きれいだという。ひとつの映画上映がおわると、その劇場出口では係員がカップなどのごみを客から回収している。

また、シートは決して大きくはないけれど、街中の大抵の映画館よりは快適なシートで、欧米では当たり前だというカップフォルダーがついているのも良い。映画につきもののポップコーンやドリンクも日本としてはかなりのラージサイズがあって楽しい。

映画はまともに券を買うと普通1800円もするけれど、ここはインターネットでディスカウントクーポンをプリントアウトしてもってゆけば200円割引になる。

私は最近は見に行ったときに次に見る映画の前売り券を買っておくのである。そうすると1200円とか1300円で見ることができ、少しは欧米価格に近づくからね。

さて、"Monsters, Inc."だが、私がみたのは当然だけれど字幕版である。吹き替え版ってのは原作の侮辱だと思う。違う俳優が違う言語でもともとの映画の原語の台詞を理解せずに、日本語訳された台本だけがもとになることでかなり原作の雰囲気が損なわれてしまう。これは、DVDで映画を日本語と原語(+字幕)で見るのとで随分雰囲気が異なることがわかる。

"Monsters, Inc."の英語の台詞は大変簡単は英語ばかりで、声優さんも非常にクリアな英語を話しているのでとてもわかりやすい。ヒアリング初級教材としても好都合ではないかと思えるくらいわかりやすい。おかげで、私はほとんど字幕をみることなく楽しめた。

ストーリーもなかなか楽しめるもので、すべてコンピューターグラフィックスで作られているとはいえ、主役のモンスターのサリーの毛並みが生き生きとしており、感情もすごくよく表現できている。これは表現力としてはスチュワートリトルをはるかに上回るものでただ脱帽する。

これもDVDになったら買いたい作品だ。
Date: 2002年03月17日(日)


[雑記] 映画館での反応 ~物静かな日本人~
前から不思議に思うことなんだけれど、日本人って映画を見ても本当に笑わない。かなり物静かである。 良く言えば静かでお行儀が良いけど、でも、ウケているのかどうかわからない不気味な客とも言える。

理由はわからないけれど、人前では極力感情表現・自己主張を抑制するのが日本的美徳だったのかもしれない。しかし、他の多くの国はアジアですらそれとは反対方向ではないか。だから日本が国際社会に出たときに、大きな文化的な相違を肌身で感じるし、逆に諸外国の人からしてみれば、いつも仮面をかぶったような不気味な存在に見えることはありうる。

大げさな話はどうでもいいとして、映画館でもそれが顕著で、友人のカナダ人と映画にゆくと、彼はとてもよく笑う。動作の面白さはもとより、台詞の面白さでも声を出して笑う。台詞の面白さは字幕になったとたんにほとんどすっ飛んでしまうし、まして、吹き替えでは論外だとしても動作の面白さはかなり共通のはず。だけれど、皆さん、顔だけで笑うか、小さな声でくすくす笑うだけだ。

思うに、面白いシーンでは面白く声を出して笑ったほうが気持ちがよい。笑うことは健康にも良いし、笑う角には福来るともいうではないか。

私も昔は笑わなかったが、くだんの友人と映画に行くようになってから、面白いときは面白いように素直に大声で笑うことにした。そうした、映画を見るのが一段と楽しくなったし、彼と一緒に行く都合上吹き替え版とかは見ないから、自ずから英語でのせりふも面白さが分かるようになってきた。

邦画はともかくとして洋画でとくにコミカルなものは、製作者は観客の笑いを期待しているのであって、面白いと自分が感じたら素直に大声で笑うのが、製作者への礼儀ではないかとも思うのだが、大抵の観客はそうは思わないのかしらん。
Date: 2002年03月18日(月)


[PC] 快適な無線LAN
狭い家なんだから、無線LANなんて...と思っていたけれど、実際につかってみるとこれがなかなか快適なことがわかった。

Webやメールを8MのフレッツADSL(実測5~6.7Mbps出ている)で使っている分には有線LANと大差無いけれど、ホームネットワークで他のPCと大きなファイルをやり取りする場合は雲泥の差が出る。

これは当たり前の話で、我が家ではデスクトップは100Base-TXで100Base-TXのスイッチハブにつながっているし、ノートもDynaBook V4とLibretto L2内蔵の有線LANは100Base-TXだから、高々最高数Mbpsでつながるインターネットとは段違いだ。それを理論値11M、実質数Mbps未満の低速ホームLANの無線と比べてはかわいそうである。

ともあれ、ダイニングなどで、ノートをバッテリー駆動でインターネットが使えるのはなかなか使い勝手が良い。据え置き型のPCには何が何でも有線LANで結ぶべきだと思うが、ノートの場合は、常時設置場所というかもっとも多く使う場所には有線LANを引いておいてそれを使い、他に無線LANで使えるようにするのが一番だ。

いざとなれば、セキュリティ確保のためにも無線LANが無くてもすべてのPCがネットワークにつながるようにしておくのもこれまた重要だろう。
Date: 2002年03月19日(火)


[雑記] 最悪な構造の東京国際フォーラム
仕事の都合で各種セミナーなどに出ることもあり、先日たまたまその会場が有楽町の東京国際フォーラムだったので行ってきた。

東京国際フォーラムに行くのはこれが初めてではないが、何度行ってもここが見掛け倒しの見てくれ主義で作られた実用性に乏しい設計だと感じる。唯一評価できるのは、その場所の利便性だけであるといってよい。

まずはトイレ。有楽町線改札から入り口が直結しており、そこから入るとガラス張りのコンコースがある。ここにはトイレが何箇所かあるが、A~Dのホールへ続くエスカレーター&階段側にはトイレが一箇所、突き当たりに一箇所あるだけで、Aホールへの階段の下の男子トイレは小用が四つだけしかなく、コンコース突き当たりのトイレに至っては小用は二つしかない。ちなみに、このA~Dホールへの階段のそばには、何店か飲食店が建ち並んでいるのに...である。

つぎに、ホールへ続くエスカレーター。地下から一階までのエスカレーターは、まあ普通の幅のエスカレーターで、人が二人横に並べるタイプ。これが五階のホールへ行く長いエスカレーターになると、幅が少し狭くなり一人半くらいの幅になり、さらに五階から七階へゆくエスカレーターになると、一人幅の狭いエスカレーターが上り下り一本ずつになる。で、もって、七階には大きなホールが二つとかあるわけだ。他に目立たないところにエレベータがある。

だいたい、この手のホールでカンファレンスとか会議とかが開催されるとき、人がくるのはばらばらだけれど、終わるのは一斉に終わると相場が決まっている。つまり、何百人かが一斉に一人幅のエスカレーターに集中するわけだ。実際、これまでの経験ではカンファレンスのセッションが終わると、エスカレーターのところに長大な列ができてしまう。

目立つところには、エスカレーターや階段がない(実際にはあるのだが)ので、皆さんこの一人幅エスカレーター一本に集中することになる。

こんなことは設計時点で明らかだったはずだ。デザインというのは見てくれだけではなく機能性も含めてデザインというのであって、このように機能性を無視した構造物は、ゴミ同然といってよい。

他の建物をみると、トイレの数にしても、例えば映画館のワーナーマイカルシネマ板橋を見ると、ここはトイレは一箇所だが、男子小用便器はかなりの数がずらりと並んでいて、映画が終了したときの混雑を予測している。もっとも、切符切りの係員から先の劇場内にはトイレがないのが不便なのだが....。

ともあれ、一体全体なんでこういうアホな設計になったのか。きっと設計者がアホだったからに違いない。
Date: 2002年03月20日(水)


[PC] がんばれ東芝ノートPC
私はノートPCに関しては絶対的な東芝ファンである。最近パソコンを使い始めた人には東芝というのは、随分となじみのないブランドだと思うが、テレビのCMなどで "DynaBook" の名前は聞いたことがあると思う。

米国ゼロックス社のPARC(Palo Alt Research Center)に居たコンピュータスペシャリストのアラン・ケイ氏が提唱したという理想のコンピュータがDynabook"である。

東芝のDynaBookは、直接にはアラン・ケイ氏のDynabookとは関係がないのだが、あきらかにそれを意識したもので、1989年、なんと今から13年前に初めての実用的なブック型コンピュータ "DynaBook J-3100 SS001" を世に送り出した。

このあたりの名前の由来や歴史歴史は、"TOSHIBA DynaBook Museum"をぜひごらん頂きたいと思う。今、流行ともいえる格好よさだけで売り出している他の多くのノートPCとは歴史が違うのである。

ノートPCは適当に組みあがっているデスクトップやタワー型とは違って、非常に多くのノウハウや高度な技術が必要なのである。とくに使い勝手を左右するけれどカタログには現れない点、ときとして言葉にも表しにくい使いやすさというのは、単に高性能なパーツを寄せ集めてできるわけではない。ノートPCに長い間かかわり、多くのユーザを生み出し、そのユーザーの声を吸収してきた歴史がないと作りこめるわけではない。

そういう意味では、ノートPCのノウハウと技術において東芝の右に出るメーカーはこの世には無いと言っても良い。おまけやインタフェースてんこもりで、いかにも魅力的だが、どうにも使い勝手の悪い某S社のノートもどきPCなどは相手にならないのである。

私は昨日、今日のノートPCユーザではない。1990年のDynaBook J-3100 GS001 からの筋金入りのノートPCユーザである。その私がもういちど言うが、ノートPCにおいては、カタログスペックというのは使い勝手・使いよさの1/3もあらわしてはいないと断言できる。私の知るある人は、CASSIOPEA FIVAを購入して使っているものの、二度とCASIOは買わないと断言しているくらいだ。とにかくメーカーとしてのノウハウがものをいう製品であることは間違いない。

東芝以外のメーカーで私が唯一良いと思うのは、松下というかPanasonicである。Panasonicのノートは、Let’s note miniシリーズを二世代、AL-N4とCF-M32を使ったが、東芝同様に派手さはないが、かなり基本重視の使い勝手重視でできている。

そのPanasonicが今回1kgを切るB5ノートを出してきた。市販モデルは "Let’s note LIGTHT"、若干のカスタマイズ可能な直販モデルの"Let’s note PRO R1"である。

ぼちぼち、Librettoもモデルチェンジ版がでてもよさそうな頃なので、東芝のほうも楽しみだ。といっても、買うための元手が今はないけれど....(苦笑)
Date: 2002年03月21日(木)


[PC] 気になるノートPC
最近発売されたB5以下サイズのモバイルノートPCで、ちょっと気になる存在がある。それは残念ながらDynaBook SSではなくて、Panasonocの1kgを切ったというB5サイズノートPCである。

このシリーズには、店頭販売品で無線LANの無いLet’s note LIGHT"と、メーカー直販サイトで無線LAN有無、ボディカラーやメモリサイズ、Office XPプレインストールなどをカスタマイズできるLet’s note PRO R1があり、私が気になるのはもちろん無線LAN内蔵の後者である。

私がもし今ノートPCを買い換えるとしたら、

・超低電圧版 Mobile Pentium III Processor - M (700/733/750MHz)
これは2次キャッシュが512KB内蔵なのであるが、256KBとの差は絶大である
・最低20GBのハードドライブ、できれば30GB以上
・最低128MBメモリ、できればオンボードで256MB
・Windows XP Professional Edition
・有線LAN内蔵
・モデム内蔵
・IEEE802.11b無線LAN内蔵
・PCカードスロット(当たり前)
・USB×2
・1024×768 または 1280×600 TFTフルカラー液晶
・バッテリー込み重量1kg未満
・B5サイズ

という条件は譲れない。これに加えてブート可能なCD-ROMには手持ちの、Panasonic KXL-808ANが使えたほうが良い。

そもそも、今、超低電圧版 Pentium III - M を使っているB5サイズノートはCOM-PATHによれば、COMPAQのEVOと、PanasonicのLet’s noteしかない。COMPAQは論外だし、さらに重量1kg未満ということに絞れば、もう、前述の2機種しかないのである。

ここで、東芝ファンとしては、ぜい東芝Librettoシリーズにがんばってもらいたいところだ。Libretto L1シリーズが出たときには、低電圧・低消費電力CPUではCrusoeしかなかったからやむをえないが、今は、二次キャッシュ512KBの超低電圧版 Mobile Pentium III Processor - Mがあるから、あえていまさらCrusoeではあるまいと思うわけだ。

が、しかし、ここで東芝が魅力的なものを出してくれるともっと困ったことになる。それは、手元不如意により購入はおぼつかないことだ(苦笑)
Date: 2002年03月22日(金)


[雑記] 平等の履き違え
昔から思っていることで、未だに旧態依然とかわらないのが、日本人の「平等」という言葉の履き違えである。

大抵の人は個人から団体、政治にいたるまで、
皆が同じことを同じようにできる(できなくてはいけない)のが平等だと思っているが、私に言わせれば大きな間違いである。

大切なのは、皆が同じことをできる(しなくてはならない)のではなくて、個性や個人の資質や能力・希望に応じたことにチャレンジできるようにすることである。

つまり、本当の平等とは機会均等である。例えば、学校でのクラス分け。最近は学力別クラス編成というのもようやく耳にするようになったが、各クラスで学年での成績上位と下位が均等に行き渡るようにしているところが多い。

その上、一クラスが40名前後ととんでもない大勢なので、そんな多数の生徒に成績的に上から下までとりどりそろえているから、上位成績の生徒には物足りなく、下位成績の生徒には難しすぎてついてゆけないという、どうしようもない事態を引き起こしている。本来は、子供たちの習熟度に応じた指導がなされるべきであり、おそらく現場の教師もそれは痛感しているはずだが、文科省のアホな役人どもとか、教育委員会の間抜けども、そして何より平等を履き違えているPTAの一部アホンダラがそれを許さないのであろう。

人間は一人一人個性があり、一つのことに対する興味や能力も違うのだが、それを無視して同じことを同じようにできなければならないという教育姿勢、もっといえば、親のそういう姿勢が子供たちを駄目にしている。

小さい時からそういう風に育てられた子供は、自分と同じようにできない子供を蔑視し差別し、ときにいじめに走る。他人は自分とは同じではないのだ、同じようにはできないし、同じように興味も持っていないということを理解するべきなのに、それが大人になってすらできていない。

学校教育で言えば、一クラスを二十数名程度にすること。少子化は進んでいるが教師の数がそれに応じて減っているわけではないから、やろうと思えばできるはずで、また、こういうところにこそ税金をふんだんに使って欲しい。年度末の予算消化の集中道路工事をやめれば簡単ではないか。

そして義務教育の時代から、落第制度を設けること。義務教育だからこそ基礎学力をきちんとつけないまま卒業なり進級することは許されないのである。また、そうすることで一つのクラスの中にある程度幅広い年齢の子供が存在することになり、これは「皆同じでないといけない」という強迫観念からくるいじめを減少される。

サイパンの小学校では入学式などなく、入学その日から六時間授業があり、いっていレベルに達しないとどんどん落第するというのを地元の方から聞いたことがある。その方(子供の親でもある)は、一つクラスの年齢幅が広いので、いじめなどもおこらないのだという。まったく、そのとおりだと思う。

とにかく、まずは親が「他人と同じように同じことができないといけない、できないと恥ずかしい」という馬鹿な強迫観念を捨てることが大切だ。
Date: 2002年03月23日(土)


[PC] PCの後ろ
我が家のニューフェイスである、オールインワンA4ノート「DynaBook V4/493PMHW」だが、こいつは本当にオールインワンであり、現時点の我が家において必要なものは全部内蔵しているといってもよいものだ。

例えば何があるかというと、無線LAN(IEEE802.11b)、有線LAN(100Base-TX)、インターナショナルモデム、USBポート×3、マイク入力、外部スピーカー(ヘッドホン)出力、RGB出力、ビデオ出力、光デジタルオーディオ出力、PCカードスロット、SDメモリスロット、無線マウス、DVD/CD-R/CD-RW....といった具合だ。

これら全部に線をつなぐと、このノートPCの左右と後方から多数の線がでることになり、まるで蛸のようになること請け合いでややおぞましいのであるが、とにかくデフォルトの状態でこれだけ内蔵されているというのは、ハードウェアの増設がほぼ不可能に近いノートPCではとても大切なことである。おまけのソフトなんざぁどうでもよい。ソフトは書い足せるが内蔵ハードウェアはどうにもならないのである。

おぞましいといえば、もっとおぞましいのが我が家のミッドタワーPC二台が並んでいる後ろである。二台はキーボード・マウス・モニターを共有切り替えで使っているのだが、この後ろはすさまじいものがある。一台は全部で7ポートのUSBを持ち、これが...
  スキャナ
  USB-CFカードリーダー
  Visor Prismのクレードル
  MP3プレーヤーのMP-F60接続ケーブル
  フライトゲーム用ジョイスティック
と接続され、もう一台はハードウェアDVDデコーダを内蔵していて、それがステレオとテレビにつながっていたりするし、モニターの横にはブロードバンドルーター、スイッチハブ、昔使っていたブロードバンドルーターで今はプリントサーバー代わりになっているACCTONのルーター、二系統入力のPCステレオスピーカー、モニタの上方には例によってプリンターと無線LANのアクセスポイントがある。

これだけあると、もう配線はゆで固まった中華そばみたいなもので、どうやってもきれいになりにくいのだが、さらにひどいのがACタップ周りである。

配線はまだきれいにまとめられる可能性があるが、どうにもならないのがACアダプタの類。上記の周辺機器の中でACアダプタを必要とするものはかなりあって、
  Visor Prismのクレードル
  PCスピーカー
  スイッチハブ
  ブロードバンドルーター
  プリントサーバー代わりのルーター
  プリンタ
と6個もあるのだ。

せまいところにACアダプタが6個もあるととんでもないことになるは日を見るよりあきらかで、ただでさえ中華そばのゆで固まった中に、チャーシューやらメンマのでかいのが絡まった状態になってしまっていて、ときどきプラグ周りの埃を払って安全を維持するのが精一杯なのである。

パソコンラックにACアダプタをうまく整理できるような仕組みがあればよいのだが、いまだかつてそういう機能がきちんと実用的に備わったラックはないし、別立てでもそれがうまくできるようなうまいしくみがないのである。

なんとかパソコン背面の配線とACアダプタの塊をうまく整理することはできないものか....
Date: 2002年03月24日(日)


[花粉症] 花粉症その後
慈恵医大耳鼻科の花粉症のページによれば、スギ花粉の飛散量はかなり減少してきたが、まだ「少ない」とは言いがたいレベルにはある。

一時期の数百個/cm2/日というとんでもない量(このときは室内にいても絶え間なく鼻水と鼻詰まり、そして眼のかゆみとクシャミに悩まされた)に比べたらおよそ十分の一であり、体感的にもかなり楽に放った。

楽になったというのは、症状が治まったというのと同義ではない。実際、先週後半の連休あたりは、鼻水はさほどでもないが、昼間も結構鼻詰まりがしたし、それ以上に夜眠っているときの鼻詰まりが結構厳しくて、ともすると睡眠不足になりがちだ。

また、花粉症の副次的産物として、勤務先の最寄駅と勤務先の間の往復三十分は普段は歩いているが、二月後半から歩かなくなり、さらに土日も特段の用事がないかぎりまったく外へ出なくなり、下手すると居間とダイニングで一日を過ごしたことも珍しくない。そして、居間とダイニングのゴミ箱にティッシュの山と作っていたのである。

こうなると気になってくるのがお腹の周りだ。もともと私は極めて痩せ型でほとんど体重はかわらないが、しかし一月の香港旅行で+1~1.5kgしたのがなかなか減らない。これまでのハワイ旅行などだと、旅行中に2kg増えても帰国後数日で戻ったのが、今回はなかなか戻らない。そのあと一月して花粉症の季節だから、これはもう困ってしまう。

人間、歳をとるとだんだん太りやすくなるのは事実であり、それまでと同じ量のカロリーは、特別体でも動かしていない限り必要でなくなる。だから食べる量も全体的に少しずつ減らすべきなのである。こういうことについて、お腹が気になりはじめてから気づくのであるから、情けない。

しかし、どうでもいいけれど、はやく花粉症の季節が終わらないものか....。
Date: 2002年03月25日(月)


[PDA] 日米の差
アメリカでPDA(Personal Digital Assistance)というと、PalmOS搭載のPalmとかVisorとかそういったPalm Deviceか、WindowsCEベースのPocket PC、あるいはPsionといったものを指すのが普通のようだ。

一方日本ではどうかというと、コンピューターマニア系はアメリカと同様にそういったPalm DeviceやPocket PCなどを指す場合が多いと思うが、一般のコンシューマーレベルだと、「PDAってなーに?」か、さもなければ「携帯電話」をさすのかもしれない。

モバイルという言葉が、アメリカでこうした携帯デバイスを移動先で駆使したり通信したりすることをいうと思うが、日本では明らかにモバイル=携帯電話である。

昔は携帯電話は携帯電話でしかなかったが、iモードを始めとする各社のメールやWebサービスが始まり、こうしたサービス対応の電話機がここ二~三年で急速に普及してからというもの、電話はもはや電話としての機能は当たり前のオマケ的なものになりつつあるような気がする。

メールやWebコンテンツアクセスはもはや当たり前で、それだけではなく、携帯電話でMP3を聞いたり、光接続でCDプレーヤーから直接デジタル信号を受け取ってMP3にエンコードできたり、画質は悪いがとりあえずデジカメ機能がついたり、してしまって、もう電話機能はあきらかに従となりつつあるような気がする。

別に、これがいいとか悪いとか言う話ではなくて、モバイルやPDAという言葉から連想するものの日米差にちょっと驚きを隠せないのである。モバイル対応コンテンツというので、Visorで見るのにいいかな?とか思ってみてみるとiモード対応コンテンツを称して「モバイル対応」とうたっていたりするのは、個人的にはひどく嫌である。正直に携帯電話対応とでもかけばよいのである。

携帯電話でこうしたコンテンツが増えるのは結構なことだが、その一方であまりに携帯電話のこうした機能が普及しすぎて、Palmなど他の手段向けコンテンツが日本では全くといってよいほど育たないのは、ちょっと悲しい。

アメリカだと大手メディアの多くは、AvantGoなどを通じてPalmやPocketPC(モバイル)向けコンテンツを提供しているのに、日本の大手メディアでPalmやPocketPC向けコンテンツをまじめに提供しているところは知る限りにおいて存在しない。その理由は簡単で、日本ではPalm Deviceにせよ、Pocket PCにせよ、こうした手のひらタイプのPDAがまるで普及しないのである。小さいもの好きの日本人にしてはどうしたことかと思うのだが、皆さん携帯の小さな画面で満足していらっしゃる。

メールはメインアカウントから、元メールをプロバイダにも残した上での転送(@niftyでは可能)とかしておくと便利だと思う。しかし、ニュースなどは携帯ではごく簡素なものしかないし、種類だって少ない。その上コンテンツとしては日本語しかないのは、私には致命的な欠陥に感じられる。百歩譲って日本語だけに着目するとしても、本当にあの程度の簡素な内容で満足しているのだろうか。

もし携帯で見られる程度の報道で満足して、他のニュースソースから情報を得ようとしないのであれば、それは非常に危険なことだと言える。一方、ニュースというかインシデントを知るきっかけに携帯のニュースコンテンツを使うのであれば、これはうなずけなくは無い。

いずれにせよ、ユーザーもコンテンツ提供側も当面は携帯中心で動くことは間違いあるまい。それはそれで便利だけれど、他に選択肢がないというのは、Palmファンとしては寂しい限りなのだが...。
Date: 2002年03月26日(火)


[携帯] J-Phone J-SH51
昨日、J-PhoneのJ-SH51を買った。1995年12月にPHSの101Nを29,500円で購入して以来、PHSは都合5台の端末を使い、最後が611Sというコンパクトフラッシュに直接突っ込んで64K通信ができるものだった。

途中、NTT DoCoMoの携帯も持ったことがあったけれど、PHSと両方持つのは不経済だし、あまり必要性もないし、会社から強制的に社有携帯を持たされたこともあって、さすがに3台をポケットに入れて歩くわけにはゆかないので、自分の携帯はそのときに解約した。

このときから、私有の携帯/PHSは611Sだけでやってきたけれど、基本料金にデータ通信のプランF5をつけて、さらに音声通話料なので、大体月々6000円くらいであり、PHSといえども結構高かった。昔は、頻繁にデータ通信につかっていたけれど、今は、それほどつかわなくなり、というか、ほとんど使わなくなり、PHSを持っている必要性が薄れた。

ぼちぼち携帯に変えよう、と思っていた矢先に、友人がJ-PhoneのJ-SH51という端末を買った。写メールはもとより、ムービー写メール対応、JAVAアプリ、さらに極めつけはMP3再生機能に、SDメモリカード対応というところだ。

MP3は単なるプレーヤーにとどまらず、アナログ入力はもとより光デジタル入力にも対応し、CDプレーヤーの光出力から直接CDの内容を転送しながら、J-SH51自身でMP3エンコードできてしまうというものだ。メーカーは保証しないが、セキュアMP3というか、SDオーディオ規格で定められた相互認証技術(CPRM)を扱えるSDカードリーダーライターと対応ソフトがあれば、PCでももちろんエンコードと書き込みができるという代物だ。

我が家には最新のDynaBook V4があり、これにはCPRM対応のSDカードスロットがついており、ソフトにはセキュアMP3を扱えるTOSHIBA Audio Managerの最新版がプレインストールされている。残念なのはこのソフトがエンコードできるのはAACだけなので、MP3を作るのは別のソフトでやらねばならない。このソフトはエンコードされたMP3をセキュアMP3にしてSDカードに書き込むことができるのである。

このところは、J-SH51ユーザーの多くが苦労しているところらしく、CPRM対応のSDカードリーダーライターと対応ソフトがあまり種類がないのであるが、私は一切の追加支出無しにこれができてしまったからラッキーであった。

さて、この、J-SH51だが、これは楽しい。JAVAアプリはまだ使っていないけれど、カメラは軽く試してみて、MP3は今朝の通勤時から使ってみた。いや、なかなか、良いではないか!これは十分に価格なりの価値がある一品だ。
Date: 2002年03月27日(水)


[携帯] プロバイダのメールも携帯で!
J-PhoneのJ-SH51だが、J-Phoneのスーパーメールの場合、インターネットからのメールで384バイト(ヘッダも含む)を超えたものは、最初の384バイト分が、通知メールとして携帯に届く。

そこで、全部読みたければさらに続きをJ-Phoneのサーバーにアクセスすればよいし、不要であれば続きをよむことなく削除もできる。つまり、無駄に長いメールにパケット料金を支払うことはない。

これと@nifty(私のメインプロバイダ)の@niftyモバイルメールという200円/月のサービスを使えば、プロバイダに来たメールを知ることができ、さらに必要があれば全部読んだり、携帯アドレスではなくプロバイダのメールアドレスで返信できたりもする。

@niftyモバイルメールはなかなかのすぐれもので、単なる単機能転送ではない。まず、全文転送(といっても@niftyには本体はちゃんと残るからPCで管理できる)か、通知のみかを選択ができる。

さらに、携帯に通知なり転送するにあたって、転送処理をする曜日を指定できたり、曜日ごとに何時から何時まで転送する(あるいは転送しない)といった細かな指定ができる。つまり平日は7~20時までにプロバイダに入ったメールと休日は10~22時までにプロバイダに入ったメールは携帯に通知することができる。

さらに、ゴミを転送して無駄なパケット料金を払わないように、メールヘッダによるフィルタ機能があり、合致したものだけを転送するまたは合致したものは転送しないということができる。だから、MLのメールは転送しないということも簡単だ。

さらに、メール本体の引用部分を削除したり他にいくつかの手段でメール本文を小さくして、携帯で見やすく、なおかつパケット料金ができるだけ無駄にならないようにできる。

ちゃんとキャリア設定もあって、キャリアごとに最適化されるのであろう。なかなかすばらしいサービスだ。

これをうまくつかえば、重要なメールだけはPCが無くても読むことができるようになる。携帯でまともな長さの文章をかくのは無理だが、最低限の返信も必要とあらば可能になる。

いや、これはなかなかすばらしい!
Date: 2002年03月28日(木)


[雑記] 年度末
今日は3月29日、日本の多くの企業では事実上の年度末である。

年度末ということで、普段はあまりうるさくいわれないようなもろもろの注意やお願いなどが、主として経理部門から発せられており、それらの締め切りが今日の夕方5時までとか6時までといったところだろう。

物事には何事もけじめというのが必要だが、この会計年度(Fiscal Year, 略称 "FY")というのは、その典型だ。

この会計年度というやつ、日本の主流は4月から翌年3月までというのが一番多い。企業だけではなくお役所は皆そうなっているし、それにあわせてなのか、どうかしらないがすべてが4月1日をスタートとして動き始める。入社式だって4月1日だし、入学式もしかり。

会計年度末といえば、つい連想してしまうのが1月から2月にかけてあちらこちらで急激に工事が始まる。計画的な工事であれば、どうかんがえてもそんなに1~3月に集中するわけはないのだが、私の住んでいるところの近辺でも、例に漏れずどう考えても2月とか3月に道路工事が増えている。

こうなると、仮に実際は違うことがほとんどだとしても、とにかく予算消化のために必要も無い道路工事をしていると疑いたくなると言うものである。

こうした公共工事でなくても、民間企業においても官公庁ほど極端ではなくても、予算持ち越しができないから、似たような状況になることもある。

家庭では家計簿の年間締めだから、家計簿予算であまった分は使い切るなんてことはありえないのは明らかだ。税法やもろもろの関係で企業だとそうはいかないとはわかっていても、なっとくできず、無駄遣いしているとしか思えない。

このあたりを、家計簿の感覚で納得できるように説明された記憶というのが企業においても行政においてもほとんど無いのは気のせいか?

家計だと無駄遣いは許されないのに、公共予算だと無駄遣いがなんとなく許されてしまっているような気がしてしかたない。
Date: 2002年03月29日(金)


[携帯] J-SH08
先日、J-SH51を購入したことを書いたけれど、この携帯はなかなかの優れものである。

料金的にJ-Phoneがどうの、AUがどうの、DoCoMoがどうのと比べて一律に高いとか安いとかいう人がいたりするようだけど、実際の料金は各個人の使い方やライフスタイルによって、大きく変化するので一律比較ほど無意味なものはないのである。これは、またサービスエリアにしても同じことが言える。

ともかく、J-SH51はなかなか良い機種である。これで自宅に通話するのにもっとも安上がりな方法はなにかと考えると、妻にJ-Phoneをファミリープランで持たせたら、通話料金に関しては通常通話に半額であるから、おそらくこれが一番安い。

また、従来から妻が携帯を持っていないことで、時折不便を感じることもあったし、ちょうど良い機会だったので、妻の携帯を一緒に買いに行ってきた。

機種は、タイトルのとおりJ-PhoneのJ-SH08である。これはJ-SH51が出るまではシャープ製としてはJ-Phoneのハイエンド機主であり、大きさはJ-SH51より一回り小さく薄い。カメラは同じく31万画素であるが、メモリカードの使えないJ-SH08ではオーバースペックと言えなくも無い。

使い勝手はメモリカードとMP3プレーヤーに関するところ以外は、似たようなものであるが、一番の違いを感じたのは電話帳である。同じメーカーの同じキャリア向けなのだから、このあたりは統一してほしいと思うのだが、J-SH08のほうが不便だ。

何かというと、J-SH51では一人の名前に対して、電話番号は携帯・自宅・会社・その他と登録できるし、メールも携帯アドレスと通常のプロバイダなどのインターネットメールアドレスが登録できる。

しかし、J-SH08は一人の名前に対して電話とメールがひとつずつしか登録できない。これは登録時には同じ名前を自宅用と携帯用に入れる必要があったりして不便である。見方によっては、発信のときには、名前を選ぶときに間違いさえしなかったら、携帯にかけるつもりでうっかり確認せずに自宅にかけてしまったなどということは考えにくいかもしれない。

J-SH08が優れているのは閉じたときでも着信状態や時刻などが確認できるカラーサブディスプレイである。これはなかなか良いアイデアで、サイドのボタンを押すとバックライトがつくようになっている。

J-SH51のMP3が不要な人にはJ-SH08はなかなかグッドな機種ではないか。
Date: 2002年03月30日(土)


[携帯] 携帯メール
J-Phoneのメールの料金体系は実にややこしい。全機種共通のスカイメールと、パケット対応機種におけるスーパーメール、パケット非対応機種におけるロングメール・ロングEメールとそれぞれ料金が違う。

それは、まあ、どうでもいいのだけれど、携帯メールは今更言うのもナンだけれど、結構便利だ。

音声電話の最大のメリットはその即時性にある一方で、相手の状態に無理やり割り込むわけである。また、PCで使うインターネットメールは、都合の良い時間を選んで、読みたいときに読めるというメリットがあるが、PCを起動してメールチェックしないかぎり(PDAからアクセスするという手もあるが)メールが来ていることすらわからない。

その中間にあるのが携帯メールではないだろうか。読むのは都合のよい時間でいいけれど、メールが着信したことは電話の着信同様に電話機のほうから着信を教えてくれる。つまり、相手がメールを出してから読むまでの時間が飛躍的に短縮できるはずである。

若い人は、もう当たり前に携帯メールをつかっていて、1000文字くらいのメールはすいすい入力できてしまうのは別段めずらしくない。その親指裁きは実に見事なものである。昔女子高生にポケベルがはやったころ、公衆電話のプッシュホンで、何も見ずに猛烈な速度でプッシュボタンを押す連中がいたけれど、それをほうふつとさせるものがある。ただ、携帯電話が小さくてボタンも小さいから、なかなか昔のプッシュボタンのようには行かないけれど。

まあ、この携帯の10キーによる入力も冗長ではあるが、なれるとオジサンでもどうにかなるものであり、即時性とあいまって若い人が携帯メールなしではすごせないという気持ちがわからなくもない。
Date: 2002年03月31日(日)
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